副業向けお仕事マッチングサービス10選。カテゴリ別に紹介
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フリーランスになったら、プライベート用とは別に事業用のクレジットカードの作成を検討する方も多いでしょう。
ただし、事業用に使う場合でも、必ずビジネスカードを契約する必要はありません。普段と同じように個人で発行できるクレジットカードを申し込み、個人用と事業用で分けて利用することも可能です。
そこで今回は、タイプ別におすすめのクレジットカードを20種類ご紹介します。
審査を通過するためのポイントやクレジットカードを持つメリット&デメリットも合わせて解説しているので、これからクレジットカードを作成するフリーランスの方はぜひ参考にしてください。
FP事務所『トージンFP事務所』代表、ファイナンシャル・プランナー(AFP)。Workship MAGAZINEのマネー担当として、フリーランスや副業にまつわる記事の執筆・監修を行う。自身も現役フリーランスで、当事者ならではの情報発信に強み。
目次
安定した収入がある会社員と比べて、フリーランスのクレジットカード審査は慎重に行われます。つまり、クレジットカード審査に通りにくいのは事実といえます。とはいえ、「通りにくい」というだけで、すべてのフリーランスが審査に落ちているわけではありません。
実際、後にも紹介しますがフリーランス向けクレジットカードなども発行されており、フリーランスが全く審査に通らなければ、こうしたクレジットカードなどが発行されることもないでしょう。
つまり、クレジットカード審査に通るかどうかは、「どんなフリーランスか」次第だといえます。
フリーランスがクレジットカード会社の審査を通過するためには、一般的に以下のポイントが重要だといわれます。
また、じつはフリーランスとして独立する前の会社員時代、あるいは学生時代にクレジットカードを作っておくと、かなりゆるめの審査でカードを入手でき、かつそのカードを独立後にも使うことができます。
そのためクレジットカードは独立前に作るのが一番ですが、「独立後であまり実績もないけど、すぐにカードが欲しい!」という状況もあるかもしれません。
そんな時にクレジットカード審査に通過する確率を少しでも上げるためには、以下で紹介するポイントを押さえることが重要です。
「屋号」は個人事業を始めるときの名前です。企業でいうと会社名にあたります。
屋号で仕事をする場合、個人事業主として開業届を提出するケースが一般的です。開業届を出さないで屋号を名乗ることも可能ですが、開業届は屋号付き口座を開設するときに重要な書類です。公的な手続きを踏んで開業していると示せるため、審査が有利になります。
また屋号があれば口座名や領収書の名義を屋号にできるため、プライベートの支払いとビジネスの経費を明確に分けられます。
【税理士監修】フリーランスが開業届を提出することで得られる3つのメリット
Workship MAGAZINE
クレジットカード会社は、キャッシングを事業資金の補充に使われることを警戒するといわれています。キャッシングとはカンタンに言えば借金なので、万が一フリーランスが事業をたたんでしまうと、貸し付けたお金の回収ができなくなります。
とはいえ、フリーランスの皆さんは全員がキャッシング目的でカードをつくるわけではないでしょう。キャッシングを利用しない予定であれば、クレジットカードのキャッシング枠は「0」もしくは最低額で申請することをおすすめします。
資金繰り目的でないことをアピールし、審査時の印象を高めましょう。
新規でクレジットカード発行の申込みがあった時、申込者の信用情報の審査が行われます。過去に税金や公共料金の滞納などがあると、審査が不利になることも……。
自分の信用情報を把握するためには、信用情報を管理している事業者のホームページにアクセスしましょう。審査基準などはカード会社やカードの種類によっても変わるので、カードの評判などを調べたうえで自分の信用情報を把握し、審査に通過できそうなカードに申し込むのも一つの選択肢です。そうすれば、クレジットカードを手に入れられる確率がグッと上がります。
【大手信用情報管理機関のHP】
可能なら、自身の連絡先は携帯電話番号と固定電話番号の両方を登録しましょう。
固定電話番号を持つフリーランスは、事業所を構えているか、固定電話のある自宅で仕事していると判断できます。そのため、携帯電話しか持っていないフリーランスにくらべ、事業計画がしっかりしている印象を与えられるのです。
またクレジットカード会社にとっては、固定電話があるとカード料金の返済が遅れた際に連絡が取りやすい、というメリットがあります。
クレジットカードには、所有者の家族が入会できる「家族カード(ファミリーカード)」というものがあります。家族カードの特徴は、所有者の信用情報がしっかりしていれば、自分がフリーランスのように不安定な職業に就いていても、審査で不利になりにくい点です。
これは、「最悪家族カードの持ち主が料金を支払えなくなっても、家族だから所有者が払ってくれるよね」という考え方に由来します。さらに所有者のカードがゴールドカードなら、フリーランスでもいきなりゴールドカードを持つことも可能です。
家族カードのデメリットは支払い口座が所有者の口座にまとめられてしまう点だといわれますが、所有者とは別口座にひもづけられるカードもあります。配偶者や両親が安定した職業に就いている方にはおすすめです。
フリーランスがクレジットカードを作るとき、まず考えるのが「事業用のカード」でしょう。クレジットカードには「ビジネスカード」と呼ばれる事業用のカードもあります。ここでは、プライベートのカードとは分けて使いたい人におすすめのクレジットカードをご紹介します。
▲出典:楽天プレミアムカード
圧倒的シェアを誇る楽天カードの上位モデルです。楽天市場でのポイントが最大7倍になるほか、傷害保険や動産総合保険、ライフスタイルに合わせて選べる特典プログラムもあります。
追加で年会費2200円を支払うことで、オフィス環境整備やシステム導入時にお得なプレミアムオファーの利用が可能になる「楽天ビジネスカード」もあわせて発行できます。
プライベート用と事業用のクレジットカードを、同じカード会社で統一したいフリーランスにおすすめです。
入会金・年会費 | 11,000円 |
ポイント還元率 | 1.0%〜 |
カードブランド | VISA、Mastercard、JCB、AMEX(ビジネスカードはVISAのみ) |
電子マネー | 楽天Edy |
特徴・特典 |
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▲出典:JCBプラチナ法人カード
個人事業主でも発行可能なプラチナ法人カードです。
出張や接待のセッティングに役立つ「プラチナ・コンシェルジュデスク」を24時間365日利用できたり、世界各国の空港ラウンジを無料で利用できる「プライオリティ・パス」に登録できたりと、プラチナカードならではのサービスを体験できます。
さらにサイバーリスクに備えた保険なども付帯するため、IT関係のビジネスにかかわるフリーランスには魅力的でしょう。
ステータス性を兼ね備えたビジネスカードがほしいフリーランスにおすすめです。
入会金・年会費 | 33,000円 |
ポイント還元率 | 0.1% |
カードブランド | JCB |
電子マネー | QUICPay |
特徴・特典 |
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▲出典:三井住友カード
「三井住友カード ビジネスオーナーズ」は、実績ある三井住友グループのカードです。プライベート用の三井住友カードと2枚持ちすることで、最大1.5%のポイント還元を受けられます。年会費が永年無料なのも嬉しいですね。
まとめると、ビジネスカードとしては破格のランニングコストとポイント還元率を誇ります。ステータスと実用性のバランスをとりたいフリーランスにぴったりなクレジットカードです。
入会金・年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5〜1.5% |
カードブランド | VISA、Mastercard |
電子マネー | – |
特徴・特典 |
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▲出典:オリコカード
オリコカードが発行する個人事業主向けのビジネスカードです。
クラウド会計ソフト『freee』の有料プランがお得に申し込めたり、出張やビジネス拡充に役立つサービスを受けられたりと、フリーランス向きの特典が魅力的。実用性を兼ね備えたビジネスカードがほしいフリーランスにおすすめです。
入会金・年会費 | 2200円 ※初年度無料 |
ポイント還元率 | 0.1% |
カードブランド | VISA、Mastercard |
電子マネー | – |
特徴・特典 |
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▲出典:NTTファイナンス
NTTグループのNTTファイナンスが発行する個人事業主向けのビジネスカードです。
Webで明細を閲覧するだけでなく、編集まで可能な「Web明細編集サービス」が付帯し、Amazonの法人向けサービスである「Amazon Business」にカンタン登録できる特典もあります。
個人事業主向けカードなので、フリーランスでも審査が不利になることはないでしょう。
入会金・年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.0% |
カードブランド | VISA |
電子マネー | – |
特徴・特典 |
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ハイクラスなクレジットカードは、利用額が高額になると還元率が高まる傾向にあります。また信用に乏しいフリーランスでありながらプラチナカードなどを所有していると、相手に信頼感を与えられるでしょう。
▲出典:JCBプラチナ
JCBブランドのプラチナカードです。
世界各国の空港ラウンジを無料で利用できるプライオリティ・パスや、国内・海外旅行の飛行機遅延保険など、プラチナならではのサービスを付帯しているのが特徴。
25歳から申し込みが可能なため、若くしてプラチナカードを持ちたいフリーランスにおすすめです。
入会金・年会費 | 27,500円 |
ポイント還元率 | 明記なし |
カードブランド | JCB |
電子マネー | QUICPay |
特徴・特典 |
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▲出典:ダイナースクラブカード
根強い人気を誇る、老舗のクレジットカードです。
利用可能枠に一律の制限を設けておらず、ひとりひとりに個別の利用枠を設定しています。事前に相談をすることで、可能枠を超えた額の決済ができる場合も。
月によっては高額な支払いが発生するフリーランスにおすすめです。
入会金・年会費 | 24,200円 |
ポイント還元率 | 0.4~1% |
カードブランド | ダイナース |
電子マネー | -(Apple Pay対応) |
特徴・特典 |
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▲出典:アメリカン・エキスプレス・カード
「アメックス」の愛称で親しまれるアメリカン・エキスプレスの、最も一般的なクレジットカードです。
他のカードよりも審査が厳しいと言われ、かつ他社のゴールドカード並みの付帯サービスがあることから、ステータスの高いクレジットカードとして知られています。
利用限度額は持ち主の使用実績に応じて決まるため、一般のクレジットカードだからといって枠が小さくて困ることはありません。
海外旅行や出張の多いフリーランスにおすすめの一枚です。
入会金・年会費 | 1100円/月(月会費制) |
ポイント還元率 | 1.0% |
カードブランド | AMEX |
電子マネー | -(ApplePayに対応) |
特徴・特典 |
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フリーランス向けの付帯サービスが揃えられた、特別なクレジットカードをご紹介します。
▲出典:freeeカード
クラウド会計ソフト大手・freeeが発行するこのカードの特徴は、開業後すぐに申し込める点。個人事業主になった当初はクレジットカードの申請が通りにくいので、freeeカードは個人事業主の味方です。
申込時に決算書や確定申告書などの書類提出が必要なく、本人の個人情報確認資料があればOK。特典はカードブランドごとに差があるものの、個人事業主向けという点は変わりません。
入会金・年会費 | 無料(カードブランド、種別により有料の場合あり) |
ポイント還元率 | – |
カードブランド | VISA、Mastercard、AMEX |
電子マネー | -(カードブランドにより変化) |
特徴・特典 |
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▲出典:テックビズカード
IT/Web系フリーランス向けに特化したビジネス向けクレジットカードです。
このクレジットカードの最大の特徴は、フリーランスを徹底的にサポートするところ。
専属税理士による記帳&確定申告サポートサービスを月額5500円(税込)から受けられるほか、コワーキングスペースやプログラミング学習など、IT/Web系フリーランスに人気のサービスがお得に利用できます。
ビジネスカードのなかではポイント還元率が高めなのも注目したいところ。初年度は年会費無料なので、試しに作成してみるのもいいかもしれません。
入会金・年会費 | 初年度無料 ※翌年度から年会費 2200円(税込) |
ポイント還元率 | 0.1%~1.1% |
カードブランド | Mastercard |
電子マネー | Mastercardコンタクトレス |
特徴・特典 |
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ここでは、ポイント還元率の高いクレジットカードをご紹介します。クレジットカードを使う場面によっても還元率が変わってくるので、自分の使用パターンに合わせて選びましょう。
▲出典:楽天カード
還元率が常時1%以上で、非常に人気の高いクレジットカードです。
楽天の提供サービスを利用するとポイント還元率がアップしていくため、「楽天経済圏」で生活している方にはおすすめのカードといえます。
少額ながら海外旅行傷害保険なども付帯しているため、最低限の補償とコストで高還元率のカードを探している方にもおすすめです。
入会金・年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.0%〜 |
カードブランド | VISA、Mastercard、JCB、AMEX |
電子マネー | 楽天Edy |
特徴・特典 |
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▲出典:JCB カード W
ポイント還元率0.6%以上のクレジットカードです。加入条件に18歳~39歳以下という制約があるものの、通常のJCBカードと比べて2倍のポイントが貯まります。
さらに優待店の利用でポイント還元率がアップ。たとえばスターバックスでは5.5%、セブンイレブンでは2.0%となります。家族会員も含めて年会費がかからないため、家族カードの発行を考えている方にもおすすめです。
入会金・年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.0~21% |
カードブランド | JCB |
電子マネー | QUICPay |
特徴・特典 |
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▲出典:Orico Card THE POINT
還元率が常に1%以上のクレジットカードです。
入会後半年間は還元率が2%になるので、フリーランスの仕事に必要なものを6ヶ月以内に揃えると最もお得でしょう。家族カードの年会費も無料です。
半年以内にまとまった出費を予定しているフリーランスにおすすめのカードといえます。
入会金・年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.0%〜 |
カードブランド | Mastercard、JCB |
電子マネー | iD、QUICPay(Apple Pay対応) |
特徴・特典 |
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▲出典:PayPayカード
還元率が1%〜と高還元率のクレジットカードです。
Yahoo!ショッピングやLOHACOを利用するときは、いつでも還元ポイントが3倍。溜まったポイントはPayPayポイントとして加算されるので、変換する手間なくPayPay加盟店での支払いに利用できます。
新規入会で最大7000円分のPayPayポイントがもらえるキャンペーンを常時開催中。ソフトバンクやYahoo!のサービスをよく利用するフリーランスにはおすすめです。
入会金・年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.0%〜 |
カードブランド | VISA、Mastercard、JCB |
電子マネー | PayPay |
特徴・特典 |
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▲出典:dカード GOLD
還元率が1%のクレジットカードです。
ドコモのケータイと『ドコモ光』の利用料金から10%がポイント還元されます。年会費はかかりますが、ケータイ利用料金が月9000円あればポイントだけで年会費を支払えます。また、dポイント加盟店でクレジットカードを使ったときもポイントが貯まります。
スマートフォンの補償もついてくるので、ドコモユーザーのフリーランスはぜひ持っておきたいクレジットカードです。
入会金・年会費 | 11,000円 |
ポイント還元率 | 1.0%〜10.5% |
カードブランド | VISA、Mastercard |
電子マネー | iD |
特徴・特典 |
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フリーランスのなかには、営業や常駐先への出社などで公共交通機関を利用する機会の多い人もいるかと思います。そんな方々のために、交通系の会社が発行しているクレジットカードをまとめました。
▲出典:ビューカード
JR東日本グループが発行するクレジットカードです。特徴はJRを利用した電車移動に強い点で、「Suica、定期券が付帯可能(オートチャージ対応)」「駅ナカでのポイント還元率UP」など、日常の電車&駅利用でポイントがたまっていきます。
JR東日本管内で頻繁に電車を利用するフリーランスにおすすめのカードです。
入会金・年会費 | 初年度無料 ※2年目以降524円 |
ポイント還元率 | 0.5%~3.5% |
カードブランド | VISA、Mastercard、JCB |
電子マネー | Suica |
特徴・特典 |
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▲出典:ANA
航空会社のANAが発行するクレジットカードです。こちらもANAを利用した飛行機利用に特化したカードで、航空券の購入はもちろん、搭乗のたびに10%のボーナスマイルがもらえます。もちろん、旅行に関連した旅先のホテルや空港、旅行傷害保険なども充実しています。
世界各国を旅するフリーランスや、海外を拠点に活動するフリーランスにおすすめです。
入会金・年会費 | 初年度無料 ※次年度以降2200円~7700円(カードブランドごとに異なる) |
ポイント還元率 | 0.5%~2.5% |
カードブランド | VISA、Mastercard、JCB、AMEX |
電子マネー | 楽天Edy、Suicaなど(カードブランドごとに異なる) |
特徴・特典 |
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ポイント還元率やステータスよりも、ランニングコストを重視するフリーランスにおすすめのクレジットカードをご紹介します。
▲出典:イオンカードセレクト
イオングループが発行する、入会金・年会費無料のクレジットカードです。
通常は200円の利用で1ポイントですが、イオングループでの買い物なら200円で2ポイント付与されます。さらに毎月20日と30日のお客様感謝デーは、対象店舗でのお買い物が5%オフになる特典も。
イオン銀行の口座と連動させれば、振込手数料がゼロになるなどのメリットもあります。
地方在住で、日々の買い物をイオンで済ませている方には特におすすめです。
入会金・年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5% |
カードブランド | VISA、Mastercard、JCB |
電子マネー | WAON |
特徴・特典 |
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▲出典:エポスカード
丸井グループの発行する年会費永年無料のクレジットカードです。
『マルコとマルオの7日間』キャンペーン期間中はマルイでの買い物が何度でも10%オフになるという特典も。
他にもアパホテルなどの優待、海外旅行傷害保険、世界38か所の日本語ヘルプデスクなど、年会費が無料なのに手厚いサービスが魅力です。
海外に行く機会が多かったり、マルイで買い物をしたりするフリーランスにおすすめのクレジットカードです。
入会金・年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5%〜 |
カードブランド | VISA |
電子マネー | Visaタッチ決済、楽天Edy(ApplePayに対応) |
特徴・特典 |
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▲出典:セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード
クレディセゾンが発行するクレジットカードです。2年目以降は年会費がかかりますが、前年に一度でも利用があれば無料になるため、ほぼ実質無料で使用できます。
またステータスカードであるアメックスを無料で所持でき、セゾンカードの永久不滅ポイントも貯まるため、コスパの良いクレジットカードでもあります。
入会金・年会費 | 初年度無料 ※翌年以降利用なしの場合1100円 |
ポイント還元率 | 0.5%〜2% |
カードブランド | AMEX |
電子マネー | QUICPay(Apple Pay、Google Payに対応) |
特徴・特典 |
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フリーランスが事業用にカードを分けることのメリットはさまざまです。個人利用と分けて事業用のクレジットカードを作るだけでもメリットは大きいですが、ビジネスカードを持つとさらなる恩恵を受けられるかもしれません。
仕事用のクレジットカードを持っていると、確定申告が圧倒的に楽になります。
個人のクレジットカードをそのままビジネスにも使ってしまうと、プライベートの支払いと事業の経費が区別しづらくなってしまいます。事業用にカードを作れば、カードの利用明細と経費がイコールになり、経費を算出する手間を省けます。
クレジットカード会社は各社さまざまな特典を用意しています。
とくに個人事業主向けのカードなら、クラウド会計ソフトやコワーキングスペースの割引など、事業に役立つ特典があるものも多いです。普段使いのクレジットカードとは別に、事業に特化したクレジットカードを作成するのもおすすめです。
個人のクレジットカードの場合、個人差はありますが限度額は30〜100万円くらいが相場です。
しかしビジネスカードの審査に通れば、信用度によっては限度額が1000万円になることも。新しく事業を始めたいときには助かります。
ビジネスカードやプラチナカードなどを持っていれば、フリーランスながら一定のステータスが保証されます。
若い人からはあまり聞きませんが、中高年層にはクレジットカードをステータスの一種として考える風潮があり、支払いなどの際にクレジットカードを見られても評価が下がることはなくなるでしょう。
クレジットカードを複数枚持つと便利なことがたくさんある一方、ささやかながらデメリットが生じることも。よく理解したうえで、上手に利用しましょう。
個人用と事業用で支払いが分かれるため、クレジットカードのポイントも分散されてしまいます。
旅行と出張で貯まるマイレージも別々になり、「○○円以上利用で還元率UP」のようなキャンペーンが利用しづらくなる可能性があります。
複数枚のカードを持つことで、カードの管理が複雑化するおそれがあります。
「事業用カードと個人用カードを間違えて使っちゃった……」
「どっちのカードが事業用か忘れちゃった!」
「カードの枚数が増えて財布がパンパンに」
といった事態に直面する可能性があるので、複数枚のカード管理に自信がない方にはおすすめできません。
ビジネスカードは、個人カードのように、分割払い・リボルビング払い・ボーナス1回払いなどと支払い方法を選ぶことができないケースがほとんどです。
翌月に一括で引き落とされるため、口座の残高はしっかり確認しておきましょう。
ビジネスカードやプラチナカードはステータスになりますが、そのぶん費用が高額になりやすく、審査も厳しくなります。
とはいえ、なかには普通のカードと比較してもそれほど割高ではなく、ポイント還元や優待で元が取れるケースも。用途にあったカードを探してみましょう。
ポイント還元率・ステータス・年会費など、フリーランスによって重視する要素は異なります。
本記事で解説したポイント&クレジットカードを参考にし、自身のワークスタイルに合ったものを見つけてください。
(執筆:さだひ 編集:木村優美、北村有 監修:齊藤颯人)
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