エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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結婚や出産などのライフイベントに合わせてキャリアプランが描ける「女性フリーランス」。
その柔軟性のある働き方から、20代をはじめ、主婦や幅広い年齢層まで需要が高まっています。
今回は、そんな女性フリーランスの「リアル」を探るべく、さまざまな業界で活躍する女性フリーランス10名に取材。人気の職種や1日のスケジュール、成功するためのコツなどを伺いました!
目次
女性フリーランスといえば、以前は結婚や出産をきっかけに会社を辞めてから独立する形でなる方がメイン層だった印象ですが、今や20代の若いうちから独立してフリーランスに転身する方も多くいます。
女性フリーランスの皆さんは、女性がフリーランスになるメリットをどう感じているのでしょうか?
ここからは、特に女性フリーランスに人気がある、Webライター、Webデザイナー、Webエンジニア、オンライン秘書、動画編集者の5つの職業の特徴と、実際に活躍されている女性フリーランスの方々をご紹介します。
フリーランスへの転向を考えている方は、それぞれの職種の特徴とリアルをぜひチェックしてみてください!
Webメディアを中心に記事を執筆するのがWebライターの仕事。リサーチや取材、レビュー記事など、ジャンルや執筆内容も幅広いです。
フリーランスのWebライターの平均収入は約200万〜400万円。
他職種に比べて気軽に始められることもあり、駆け出し時は文字単価0.5円など、とにかく単価が低いのがデメリット。ジャンル選びやSEOライティングなど、自分の専門性を磨いていくことがキャリアアップのコツとなります。メディアのコンサルティングや立ち上げ支援までできるようになると、単価は一気に上がるかも?
映画・ドラマなどのエンタメジャンルを中心にコラムや取材記事を執筆。Workship MAGAZINE編集部に在籍、キャリア系記事の編集などもしている。(@yuu_uu_)
Webメディア・新R25編集部を経て独立。取材やコラムを中心に執筆する傍ら、グラレコやナレーション、イラスト、SNS運用など、幅広くクリエイティブ業務に携わる。個人では、月間最高PV20万のメディアを運用中。(@milkprincess17)
- 読み書きスキル
- 構成能力
- 企画力
- クラウドソーシングで受注
- ライター募集をしているサイトに応募
- ブログをポートフォリオに営業
- SNSで受注
未経験からWebライターになるには、下記の記事を参考にしてみてください!
【未経験】半年で月収35万円!フリーランスのライターに始め方と稼ぎ方を聞いてみた
Workship MAGAZINE
企業や個人などのWebサイトのデザインを制作するのがWebデザイナー。
クライアントの要望をヒアリングし、デザインに落とし込んでいくため、デザインだけでなく丁寧なコミュニケーションが求められる職種でもあります。
フリーランスのWebデザイナーの平均収入は約600万〜800万円ですが、なかには1200万円以上稼いでいるという方も。
需要も高く、さまざまなスキルが求められるので、オンラインスクールなどで学ぶのが一般的。複数の業務先と提携して働くスタイルが多いです。
『旅暮らし』というライフスタイルで各地を転々としながら、SNSでの発信や拠点のPR、イベントの企画や登壇をする。本業は、アートディレクションとデザイン。最近は福岡で拠点作りを行っている。(@Haruna_F1207)
新卒でサイバーエージェントに入社し、広告営業や新規事業の立ち上げ責任者を経験後、25歳で独立。現在は、Web制作業とWebデザインのオンラインスクール「DeLife」の経営を主な軸として活動中。(@haru0127x)
- Photoshop、Illustlator、AdobeXDなどのデザインツールを扱えるスキル
- HTML/CSS、Javascript/jQueryなどのコーディングスキル
- デザイン意図を伝える言語化力
- ディレクションスキル
- クラウドソーシングで受注
- Web制作会社に営業
- SNSで発信
フリーランスのWebデザイナーを目指している方は、以下の記事をご覧ください。
フリーランスデザイナーになる方法。平均年収、案件獲得、ポートフォリオの作り方まで解説!
Workship MAGAZINE
プログラミング技術を利用してアプリ開発などのものづくりを行うWebエンジニア。
フリーランス女性のなかでは人口は少ない印象ですが、需要の高さに対して専門的なスキルを要するので活躍のチャンスは多いです。
フリーランスのWebエンジニアの平均収入は約400万〜800万円。
開発対象によって値段は大きく変動しますが、いずれも高いスキルが求められるので単価は高めです。スキルは大学や企業、プログラミングスクールなどで学ぶのが一般的。在宅のほか、「常駐型」といって、クライアント企業に赴いて週に何日か働くスタイルもあります。
フリーランスITエンジニア、Microsoft Azure を中心とした開発で、Infrastructure as Code やDevOps の自動化を担当。女性エンジニアを応援するコミュニティ Code Polaris運営。Microsoft MVP for Azure。(@dz_)
大阪に住むWebエンジニア。1番好きな言語はRuby。好きなメソッドはmap。フロントもバックエンドも書きます。(@rllllho)
- クラウド、サーバーの知識
- HTML/CSS、Javascript/jQueryなどのスキル
- ウェブアプリケーション開発(フロントエンド/サーバーサイド、APIなど)の知識
- 勉強会をはじめとする人との繋がりから受注
- クラウドソーシングで受注
- SNSで受注
フリーランスのWebエンジニアを目指す具体的な方法については、以下の記事をご覧ください。
フリーランスエンジニアになる方法【年収/案件/スキル/メリットデメリット/在宅/未経験】
Workship MAGAZINE
メール対応や請求書作成など、バックオフィス系の事務や雑務をサポートするオンライン秘書。経営者やフリーランスの増加に伴い、着目されている新しい職種のひとつです。
フリーランスのオンライン秘書の平均収入は約400万〜600万円です。
最低限の事務処理系ソフトを扱えるスキルとコミュニケーション能力があればできるため、キャリアにブランクがあったり、以前事務職として働いていた女性の新しい働き方の選択肢にもなっています。
「オンライン秘書の先生」として活動中の34歳。リーマンショックで内定切りにあうも、心から尊敬できる社長に拾われ、やがて会社役員に。その後、自力で稼いで生きるためにサラリーマンを辞めて静岡の自宅で起業。(@irodorimemory)
柔道を軸にした教育事業を展開する会社の【側近・右腕】。他にも複数の経営者、リーダーをサポートをする。オンライン秘書の経験を通して《トップに一番近い外部スタッフとして》として経営者に寄り添う。(@contomoco)
- 事務処理能力
- 事務処理ツールを扱えるスキル
- コミュニケーション能力
- オンラインサロン経由で受注
- SNSで受注
オンライン秘書について、詳しくは以下の記事をご覧ください。 【未経験OK】オンライン秘書になるには?仕事内容と求人サービスまとめ Workship MAGAZINE
撮影された動画素材をつないだり、テロップの作成、BGM・効果音などの音入れをして映像作品を編集する動画編集者。企業や一般人などがYouTubeに参入することも珍しくなくなってきた今、需要が高まっている職種です。
フリーランスの動画編集者の平均収入は約400万〜600万円です。ディレクションから撮影、編集まで対応する動画編集者も多いため、ひととおりの技術を学んでおくと重宝されやすいです。
ブライダル業界に3年勤めたのち、海外生活を経て現在はビデオグラファーとして映像制作や動画セミナーの講師としても活動中。スマホでできる動画制作のハウツーをメインとするYouTubeチャンネル『じぇますた。』を運営。(@jemma_misaki)
動画編集講師。YouTube「pitacoTV」にて超初心者向けにスマホでできる動画編集のチャンネルを運営。株式会社Vookにてイベント、コンテンツディレクター。(@pitacotv_)
- 撮影スキル
- 動画編集スキル
- 脚本・構成力
- クラウドソーシングサイトで受注
- スキルシェアサイトで受注
- SNSで受注
なお、年収に関してはどの職種もピンキリ。年収に捉われず、あくまで自分が得意なことや、やりたいことから職種を選択していくのが最善だといえそうです。
続いて、フリーランスとして活動する皆さんに、1日のスケジュールを聞いてみました。仕事時間に制限のないフリーランス。果たしてどのように仕事とプライベートのバランスを取っているのでしょう?
移動が多い時期は、週に3日〜4日、1日3時間〜5時間程度です。(haruna)
今回取材をさせていただいた女性フリーランスのなかには「仕事が大好き!」という方が多く、毎日のように仕事をしている方がほとんどのよう。
一方で、自分のスケジュールに合わせて仕事を調整できるので、数日間仕事をしないという選択ができるのも、フリーランスの魅力と言えそうです。
皆さん順風満帆なフリーランスキャリアを歩まれているようですが、その裏にはたくさんの失敗の数々があったそう。
なかでももっとも多かったのは、報酬に対する失敗だったようで……?
フリーランスだからこそ、きちんと契約書を交わすことや、料金設定などは細かくしておきたいところですね。また、安請けしすぎないことは自分の生活を守り、業界全体の価値を上げることにもつながります。
フリーランスの報酬設定&料金交渉については、下記の記事を参考にしてみてください。
採用側が教える!フリーランスの報酬設定&料金交渉で気をつけるべきポイント
Workship MAGAZINE
業務過多になってしまうのも、労働時間に際限のないフリーランスならではの失敗。
スケジュール管理を細かくしたり、自分の作業時間の見積もりは多めに取るのがポイントです。また、リスクヘッジとしていつでも頼れる仲間=チームと繋がっておくという人もいました。
セルフブラックに陥らないために~フリーランス、どう働くか問題~
Workship MAGAZINE
「この仕事を断ったら、もう依頼されないのではないか」とやりたくないことを受けてしまいがちなのもフリーランスあるあるです。
最後に皆さんに、「女性フリーランスが成功するために必要なこと」を聞いてみました。
以上、フリーランスとして実際にご活躍されている女性10名によるフリーランスの「リアル」でした。
フリーランスで働くことは簡単なことばかりではありませんが、時には失敗をしながらも現役で活躍されている方々のお話は、フリーランスへの転身を考えている方の背中を押してくれるかと思います。
「自分がフリーランスになるなら、どんな職種を選んで、どんな働き方をするだろう?」
そう考えるきっかけとなれば幸いです。具体的なお仕事内容が知りたい方は、ぜひ皆さんをフォローして参考にしてみてください!
(執筆:ゆぴ 編集:少年B)