節税とは【意味/読み/英語表記】(せつぜい、tax saving)

【節税の概要】

租税法の想定する範囲で租税負担を軽減・排除する行為、またはその手法のこと。

【節税の詳細】

経費を漏れなく計上して課税所得を可能な限り減らしたり、控除を活用し課税額自体を減らすなど、適切な節税を行うことで、法律で認められた範囲で納税額を下げることを言います。
ただし、中には脱税とも捉えられるような悪質な手法もあるため、法令や公的な通達を確認したり、専門家に意見を仰ぐ必要があります。なお、脱税と判断された場合には、社会的な信用を失うリスクがあるほか、追徴課税などによって通常より多くの税金を納めることになります。

▼個人事業主・フリーランスの節税対策
・家賃、光熱費、自動車の購入費用やランニングコストなどの生活に関する費用を「合理的な基準」に則って「家事按分」し、部分的に経費として計上できる
・仕事での接待や仕事に関する贈答などは「会議費」や「交際費」として計上できる
・配偶者や扶養家族がいる場合、「配偶者控除」や「扶養控除」を受けられる
・配偶者や親族に給与を支払っている場合、「事業専従者控除」を受けられる
・1年間に支払った自分や家族の医療費が多い場合、「医療費控除」を受けられる
・ローンを組んで住宅を購入した場合、「住宅ローン控除」を受けられる
・地震保険に加入している場合、「地震保険料控除」を受けられる
・国民健康保険、介護保険、国民年金保険などに加入している場合、「社会保険料控除」を受けられる
・個人で生命保険、介護医療保険、個人年金保険などに加入している場合、「生命保険料控除」を受けられる
・「ふるさと納税」を利用し寄付をした場合、「寄付金控除」を受けられる
・「iDeCo」で積み立てを行っている場合、掛金の全額が所得控除の対象となる

【節税の関連語】

税金

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