ロングテールキーワードとは、「旅行」「転職」など検索数の多い単ワードに、複数の単語を組み合わせた検索ワードのこと(たとえば「旅行 ハワイ 穴場スポット」「転職 エンジニア エージェント」など)。ロングテールキーワードに対策を立てることは、SEO対策の基本であり、重要な項目です。

今回はロングテールキーワードを活用するためのステップを4つに分けて解説します。概要から便利なツールの紹介まで、ロングテールキーワードを攻略するために必要な知識をまとめました。

ロングテールキーワードとは

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一般的には、3つ以上のキーワードを組み合わせたものをロングテールキーワードと呼びます。画像では緑色で表されている、長いしっぽのような部分がロングテールキーワードです。

グラフの左から、検索数と競合が多く、コンバージョン率が低い「靴」。次に二つから三つの単語を組み合わせた「男性 靴」。そして検索数と競合が少なく、コンバージョン率が高い「赤 ナイキ 男性 ランニングシューズ」。このようなニッチなキーワードがロングテールキーワードで、ニッチキーワードとも呼ばれます。インターネット上の検索ワードのうち、約40%がこのロングテールキーワードであるといわれています。

なぜロングテールキーワードが重要なのか

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では、なぜショートテールキーワードだけではなく、ロングテールキーワードにも注目する必要があるのでしょうか。

その理由のうちのひとつは、特に新興企業にとってロングテールキーワードの対策をするほうがコストパフォーマンスが高く、スピーディーに結果が出ることです。「男性 靴」のランキング上位になるためにはたくさんの時間とリソースを費やさなければいけませんが、「青 ソフト スポーツシューズ 男性」ならばより少ない時間とリソースで結果を出すことができるはずです。

4つのステップを踏むことによって、ランキング、トラフィック、そしてオンラインプラットフォームのコンバージョン率に関して、スピーディーに結果を出すための適切なロングテールキーワードを見つけられます。

ロングテールキーワード活用のための4つのステップ

1. 競合他社を知る

競合相手が誰で、どのようなキーワードがランキング上位になっているかを調べましょう。

まずは、

  • 競合他社はどんなキーワードをターゲットにしているのか?
  • 特定のキーワードによってどの程度のトラフィック数(月間検索数)を得ているのか?

という2点を把握しましょう。

競合他社がPPC広告のキャンペーンに数週間ロングテールキーワードを使用しているのならば、そのロングテールキーワードはトラフィックを増やすことに役立つ=ターゲットにするべきものだということがわかります。

BuzzSumoAhrefsSEMrushなどのSEOツールを活用すれば、簡単に競合相手を見つけてターゲットにするキーワードを探せます。いろいろなSEOツールを試して、自分の目的にマッチするものを使いましょう。

今回は例としてPakFactoryを取り上げます。PakFactoryのSEMrush Domain Overviewを使用することで、以下のように競合他社を特定することができます。

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競合他社のリンクをクリックすると、

  • どのようなキーワードをターゲットにしているのか
  • そのキーワードがどの程度トラフィックを増やしているのか

という2点がわかります。

またトラフィック数(月間検索数)を調べる際は、その他にもGoogleキーワードプランナーubersuggestが便利です。

しかしここで問題になるのが、他社がトラフィックを増やすために使用している複数のキーワードのうち、どのキーワードをターゲットにすればよいのかということです。次のステップに進んでみましょう。

2. メインキーワードを見つける

ロングテールキーワードはメインキーワードをその他の単語によってより細かく分類したものなので、ロングテールキーワードを調べる前にまずメインとなるキーワードをクリアにしておく必要があります。

メインキーワードには以下のような4つの条件があります。

  • 業界の中での競争率が中〜高程度
  • Googleキーワードプランナーで検索が月間平均200件以上
  • SEMrushでオーガニックサーチが月間平均200件以上
  • 競合他社もそのキーワードをターゲットにしている

メインキーワードは、ロングテールキーワードをマスターしたあと、最終的にWebサイトのトラフィックにおいてとても重要な役割を果たしてくれます。そんなメインキーワードを見つけるのに役立つツールが以下の4つです。

ロングテールキーワードによるSEO対策が有効かどうかを確かめるためにも、メインキーワードのランキングを随時確認するようにしましょう。メインキーワードを5〜10個見つけることができれば、残りのステップも楽になります。これらのキーワードは、オンラインプラットフォームに適したロングテールキーワードを特定するのに役立ってくれるはずです。

3. ロングテールキーワードを特定する

第1ステップで得た競合他社の情報と第2ステップで得たメインキーワードを活用し、ターゲットにするロングテールキーワードを特定しましょう。今回はメインキーワードの例として「展示会ディスプレイ」を取り上げ、このキーワードに基づいてロングテールキーワードを設定します。

メインキーワードである「展示会ディスプレイ」と直接的または間接的に関連するロングテールキーワードをリストにしましょう。2つめのステップで取り上げたツールを使って、ロングテールキーワード候補も見つけられます。

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以下の例のように、ロングテールキーワードはターゲットにしているものと関連していなければいけません。

メインキーワード 展示会ディスプレイ
ロングテールキーワード 展示会ディスプレイ トロント
展示会 ポスターディスプレイ
生地 展示会 ディスプレイ
iPad 展示会 ディスプレイスタンド など

ランキング上位に簡単に入ることができ、かつトラフィック増加に繋がるような、検索ボリュームが小〜中程度のロングテールキーワードをできるだけたくさん見つけるようにしましょう。

ロングテールキーワードには以下のような5つの条件があります。

  • 三単語以上で構成されている
  • 業界の中での競争率が低〜中程度
  • Googleキーワードプランナーで検索が月間平均100件以下
  • SEMrushでオーガニックサーチが平均150件以下
  • 競合他社もそのキーワードをターゲットにしている

ランディングページのコンテンツにロングテールキーワードを組み込み、Webサイトをロングテールキーワードに合わせて最適化する努力を怠らず、デザイン・レイアウト・スピードの面でサーチエンジンフレンドリーにしておくように心がけましょう。これらのファクターは全てよりスピーディーな結果を得ることに繋がり、ロングテールキーワードとメインキーワードのランキング向上を手助けしてくれるはずです。

ロングテールキーワードでコンテンツをリリースしていくと、初期段階では、メインキーワードよりもロングテールキーワードがオーガニックトラフィックの大部分を占めるようになります。

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4. キーワードのアクティビティを常にチェックする

このようにSEO対策のための努力をしていても、必ずしもターゲットにしていたキーワードがランキング上位に入り、期待していたような結果が出るというわけではありません。そのため、キーワードの状況の変化を常にチェックすることが重要です。

  • ランキング
  • コンバージョン
  • 収益性
  • ライフタイムバリュー

などの点からキーワードをチェックすることで、注目すべきキーワードやオンラインプラットフォームに成功をもたらす可能性が高いキーワードを把握できます。

SEMrush Project Ranking Toolを使えば、キーワードがどのポジションにあるのかを毎日チェックでき、またキーワードのランキングを競合他社と比較することも可能です。

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まとめ

さまざまなキーワードをチェックして最適なものを見つけ、それをWebサイトに取り入れることによって、検索ランキングは大幅に向上させられるはず。今回取り上げたような便利なツールを使って、ロングテールキーワードを有効に活用してみましょう。

(翻訳:Asuka Nakajima)

 

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