【FP監修】個人事業主&フリーランスにおすすめのクレジットカード10選!審査通過のコツも解説

フリーランスにおすすめのクレジットカード

フリーランスになったら、プライベート用とは別に事業用のクレジットカードの作成を検討する方も多いでしょう。事業用に使う場合、ビジネスカードの活用が有効な選択肢となります。

もちろん、普段と同じように個人で発行できるクレジットカードを申し込み、個人用と事業用で分けて利用することも可能ですが、フリーランス向けのカードを利用することで多くの特典を活用できるでしょう。

そこで今回は、フリーランス向けおすすめのクレジットカードを10種類ご紹介します。

監修:齊藤颯人
監修:齊藤颯人

FP事務所『トージンFP事務所』代表、ファイナンシャル・プランナー(AFP)。Workship MAGAZINEのマネー担当として、フリーランスや副業にまつわる記事の執筆・監修を行う。自身も現役フリーランスで、当事者ならではの情報発信に強み。

個人事業主・フリーランス向けクレジットカードの選び方

個人事業主・フリーランスの場合、クレジットカードの選び方は普通の会社員と異なる部分もあります。そこで、今回はフリーランスならではのクレジットカードの選び方を解説します。

選び方1. フリーランス向け特典が充実したカードを選ぶ

フリーランスの場合、会社員とは異なり「クラウド会計ソフト」「損害賠償保険」など、一般のクレジットカードではあまりフォローされていない福利厚生が重要になってきます。

そのため、カードの宣伝の仕方として「フリーランスの方におすすめ」「個人事業主でも利用できる」などの文言が使われる、フリーランス向け特典が充実したカードを選ぶのがおすすめです。

選び方2. 移動に強いカードを選ぶ

フリーランスのなかには、ノマドワークや多拠点生活を送っている方もいるでしょう。その場合、どうしても普段の交通費が高くつきがちです。

しかし、逆に言えば移動でポイントやマイルをためるチャンスともいえるため「切符や航空券の購入でポイントやマイルがたまる」「空港ラウンジが活用できる」など、移動に強いカードを選ぶのもいいでしょう。

選び方3. 年会費や還元率で選ぶ

フリーランスを対象にしたカードは、いわゆる「ビジネスカード」のようなハイグレードのカードが多くなります。一般的なカードに比べて年会費が高くつくことも多いため、「とりあえずプライベートのカードと事業用カードを分けたい」といった動機であれば、年会費を抑えられるカードに入るのも選択肢です。

また、事業で活用する場合は大きな買い物をすることも多いと思われるため、ポイント還元率の高さも見逃せません。

個人事業主・フリーランスにおすすめのクレジットカード比較一覧表

まず、個人事業主・フリーランスにおすすめのクレジットカードを一覧表にしてみました。

表の中から、気になるクレジットカードをざっくり絞り込んでみてください。

カード名 入会金 年会費 ポイント還元率 ブランド
楽天ビジネスカード
【イチオシ!】
無料 2,200円 1.0% ・VISA
三井住友カード ビジネスオーナーズ
【イチオシ!】
無料 永年無料 0.5〜1.5%
※条件有
・VISA
・Mastercard
マネーフォワード ビジネスカード
【イチオシ!】
無料
※条件有
無料
※条件有
1〜3% ・VISA
EX Gold for Biz S 無料 2,200円
※初年度無料
0.1% ・VISA
・Mastercard
NTTファイナンス Bizカード for owners 無料 無料 1.0% ・VISA
freeeカード 無料 無料
※ブランド・種別で変動
0~0.5%
※ブランド、種別で変動
・VISA
・Mastercard
・AMEX
テックビズゴールドカード 無料 2,200円
※初年度無料
0.1%~1.1% ・Mastercard
JCBプラチナ 無料 27,500円 明記なし ・JCB
JRE CARD 無料 524円
※初年度無料
0.5%~3.5% ・VISA
・Mastercard
・JCB
ANAカード(一般) 無料 2,200円~7,700円
※初年度無料
0.5%~2.5% ・VISA
・Mastercard
・JCB
・AMEX

個人事業主・フリーランスにおすすめのクレジットカード10選

1. 楽天ビジネスカード|楽天経済圏を構築したい方は必須

楽天プレミアムカード

▲出典:楽天プレミアムカード

圧倒的シェアを誇る楽天カードのビジネスカード版です。ビジネスに欠かせない優待サービスを利用できる「VISAビジネスオファー」などのビジネス向け特典があるだけでなく、楽天市場でのポイント還元などもセットになったバランスの良いクレジットカードといえます。

利用には楽天プレミアムカード(年会費11,000円)もセットで申し込む必要はありますが、プレミアムカードを活用すれば楽天市場でのポイントが最大7倍になるほか、傷害保険や動産総合保険、ライフスタイルに合わせて選べる特典プログラムもあります。

楽天プレミアムカードを普段使いし、楽天ビジネスカードを事業で活用すると効果的なため、プライベート用と事業用のクレジットカードを同じカード会社で統一したいフリーランスにおすすめです。

入会金 無料
年会費 2,200円(11,000円の楽天プレミアムカードとセット利用が必須)
ポイント還元率 1.0%〜
カードブランド VISA、Mastercard、JCB、AMEX(ビジネスカードはVISAのみ)
電子マネー 楽天Edy
特徴・特典
  • VISAビジネスオファー付帯
  • 楽天サービス利用で還元率UP
  • 空港ラウンジサービス
  • 国内/海外旅行傷害保険(最高5000万円)
  • 動産総合保険(最高300万円)
  • 紛失、盗難補償
  • セキュリティ対策充実

2. 三井住友カード ビジネスオーナーズ|無料なのに高還元率の優秀な1枚

三井住友カード ビジネスオーナーズ

▲出典:三井住友カード

「三井住友カード ビジネスオーナーズ」は、実績ある三井住友グループのカードです。プライベート用の三井住友カードと2枚持ちすることで、最大1.5%(※)のポイント還元を受けられます。年会費が永年無料なのも嬉しいですね。

まとめると、ビジネスカードとしては破格のランニングコストとポイント還元率を誇ります。ステータスと実用性のバランスをとりたいフリーランスにぴったりなクレジットカードです。

入会金 無料
年会費 永年無料
ポイント還元率 0.5〜1.5%(※)
カードブランド VISA/Mastercard
電子マネー
特徴・特典
  • 複数カードをアプリで一元管理可能
  • 請求書支払い代行サービス利用可能
  • 海外旅行傷害保険(最高2,000万円/利用付帯)
  • 紛失、盗難補償
  • セキュリティ対策充実

(※)対象の三井住友カードと2枚持ち且つ対象のご利用をすることが条件です。

3. マネーフォワード ビジネスカード|会計ソフトとの連携が強力

▲出典:マネーフォワード

クラウド会計ソフト大手・マネーフォワードが発行するビジネスカードです。ビジネスカードながら初年度は無条件で年会費無料(2年目以降も1年間で1回でも支払いがあれば無料)、ポイント還元率が1~3%と、一般的なクレジットカードと同水準のサービスを提供しているのが魅力。

マネーフォワードが発行元なだけあって「マネーフォワード クラウド」などとセット利用で会計の効率化が図れるほか、「GMOあおぞらネット銀行」や「DMMバーチャルオフィス」の利用特典といった、個人事業主に嬉しいサービスも充実しています。

入会金 無料(リアルカードは2枚目以降有料)
年会費 無料
※2年目以降、直前の1年間で1度も支払い実績がない場合は1,100円
ポイント還元率 1〜3%
カードブランド VISA
電子マネー
特徴・特典
  • 海外手数料が実質無料
  • 目的別に複数カードの発行可能
  • 請求書支払い代行サービス利用可能
  • 証憑の回収状況を一元管理できる
  • フリーランス向け特典充実
  • 不正利用補償

4. EX Gold for Biz S|ビジネス向け特典の質に強み

EX Gold for Biz S

▲出典:オリコカード

オリコカードが発行する個人事業主向けのビジネスカードです。

クラウド会計ソフト『freee』の有料プランがお得に申し込めたり、出張やビジネス拡充に役立つサービスを受けられたりと、フリーランス向きの特典が魅力的。実用性を兼ね備えたビジネスカードがほしいフリーランスにおすすめです。

入会金 無料
年会費 2,200円
※初年度無料
ポイント還元率 0.1%
カードブランド VISA、Mastercard
電子マネー
特徴・特典
  • MastercardビジネスアシストまたはVisaビジネスオファーが付帯
  • 融資金利優遇制度
  • 空港ラウンジサービス
  • 国内/海外旅行傷害保険(最高2000万円)
  • 紛失、盗難補償

5. NTTファイナンス Bizカード for owners|無料かつシンプルさが強み

NTTファイナンス Bizカード

▲出典:NTTファイナンス

NTTグループのNTTファイナンスが発行する個人事業主向けのビジネスカードです。

Webで明細を閲覧するだけでなく、編集まで可能な「Web明細編集サービス」が付帯し、Amazonの法人向けサービスである「Amazon Business」にカンタン登録できる特典もあります。

個人事業主向けカードなので、フリーランスでも審査が不利になることはないでしょう。

入会金 無料
年会費 無料
ポイント還元率 1.0%
カードブランド VISA
電子マネー
特徴・特典
  • VISAビジネスオファー付帯
  • Webで明細編集が可能
  • 空港ラウンジサービス
  • 国内/海外旅行傷害保険(最高1億円)
  • ショッピング補償保険(最高300万円)
  • 紛失、盗難補償

6. freeeカード|開業直後のカード発行をサポート

freeeカード

▲出典:freeeカード

クラウド会計ソフト大手・freeeが発行するこのカードの特徴は、開業後すぐに申し込める点。個人事業主になった当初はクレジットカードの申請が通りにくいので、freeeカードは個人事業主の味方です。

申込時に決算書や確定申告書などの書類提出が必要なく、本人の個人情報確認資料があればOK。特典はカードブランドごとに差があるものの、個人事業主向けという点は変わりません。

入会金 無料
年会費 無料(カードブランド、種別により有料の場合あり)
ポイント還元率 0~0.5%(カードブランド、種別により変動)
カードブランド VISA、Mastercard、AMEX
電子マネー -(カードブランドにより変化)
特徴・特典
  • 各種ビジネス系優待サービス
  • 士業への無料相談
  • 出張コンシェルジュサービス
  • 決算書の提出不要で取得可能
  • カードブランドごとの優待サービス

7. テックビズゴールドカード|ITフリーランス特化型カード

テックビズカード

▲出典:テックビズカード

IT/Web系フリーランス向けに特化したビジネス向けクレジットカードです。

このクレジットカードの最大の特徴は、フリーランスを徹底的にサポートするところ。

専属税理士による記帳&確定申告サポートサービスを月額5,500円(税込)から受けられるほか、コワーキングスペースやプログラミング学習など、IT/Web系フリーランスに人気のサービスがお得に利用できます。

ビジネスカードのなかではポイント還元率が高めなのも注目したいところ。初年度は年会費無料なので、試しに作成してみるのもいいかもしれません。

入会金 無料
年会費 初年度無料
※翌年度から年会費 2,200円
ポイント還元率 0.1%~1.1%
カードブランド Mastercard
電子マネー Mastercardコンタクトレス
特徴・特典
  • Mastercardビジネスアシスト付帯
  • 1~100万円までキャッシング可能
  • フリーランス向け優待サービス
  • 融資金利優遇制度
  • 空港ラウンジサービス
  • レストラン、宿泊施設などの優待サービス
  • 指定コース料理1名分無料(2名以上利用の場合)
  • 国内/海外旅行傷害保険(最高2000万円)
  • ショッピングガード保険(最高100万円/年)
  • 紛失、盗難補償

8. JCBプラチナ|移動や出張が多い方に

JCBプラチナ

▲出典:JCBプラチナ

JCBブランドのプラチナカードです。

世界各国の空港ラウンジを無料で利用できるプライオリティ・パスや、国内・海外旅行の飛行機遅延保険など、プラチナならではのサービスを付帯しているのが特徴。

25歳から申し込みが可能なため、若くしてプラチナカードを持ちたいフリーランスにおすすめです。

入会金 無料
年会費 27,500円
ポイント還元率 明記なし
カードブランド JCB
電子マネー QUICPay
特徴・特典
  • 空港ラウンジサービス
  • レストラン、宿泊施設など優待サービス
  • 指定コース料理1名分無料(2名以上利用の場合)
  • 国内/海外旅行傷害保険(最高1億円)
  • 航空機遅延保険(最高40,000円)
  • ショッピングガード保険(最高500万円)
  • JCBスマートフォン保険(最高50,000円)

9. JRE CARD|JRや駅ビルの利用がおトクに

JRE CARD

▲出典:ビューカード

JR東日本グループが発行するクレジットカードです。特徴はJRを利用した電車移動に強い点で、「Suica、定期券が付帯可能(オートチャージ対応)」「駅ナカでのポイント還元率UP」など、日常の電車&駅利用でポイントがたまっていきます。

JR東日本管内で頻繁に電車を利用するフリーランスにおすすめのカードです。

入会金 無料
年会費 初年度無料
※2年目以降524円
ポイント還元率 0.5%~3.5%
カードブランド VISA、Mastercard、JCB
電子マネー Suica
特徴・特典
  • 駅ビル利用、切符購入でポイント還元
  • Suica、定期券付帯(オートチャージ対応)
  • 国内/海外旅行傷害保険(最高1000万円)
  • 紛失、盗難補償(定期券部分含む)

10. ANAカード(一般)|マイルを貯めたい方におすすめ

ANAカード

▲出典:ANA

航空会社のANAが発行するクレジットカードです。こちらもANAを利用した飛行機利用に特化したカードで、航空券の購入はもちろん、搭乗のたびに10%のボーナスマイルがもらえます。もちろん、旅行に関連した旅先のホテルや空港、旅行傷害保険なども充実しています。

世界各国を旅するフリーランスや、海外を拠点に活動するフリーランスにおすすめです。

入会金 無料
年会費 初年度無料
※次年度以降2,200円~7,700円(カードブランドごとに異なる)
ポイント還元率 0.5%~2.5%
カードブランド VISA、Mastercard、JCB、AMEX
電子マネー 楽天Edy、Suicaなど(カードブランドごとに異なる)
特徴・特典
  • 入会/継続で1000マイル
  • 空港ラウンジサービス
  • ホテル、レンタカーなどの優待サービス
  • 国内/海外旅行傷害保険
  • ショッピング補償

個人事業主・フリーランスが事業用にクレジットカードを持つメリット

フリーランスが事業用にカードを分けることのメリットはさまざまです。個人利用と分けて事業用のクレジットカードを作るだけでもメリットは大きいですが、ビジネスカードを持つとさらなる恩恵を受けられるかもしれません。

メリット1. 確定申告が楽になる

仕事用のクレジットカードを持っていると、確定申告が圧倒的に楽になります。

個人のクレジットカードをそのままビジネスにも使ってしまうと、プライベートの支払いと事業の経費が区別しづらくなってしまいます。事業用にカードを作れば、カードの利用明細と経費がイコールになり、経費を算出する手間を省けます。

メリット2. ビジネスに役立つ特典が得られるカードも

クレジットカード会社は各社さまざまな特典を用意しています。

とくに個人事業主向けのカードなら、クラウド会計ソフトやコワーキングスペースの割引など、事業に役立つ特典があるものも多いです。普段使いのクレジットカードとは別に、事業に特化したクレジットカードを作成するのもおすすめです。

メリット3. 限度額が大幅にアップする(ビジネスカード)

個人のクレジットカードの場合、個人差はありますが限度額は30〜100万円くらいが相場です。

しかしビジネスカードの審査に通れば、信用度によっては限度額が1000万円になることも。新しく事業を始めたいときには助かります。

メリット4. ステータスが保証される(ビジネスカード・プラチナカード)

ビジネスカードやプラチナカードなどを持っていれば、フリーランスながら一定のステータスが保証されます。

若い人からはあまり聞きませんが、中高年層にはクレジットカードをステータスの一種として考える風潮があり、支払いなどの際にクレジットカードを見られても評価が下がることはなくなるでしょう。

個人事業主・フリーランスが事業用にクレジットカードを持つデメリット

クレジットカードを複数枚持つと便利なことがたくさんある一方、ささやかながらデメリットが生じることも。よく理解したうえで、上手に利用しましょう。

デメリット1. ポイントが貯まりにくい

個人用と事業用で支払いが分かれるため、クレジットカードのポイントも分散されてしまいます。

旅行と出張で貯まるマイレージも別々になり、「○○円以上利用で還元率UP」のようなキャンペーンが利用しづらくなる可能性があります。

デメリット2. カード管理が複雑になる

複数枚のカードを持つことで、カードの管理が複雑化するおそれがあります。

「事業用カードと個人用カードを間違えて使っちゃった……」
「どっちのカードが事業用か忘れちゃった!」
「カードの枚数が増えて財布がパンパンに」

といった事態に直面する可能性があるので、複数枚のカード管理に自信がない方にはおすすめできません。

デメリット3. 支払い方法の選択ができないケースが多い(ビジネスカード)

ビジネスカードは、個人カードのように、分割払い・リボルビング払い・ボーナス1回払いなどと支払い方法を選ぶことができないケースがほとんどです。

翌月に一括で引き落とされるため、口座の残高はしっかり確認しておきましょう。

デメリット4. 年会費が高い(ビジネスカード・プラチナカード)

ビジネスカードやプラチナカードはステータスになりますが、そのぶん費用が高額になりやすく、審査も厳しくなります。

とはいえ、なかには普通のカードと比較してもそれほど割高ではなく、ポイント還元や優待で元が取れるケースも。用途にあったカードを探してみましょう。

個人事業主・フリーランスはクレジットカード審査が通りにくい?

安定した収入がある会社員と比べて、フリーランスのクレジットカード審査は慎重に行われます。つまり、クレジットカード審査に通りにくいのは事実といえます。とはいえ、「通りにくい」というだけで、すべてのフリーランスが審査に落ちているわけではありません。

実際、後にも紹介しますがフリーランス向けクレジットカードなども発行されており、フリーランスが全く審査に通らなければ、こうしたクレジットカードなどが発行されることもないでしょう。

つまり、クレジットカード審査に通るかどうかは、「どんなフリーランスか」次第だといえます。

クレジットカードの審査を通過しやすくする5つのポイント

フリーランスがクレジットカード会社の審査を通過するためには、一般的に以下のポイントが重要だといわれます。

  • 3年程度の安定した活動実績
  • 会社員と比較しても遜色ない年収
  • クリーンな信用情報

また、じつはフリーランスとして独立する前の会社員時代、あるいは学生時代にクレジットカードを作っておくと、かなりゆるめの審査でカードを入手でき、かつそのカードを独立後にも使うことができます。

そのためクレジットカードは独立前に作るのが一番ですが、「独立後であまり実績もないけど、すぐにカードが欲しい!」という状況もあるかもしれません。

そんな時にクレジットカード審査に通過する確率を少しでも上げるためには、以下で紹介するポイントを押さえることが重要です。

ポイント1. 屋号付き口座を申請する

屋号」は個人事業を始めるときの名前です。企業でいうと会社名にあたります。

屋号で仕事をする場合、個人事業主として開業届を提出するケースが一般的です。開業届を出さないで屋号を名乗ることも可能ですが、開業届は屋号付き口座を開設するときに重要な書類です。公的な手続きを踏んで開業していると示せるため、審査が有利になります。

また屋号があれば口座名や領収書の名義を屋号にできるため、プライベートの支払いとビジネスの経費を明確に分けられます。

ポイント2. キャッシング枠を最低限で申請する

クレジットカード会社は、キャッシングを事業資金の補充に使われることを警戒するといわれています。キャッシングとはカンタンに言えば借金なので、万が一フリーランスが事業をたたんでしまうと、貸し付けたお金の回収ができなくなります。

とはいえ、フリーランスの皆さんは全員がキャッシング目的でカードをつくるわけではないでしょう。キャッシングを利用しない予定であれば、クレジットカードのキャッシング枠は「0」もしくは最低額で申請することをおすすめします。

資金繰り目的でないことをアピールし、審査時の印象を高めましょう。

ポイント3. 審査基準がゆるいカードに申し込む

新規でクレジットカード発行の申込みがあった時、申込者の信用情報の審査が行われます。過去に税金や公共料金の滞納などがあると、審査が不利になることも……。

自分の信用情報を把握するためには、信用情報を管理している事業者のホームページにアクセスしましょう。審査基準などはカード会社やカードの種類によっても変わるので、カードの評判などを調べたうえで自分の信用情報を把握し、審査に通過できそうなカードに申し込むのも一つの選択肢です。そうすれば、クレジットカードを手に入れられる確率がグッと上がります。

【大手信用情報管理機関のHP】

ポイント4. 携帯電話番号と固定電話番号の両方を登録する

可能なら、自身の連絡先は携帯電話番号と固定電話番号の両方を登録しましょう。

固定電話番号を持つフリーランスは、事業所を構えているか、固定電話のある自宅で仕事していると判断できます。そのため、携帯電話しか持っていないフリーランスにくらべ、事業計画がしっかりしている印象を与えられるのです。

またクレジットカード会社にとっては、固定電話があるとカード料金の返済が遅れた際に連絡が取りやすい、というメリットがあります。

ポイント5. 家族カードを申し込む

クレジットカードには、所有者の家族が入会できる「家族カード(ファミリーカード)」というものがあります。家族カードの特徴は、所有者の信用情報がしっかりしていれば、自分がフリーランスのように不安定な職業に就いていても、審査で不利になりにくい点です。

これは、「最悪家族カードの持ち主が料金を支払えなくなっても、家族だから所有者が払ってくれるよね」という考え方に由来します。さらに所有者のカードがゴールドカードなら、フリーランスでもいきなりゴールドカードを持つことも可能です。

家族カードのデメリットは支払い口座が所有者の口座にまとめられてしまう点だといわれますが、所有者とは別口座にひもづけられるカードもあります。配偶者や両親が安定した職業に就いている方にはおすすめです。

おわりに

ポイント還元率・ステータス・年会費など、フリーランスによって重視する要素は異なります。

本記事で解説したポイント&クレジットカードを参考にし、自身のワークスタイルに合ったものを見つけてください。

(執筆:さだひ 編集:木村優美、北村有 監修:齊藤颯人)

SHARE

  • 広告主募集
  • ライター・編集者募集
  • WorkshipSPACE
週1〜3 リモートワーク 土日のみでも案件が見つかる!
Workship