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文字起こし歴9年の編集者がオススメする文字起こしアプリ7選

BUSINESS

時間も労力もかかる文字起こし。1時間の音源だと、2〜3時間必要なことも。

「もっと楽に、効率的に文字起こししたい!」と思う方は多いでしょう。

この記事では文字起こし歴9年、さまざまなアプリやソフトを試してきた編集者である筆者が、オススメの文字起こしアプリを種類別/状況別にご紹介します。

結論:いま選ぶべき文字起こしアプリはこれ!

まずは結論として、用途別の“鉄板”文字起こしアプリは以下の4つです。迷ったらこのなかから選べばOK!

  • Notta
    高精度×多機能の万能型。会議・取材・多言語まで幅広く対応
  • LINE WORKS AiNote
    月〜300分無料でコスパ最強。PC/スマホ両対応
  • Rimo Voice
    要約・議事録化などAI連携が強力。単発利用に向く従量課金
  • Voice In
    ブラウザの音声入力でリアルタイム記録に最適(無料)

おすすめアプリ一覧(Notta / LINE WORKS AiNote / Rimo Voice / Voice In)

ツール おすすめポイント 料金(目安) 主な用途 対応環境
Notta 精度高・編集しやすい・多言語/リアルタイム対応
クリックで該当音声再生・共有もしやすい
無料版あり/有料は月1,185円〜 取材・会議・海外インタビュー Web/iOS/Android/Win/Mac
LINE WORKS AiNote 〜300分無料の高コスパ
クリックで該当音声再生・高速変換
無料版あり/1,440円〜 日常メモ、会議、取材の下書き Web/iOS/Android/Win/Mac
Rimo Voice 句読点きれい・要約/議事録などAI連携が強力
ChatGPT活用の後処理が便利
文字起こしプラン1,650円〜 単発取材、議事録の自動要約 Web/iOS/Android/Win/Mac
Voice In ブラウザでリアルタイム音声入力(Chrome拡張)
1万以上のWebサービスでそのまま口述可能
無料 会議の同時書き取り、原稿の口述入力 Chrome拡張(Win/Mac)

→ 詳細な比較と選び方を見たい方はこちら

文字起こしアプリの種類

次に文字起こしアプリの種類と選び方を解説します。

自分にあった文字起こしアプリを見つける参考にご覧ください。

文字起こしのアプリには、大きくわけて「自動で文字起こしできるアプリ」「人力の文字起こしをサポートするアプリ」の2種類があります。

種類1. 自動で文字起こしできるアプリ

音声データをインポートすると、自動的に文字に起こしてくれるアプリです。

自動文字起こしのアプリを使えば、人力で行う作業は

  1. 音声を取り込む
  2. 文章の形を整える
  3. 誤字や反映されなかった部分の修正

のみ。時間と手間がほぼ取られません

デメリットは、お金がかかる場合があることと、文字起こしデータが完璧ではないこと。

音声データの状態(声の近さ、録音品質)によって精度は変わってきますし、固有名詞に対応するのは難しいのが現状です。

そのため、どのアプリを使っても、修正する時間と手間は必要です。

ただし、修正時間を考えても、自力でやるよりは文字起こしの労力を削減できるでしょう。

種類2. 人力の文字起こしをサポートするアプリ

「文字起こし支援ツール」と呼ばれるもの。

音声を聞きながらのタイピングを楽にしてくれるツールです。

ショートカットキーで再生/一時停止ができたり、再生スピードを変更できたりするものが多く、人力とはいえかなりの時間短縮になるのが特徴。

また無料のツールが多いのも使いやすいポイントです。

2つのアプリの使い分け方

筆者は、これらのアプリを音声データの状態や記事の内容によって使い分けています

【自動文字起こしアプリを使うケース】

  • 音声データの状態がいい
  • インタビュー/会議の記憶が残っている
  • 情感よりも情報が大切な記事を書く

【文字起こし支援ツールを使うケース】

  • 声が遠い
  • 発話者が方言を話している
  • インタビュー/会議から日が経ち、記憶が薄れている、
  • 記事で人柄や雰囲気などの情感を伝えたい

議事録など正確に書き起こす必要がある場合も、文字起こし支援ツールを使うと安心ですね。

それぞれにメリット/デメリットがあるので、まずは一度試してみてください。

無料アプリと有料アプリの違い

文字起こしアプリには、無料で使えるものと有料のものがあります。それぞれの大きな違いについて解説します。

無料版のメリット・デメリット

無料の文字起こしアプリは、まずコストゼロで利用できる点が大きな魅力です。インストールするだけですぐに使えるため、学生やライター初心者、頻度が少ない利用者にとっては非常に便利です。

最近では無料でも高精度なアプリが増え、会議や取材の一次的な利用には十分なケースも少なくありません。

一方で制限がある点がデメリットです。たとえば、利用できる時間数が限られていたり、保存形式や機能が一部制限されている場合があります。また、広告表示が挟まることもあり、快適さや効率性に欠けることも。

さらに、無料版ではサポートが限定的な場合が多く、トラブル発生時に対応が遅れる可能性があります。

有料版のメリット・デメリット

有料版の最大のメリットは高精度かつ多機能で安定的に使える点です。利用時間や文字数の制限が大幅に緩和され、長時間の会議や大量の取材音源を処理できるのが強みです。

さらに、専門用語や固有名詞の登録、誤字修正機能、翻訳、要約といった高度な機能が搭載されているケースも多く、ビジネスやプロの現場で強力な武器になります。

ただしデメリットとしては、月額課金や従量課金によるコスト負担が挙げられます。利用頻度が低い人にとってはコストパフォーマンスが悪く感じることも。

また、特定のOSや端末にしか対応していないサービスもあるため、導入前に自分の環境に合うかをチェックする必要があります。

文字起こしアプリを使うメリット

文字起こしアプリを使うことで得られる、3つのメリットについて解説します。

  1. 原稿・議事録作成にかかる時間を簡略化できる
  2. 記録として残し、共有できる
  3. 会議・取材の内容に集中できる

1. 原稿・議事録作成にかかる時間を簡略化できる

インタビュー原稿や会議の議事録など、文字起こしにかかっていた工数を大幅に簡略化できます。

目安として、1時間の音源を人力で文字起こしするには、どれだけ慣れている場合でも1.5〜2時間以上はかかってしまいます。

文字起こしアプリを使用すれば、音源をアプリにインポートして数分で文字起こしが完了

固有名詞や誤字の修正をしたとしても、30分程度あれば仕上がります。

2. 記録として残し、共有できる

重要な会議の議事録など、あとから認識に齟齬が出ないよう記録として残すことができます。

かつ、文字起こしデータを共有するのも簡単です。

コンテンツの企画会議や、クライアントとのプロジェクト進捗会議などではとくに、「言った」「言わない」問題が発生しないよう、文字起こしデータを記録して共有しておくことは重要です。

3. 会議・取材の内容に集中できる

起動しておけば、音声をリアルタイムで拾って文字起こししてくれるアプリもあります。

決定事項はあとから文字起こしデータを確認すればいいので、「重要なことはメモしておかなきゃ」と焦る必要がなくなります

会議・取材の内容に集中できることで、より話者の発言に注意深く耳を傾け、会議や取材が実りあるものになるのではないでしょうか。

文字起こしアプリを使うときの注意点

文字起こしアプリを使うとき、最低限気をつけるべき注意点を2つに絞って解説します。

1. セキュリティ・情報漏えいリスク

文字起こしアプリを利用する際にもっとも注意すべきはセキュリティ面です。とくにクラウド型のサービスでは、録音データや書き起こしテキストが外部サーバーに送信・保存されるため、機密情報が漏洩するリスクがあります。

たとえば、社内会議や顧客との打ち合わせ、未公開プロジェクトの内容などを扱う場合、セキュリティ対策が不十分なサービスを使うのは非常に危険です。

利用前には「通信が暗号化されているか」「ユーザーデータの保存・削除ポリシーはどうなっているか」「国内外どの地域のサーバーに保存されるのか」といった点を必ず確認しましょう。セキュリティが明示されていない無料サービスは、ビジネス用途では避けるのが無難です。

2. 録音環境による精度の違い

文字起こしの精度は、アプリの性能だけでなく録音環境によって大きく左右されます。たとえば、周囲に雑音が多い場所や、発話者の声が小さい/マイクから遠いといった状況では、どれほど高性能なアプリでも誤変換が増える傾向にあります。

また、複数人が同時に話す会議や、専門用語・固有名詞が頻出するインタビューでも、認識ミスが発生しやすくなります。

可能であれば、専用のICレコーダーや指向性マイクを使って録音し、静かな場所で収録するのがおすすめです。録音環境を整えることで修正作業の手間を大幅に減らせ、アプリ本来のパフォーマンスを最大限に引き出すことができます。

セキュリティ対策と録音環境、この2つを意識するだけで文字起こしアプリの活用度は大きく変わります。

文字起こしアプリを選ぶ基準

文字起こしアプリを選ぶうえで、大切な6つの基準をご紹介します。

  1. 対応OS
  2. 精度
  3. 使いやすさ
  4. 料金
  5. 利用シーン
  6. セキュリティ

基準1. 対応OS

前提として、普段使うPCやスマホでそのアプリが使えるかを確認しておきましょう。

とくに文字起こし支援ツールはWindowsのみ対応のものが多いため、ダウンロード前に対応OSは必ず確認しましょう。

基準2. 精度

自動文字起こしアプリを使う場合、もっとも重要なのは「精度」です。

精度が低ければ低いほど、修正に手間がかかり「はじめから人力でやったほうが早かった……」と後悔する可能性が高まります。

どの文字起こしアプリを使用しても、多かれ少なかれ修正が発生するもの。しかし最初から精度が高いアプリであれば、その手間も必要最低限にできます。

なるべく修正を発生させないための「用語登録機能」や「ケバ取り機能」があるかどうかも、合わせて確認しておきましょう。

また、意外と大切なのが句読点を打ってくれるかどうか。

句読点の位置で文章の意味が変わる場合もあり、見やすさにも大きく影響します。

基準3. 使いやすさ

ショートカットキーはストレスなく使えるか、文字起こしデータの修正が簡単にできるかなどは、作業効率が大きく変わるポイントです。

取り込める音声の拡張子などもアプリによって異なるので、利用する場面を考えてアプリを決める必要があります。

基準4. 料金

文字起こしアプリには有料のものも多くあります。

有料アプリは精度が高く、使いやすい傾向にありますが、人によっては無料アプリで十分な場合も。

月に何度も会議や取材があり、文字起こしをする機会が多いのであれば、有料アプリの検討を。

月に1〜2度、単発で発生するのみであれば、無料アプリを検討しましょう。

また多くの有料アプリは一定期間無料で利用できるので、購入する前に精度や使い心地を試してみるのもおすすめです。

基準5. 利用シーン

アプリごとに備えられている機能は異なるため、それぞれ得意とする利用シーンも異なります。

1対1のインタビューに向いている文字起こしアプリもあれば、複数人が参加する会議に適しているアプリ、翻訳が得意なアプリなど多種多様なアプリがあります。

自身が利用したい場面に適したアプリやサービスを選ぶことが大切です。

基準6. セキュリティ

自分に合った文字起こしアプリを選ぶとき、検討から漏れがちなのがセキュリティ面です。

外部に漏れてはいけない社内情報について話している会議の議事録や、解禁前の内容に触れているインタビュー音源などの取り扱いに十分注意しましょう。

「通信の暗号化」「ユーザー認証機能」など、最初からセキュリティ面に配慮した機能が付いたアプリだと、より安心です。

オススメの自動文字起こしアプリ4選

自動文字起こしアプリで、筆者が使用したことのあるアプリは以下の9種類。これらの中から、とくにオススメのアプリをご紹介します。

また精度をみるために、各アプリにて文字起こしを実際に行いました

今回は『グレート・ギャツビー』の冒頭の文章を読み上げた音声データを解析しています。(以下、原文)

僕がまだ年若く、心に傷を負いやすかったころ、父親がひとつ忠告を与えてくれた。その言葉について僕は、ことあるごとに考えをめぐらせてきた。
「誰かのことを批判したくなったときには、こう考えるようにするんだよ」と父は言った。「世間のすべての人が、お前のように恵まれた条件を与えられたわけではないのだと」

(引用:グレート・ギャツビー/スコット・フィッツジェラルド著、村上春樹訳)

結論としては、Nottaがもっともオススメです。アプリ版・PC版でも利用しやすく、いま現在公開されている文字起こしサービスのなかではもっとも使いやすいと感じました。

1. Notta:高精度・高機能・外国語も対応可(PC・スマホ全て対応可)

文字起こしアプリNotta

精度:★★★★
使いやすさ:★★★★
利用シーン:会議の文字起こしにおすすめ。外国語対応も
料金:無料版あり(機能制限あり)/有料プラン月1,185円〜
対応:PC(Mac,Windows),iPhone,Android他
解析結果:
僕がまだ年若く、心に傷をすかった頃、父親が一つ忠告を与えてくれと、その言葉について僕はことあるごとに考えを巡らせてきた。誰かのことを批判したくなったときには、こう考えるようにするんだよと父は言った。世間の全ての人がのように恵まれた条件を与えられたわけではないのだと。

取材でも議事録でもなんでも。万人におすすめできる文字起こしアプリ。

Notta』は、

  • 文字起こし精度が高い
  • 文字起こし可能時間が長く、料金が比較的安い
  • PC版スマホ版がシームレスで使いやすい

という、誰もにおすすめできる文字起こしアプリです。

文字起こし精度は非常に高いアプリのなかでも最高水準。また修正のしやすさも魅力です。

月1,185円から使える有料プランを利用すれば、月1,800分の文字起こしが行えるので、1時間のインタビュー/会議なら30本まで対応できます。

また、翻訳機能も充実しており、英語やフランス語など主要言語の文字起こしが可能です。

リアルタイムでの文字起こしも対応しており会議にも利用できます。

ただし、無料版では3分しか文字起こしできないという機能制限があるため、利用できるシーンはほとんどありません。

そのため、文字起こしの機会が多く、課金してでも精度の高い自動文字起こしアプリを使いたいという方にオススメのアプリです。

Notta2

▲翻訳機能

2. LINE WORKS AiNote:月600分無料・精度もOK(PC・スマホ全て対応可)

アプリ名:LINE WORKS AiNote
精度:★★★★☆
使いやすさ:★★★★★
利用シーン:インタビュー・会議・メモ、どんな場面でも利用できる精度と操作性
料金:
月300分無料(月額1,440円ソロプランで月600分)
対応:PC(Mac,Windows),iPhone,Android他
解析結果:僕がまだ年若く、心に傷を負いやすかったこ(ろ)、父親が1つ忠告を与えてくれた。
その言葉について、僕は事あるごとに考えを巡らせてきた。誰かのことを批判したくなった時には、こう考えるようにするんだよと父は言った。
世間の全ての人が、お前のように恵まれた条件を与えられたわけではないのだと。

LINE WORKS AiNote』(旧:CLOVA Note)がおすすめ。無料で月300分まで、月額1,440円フリープランなら600分まで自動文字起こしできます。

文字起こしの精度も現存のアプリでは最高峰。文字起こしされたテキストをクリックすれば、その箇所の音声が再生されるので、修正も簡単です。

文字起こしされるスピードもかなり早く1時間の音源であれば、1分もかかりません。

PCとスマホの連携にも問題なく、スマートフォンで録音した音源の文字起こしをPCで確認するのも簡単。文字起こししたテキストは、txtやWord 、Excelなどでダウンロードできます。

私はすべての文字起こしをこのアプリにやってもらっています。

3. Rimo Voice:ChatGPTとの連携可(PC・スマホ全て対応可)

Rimo Voice

精度:★★★★
使いやすさ:★★★★
利用シーン:文字起こしにつらなる作業も効率化したい場合
料金:文字起こしプラン1,650円〜
対応OS:Mac, Windows, iPhone, Android他
解析結果:
僕がまだ年若く、心に傷をすかった頃、父親が一つ忠告を与えてくれと、その言葉について僕はことあるごとに考えを巡らせてきた。誰かのことを批判したくなったときには、こう考えるようにするんだよと父は言った。世間の全ての人がのように恵まれた条件を与えられたわけではないのだと。

Rimo Voice』は、リリースされた直後から、文字起こし精度の高さで話題になった文字起こしアプリです。

たしかに筆者が利用してきたアプリのなかでも、比較的高い精度で文字起こしできます。

句読点もしっかり入り、「えーと」「あー」など余計な部分は文字起こしされないため、見直しやすいのが大きな魅力。

またRimo Voiceも、音声と文字起こしが連携しています。単語をクリックするだけでその箇所の音声が再生されるので、簡単に修正できます。

また、Rimo Voiceは現在、ChatGPTを活用した要約機能を利用できるのもポイント。

文字起こしをもとにAIが自動で発言をまとめたり、議事録を作成したり、記事を作成したりしてくれます。

Rimo voice

4. Voice In:精度最高峰の音声入力アプリ(PCすべて対応可)

Voice In

精度:★★★☆☆
使いやすさ:★★★★
利用シーン:会議をリアルタイムで文字起こししたい場合
料金:無料
対応OS:Mac, Windows
解析結果:僕がまた歳が書く心にキスを負いやすかった頃父親が一つ忠告を与えてくれたその言葉について僕はるごとに考えを巡らせてきた誰かのことを批判したくなった時にはこう考えるようにするんだよこっちは言った世間の全ての人(がお前のように)恵まれた条件を与えられたわけではないのだと

使い勝手のいい音声入力アプリ。Chromeの拡張機能として使えるVoice inは書き起こす媒体を選ばず、1万以上のWebサイトで利用可能。

Google ドキュメントやWord、ChatGPTなどに音声入力することができます。50以上の言語にも対応しています。

会議の文字起こしにも使えますが、その手軽さゆえ簡単な執筆やアイデア出しなどにも使えるでしょう。

音声入力サービスとしては、かなり精度が高いもの。無料なのでぜひお気軽にダウンロードしてみてください。

オススメの文字起こし支援アプリ3選

文字起こし支援ツールでオススメなのは以下の3つです。

筆者はこれらのツールを使用することで、文字起こしの速度が1.5~2倍になりました。すべて無料で利用できます。

5. MyEdit:台湾製の画像・音声編集サイト

アプリ名:MyEdit
使いやすさ:★★★★⭐︎
利用シーン:授業やインタビュー内容を自動文字起こししたい/動画のテロップ作成をしたい
料金:無料
対応OS:Mac

AI文字起こしサービス『MyEdit』は、PCやスマホにソフトをインストールすることなく、ブラウザ上で完結できる手軽なオンラインツールです。録音した音声ファイル(MP3、WAV、FLAC、M4A形式)をアップロードするだけで、AIが瞬時に高精度で文字に変換してくれます。

最大90分・900MBまで対応。長時間の会議録やインタビューにも活用可能です。対応言語は日本語を含む10言語以上にわたり、国際的な場面でも利用できます。変換後のテキストはプレビューや編集ができ、必要に応じてSRT形式で書き出せば動画の字幕制作にも対応。授業のノート取り、取材の文字起こし、YouTube字幕制作など幅広い用途に使える点も大きな魅力です。

さらにクラウド完結型のため端末に負担がかからず、スピーディかつ安全に利用できます。手軽さと多機能性を兼ね備えた、初心者からプロまで安心して使える文字起こしサービスです。

6. テープ起こしプレーヤー:シンプルな機能性・ノイズ除去可(Windows用)

アプリ名:テープ起こしプレーヤー
使いやすさ:★★★★★
利用シーン:声が遠い/発話者が方言を話している/人柄や雰囲気などの情感を伝えたい記事に利用する際
料金:無料
対応OS:Windows

Windows向けのシンプルな文字起こし支援サービス。

一時停止や巻き戻しなどをショートカットキーで行えるのはもちろん、ノイズ除去機能なども搭載されています。

ほかにも多様な機能があり、シンプルかつ手軽に使うことも、カスタマイズして自分仕様のものに育てあげることもできます。

Windowsを使用されている方は、利用して損のないサービスだと言えるでしょう。

7. CasualTranscriber:多機能・カスタマイズ性が高い

CasualTranscriber

使いやすさ:★★★★
利用シーン:固有名詞や専門用語が多く話された会議や取材
料金:無料
対応OS:Mac

カスタマイズ機能が豊富なツール。

CasualTranscriber』は機能やショートカットキーが豊富です。

  • 再生/停止
  • 倍速再生
  • 指定の秒数の巻き戻し/早送り

など、ほとんどの機能をショートカットキーに割り当てられるので、操作さえ覚えてしまえば、かなり文字起こしが楽になります。

タイムスタンプの挿入が簡単にでき、見直しやすいのも特徴。

音声データごとに単語登録も可能で、専門性の高い記事を作るときに重宝します。

また、YouTubeで公開されている動画の文字起こしが簡単にできる機能もあります。

CasualTranscriber2

文字起こしが可能なオススメのAIツール2選

ここまでアプリを中心に紹介してきましたが、実はアプリ以外のAIツールでも文字起こしは可能です。

ブラウザからアクセスして利用できるため、インストール不要で手軽に始められるのも魅力。ここでは特に注目度の高い2つのAIツールをご紹介します。

1. Gemini

Googleが提供するAI『Gemini』は、検索や文章生成だけでなく音声の文字起こしにも対応しています。

音声ファイルをアップロードするだけで自動的にテキスト化され、会議記録やインタビューの整理に活用できます。さらにスマートフォンからも利用可能なため、出先や移動中でもすぐに文字起こしを行えるのが大きなメリットです。

Googleのエコシステムと連携できる点も強みで、スプレッドシートやドキュメントに直結させたい人におすすめです。

2. Xaris

Xaris』も文字起こし機能を備えたAIツールのひとつです。音声データをテキスト化するだけでなく、要約や情報整理など、生成AIならではの拡張的な活用ができるのが特徴です。

アプリのように端末に依存せず利用できるため、環境を選ばず使えるのもポイント。精度の高さや追加機能の有無については今後のアップデートに注目が集まっています。

「アプリよりも柔軟にAIを使いたい」「文字起こしをそのまま資料化したい」といった方に向いているでしょう。

文字起こしは専門業者にもお願いできる

本記事では本当にオススメできる文字起こしアプリをご紹介しました。

アプリの特性上、どうしても文字起こしの精度に限界がある……と感じてしまう場合は、文字起こしの専門業者に依頼する手もあります。

人力でおこなうため、日本語の破綻や誤変換を最小限に防げるのでおすすめです。

アプリを上手く活用して文字起こしを効率化させよう

本記事では、無料版と有料版の違いや利用時の注意点、さらにオススメのアプリ・AIツールまで幅広く紹介しました。

結論として、文字起こしを効率化するには自分の用途や頻度に合ったアプリを選ぶことが重要です。インタビュー・会議・動画字幕など、場面によって最適なアプリは異なるため、本記事で取り上げたサービスをまずは試してみるのがおすすめです。

最後に、本記事で紹介したおすすめの文字起こしアプリ一覧を改めて表にまとめました。気になるアプリはリンクからチェックしてみてください。

アプリ名 特徴 リンク
Notta 高精度・多機能で取材から会議まで幅広く対応。翻訳やリアルタイム文字起こしも可能。 ▶ Nottaをチェックする
LINE WORKS AiNote 月〜300分まで無料で利用可能。スマホ・PC連携がスムーズでコスパ抜群。 ▶ LINE WORKS AiNoteをチェックする
Rimo Voice ChatGPT連携で要約・議事録作成も可能。単発利用に便利。 ▶ Rimo Voiceをチェックする
Voice In Chrome拡張で使える音声入力型。リアルタイム文字起こしや口述入力に最適。 ▶ Voice Inをチェックする

日常的に文字起こしを行う人も、スポットで利用する人も、アプリを上手く使い分けることで作業効率は格段にアップします。

ぜひ自分に合ったツールを見つけて、文字起こしの負担を減らしましょう!

(執筆:泉 編集:齊藤颯人、北村有)

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