実際に読んで厳選!ノンデザイナー向けデザイン本おすすめ10選

やってはいけないデザイン
DESIGNER

デザインと一言にいっても、スライドの資料やサイトのデザインなど種類はさまざま。

デザイン初心者にとって、自分の目的に合った本を見つけるのは難しいです。

本記事では、筆者が実際に読んだ本の中から、ノンデザイナーの方におすすめのデザインが学べる本を10冊ご紹介。それぞれのデザイン本で、どんなことを学べるのかに注目しています。

CSSやHTMLといったコードが分からなくても読み進められる本を厳選したので、コーディング初心者の方でも安心です。スライドのデザインや、Webデザインのインターフェースなど、Webデザインに役立つ知識を得たい方はぜひ参考にしてください。

1. ノンデザイナーズ・デザインブック

[Robin Williams]のノンデザイナーズ・デザインブック [第4版]

『ノンデザイナーズ・デザインブック』は、「デザイナーでない人向け」のデザイン本として有名です。18年間売れ続けているロングセラーなので、デザイン本に迷ったらまず本書がおすすめ。

「そもそもデザインとは何をすればいいのか?」といった基本的な内容から解説しているので、デザインについて全く知識がなくても安心です。

またWebページのデザインに限らず、チラシやプレゼン資料、名刺のデザインなど、多くの場面で役立つデザインの原則も網羅されています。

「デザインを学びたいけど、今はデザインについて何も知らない!」という方におすすめです。

タイトル ノンデザイナーズ・デザインブック
著者 Robin Williams  (著), 吉川 典秀 (翻訳), 小原 司 (その他), 米谷 テツヤ(日本語版解説)
価格 2,354円
購入URL Amazon

2. なるほどデザイン

[筒井 美希]のなるほどデザイン

『なるほどデザイン』は、「目で見て楽しむ新しいデザインの本」というコンセプトで執筆されたデザイン本です。

チラシや雑誌、Webサイト、広告など、私たちが普段見かけるデザインの作成方法や、デザイナーが心がけていること等が書かれています。

イラストが豊富に掲載されているので、雑誌感覚で楽しくデザインを学びたい方におすすめの一冊です。

タイトル なるほどデザイン
著者 筒井 美希
価格 2,160円
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3. やってはいけないデザイン

やってはいけないデザイン

『やってはいけないデザイン』は、素人がやりがちなやってはいけないデザインと、その改善策をわかりやすくまとめている本です。本業はデザイナーではないものの、自分でデザインをする必要のある「素人デザイナー」に向けて書かれています。

「良いデザインとは何か」を解説するだけではなく、素人がやってしまいがちなミスを取りあげ、解説しています。『やってはいけないデザイン』を読めば、自分が作った資料のデザイン的に正しいのか間違っているのかを判断できるようになるでしょう。

ちなみに、私が「デザインについて勉強しなければいけない」と気づけたのはこの本がきっかけです。自分が作成したスライド資料やチラシが、この本で「やってはいけない」とされていることを全てやっており、危機感を覚えたのでした……。

素人っぽいデザインを脱し、よりスタイリッシュなWebサイトやプレゼン資料を作りたい方におすすめの一冊です。

タイトル やってはいけないデザイン
著者 平本久美子
価格 1,944円
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4. 一生使える 見やすい資料のデザイン入門

一生使える 見やすい資料のデザイン入門

『一生使える 見やすい資料のデザイン入門』は、SlideShareで閲覧数380万を超える人気スライド「見やすいプレゼン資料の作り方 」の内容を書籍化したものです。見やすくてわかりやすいプレゼン資料のデザインノウハウを学べます。

良くないデザインと良いデザインがビフォーアフター形式で図式されているので、自分のスライド資料が見やすいかどうかをチェックしながら段階的に学べます。

本書を一通り読んでからスライドを作れば、スライドの見やすさが格段に上がるでしょう。

また、続編に『一生使えるプレゼン上手の資料作成入門』があります。本書の内容をマスターしたあと、さらにプレゼン資料のデザインクオリティを上げたい方はぜひ続編も読んでみてください。

タイトル 一生使える 見やすい資料のデザイン入門
著者 森重 湧太
価格 1,944円
購入URL Amazon

5. インタフェースデザインの心理学

インタフェースデザインの心理学

『インターフェースデザインの心理学』は、利用しやすいWebサイトのデザインを考えるときに必ず理解すべき、UIの原理原則がわかる良書です。

UIについての100の指針が、実践例とともに紹介されています。すべて科学的に立証されている指針なので、仕事で活用しやすいです。

例えば、WebマーケターがUIを理解することで、LP(ランディングページ)作りや、ABテストを実行する際に成果をあげやすいデザインの選択肢を増やせます。

UIデザインに関する理解を深めたい方はぜひ読んでみてください。

タイトル インタフェースデザインの心理学 ―ウェブやアプリに新たな視点をもたらす100の指針
著者 Susan Weinschenk (著), 武舎 広幸(訳)
価格 3,024円
購入URL Amazon

6. やさしい配色の教科書 [改訂版]

やさしい配色の教科書 [改訂版]

『やさしい配色の教科書』は、見やすいWebデザインを行うための配色のポイントを解説している本です。

配色の基礎知識から、配色によって生まれる心理的効果、ユーザーに与えたいイメージを生むための適切な配色など、配色に関する知識を網羅的に学べます。

各テーマが、簡潔な文章とイラストで2ページ毎にまとめられており、読みやすいのも特徴。本書をひととおり読めば、Webデザインで使える配色を理解できるでしょう。

タイトル やさしい配色の教科書[改訂版]
著者 柘植 ヒロポン
価格 1,944円
購入URL Amazon

7. ロゴデザインの現場 事例で学ぶデザイン技法としてのブランディング

[佐藤 浩二, 田中 雄一郎, 小野 圭介]のロゴデザインの現場 事例で学ぶデザイン技法としてのブランディング

『ロゴデザインの現場』は、ロゴ制作を中心にデザインのノウハウを学ぶという珍しい切り口の本です。ロゴデザインの事例を示しながら、デザインを行う上で重要な考え方、姿勢を学べます。

本書では、ロゴを形にして世に出すまでの工程を丁寧に解説。企業やブランドのロゴだけでなく、地域、行政、教育、街づくりなど、身近なロゴの事例を取り上げているのも特徴です。

仕事でロゴをデザインする必要がある人は、一読をおすすめします。

タイトル ロゴデザインの現場 事例で学ぶデザイン技法としてのブランディング
著者 佐藤 浩二, 田中 雄一郎 , 小野 圭介
価格 2,700円
購入URL Amazon

8. ほんとに、フォント。

ほんとに、フォント。

『ほんとに、フォント』は、デザイン初心者が見落としがちなフォント選びと、文字のレイアウトに焦点を当てています。

「オシャレなWebサイトを作ったのに、思ったデザインとは異なるフォントを選んでしまった……」なんてことはありませんか?

この本はポスター、DM、雑誌など豊富な事例をもとに、デザインに合うフォントの選び方と文字の配列のみが丁寧に説明されています。

「あ、このデザインではこのフォントにすればいいんだ!」という発見を多く得られるでしょう。

フォント選びの法則を理解して、デザインのクオリティを上げてください。

タイトル ほんとに、フォント。
著者 ingectar-e
価格 1,944円
購入URL Amazon

9. けっきょく、よはく。

けっきょく、よはく。

『けっきょく、よはく。』は、先ほど紹介した『ほんとに、フォント。』と同じ著者が書いた本です。余白を活かしたレイアウトデザインの方法を解説しています。

余白なく情報を詰めすぎたり、逆に余白だらけでスカスカに見えるレイアウトのサイトやポスターを作ってしまったことはありませんか?(私はどちらもあります)

余白のバランスが悪いデザインは、見ていて違和感があるものです。この本を読むと余白を上手に作り、伝えたい情報を際立たせるコツが理解できます。上手な余白の使い方を学んで、デザインに役立ててください。

タイトル けっきょく、よはく。
著者 ingectar-e
価格 1,944円
購入URL Amazon

10. レイアウト、基本の「き」

レイアウト、基本の「き」

『レイアウト、基本の「き」』は、伝わりやすいレイアウトにするためのポイントを網羅した本です。

分かりやすいレイアウトと分かりにくいレイアウトの違いを、全体構成、写真、イラストの使い方、グラフの見せ方など、あらゆる角度から解説しています。

本書を読むことで、自分のレイアウトの改善箇所がわかるので、レイアウトの作成に行き詰まった方におすすめです。

あわせて、本書と先述した『けっきょく、よはく。』の2冊を読めば、サイトやチラシのレイアウト方針を、根拠を持って決められるでしょう。

タイトル レイアウト、基本の「き」
著者 佐藤直樹(アジール)
価格 2,592円
購入URL Amazon

まとめ

今回はデザイナーでない方に向けて、筆者が実際に読んだ本の中から、デザインのノウハウを学べる本を10冊ご紹介しました。

デザインの一般的な理解、スライドデザインの方法、UIの原則は、デザイナーに限らずWeb業界で働く方は学ぶべき内容です。

本記事で紹介した本を参考に、デザインについての理解を深め、仕事に役立ててください。

 

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