社会人におすすめのWebデザインスクール厳選12校【2024年8月版】

IT業界の人材需要が高まるなか、dodaの「クリエイティブの転職市場動向2023下半期」によると、クリエイティブ職・Webデザイナーの求人数ともに増えることが予想されています。Webデザイナーは、社会人が転職するのにおすすめの職種の一つです。

しかしデザインを独学しようとしても、「社会人で忙しく何から手をつけていいのかわからない……」なんて思う人もいるのではないでしょうか？

今回は、社会人に特におすすめのWebデザインスクールを厳選しました。

開講時間が短いスクールや値段が安いスクールなど、さまざまなタイプのWebデザインスクールをご紹介します。

通学とオンライン、社会人はどっちが向いている？

Webデザインスクールの受講方式は、大きく分けて「通学」と「オンライン」の2種類があります。それぞれのメリット・デメリットは以下のとおりです。

【通学型スクール】

◎ PCやデザインツール（PhotoshopやIllustrator）が用意されている
◎同じように学んでいる人たちと切磋琢磨できる
✕ 通学に時間がかかる
✕ スクールの開講時間しか学べない

【オンライン型スクール】

◎ 勤務後や休日など空いた時間に受講できる
◎ 通学の手間がない
✕ その場でフィードバックを受けにくい
✕ PCやデザインツールを自分で用意しなければならない

忙しい社会人にとっては、柔軟な時間に学べる「オンライン型スクール」の方がおすすめだと言えるでしょう。オンライン型スクールの方は、時間やお金の融通が効きやすい傾向にあるのも、嬉しいポイントです。

一方、無理なく通える範囲にスクールがあって、教室で集中してデザインを学びたい社会人は、通学型のスクールを選ぶのも良いでしょう。

頻度や受講期間などを踏まえ、社会人生活に無理のない範囲で続けられるスクールを選んでくださいね。

社会人におすすめのWebデザインスクール12選

1. デザイン未経験の女性におすすめ「Find me!」

『Find me!』は最短1ヶ月から、本格的なWebデザインのスキルを身につけられる、女性専用のWebデザインスクール。

未経験者向け〜実際の案件を想定したかなり実践的な内容まで計200本以上の動画カリキュラムがあり、仕事で忙しい社会人も、自分のペースで勉強を続けられます。

月額4,980円〜とお財布に優しく学べるのも嬉しいポイントです。

プロサポートプランでは、お仕事紹介や目標を達成するためのコーチングなども充実しているので、Webデザイナーとして新しいステップを踏み出したい人におすすめです。

＞Find me!の詳細

2. 王道の充実コース「INTERNET ACADEMY（インターネット・アカデミー）」

『INTERNET ACADEMY』は、Webデザインやプログラミングなど、幅広い分野を学べるWebデザインスクール。

母体はWeb制作会社のIBJです。制作現場のノウハウが詰まった講座が用意されており、多くのWebデザイナーを輩出しています。

受講形式は、「ライブ授業」「マンツーマン授業」「オンデマンド授業」の3タイプ。すべての講座がオンラインに対応しているため、社会人でも自宅で受講ができます。

Webデザインに関するコースも充実していて、自分のレベルに合ったレッスンをカスタマイズできます。

＞INTERNET ACADEMYの詳細

3. 就転職に強い「デジタルハリウッドSTUDIO」

『デジタルハリウッドSTUDIO』は、8割の受講生が未経験から就転職を成功させている、転職サポートが充実したWebデザインスクールです。

大阪・東京本校に加え、“今までにないラーニングスタジオ”をコンセプトにした『デジタルハリウッド STUDIO』を全国に展開。

今日はSTUDIO、明日は自宅…と「いつ・どこで学ぶか」を自由にアレンジできるため、社会人でも柔軟に通えます。スキマ時間で動画教材を進めれば本業との両立もしやすく、アウトプット重視の講義なので他応募者との差別化ができます。

また卒業後も永年サポートしてくれるので、絶対にデザイナーとして転職・独立したいという人におすすめです。

＞デジタルハリウッドSTUDIOの詳細

4. パーソナルメンターがつく「TechAcademy（テックアカデミー）」

『TechAcademy』は、実践的なレッスン内容で評判のオンライン型Webデザインスクールです。

現役デザイナーのパーソナルメンターが付いてくれるのも特徴。オンライン学習や、課題作成、チャットでの質問、パーソナルメンターとのメンタリングを繰り返し行い、短期間でのオリジナルWebサイトの作成を目指します。

総学習時間は160時間と設定されていて、4・8・12・16週間プランから選択できます。

短期集中でWebデザインを学びたい社会人にも、スキマ時間に学びたい社会人にも柔軟に対応してくれるのが魅力です。

＞TechAcademyの詳細を見る

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5. 卒業なしでずっと学べる「クリエイターズファクトリー」

『クリエイターズファクトリー』は、卒業制度が無く、半永久的に講座・教材・サポートを利用できるWebデザインスクール。

受講が終わっても、質問・サポート・動画教材は無制限で利用ができるので、時間をかけてデザインスキルをしっかり身に付けたい人におすすめです。

受講者は、約8割が社会人。授業は10万円台から受講可能で、対面・オンライン・動画の3つの受講スタイルから選べます。目的別に本業と両立しながらそれぞれのペースで学べる、実践的なWebデザイン制作スクールです。

＞クリエイターズファクトリーの詳細

6. 独自の学習メソッドで学ぶ「DMM WEBCAMP」

『DMM WEBCAMP』は、完全オンラインで充実した授業が受けられるWebスキルスクールです。

Webデザインを基礎からみっちりと学べるのが特徴で、現役デザイナー講師が一人ひとりの学びに合わせたマンツーマン体制で学習をサポート。

学習理論に基づく独自メソッドで、デザインスキルとサイト制作スキル、それぞれをパート分けしてバランスよく学習していきます。

2コースまとめて申し込むことでお得に受講できるため、「デザインだけでなくサイト制作もやりたい！」という幅広い知識を得たい人に特におすすめです。

＞DMM WEBCAMPの詳細を見る

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7. マンツーマン指導なら「CodeCamp（コードキャンプ）」

『CodeCamp』は、現役Webデザイナーのマンツーマン指導が特徴のオンラインWebデザインスクールです。

マンツーマンレッスンとオンライン教科書、実践課題を通して一人で制作・納品できるレベルのスキルを身につけられるため、Webデザイン未経験の人でも安心です。

就職・転職に特化した「Webデザイナー 転職コース」は特にキャリアサポートが充実しており、就職に有利となるコーディングスキルも学ぶことが可能です。

レッスン時間が毎日7:00〜23:40と長いことも特徴で、本業が忙しい社会人にもおすすめのスクールです。

＞CodeCampの詳細を見る

8. 現場が求めるスキルを取得できる「nests（ネスト）」

『nests（ネスト）』は、多くの制作プロダクションがプロデュース・運営する、クリエイターを育てるためのWebスクールです。

制作会社ならではの専門求人やインターン紹介、さらに現場が求めるスキルに直結した授業が特徴。授業は「週1回」の受講スタイルが基本となっており、仕事が忙しい方の両立も可能です。

さらに、受講中のハッカソンや修了作品発表等で、制作会社や企業からのオーディションも実施していて、自分のチャンスを最大限に広げてくれるのも嬉しいポイントです。

＞nests（ネスト）の詳細を見る

9. 幅広い人に選ばれる「ヒューマンアカデミー」

様々なスキルを学べる『ヒューマンアカデミー』では、3種類のWebデザイン講座を提供しています。

入学前から就職後まで専任のカウンセラーやプロ講師が、少人数制でしっかりとサポートしてくれるので、未経験者でも安心。

全国に23校舎があり、綺麗なワークスペースが使い放題。整った学習環境で、集中して学びたい人におすすめです。

さらに、オンラインや組み合わせたスタイルでも受講可能なので、社会人も自分のライフスタイルに合わせて学べます。

＞ヒューマンアカデミーの詳細を見る

10. 社会人のダブルスクールが可能「バンタンデザイン研究所 キャリアカレッジ」

『バンタンデザイン研究所』は東京・大阪・名古屋に教室を持つ、社会人・大学生向けの通学スクールです。

授業は全て「完全オフライン」であることが特徴。少人数制の対面授業で、一人ひとりに講師が直接丁寧に指導してくれます。

Web特有のデザインノウハウに加えて、企画力やデザイン力を養うことができ、市場価値の高い人材になれます。

即戦力スキルを身につけたい方、すぐにスキルを活用したい方におすすめのWebデザインスクールです。

＞バンタンデザイン研究所 キャリアカレッジの詳細を見る

11. 大人のためのデザイン学校「東京デザインプレックス研究所」

『東京デザインプレックス研究所』は次代のプロフェッショナルデザイナーを育成する、通学型スクールです。

クラスは、平日夜間クラス／土or日集中クラス／昼間部集中クラス／昼間部1年制の4種類。

対面授業は少人数クラスで、一人ひとりの理解度に合わせた授業をしてくれます。

各業界を代表するトップクリエイターを講師に迎える「プレックスプログラム」（200時間）では、次世代のデザイナーに求められる志向性やスキル等10要素を学べます。

デザインの真髄を学びたい人や、Webデザイナーとして確実にキャリアアップをしたい方におすすめです。

＞東京デザインプレックス研究所の詳細を見る

12. オーダーメイドが嬉しい「Akros Academy（アクロス・アカデミー）」

「完全個別指導」でWebデザインを学べるスクールが『Akros Academy』のPRO講座です。

受講生一人に講師が一人、つきっきりで指導してくれるのが最大の強みで、カリキュラムもオーダーメイドのため望むスキルをしっかり取得できます。

講師は全員、Web業界で活躍するプロ。WebデザインからUI/UXデザインなど、学びたいものを学びたいだけカリキュラムに組み込むことができます。時には、予定を柔軟に変更し授業を行うことも可能です。

＞Akros Academyの詳細を見る

番外編. 無料でデザインを学べる「chot.design（ちょっと・デザイン）」

最後に紹介するのは、現役デザイナーが作成した全571本のレッスンを無料で学べるサイト『chot.design』です。

1レッスン5分ほどで受講できるため、ちょっとしたスキマ時間に学習できるのが魅力。

デザイン基礎のレッスンが充実しているため、「自分にWebデザインの仕事が合っているか確かめたい」という人におすすめの学習サービスです。

PhotoshopやIllustrator、Figmaといったツールの使い方からプログラミング、そしてUIデザイン、ランディングページ、バナー作成のノウハウまで幅広く学習できます。

さらに充実したレッスンが用意された有料プランもあります。

＞chot.designの詳細を見る

社会人がWebデザインスクールを選ぶポイント

1. 社会人でも通いやすいか

忙しい社会人がWebデザインスクールを選ぶ際には、学習時間の融通がきくかどうか、スクールに無理なく通えるかなど、「実際の受講期間の自分」を想像しながら決めるようにしましょう。

スクールによっては、完全オンラインや夜間コースに対応していたり、夜遅くでも質問ができたり、忙しい社会人をサポートしてくれる仕組みが揃っているところがあります。

既に前例がある「社会人でも受講可能」という記載があるカリキュラムを選ぶのがおすすめです。

2. 給付金制度の利用が可能か／コスト面で納得できるか

スクールを選ぶ際には、授業料や入学金・テキスト料などコースにかかる総額を調べるかと思いますが、ぜひ検討したいのが給付金制度の利用です。

今回紹介したいくつかのWebデザインスクールでは、厚生労働省が提供する「一般教育訓練給付金制度」を利用できる場合があります。

給付金としてハローワークから受講費用の20%〜70%が受け取れるため、実費をおさえてWebデザインを学びたい人は、「INTERNET ACADEMY」「ヒューマンアカデミー」などの給付金制度を利用できるスクールを選ぶのがおすすめです。

3. 転職サポートが充実しているか

Webデザイナーとしてキャリアチェンジ・キャリアアップしたい社会人は、「転職サポートの充実度」も必ずチェックしておきましょう。

デザイナーの転職に欠かせないポートフォリオ作成のサポートから、履歴書の添削・面接対策、個別のキャリアセッションなど、転職サポートが手厚いスクールを選ぶのが良いでしょう。

スクールのなかには、Web業界と繋がりがあり、転職先を紹介してくれるスクールもあります。

卒業生の事例を調べて自分の目指すキャリアを実現できそうか判断するのも有効です。

まとめ

今回紹介したような、支援制度やスクールの就職支援などをうまく活用することで、ぜひWebデザイナーとしての一歩を踏み出してみてください。

なお、Webデザイナーの案件を既に探している人には、『クロスデザイナー』の利用がおすすめです！

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（執筆：ながり　編集：木村優美、泉知樹、鈴木里菜）

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