名刺は、個人事業主/フリーランスとして活動するために半ば必須のツールです。

しかし自分で名刺を作成するとなると、「何を記載したらいいかわからない!」「住所は記載した方がいいの?」などの疑問がでてきますよね。

そこで今回は、個人事業主/フリーランスが名刺に記載すべき8つの情報や、名刺のサンプル、おすすめの名刺作成サービスをご紹介します。

個人事業主/フリーランスが名刺を持つべき理由

最近は名刺を持たないフリーランスの方も増えていますが、日本の多くのビジネスマンはまだまだ名刺を通したコミュニケーションを大切にしています。クライアントの多くは会社員であるため、個人事業主やフリーランスであっても名刺を作成しておいた方が無難でしょう。

では、なぜ個人事業主/フリーランスが名刺を持つべきなのか、具体的な理由を3つご紹介します。

理由1. 名刺はビジネスマンの挨拶/営業ツール

日本のビジネスシーンでは、初対面での名刺交換は必ず発生します。名刺を持っていないことが失礼にあたる場合も。

とくに、フリーランスや個人事業主は自ら営業をして仕事を獲得する必要があります。初対面の方とは必ず自己紹介を行うので、挨拶/営業ツールとして名刺は必要不可欠です。

また名刺のデザインや、名刺に書かれている内容から会話が広がり、名刺交換がきっかけで後日仕事に繋がることもあります。

なお、名刺はアプリを使用すると効率的に管理できます。以下の記事を参考にしてみてください。

理由2. 自己紹介の時間が省ける

名刺にはビジネスに必要な基本情報が記載されています。そのため、名刺交換することで自己紹介の時間を省けて、すぐに本題へと入れます。限られた時間を有効に使い、有意義な商談にしましょう。

また名刺を渡しておくと、自身のプロフィールを形に残しておけるので、後から思い出してもらいやすくもなります。

理由3. 相手に安心感を与えられる

会社という後ろ盾がない個人事業主/フリーランスは、最初からクライアントの信用を得ることが難しいです。

名刺に肩書きやポートフォリオ、事業内容を記しておけば、自身の経歴によって相手に安心感を与えられます。名刺によってクライアントからの信頼を少しでも得られれば、その後の営業もグッとやりやすくなるはずです。

名刺に記載すべき8つの情報

名刺サンプル1

名刺サンプル2

▲名刺に載せるべき8つの情報

名刺の基本は「相手にわかりやすく、シンプルに」です。

ここでは、名刺に載せるべき8つの基本情報をご紹介します。

1. 氏名/ビジネスネーム

氏名はあなたの顔です。もっとも見やすいように大きさを調整しましょう。

読みやすいようにフリガナやローマ字表記をしておくと、後の会話がスムーズに進みます。

必ずしも本名である必要はないため、普段使用しているビジネスネームを記載しても問題ありません。

2. 屋号

屋号とは、個人事業主やフリーランスとして活動している方が、仕事で使用する名称のことです。企業の場合、商号や社名がそれにあたります。

氏名同様に、特殊な読み方をする場合はフリガナやローマ字表記をしておくといいでしょう。

なお屋号がない場合は、記載する必要はありません。

3. 肩書き(役職/職種)

どんな仕事をしているのかがすぐに分かるように、肩書きも名刺に記しておきましょう。

屋号がある場合は「代表」「CEO」、屋号がない場合は「Webデザイナー」「エンジニア」などの職種が一般的です。記載する肩書きは一つに絞る方が、シンプルで印象に残りやすいです。

また職種を少しアレンジして、仕事内容をよりイメージしやすくする方法がおすすめです。

  • 個人事業主を強調
    ⇒「フリーライター」「フリーエンジニア」など
  • 得意な仕事を強調
    ⇒「SEOに特化したWebライター」など
  • 専門資格を強調
    ⇒「税理士」「不動産鑑定士」など

4. 住所

個人事業主/フリーランスでも、郵送物のやりとりや信頼度を上げるために住所は記載すべきです。

なお、自宅の住所を知られたくない場合は、コワーキングスペースやバーチャルオフィスなどの住所を利用するのがおすすめです。月々の利用料を払うことで、オフィスの住所をレンタルできます。

登記のできるコワーキングスペースについては、以下の記事をご覧ください。

5. 電話番号(FAX番号)

連絡先として、電話番号は記載しておきたい情報です。FAXは業務内容により使う頻度が高ければ載せると良いでしょう。電話は固定電話/携帯電話のどちらでも問題ありません。

女性の方など、個人の電話番号を使いたくない場合は、個人事業主/フリーランス用の電話として2台目を用意することをおすすめします。

しかし近年、「電話による拘束時間の負担」を理由に、電話番号を記載しない方も増えてきています。事業内容やクライアントの事情に合わせて、記載するかを決めましょう。

6. メールアドレス

メールアドレスは連絡先情報として必須です。複数書くとどれに連絡したらよいか分からなくなるため、確実に連絡の繋がる一つだけを記載するのがおすすめです。

Gmailなどの無料アカウントのメールでも問題ありませんが、可能であれば信頼性の高い独自ドメインのメールアカウントを作成し記載しましょう。

おすすめの独自ドメイン取得サービスは以下の記事をご覧ください。

7. SNSアカウント(Facebook/Twitter/Instagramなど)

インフルエンサーという言葉もあるように、SNSでの影響力がどれくらいあるかを見られる場合もあります。

またSNSは電話やメールよりも簡単に連絡の取れる手段であり、自分の情報を多く伝えられるというメリットも。

ただプライベートな内容ばかりのアカウントだと、仕事に直結する可能性は低いです。影響力がある、もしくはお仕事関連のツイートが多い方は、SNSのアカウントを記載しておくと良いでしょう。

8. 実績/事業内容(ポートフォリオ)

名刺の裏面に、実績や事業内容などを記載しましょう。自身のポートフォリトサイトがあれば、URLやQRコードを載せるのがおすすめです。

表面には名前や住所などの基本情報が多いため、裏面に記載すると情報として見やすくなります。

過去の制作物や実績があると、信頼性が上がり仕事に繋がる可能性が高まるので、ぜひ記載してみてください。

ポートフォリオサイトの作り方に困っている方は、以下の記事をご覧ください。

名刺のサイズやデザインはどうすればいい?押さえておきたいポイント

ポイント1. 名刺のサイズは55×91mmにしよう

個人事業主/フリーランスの名刺は、日本で一般的に使われる「55×91mm」サイズがおすすめです。

日本の多くの企業で55×91mmの名刺が利用されているため、同じサイズにした方が名刺入れに収めやすく便利です。形を長方形から変える際は、名刺入れに保管することを考えてデザインしないと、相手に捨てられてしまいやすくなるので気を付けましょう。

なお、欧米で扱われる一般的な名刺サイズは51×89mmです。欧米で仕事を行う機会のある方は、こちらのサイズも用意しておきましょう。

ポイント2. 名刺のデザインにこだわろう

名刺のサイズは定型がある一方で、そのデザインや材質にルールはありません。紙質や背景デザインをこだわると印象に残りやすくなります。Webサイトを持っていれば、Webサイトと名刺を同じデザインにする方法も有効です。

また、名刺作成サービスに用意されているデザインテンプレートを参考にするのもいいでしょう。

個人事業主/フリーランスにおすすめの名刺作成サービス7選

1. キンコーズ

キンコーズ

『キンコーズ』は、最短3時間で名刺が完成する名刺作成サービスです。

オリジナルプランでは、自分で描いたレイアウトやロゴデータをもとにした名刺を作成できます。いますぐに名刺が必要なフリーランスの方は、ぜひ利用してみてください。

サービス名 キンコーズ
料金 【スタンダード白黒】
・2,400円/100枚(片面)
【スタンダードカラー】
・5,000円/100枚(片面)
【オリジナル白黒】
・3,900円/100枚(片面)
【オリジナルカラー】
・6,800円/100枚(片面)
デザインテンプレート数 約50点
納品までの日数 3時間〜1日
サイズ 55×91mm
加工オプション あり

キンコーズ

2. 銀座名刺

銀座名刺

『銀座名刺』は日本最大級の名刺ネット通販です。10万種類あるデザインテンプレートの中から気に入ったデザインの名刺を選べます。ビジネス用のデザインから個性的なデザインまで、多種多様な名刺をこのサービスひとつで揃えられるでしょう。

また、銀座名刺は高品質な紙を使用しているため、他のサービスに比べて高級感のある名刺が作成できる点も魅力です。

サービス名 銀座名刺
料金 【白黒片面】
・980円/100枚
【カラー片面】
・1,980円/100枚
【白黒両面】
・1,960円/100枚
【カラー/白黒両面】
・2,960円/100枚
【カラー両面】
・3,960円/100枚
デザインテンプレート数 約10万点
納品までの日数 1〜4日
サイズ ・日本標準サイズ:55×91mm
・欧米サイズ:51×89mm
・3号サイズ:49×91mm
加工オプション あり

銀座名刺

3. パプリ

パプリ

『パプリ』は、名刺のデザイン作成が可能な名刺作成サービスです。初回返品保証もついているため、はじめてでも安心して作成できます。

また、いま使っている名刺と同じデザインのものを作成してくれる「そのまま名刺作成サービス」が用意されていることも魅力のひとつ。Web上でのデザイン編集が苦手な方や、印刷用のデータをもっていない方にもおすすめの名刺作成サービスです。

サービス名 パプリ
料金 【スタンダード名刺】
・880円〜/100枚
【ハイスタンダード名刺】
・1,260円〜/100枚
【プレミアム名刺】
・1,705円〜/100枚
デザインテンプレート数 400点以上
納品までの日数 当日〜2日
サイズ ・通常サイズ:55×91mm
・欧米サイズ:51×89mm
・小型サイズ:49×85mm
加工オプション あり

パプリ

4. ラクスル

ラクスル

『ラクスル』は、高品質で両面カラーの名刺を500円〜で作成できます。通常サイズ、欧米サイズ、小型サイズの3種類から用途に応じたサイズ選択が可能です。

なお、受付日から出荷日までの日数で価格が異なるので注意してください。

サービス名 ラクスル
料金 ・500円〜/100枚(両面カラー)
デザインテンプレート数 約260点
納品までの日数 1〜3日前後
サイズ ・通常サイズ:55×91mm
・欧米サイズ:51×89mm
・小型サイズ:49×85mm
加工オプション あり

ラクスル

5. Super Print

Super Print

『Super Print』は、出版物で用いられる本格的な印刷機を使用している名刺作成サービスです。細かい文字や線を鮮明に描いた、高品質な名刺を低価格で提供してくれます。

返金保証制度も用意されているため、フリーランスになってはじめて名刺をつくる方でも安心して利用できます。

サービス名 Super Print
料金 【ローエンド(片面白黒)】
・910円/100枚
【エントリー(片面白黒)】
・1,000〜2,500円/100枚
【ミドルレンジ(片面白黒)】
・2,500円〜4,500円/100枚
【ハイエンド(片面白黒)】
・4,500〜6,000円/100枚
※すべて送料・消費税込み
デザインテンプレート数 300点以上
納品までの日数 6〜9日
サイズ 55×91mm
加工オプション あり

Super Print

6. マヒトデザイン

マヒトデザイン

『マヒトデザイン』はデザインメーカーを使用して、名刺のデザインから作成まで簡単に行えるサービスです。自身の好きなデザインテンプレートを選択し自由に編集もできるため、名刺のカスタマイズ性に優れています。

紙質の種類も多く、現物名刺の再現も行なってくれるため、使い勝手のいいサービスです。

サービス名 マヒトデザイン
料金 【白黒片面】
・100円〜1,160円/100枚
【白黒両面】
・241円〜1,310円/100枚
【カラー片面】
・324円〜1,460円/100枚
【カラー白黒】
・407円〜1,610円/100枚
【カラー両面】
・491円〜1,760円/100枚
デザインテンプレート数 約470点
納品までの日数 当日〜6日
サイズ 55×91mm
加工オプション あり

マヒトデザイン

7. ビスタプリント

ビスタプリント

デザイン性あふれる名刺を作成できるサービス『ビスタプリント』。

文字部分/デザイン部分が厚盛り加工されている名刺や二つ折りの名刺など、オリジナリティのある名刺を作成できます。

サービス名 ビスタプリント
料金 【プレミアム名刺】
・980円/100枚
【文字DECO名刺】
・1,980円/100枚
【デザインDECO名刺】
・1,980円/100枚
デザインテンプレート数 約740点
納品までの日数 4〜5日前後
サイズ 55×91mm
加工オプション あり

ビスタプリント

なお特殊名刺、変形名刺、透明名刺を作成したい方は、以下の記事で紹介している印刷屋さんの利用もおすすめです。

名刺を2種類作るケースもある?

基本は1種類で問題ないですが、相手に知られたくない個人情報がある場合は2種類作成しても良いでしょう。

たとえば、セミナーや交流会など名刺を多く配るような場面では、電話番号や住所を削除したバージョンの名刺があると便利です。不特定多数の人に知られたくない情報をあらかじめ伏せておけば、上記のような場面でもスムーズに対応できます。

名刺を分けたくない場合は、

  • コワーキングスペースの住所を利用する
  • プライベート用/ビジネス用で携帯電話を分ける

などの対処をするのがおすすめです。

まとめ

今回は、個人事業主/フリーランスの方向けに名刺の作り方をご紹介しました。

名刺は、第一印象を左右する要素のひとつなので「相手にわかりやすく、シンプルに」を心がけて作成しましょう。ぜひこの記事を参考に、自分好みの名刺を作成してみてください!

(執筆/編集:Workship MAGAZINE編集部)

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