今こそ知りたいSlack(スラック)の裏技・小技12選【決定版】

BUSINESS

直感的に使えるようにデザインされているビジネスチャットツール、Slack(スラック)

簡易的に使うこともできますが、実はさまざまなコマンドやテクニックが用意されています。

ここでは、今すぐに使えるSlack(スラック)の裏技・小技をまとめてご紹介します。

Slackの裏技・小技(初級編)

1. メンションを使い分ける

多くのメンバーでSlackを使う時、「特別な通知方法」を使いたいシーンが出てきます。

  • 極めて重要な情報をメンバー全員に知らせたい
  • 特定のチャンネルメンバー全員に通知したい
  • いまオンラインのメンバーに急ぎの質問や依頼をしたい

このような時は「@~~(メンション)を使うと便利です。

メンションには特定のグループに通知するもの、現在オンラインのメンバーだけに通知するものなど、大きく分けて4種類あります。

以下によく使うメンションの種類と、その効果をまとめました。

@の種類

通知対象 オンラインメンバーへの通知 オフラインメンバーへの通知
@channel 投稿するチャンネル全員に通知される
@here 投稿するチャンネルのオンラインメンバーに通知される ×
@everyone

※ #generalで使用可

#general全員に通知される
@ユーザーグループ

※有料プランで使用可

「マネジャー」など任意に作成したグループメンバーに通知される

なお、メンバー全員に通知可能な「@everyone」は、全員に通知されてしまう性質上、場面や時間を考えて慎重に使いましょう。

2. スラッシュコマンドを活用する

Slackは「/ (スラッシュコマンド)」というシステムがあり、特定の機能をキー入力により呼び出せます。

コマンドを使う方法は以下の2パターン。

  • メッセージ入力欄に「/~~(コマンド)」と入力する
  • 「/」を入力するとコマンドのドロップダウンが表示されるため、その中から使いたいコマンドを選択する

よく利用される機能のコマンドを覚えておくことで、作業時間が短縮されるでしょう。

主な機能分類 コマンド 効果
ログイン状態の変更 /active ログイン状態をアクティブに変更させる
/away ログイン状態をアクティブか離席中に切り替える
チャンネル全般 /archive 現在開いているチャンネルをアーカイブ
/open(またはjoin) #~~ 指定したチャンネルを開く
/mute #~~ 指定したチャンネルをミュートする
/expand チャンネル内のファイルを全部展開する
/collapse チャンネル内のファイルを全部折りたたむ
/rename ~~ チャンネル名の変更
/who 現在のチャンネル参加メンバーリストを表示
/remove(またはkick) @~~ 現在のチャンネルからメンバーを削除
/leave, /close, /part チャンネルの退出
招待 /invite_people ~~ ワークスペースにメンバーを招待
/invite @~~ 他メンバーをチャンネルに招待する
その他 /me メッセージ 入力したテキストを表示
/dm(またはmsg) @~~ メッセージ @~~にダイレクトメッセージを送る
/call 通話を発信
/apps AppディレクトリでSlackアプリを検索
/star スターを付ける
/remind @~~ メッセージ リマインダーの設定
/shortcuts(またはkeys) ショートカットを一覧表示
/shrug メッセージ メッセージの最後に¯\_(ツ)_/¯を挿入
/search(またはs) 検索
/status(またはstatus clear) 新しいステータスメッセージ カスタムステータスを新しく設定する、または削除
/feed RSSフィードの管理
/feedback ~~ Slackにフィードバックを送る

なお「/」は全角でも半角でも認識されます。

3. ショートカットキーで作業効率をUPさせる

Slackはショートカットキーが充実しています。ショートカットキーを使うことで作業効率をアップさせられるでしょう。

覚えておくと便利なショートカットキーをご紹介します。

(※Macのコマンドキー、WindowsのCtrlはまとめてCMDと表記します)

ジャンル

機能

ショートカットキー

基本操作

前のワークスペースにスイッチ Mac: CMD + Shift + [

Windows: CMD + Shift + Tab

次のワークスペースにスイッチ Mac: CMD + Shift + ]

Windows: CMD + Tab

クイックスイッチャー CMD + K

CMD + T

直近のメッセージを編集 CMD + ↑

または、空白のメッセージ入力欄で↑

前日へスクロール Shift + Page Up
次の日へスクロール Shift + Page Down
DMを開く CMD + Shift +K
右サイドバーの開閉 CMD + .
スター付きアイテム CMD + Shift + S
ステータスの設定 CMD + Shift + Y
ファイルをアップロード CMD + U
スニペットを作成 CMD + Shift + Enter

未読・既読

メッセージを未読にする Mac: Option + メッセージを選択

Windows: Alt + メッセージを選択

全未読を開く CMD + Shift + A
現在のチャンネルかDM内を全て既読 Esc
全メッセージを既読 Shift + Esc

通話

ミュートの切り替え M
ビデオの切り替え V
招待者リスト + または A
絵文字リストの表示・選択 E + 1~9

なお「/shortcuts」「/keys」でショートカットキーを一覧表示させられます。

4. 文字に装飾を加える

やりとりが長くなったり、文章が長くなると、重要な箇所が目に入りづらくなります。

そんな時、文字に装飾を加えて注目させる方法があります。

使い方は簡単。メッセージを「**」や「“`」などで囲うだけです。以下でよく使う装飾機能をご紹介します。

表示

使用例
太文字 *ここが太文字になる*
文章全体の囲み “` 文章が全体に囲みがつく “`
コードテキスト `ここだけ囲み&赤文字になる`
斜体 _ここがイタリックになる_
取消線 ~ここが取消線~
引用

>ここが引用になる

>>>改行含めて全て引用になる

※「*」「`」「>」「_」は全角/半角どちらでもOK。「~」は半角のみ
※「`」の出し方:Shift + @

また上記の文字装飾は、それぞれショートカットキーでも使えます。

太文字

CMD + B
斜体 CMD + I
取消線 CMD + Shift + X
引用 CMD + Shift + >
コードテキスト CMD + Shift + C
箇条書きリスト CMD + Shift + 8
番号付きリスト

CMD + Shift + 7

なお、投稿にはそれぞれURLが付与されています。過去のメッセージを表示させたいときは「共有したい過去のメッセージ→その他→リンクをコピー」でURLを取得し共有すると便利です。

5. 重要事項に「☆」を付けて見逃しを防ぐ

参加するチャンネルやユーザーが多くなるほど、投稿も多くなりますよね。

大切なやり取りを見逃さないためにも、やり取りなどに「☆(スター)」を付けると良いでしょう。☆を付けたアイテムは「スター付きアイテムリスト」でまとめて確認できます。

スターを付けたいメッセージにカーソルを合わせ、「☆」ボタンをクリックしましょう(スマホ版Slackアプリのばあい、メッセージを長押しすることでスターを付けられます)。

スターを付けれるもの
  • メッセージ
  • ファイル
  • チャンネル
  • ダイレクトメッセージ
スター付きアイテムを表示する 画面右上(またはサイドバー)の「スター付きアイテムリスト」を開く
スター付きアイテムを表示するショートカットキー command + Shift + S

※チャンネルやダイレクトメッセージ全体に☆を付けると、チャンネルリストで優先的に表示されるようになります

なお、スターを付けたことは他者に共有されません。他のメンバーには影響を及ぼさないので、個人の自由で使えます。

他のメンバーに投稿を強調したいときは、スターではなく「ピン留め」を使いましょう。ピン留め機能は「投稿メッセージ→その他→ピン留めする」で使えます。ピン留めしたものは画面上のピンマークから確認できます。

6. カスタム絵文字を追加する

投稿に対し、リアクションとして「絵文字」を返す機能がSlackにはありますが、この絵文字は自分で自由に追加できます。

カスタム絵文字の追加
  • Slackをカスタマイズ
  • →絵文字
  • →カスタム絵文字を追加する
  • →画像をアップロードする
  • →名前を付ける
  • →保存

なおSlack向けの、無料の絵文字ジェネレーターなどもあります。テキスト絵文字を作るばあい、背景を白(無色)にし、文字数は2~4文字程度に抑えておくと見やすい絵文字になります。

Slackの裏技・小技(中級編)

7. リマインダーの効果的な使い方

コマンドでお馴染みのリマインダーの設定。使い方は簡単です。

メッセージ入力欄に「/remind + 対象 + リマインド内容 + 日時」を指定して投稿するだけ。

以下でリマインダーのおすすめの使い方をご紹介します。

自分に対して
  • 薬を飲む時間などプライベートなリマインド
  • 提出期限やタスクのリマインド
  • 目標達成へのリマインド(試験まであと3日!がんばろう!など)
他ユーザーに対して
  • 会議などのリマインド
  • 依頼している期日のリマインド
チャンネル全体に対して
  • 会議や任意の集まりへの参加の呼びかけ
  • アンケートなどへの依頼のリマインド

ただリマインドするだけでなく、「あと○日で終了!終わったらビアガ!」などポジティブなメッセージも添えると良いでしょう。

以下でリマインダーの設定方法・入力例をご紹介します。

入力テンプレート /remind + 対象(@~~, #~~) + リマインド内容 + 日時(in~~など)
リマインダーを設定できる相手(対象)
  • 自分
  • 他のメンバー
  • チャンネル全体
自分や他のユーザーに対するリマインド例 /remind @~~ 映画の予約  in 10 seconds
チャンネル全体へのリマインド例 /remind #~~ これからミーティングです every Monday
日時の入力1:○分後はinを使う
  • in 20 seconds
  • in 10 minutes
  • in 1 hour
日時の入力2:時間の指定はatを使う
  • at 9:30am
  • at 18:45
  • at noon
日時の入力3:日付指定はonを使う
  • on April 1
  • on 14 Jun
  • on 25/12/2020
日時の入力4:繰り返しはeveryを使う
  • every weekday
  • every Tuesday
  • every Tuesday, Wednesday, Thursday
  • every other Friday
登録したリマインダーの確認方法
  • /remind list を投稿
  • 自分だけに設定したリマインダー全てが表示されます

コマンドを使いこなすことで、隔週金曜日といった細かい時間の指定も可能です。in / at / on / everyなどフォーマットを覚えておくと便利でしょう。

また異なるタイムゾーンにいるメンバーにリマインドする場合は、事前に「このタイムゾーンでリマインドします」と承諾を得ておくとトラブルを防げます。

8. 便利なボット(bot)の使い方

ツイッターなどでお馴染みの、事前に文章を設定しておくと自動で返信してくれるbot。Slackでもこのbot機能が使えます。

「Slackをカスタマイズ」からSlackbotを簡単に設定できますが、botアプリを導入して利用するケースの方が多いでしょう。

ここでは有名なbotアプリをご紹介します。主にビジネスでの利用を想定されている、実際に多くの企業で利用されているbotの一例です。

ChiefOnboadring 新入社員や従業員への連絡やフォローアップ、新規採用のサービス
ExpenseTron Slack上で簡単に経費申請ができるサービス
TimeBot Slack上で休暇申請や休暇管理ができるサービス
Paperbot Slack上でシェアされた情報を整理・管理・後で読むといった使い方ができる
Leo 従業員のフィードバックを匿名で受けることができる
Obie.ai 社内情報にアクセスでき、社内版wikiとしても活用できるサービス

参加ユーザーが多くなるほど、ちょっとした調整や申請、フォローアップなどが面倒になりますよね。

自動化出来るものは自動化し、業務を効率化するのにslackbotを役立てましょう。

9. App連携で生産性UP

Slackはコミュニケーションツールとして有能ですが、タスク管理などのコミュニケーション以外のやり取りをするにはやや不向きです。

そんな時は、Trello(トレロ)など他のサービスとSlackを連携しましょう。

以下でSlackの効率化に役立つ連携サービスをご紹介します。簡単に連携できるように整備されているものが多く、すぐに利用できます。

資料などのファイル管理
タスクやプロジェクト管理
コミュニケーション・投票
開発向け
SNS

Slackの裏技・小技(上級編)

10. 好みの外部連携を設定する

外部連携サービスである『IFTTT』や『Zapier』を駆使して、一部の業務を自動化できます。

例えば、

  • 特定のメールをSlackで見られるようにする
  • Slackから特定のやりとりをGoogleスプレッドシートに自動追加する
  • 自宅など、設定した場所に近づいたらSlackから通知が送られる

などが可能です。

もちろん、APIを活用して好みの機能を実装することもできます。(SlackのAPIはこちら

11. 海外でSlackを使用する際のセキュリティ

仕事など海外でSlackを使う際、Free Wi-Fiの利用はおすすめできません。業務上の機密情報などが、セキュリティ上問題のあるアクセスポイントによって流出する恐れがあるからです。

Slackはさまざまなセキュリティ対策がなされていますが、その先にあるネットワークのセキュリティはユーザーが意識しなければなりません。

そこで、海外でSlackを利用するばあいは、信頼できる海外用モバイルwifi(またはSIMカード)を用意しておくと良いでしょう。

またJSTゾーンの人とやり取りする際は、時差に気を配る配慮も重要です。

12. 番外編:外国の人とやり取りするときのTips

プロジェクトによっては、外国の方とSlackでやり取りをするケースもあるでしょう。

この際「ユーザーがいまどこの国に滞在していて、やり取りできる言語は何か?」を共有しておくとやり取りがスムーズです。

また時差に気を配り、相手が深夜や早朝にレスポンスをくれているようなら御礼を伝えるなど、丁寧なコミュニケーションを心がけましょう。

まとめ

Slackはコマンドやショートカットキー、外部連携、細かい設定などを行うことで、ビジネスでもプライベートでもコミュニケーションを円滑に行える素晴らしいツールです。

コマンドやショートカットキーを覚えるのは大変かもしれませんが、一度覚えてしまえば作業効率がグンと上がります。

今後もSlackは新しい機能が追加されることが予想されますので、Slackに関する情報アップデートはぜひキャッチしておきましょう。

 

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