エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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分からない情報は調べれば大体分かるようになってきた昨今。一時期は高値で取引されていた情報も今では無料で手に入るようになりました。
反面、情報量が多すぎて、どこから手を付けて情報を見ていけばいいか分からないと悩んでいる方も多いはず。そんな方におススメしたいのが、今回ご紹介するRSSツール。これを使うことで、自分のための厳選したタイムラインをつくれます。
SNSやブログが復旧した昨今。新聞やテレビはもちろん、ネットを主戦場とした場面で個人の意見が大きな影響力をもたらしています。
それに伴い情報収集の仕方も多様化し、今までの雑誌や新聞、テレビを中心とした情報収集に加えて、膨大なネット情報やブログさらには個人のSNSに至るまで、クリエイターはありとあらゆるルートから情報を仕入れ、その中から正しい情報だけを選び取る能力を求められるようになりました。
しかし情報量が多いため、目的なく情報収集しようとすると、思った以上に時間を浪費してしまいがちです。
RSSは、そんなありふれた情報から限られた情報だけをピックアップする技術の一つです。読みたいブログのRSSフィードを登録することで、RSSリーダーから出力されたブログの更新情報や新着情報を自動で取得することができます。
そのため直接ブログを訪れることなく、ブログが更新された時だけ情報をチェックでき、情報収集の時間そのものを効率化します。また情報の獲得先を自分で選ぶことができるので、数ある情報源から独自の情報経済圏を築くことが可能です。
そんなRSSという言葉を追っていると、何かとセットで言及されるRSSフィードとRSSリーダーというものがあります。ではこれらの違いはどういったところにあるのでしょうか。結論を述べるとRSSフィードはブログの記事を配信する際に用いられるもので、記事の更新をお知らせする、いわばブログの発信機のようなものです。
対してRSSリーダーというのは、ブログ側から配信された記事更新のお知らせを受け取る、受信機のようなものです。
そのため2つのRSSは、相互に情報を発信受信することで、利用者に合ったコンテンツを配信します。
また似たようなものとして、気に入ったページだけをお気に入り登録するブックマークサービスがありますが、ブックマークを利用する場合はその都度見たいページのURLへアクセスしなければなりませんでした。
というのもブックマークはRSSと違い、ただお気に入りのページをマーキングするだけなので、ブログの情報が更新されたかどうかまではお知らせしてくれません。
そのため更新された情報も得たい場合は、自分の目で情報が移り変わったどうかをチェックする必要があったわけです。
一方で、RSSではこの確認の作業を効率化し、ブログへアクセスしないとわからない更新情報をタイムリーに受け取れるため、恒久的にブログの情報を監視したい時、新規記事に絞って情報を取得することができます。
最近では、メディアサイトからの通知許可設定をすることで、更新情報がchromeのUIに浮き出るという機能が至るところで実装され始めています。そういった機能をフル活用するのも、いいかもしれませんね。
このようにRSSリーダーは使うことであらゆる情報を仕入れることが可能ですが、ブログのRSSフィードを安易に登録しすぎてはいけません。というのもRSSリーダーは先述した通り、登録したブログの情報を逐一更新し続けるので、次々とブログを登録しすぎると更新情報であふれてしまいます。
そのため目的なく、ブックマーク感覚でブログを次々に登録せず、ある程度の法則性や分野に絞ってブログを登録するようにしましょう。
ではRSSリーダーツールにはどういったものがあるのでしょうか。ここでは無料で利用できるRSSリーダーツールとして、Feedly、Inoreader、Feed Watcherの3つのツールを例にご紹介します。ざっくりとした概要は以下の通り↓
RSSツール |
料金 | 対応端末 | 日本語対応 |
Feedly |
基本無料 |
PC/スマートフォン /タブレット |
✕ |
Inoreader | 基本無料 (一部有料 $1.25/月~) |
PC/スマートフォン /タブレット |
◯ |
Feed Watcher | 無料 | PC/スマートフォン | ◯ |
それではそれぞれツールの特徴についても詳しく見ていきましょう。
最初にご紹介するのは、RSSリーダーツールの代表格「Feedly」です。Feedlyは、パソコン、スマートフォン、タブレットそれぞれに対応。Feedlyのアカウントを経由して、Feedly上に登録したブログの更新情報をまとめてチェックすることができます。
次にご紹介するのは、Feedlyに並んで人気な「Inoreader」です。日本語にも対応している数少ないRSSサービスとして知られており、英語にアレルギー反応を見せる方でも安心して使い続けることができます。またアプリ版に限り、複数のアカウントを切り替えることも可能です。
最後にご紹介するのは、「Feed Watcher」です。現代のニュースアプリを想起させる情報量の多いレイアウトとなっています。RSSで設定したブログはもちろん、Yahoo!やITmedia、GIGAZINEといった大手情報サイトやはてなブックマーク、天気予報などあらゆる情報を網羅的に閲覧できるRSSリーダーです。
今回は、RSSについてご紹介しました。RSSはリアルタイムで最新情報だけを追うことができるので、一時的に見たい情報をまとめる際に大いに活躍することでしょう。
とくに日々技術的な情報や限定的なコンテンツ、トレンドに向き合う方は、ぜひ日常的に使うツールとしてニュースアプリと併用してみてください。
(執筆:黒川シュン)