エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
- ITエンジニア
- 副業
デジタル業界は、スマートフォンの普及やテクノロジーの進歩によって、これからも発展していくと言われています。そのため、「これからデジタル業界で活躍していきたい!」と考えている人も多いのではないでしょうか?
デジタル業界の仕事といっても、プログラマーやWebデザイナーなど多種多様。それぞれに必要とされるスキルもさまざまですが、今後のデジタル業界で需要が高まるであろうスキルとして本記事で紹介するのが「映像制作」です。
今回はこれからの時代に、映像制作のスキルを身につけるべき3つの理由を詳しくご紹介します。
サイバーエージェントの調査によると、2024年には動画広告市場が4957億円(現在の約4倍)に達すると予想されています。
私たちの生活の中でも、今まで写真や画像での広告だったものが動画広告に置き換わっている例が多く現れ始めています。
例えば、電車の車内広告。ドアの上の液晶画面に動画が流れ続けている様子を見たことがある人は多いでしょう。JR東日本は、現在山手線で運行しているデジタルサイネージ(電子看板)を搭載した車両(E235系)を2020年度から横須賀線・総武線でも順次導入する方針を発表しました。
紙媒体の広告が順次デジタルに置きかわり、また画像よりも表現の幅が広く相手に情報を伝えやすい動画広告に変化していくのです。
動画広告の市場規模が拡大すればするほど、動画の制作者も必要となります。そのため、高い映像制作スキルを持つ人の需要は大きく高まるでしょう。
5Gとは、現在スマートフォンなどで利用されている4Gを発展させた次世代の移動通信方式です。
次のような効果が5Gに期待されています。
データの読み込み時間が短縮され、動画が外出時でもストレスなく視聴できるようになります。YouTubeなどの動画配信サービスにより身近になった動画が、今後さらに手軽に扱えるようになっていくのです。
今までWeb上に数多く存在していた画像広告も、5Gの実用化で読み込みに時間がかからなくなると動画広告に置き換わることが予測されます。そのため、映像制作のできる人はますます必要とされるでしょう。
機材が揃ってさえいれば、動画は一人でも制作できます。
最近では編集ソフトやカメラ、さらにはドローンまで、高機能で本格的な機材が身近な存在になりました。いまや4Kの映像や空撮などを個人単位で用意することが可能です。
プロにも引けを取らない映像を作るアマチュアの動画製作者が次々登場しており、フリーランスの映像クリエイターとして活躍している人も数多く存在します。
現在でもクラウドソーシングサービス上で動画制作・編集の委託案件が多く見られますが、これらは今後さらに増えるでしょう。フリーの案件を受注して自分のペースで働くことが可能なのも、映像制作のスキルを身につけるメリットのひとつです。
また、近年注目されているYouTuberのように、自分自身で動画を配信サイト上にアップロードし、不特定多数の視聴者に映像を見てもらう方法もあります。再生回数やチャンネル登録者数が増えれば、インフルエンサーとして企業からの案件を受けたり、動画広告の収入で稼ぐことが可能です。
今回は今後のデジタル業界で活躍するために映像制作のスキルを身につけるべき理由をご紹介しました。
- 動画の広告費用が年々増えている
- 新しい通信環境(5G)の登場
- 副業・フリーランスでも働きやすい
需要は増え続け、かつ個人で扱いやすい領域になってきている映像制作。
1分間の動画が伝える情報量は180万語、3600のWebページ分に匹敵し、動画を利用するとプロダクトへの理解が74%高まるとも言われています。
今後ますます注目度の高まるスキルとして、映像制作に挑んでみてはいかがでしょうか。