大荒れの確定申告。裏金問題でボイコットや窓口クレームも… 他

こんにちは、Workship MAGAZINE編集部の齊藤です。

1週間のニュースからフリーランス・副業者に役立つものを抜粋してご紹介します。今週もよろしくお願いします。

過去のフリーランス・副業ニュースはこちら

【1】「議員は納めてない」確定申告窓口にクレームで受付困惑

2024年に日本を騒がす自民党の政治資金問題が、私たちの身近な「確定申告」にも余波を与えています。

2月14日の国会で岸田首相が「適切に申告納税を行うようお願い申し上げたい」と発言したことをきっかけに、世論が沸騰。

Xでは「#確定申告ボイコット」のハッシュタグがトレンド入りして注目を集めたほか、確定申告窓口では「議員は税金を納めていない」とクレームが入っている様子も報じられました。

騒動は当面収まりそうになく、個人的にも心情は十分理解できますが、確定申告のボイコットは「無申告」による追徴課税リスクが否めません。

窓口へのクレームも現場を当惑させるだけなので、不服な場合は投票やデモを通じた適切な抗議活動が効果的でしょう。

記事を読む(テレ朝news)

【2】案件検索プラットフォーム『Workship』、登録者数が50,000人を突破

株式会社GIGが運営する、フリーランス・副業人材専門の案件検索プラットフォーム『Workship』は、人材の登録者数が50,000人を突破しました。

2018年11月にサービスを提供開始し、2024年2月に登録者数50,000人を突破。プロフェッショナルな人材と企業をつなぐ一大プラットフォームへと成長を遂げました。

直近ではオンライン面談におけるチャット機能や、AIを利用した人材プロフィールの自動生成など、さらにサービスを充実させる機能もリリース。

Workshipでは、今後もサービス改善や機能拡充を通じて、利用する企業/フリーランスの皆さまの出会いを支援して参ります。

記事を読む(Workship MAGAZINE)

【3】「偽装フリーランス防止のための手引き」が公開される

一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会 (以下、フリーランス協会)は、フリーランスの労働者性の判断基準や要注意事例を整理した「偽装フリーランス防止のための手引き」を制作、公開しました。

手引きによれば、偽装フリーランスと判断されやすい基準は以下の通り。

  • 契約外の業務を断る、新たな契約などを断る「諾否の自由」がない
  • 裁量や創造性を発揮する余地がないほど、業務遂行の進め方に「指揮監督」を受けている
  • フリーランスの勤務場所や勤務時間を指定する「拘束性」がある

その他にも「再委託の完全否定」「独占契約の強要」などは偽装フリーランスを判断する際に不利になりやすいとまとめられています。

一方、逆に「フリーランスと2人になるのはNG」など過剰な対策が行われる例も。詳しくはガイドラインをご覧ください。

▲出典:フリーランス協会

記事を読む(フリーランス協会)

【4】個人事業主がクレジットカードを分けないで大変なことになった話

フリーライターの少年Bさんが会社を辞め、フリーランスになって最初に言われたことは「事業用のクレジットカードを作ったほうがいいよ」だったといいます。

ところがBさんは「めんどくさいし……」と2枚のクレジットカードを区別せず使い続け、とんでもないことになってしまいました。

どうしてクレジットカードを分けないといけないのか。そして個人事業主がクレジットカードを分けないと、どうなってしまうのか。実体験を交えて解説してもらいました。

記事を読む(Workship MAGAZINE)

【5】マイナビ転職、「正社員の賃金不満と副業など年収アップの意識調査」を発表

株式会社マイナビが運営する総合転職情報サイト『マイナビ転職』は、正社員を対象に行った「正社員の賃金不満と副業の意識調査」の結果を発表しました。

おもな調査結果は以下の通り。

  • 現在の生活に金銭的な不安を感じている人は65.5%で、年収に満足している人はわずか27.5%
  • 理想の年収の中央値は550万円。実際の年収の中央値は400万円で約半数が400万円未満
  • 副業の月収平均は57,000円。副業年収が1万円に満たない人も6割にのぼり、副業が生活の足しになっている層は限定的

理想の副業月収は平均月収105,000円だったものの、実際の副業月収は平均57,000円。年収同様、理想と現実でギャップが生まれる結果となりました。

また、副業をして感じた変化については「生活の時間に余裕がなくなった」と「やりがいを感じている」が14.5%で最多となり、「思うような収入を得られていない(12.8%)」といった収入に関する課題も挙がりました。

▲出典:PR TIMES

記事を読む(PR TIMES)

【6】フリーランスエンジニアのよくある末路【エンジニアが解説】

「フリーランスエンジニアはやめとけ」インターネットやエンジニアの現場などでよく聞くセリフですが、こう言われるには理由があります。

今回の記事では、現役エンジニアがフリーランスエンジニアのよくある「末路」や、独立失敗を防ぐための対策などを解説します。

フリーランスエンジニアのメリットだけを見るのではなく、デメリットも把握したうえで、フリーランスエンジニアとしての成功を目指しましょう。

記事を読む(Workship MAGAZINE)

今週のお題:確定申告で使うツール

Workship運営のフリーランス・副業コミュニティ『Workship LAB』のメンバーに「確定申告で使うツール」について聞きました。

クラウド会計ソフトの利用率が圧倒的に高い一方、ツールごとの好みは分かれる結果に。

『Workship LAB』は、個人事業主の悩みやノウハウをみんなで共有していく相談コミュニティです。フリーランス・副業向けマッチングサービス『Workship』が運営しています。

参加にご興味のある方は、職種とフリーランス(副業も含む)に関する活動実績がわかるXアカウントを通じて、こちらから参加リクエストを申請してください。審査通過の場合、コミュニティへの参加が許可されます。

(執筆:齊藤颯人 編集:Workship MAGAZINE編集部)

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