エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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SEO(検索エンジン最適化)がWebマーケティングにおいて重要であることは、もはや言うまでもありません。
SEOの重要性は多くの人に認識されており、多くのWebサイトがSEO対策をすでに行っております。そのため検索結果の上位をキープすることは、ますます競争的で難しくなってきているのです。
しかしSEO対策は、適切なキーワードさえ見つけられればそこまで難しくありません。逆にいえば、適切なキーワード選定こそがSEO対策において最も重要です。効果的なキーワードを設定できれば、人々が何を欲しており、どんな記事を書けば良いかを想定できます。
今回は基本無料で使えるキーワード調査ツール『Ubersuggest(ウーバーサジェスト)』を使い、SEO対策を行う方法をご紹介します。
目次
Ubersuggestの使い方はとても簡単。キーワードを入力して検索をかけるだけ。Google検索におけるキーワードの統計データや関連情報など、SEO担当者が欲しい情報がまとまって出てきます。
Ubersuggestはキーワード洗い出しツールの筆頭『Googleキーワードプランナー』で使われてる技術をもとに設計されているため、情報の信頼性も抜群です。
2019年より、日本語を含む複数の言語にも対応。今後日本でもますます注目が期待されるキーワード調査ツールです!
Ubersuggestはややこしい手続きなしにシンプルに使える、素晴らしい機能をいくつも持っています。今回はその中でも、特におすすめできる便利な機能をいくつかご紹介します。
キーワードを検索すると、以下の項目を表示できます。(※PDとSDは数値が高いほど競争が激しい)
UbersuggestはGoogleキーワードプランナーのシステムを元に設計されているため、それぞれのキーワードについての精度の高い統計が得られます。基本は「SD(オーガニック検索の競争の激しさ)」が低いキーワードに挑戦するのがおすすめです。
注目したいのが、キーワードの「ロングテール(複数の単語を組み合わせたもの)」を一覧表示してくれる機能。これはキーワードプランナーにもない機能であり、関連ワードを一括検索したいときにとても重宝します。
画面下から統計結果をCVS形式(またはクリップボードにコピー)でエクスポートする機能もあるため、ますます便利にSEO対策が行えるでしょう。
無料プランでは、1日3回までキーワード検索が可能で、関連キーワードが30個まで閲覧できます。それ以上確認したい場合は、有料プランを契約する必要があります。
Ubersuggestは、キーワードの競争の激しさと、簡単なSERP(検索結果画面)、およびその統計・予測データを一目でわかりやすく表示してくれます。
項目は以下のとおり。
これらのデータから、自社コンテンツが検索上位に掲載された際の効果予測ができるでしょう。
なお、こちらもCVS形式でエクスポート可能です。
無料版では、検索結果1位〜10位のデータを確認できます。
Ubersuggestでキーワード検索すると、検索結果が膨大に出てくることもあるでしょう。
そんなときは、画面右上の「フィルター」機能をオンにして、検索結果をフィルタリングして絞り込むことができます。
フィルター項目は以下のとおり。
「適応」ボタンを押すとフィルタリング結果が表示され、「リセット」を押すと項目がリセットされます。
無料版ではフィルタリングできる項目の数に制限があります。
Ubersuggestはキーワード調査ツールとしてだけでなく、じつはドメイン分析ツールとしても有能です。
ここでは一部、おすすめの機能をご紹介します。
画面左の「競合分析」をクリックし、検索窓にWebサイトのドメインを入力すると、そのドメインに関する統計データを確認できます。
無料版では、キーワード検索とあわせて1日3回まで確認可能です。有料プランでは回数制限はありません。
ドメインに対する被リンク(バックリンク)のデータを確認できる機能もあります。
確認可能な項目は以下のとおり。
被リンクのデータを確認するには、サイトを登録する必要があります。無料版で登録できるのは1つ。一番低価格な有料プラン(月額2,999円)では、最大3つまで登録できます。
Ubersuggestでは、指定したキーワードのトラッキングも可能です。
有料プランでは1サイトにつき最大200キーワード、最大15サイトのトラッキングが可能(無料プランでは最大25キーワード、1サイトのみ登録可能)。Search Consoleの登録が必須ですが、Search Consoleのデータに連動してトラッキングすべきキーワードを提案してくれます。
登録できるキーワード数は少ないですが、検索ボリュームを併記してくれるのは良いですね。小規模サイトやキーワードトラッキングツールのお試しで使うのはおすすめです。
SEO担当者のみんな!スゴいぞこれ!!
キーワード提案ツール『Ubersuggest』がChrome拡張機能をリリースしたんだけど、キーワード検索するだけで欲しい情報が一気に手に入る……!
詳しくは画像を見てほしい。
SEO関わる人なら、これがどれだけスゴいことか、どれだけ仕事が楽になるか伝わると思う。 pic.twitter.com/oFY1DxAOTS— じきるう 編集者 (@zikilluu) April 19, 2021
Ubersuggestには、Google Chrome拡張機能も存在します。
Googleでキーワードを検索するだけで、月間検索数、平均CPC、関連キーワードのSEO情報、順位ごとの想定流入数、各URLの流入キーワードおよび順位が表示される仕組みです。
普通に検索するだけで、ここまで便利な情報が手に入るなんて……! 無料で使えるので、SEO担当者はとりあえず入れておいて損はありません。
Ubersuggestの有料プランは3つあり、追跡・管理・分析できるサイトやページ、キーワード、リンクの数がそれぞれ異なります。自社のサイト規模に合わせて選ぶようにしましょう。
サブスクリプションプランと買切りプランが用意されていますが、機能は変わりません。
以下が、Ubersuggestの料金体系になります。
各プランの詳細については、Ubersuggestの公式サイトをご確認ください。
Ubersuggestは、数あるキーワード調査ツールの中でも特に優れた基本無料のサービスです。UIがシンプルであり、初心者でもハイレベルなキーワード分析が簡単にできてしまいます。
最適なキーワードをUbersuggestを使って見つけたあとは、それらを適切に使い優良なSEOコンテンツを制作し、ビジネスに大きなインパクトをもたらしましょう!
(執筆:中村融子 構成:じきるう 編集:木村優美、泉)
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