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Facebook広告の料金ってどれくらい?種類は?実例&シミュレーション付きで解説

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Facebook広告は誰もが簡単に出稿でき、初心者でも気軽にチャレンジできます。しかし当然ですが、広告料金はタダではありません。

そこで今回は、Facebook広告を運用するにあたって必要となる広告料金を、実例を交えてご紹介していきます。

代表的なFacebook広告10種類

Facebook広告の料金についてご紹介する前に、前知識としてFacebookの広告の種類について簡単にご紹介します。

【フォーマット別】 Facebook広告7種類

掲載する広告について、広告のフォーマット別にご紹介します。

1. カルーセル広告

カルーセル広告とは「広告に対して複数の画像や動画を貼ることができる」Facebook広告です。

各画像/動画に見出しを付けたり、リンクを設定したりできるのが特徴です。

画像や動画を繋げることによって広告にストーリー性を持たせることもできるので、ユーザーの温度感を上げることもできます。

2. コレクション広告

コレクション広告とは「商品やサービスの画像/動画をメインヴィジュアルにして購買意欲を高める」Facebook広告です。

メインビジュアルの下に更に4枚の商品画像を表示できます。大手のアパレル企業などがよく活用しています。

3. 画像広告

画像広告

▲出典:FACEBOOK for Business(①は本文、②は広告画像(または動画サムネイル)、③は画像テキスト)

画像広告とは「画像とテキストをメインとする」Facebook広告です。

ユーザーはテキストよりも画像を最初に見る傾向にあるので、印象に残りやすい画像の工夫が大切です。

画像とテキストだけで広告を出せるので、初心者にとってもやさしいFacebook広告です。

4. 動画広告

動画広告とは「動画とテキストをメインとする」Facebook広告です。

再生ボタンを押さなくても動画が自動再生されるのが特徴で、ストーリー要素や実際の動きなどを多くのユーザーに届けられます。

画像よりも準備はかかりますが、試してみる価値は大いにあるでしょう。

5. スライドショー広告

スライドショー広告

FACEBOOK for Businessより引用

スライドショー広告とは「複数(10枚まで)の画像をスライドショー形式に表示する」Facebook広告です。

画像広告と同じく、画像とテキストを用意するだけで出せるのでおすすめです。商品紹介や手順などを紹介したいときに使えます。

6.プレイアブル広告

プレイアブル広告

FACEBOOK for Business より引用

プレイアブル広告とは「設定したユーザー層に対して広告を出しアプリインストールを促す」Facebook広告です。

アプリをインストールしていないユーザーに対して絞って広告を出せるので、新規ユーザーを効率よく獲得できます。

【配信方法別】 Facebook広告 3種類

次に広告配信の方法別に、広告の種類をご紹介します。

7. インスタントエクスペリエンス

インスタントエクスペリエンス

Facebook for Businessより引用

インスタントエクスペリエンスとは「タップすることによってフルスクリーンの専用ビューワーが立ち上がる」Facebook広告です。

画像や動画をはじめ、上記で紹介したさまざまな広告フォーマットに対応しています。

別ブラウザに移動することなく専用ビューワーが立ち上がるため、ユーザーがストレスを感じることなく早くページを開けます。Facebook独自の広告です。

8. ダイナミック広告

ダイナミック広告

Facebook for Businessより引用

ダイナミック広告とは「ユーザーが過去に閲覧したサイトや商品、サービスに基づいておすすめの商品やサービスを表示できる」Facebook広告です。

年齢/性別/地域などユーザー情報を更に追加していくことで、サイトを訪問したことのないユーザーにもアプローチできます。

9. リード獲得広告

リード獲得広告

FACEBOOK for Businessより引用

リード獲得広告とは「面倒なフォーム入力を簡略化し、サービスや商品の登録/購入を促す」Facebook広告です。

外部リンクに移動せずに情報が入力でき、さらにはFacebook上の情報であれば自動入力されるのでユーザーの手間を省けます。

10. 近隣エリア広告

近隣エリア広告とは「ユーザーの位置情報を使って、その地域の店舗の広告を配信する」Facebook広告です。

エリアを元に広告を配信できるので、その地域に適したユーザーに効率よく広告を配信できます。

Facebook広告における6つの課金方法

Facebook広告の料金が発生するパターンは6種類あります。宣伝したいものに適した課金方法を選択していきましょう。

1.インプレッション課金(CPM配信)

インプレッション課金とは「1000回表示されたときに料金が発生する」課金方法です。

Facebook広告がクリックされた回数に関係なく、1000回表示されるごとに料金が発生します。Webサイトへの訪問や「いいね!」/「シェア」のアクションがあっても料金は発生しません。

2. クリック課金(CPC配信)

クリック課金とは「広告がクリックされる度に料金が発生する」課金方法です。

つまり広告に対してアクションがあった場合に料金が発生します。「いいね!」/「シェア」等のアクションでも発生してしまうところが注意点です。

3. 最適化配信(最適化インプレッション課金)

最適化配信とは「キャンペーン目的ごとに広告を配信し料金が発生する」課金方法です。

クリック目的やCV目的などよく使用されるキャンペーンに応じて配信方法を最適化できます。つまり、希望するアクションを起こしやすいユーザーに効率よく広告が表示されるため、広告主は料金を節約できます。

4.アプリのインストール課金

アプリのインストール課金とは「Facebook広告経由でアプリがインストールされたときに料金が発生する」課金方法です。

注意として、アプリにFacebook SDKという機能を実装して、広告とリンクさせる作業が必要です。

5. 動画の2秒以上の再生課金

「3秒以上ある動画で、2秒以上再生されたときに料金が発生する」課金方法です。

2018年に登場した新しい課金方法です。

6. 動画の10秒再生課金

言葉通り「動画が10秒以上再生されるときに料金が発生する」課金方法です。注意する点は2点あります。

  1. 10秒未満の動画も、全体の長さの97%が再生されていれば10秒再生動画としてカウントされる
  2. リプレイした時間は含まれない

Facebook広告料金における4つの予算

1.広告セット予算

広告セットでは、配信する広告の「ターゲット/配置場所/広告費/スケジュール」を設定できます。その広告セットに対する予算の決め方は以下の2つです。

  • 1日の予算:1日あたりの平均予算を決める
  • 通算予算:掲載期間全体で支払う上限額を設定する

2.入札単価

Facebook広告では、1クリックにかける上限や1000回表示にかける広告費の上限を設定できます。

基本はFacebookが最適化して設定してくれるので、広告主の都合で広告費を抑えたいときなどに使います。

3.アカウントの上限予算

アカウントの上限予算とは「使っている広告アカウントで利用しているすべてのキャンペーンの予算」をいいます。

アカウントの上限予算を設定していると、上限に達した時点で広告配信はストップされます。つまり、ここで設定した予算以上の料金は発生しません。

4.キャンペーンの上限予算

キャンペーンの上限予算とは「キャンペーン単位で使用できる予算」です。

アカウントの上限と同じく、上限に達した時点で広告配信はストップします。

Facebook広告のシミュレーションをしてみよう!

ここまで述べたとおり、Facebook広告には多様なフォーマットと配信形態、課金方法、予算方法があります。一概に「Facebook広告の料金は○○円!」と言えないのが難しいところです。

ただしFacebookには、広告シミュレーション機能がついています。

個人用広告アカウントがあれば誰でも無料で、予算やユーザーを予想するシミュレーションを使えます。

1. Facebookのページ上部メニューバーの「三角ボタン(▼)」をクリックして、アコーディオンメニューを表示後「広告管理」をクリックします。

Facebook広告

2. 使用したいアカウントを選びます。

アカウント選択

3. 「広告作成」を押します。

広告作成画像

4. 広告の目的を選択します。今回は「トラフィック」を選択しました。

広告の目的設定

5. 予算を設定します。「キャンペーン予算の最適化」は、オフにしましょう。オンになっていると1日の推定結果が表示されません。

キャンペーン予算の最適化」オフVer

6. 日本に設定されている場合、設定は基本的には変えずに次へ進みます。

広告アカウント国設定

7. この画面から、キャンペーンの設定を行えます。設定を変更するたびに右の「オーディエンスサイズ」「1日の推定結果」の数値が変動し、シミュレーション結果をみることが可能。ここで「開始」をしなければ出稿されることはありません。

キャンペーン設定の変更

8. シミュレーション結果が右手に表示されます。

9. シミュレーション結果をスクロールすると「新しいオーディエンスを作成」で、新しいターゲットを想定したシミュレーションを組むことができます。また「広告で使用する予算と期間」も同ページで設定できます。

予算と掲載期間

まとめ

「Facebook広告」というワードに抵抗があった方もいたかもしれません。

しかし100円から広告を配信できたり、無料で広告のシミュレーションができたりと、料金を気にせずにFacebook広告は手軽に運用できます。

これを機に、Facebook広告に挑戦してみてください!

(執筆:ばち 編集:Sato Mizuki)

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