【古性のち流】自分の世界をちょっぴり広げる為のSNS活用術その3(Twitter編)

FREELANCE

「突然すみません。SNSのフォロワーを増やしたいと思っていて……どうやったら増えますか?」

フォロワー数が1万を超えるか超えないあたりから、TwitterのDMやinstagramのメッセンジャーに、こんな質問がよく届くようになりました。それのほとんどが、丁寧な長文メール。文面からは、きっと今までにも何か試行錯誤を繰り返し、私にたどり着いてくれたのでしょう。できれば何か返したい。返したいのだけれど一体何から返せば良いのだろう。

そんな風にウンウン悩んでいるうちに時間が過ぎてしまい、気づけば何も返せず数日が過ぎ、数週間が過ぎ……。ここ最近そんなことを繰り返していました。この場を借りて謝ります。返せてなくて、ごめんなさい!


タイのバンコクからこんにちは、古性のち(@nocci_84)です。

今回この記事を書こうと筆をとったのは、そんな個人的な思いから。私なりに考えた「フォロワーを増やしたいのですが……」のお返事のような記事になればと思っています。

しかしこの記事を読んだからといって「毎日たったの5分実践でフォロワーが10万人増える!」のような魔法はかかりません。とても地道で、とてもコツコツした基礎内容になっています。それでも良いよ!という方のみ、お付き合いいただければ嬉しいです。

私はTwitterの優しい世界がとても好きです。そしてSNSが持っている力の可能性を信じています。だからこそひとりでも多くの人に、楽しくSNSを活用してほしいと願っています。なのでこのSNS活用術第3回目では、単純な「フォロワーを増やすノウハウ」ではなく「共感者を増やし、SNSの発信をもっと楽しく、優しい世界をつくる」というもう少し大きな枠組みで話を進めていきたいと思います。

まず自分の掲げている看板は「どんな店構え」なのかを知る


「今日はラーメンが食べたい」

今日のお昼は、何がなんでもラーメン。ラーメンが食べたい。朝起きて、目覚ましを止めたあの瞬間から、もうお腹は決まっていた。今日はなにがなんだろうと、地球が爆発しようと!僕はラーメンを食べる。と、目をギラギラさせながらラーメン屋を探しているちょっと標準体重オーバー気味の、サラリーマンが居たとします。

ふとそんな彼の目に入ったラーメン屋がふたつ。ひとつは真っ赤な看板に黒い太文字で店名が書かれ、暖簾には大きく「こってり豚骨!当店イチオシ!」の文字。カウンターの中には恰幅の良い大将がいて、お客さんは男性ばかり。

対してもうひとつのお店は、ちょっとモダンな黒の看板に、白地で今風なオシャレロゴ。入り口には「あっさり無添加塩ラーメン」と書かれていて、何やら店内はカフェのようなゆったりとした席が数席。女性のお客さんも入りやすそうな雰囲気。

どちらも同じラーメン屋。店構えや客層は真逆。そんななか、きっと彼は前者の店に入るだろうと、想像がつきます。

もちろん、どちらを選んでも正解・不正解はありません。何の話かというと、SNSでも同じような置き換えができる、ということです。


私たちは、その人物をフォローするかどうかを決めるときに、アイコンやプロフィール、ヘッダー画像やタイムラインなどをぱっと読み、雰囲気を感じとり、フォローするかどうかを決めています(違ったらごめんなさい。少なくとも私はそうです)。

何に興味があるのか。何を喋るひとなのか。どんな発信をしているのか。それらのパーツがラーメン屋でいうところの、看板であり、ロゴであり、店内の雰囲気にあたります。

ちなみに私はこんなイメージ▼

  1. アイコン:お店のロゴ
  2. プロフィール:お店のテーマやコンセプト
  3. 自分のタイムライン:商品や看板メニュー
  4. 1+2+3+背景画像:店がまえ

これは持論ですが、賑やかなタイムライン(商品)を並べる人には、賑やかなことが好きな人が集まるし、綺麗なものを並べる人には、綺麗なものが好きな人が集まりやすくなります。

本当は綺麗なものが好きなのに、賑やかなものばかりを並べてしまったり、猫が好きなのに、伸びる(売れる)からといって犬の面白い動画ばかりを並べてしまったりすると、自分とそのフォロワーの歯車がうまく合わなくなり、どんなにフォロワーが増えたとしても「共感者をつくる」軸からは外れてしまう気がします。

自分が作りたいお店の雰囲気が、どんな雰囲気なのか。そのために掲げる看板はどんなもので、ロゴはどんなデザインなのか。まずはそこを明確にし、自分のお店を整えていきましょう。それが「共感者(ファンをつくる)」ための初めの一歩だと思っています。

自分の主力商品を決めておく

自分のお店作りと同時にやってほしいのが、お店の主力商品(一番発信したい内容)を決めておくこと。

実際の発信はもちろん、プロフィールにも発信したい内容を載せておきましょう。プロフィールに明記することで「本当は豚骨が食べたかったのに、めっちゃあっさり塩味かよ!」と入ってきてくれた方をがっかりさせず、「これこれ!この味がこれが食べたかったんだよ」と、共感して喜んでもらえる可能性もあがります。また、自分の発信に迷いが生じた時の指針にもなります。


わたしの場合は現在はまっているチャイの仲間が欲しいので、「生粋のチャイ好き」であることをプロフィールに書いています。

実は先日までは「青が好き」や「かわいいものが好き」と書いていたのですが、余りにも「好き」に広がりを持たせすぎると共感者の幅も広くなってしまうなあ……と思い、今はばっさり削りました。もしかしたらここを削ったことで、チャイに興味のないフォロワーさんは離れていくのかもしれません。しかし、共感者に大事なのは「量ではなく質」であり、同じ方向を向いていることが大切だと考えています。(この話はまた最後に改めて)

自分の店にくるのが「こんな人」のペルソナを立ててみる


第1回第2回の記事でも少し触れましたが、フォロワーさんのペルソナ(人格)を立てると、その後自分はどういう運営をしていくべきかが見えやすくなります。立て方には特にルールはありませんが、例えば先ほどあげたオシャレなラーメン屋のペルソナを考えてみましょう。

ざっくりですが、おそらく以下のような感じになるでしょう。

【おしゃれなラーメン屋のペルソナ】

  • 20代~30代後半の女性OL
  • 仕事帰りにひとりで立ち寄る
  • ラーメンは好きだけれど、ひとりで立ち寄るのはちょっと恥ずかしい人
  • こってりよりあっさり思考(ダイエット思考)
  • 健康に気をつけている

このペルソナを元に考えると、「豚骨系よりあっさりした塩系だよね」とか「健康に気をつけているなら無添加にしよう」などといった方向性が生まれます。

発信もペルソナを立てることで「これは表に出そう」「いやいや、これはペルソナに合わないからやめよう」などの、判断がつきやすくなるのでオススメです。

発信もフォローしてくれる人も「質」を意識する


語弊があったら申し訳ないのですが、「質の悪いフォロワー」「質の良いフォロワー」が存在するよ!という話ではありません。ここで示している「質」とは、自分にとっても相手にとってもwin-winで成り立っているかどうか、また先ほどたてた「ペルソナにあっているかどうか」です。

実は「ただフォロワーを増やすこと」自体は、コツを掴んでしまえばあまり難しいことではありません。しかし私が増やしたいのは、あくまで「共感をしてくれる人」です。「すぐにいなくなってしまう一見さん」よりも「成長を一緒に楽しんでくれる常連さん」が欲しいのです。

時間帯や切り口を意識してみる


たとえばペルソナを「都内に住む20代の会社員男性」、発信する主軸を「グルメ情報」に立てたとします。

会社員であれば、自分の発信を目にする機会は以下のようになるかもしれません。

  • 通勤時間帯(7時半〜8時30頃)の電車の中
  • ランチタイム(12時〜13時半)
  • 夜就寝前(22時〜23時)

かつ都内に住む男性で、発信の主軸が「グルメ情報」なのであれば、以下のような切り口が良いでしょう。

  • 都内から◯◯分で行ける絶品ステーキの店
  • 都内に住んでいるなら絶対に行きたいお蕎麦の店
  • ワンコインで食べれるランチ
  • これでもか!というくらいに肉肉しいごはんが食べられる店

きちんと時間帯や切り口を意識することで、ただなんとなく手の空いた時間帯に、ただなんとなくの切り口で発信をするより、自分のペルソナである人に届けられる可能性が格段に上がります。

「いいね」の数を指針にする


私は「いいね」の数を、自分の発信に対する「愛」の量だと思っています。

例えば、100RT/20いいねのものより、20RT/100いいねがついているものを私は良しとしています。リツイートは多かったけれどいいねが少ないものは、私の場合は危険信号。現在のフォロワーさんと自分の方向性があってない可能性があるため、商品(発信)の見直しに入ります。

こうしてフォロワーの数より質を意識することにより、お互いにとって優しく、心地の良い自分の世界(お店)を作り上げていくことができます。

画面の向こう側にいる人を想像する


いま現在、ありがたいことにフォロワー数は12,000名を超え、月に大体600人〜1000人フォローしてくださる方がいらっしゃる状態です。

「フォロワーを増やしたい」と思ったことが今までに一度もなかった、と言うと嘘になります。どうしても伝えたいことがあり「もっとフォロワーが欲しい!」と切実に思った時期もありました。しかし実際に「SNSが楽しくなり、自然とフォロワーがつくようになった」のは、そんな思いがなくなり「共感者をつくること」に専念するようになってからでした。

SNSは顔が見えず、どうしても数字ベースになってしまうので忘れがちなのですが、フォロワーは「数字」ではなく「対人」です。画面の向こう側には、自分と同じ「人」がいます。愛と思いやりを忘れずに。

自分の為ではなく、お互いのために。そして相手のために思いやりを持って。そうすると自然と、自分を応援してくれる人が増えていく気がしています。

私に長文のメッセージをくださった方への返答が、これであっているのかは定かではありません。ですが、少しでも「SNSを楽しむこと」のヒントが見つかる記事に仕上がっていたら、嬉しく思います。

長くなってしまいましたが、このあたりで。それでは今日も、良いSNSライフを!

 

>>これまでのSNS活用術はこちら

 

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