心療内科医が教える!在宅ワーカーのパフォーマンスを上げる「休憩」の設計術
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企業のオフィスなど、特定の職場から離れた場所で働くこと、またはそのワークスタイル。リモートワークとも呼ばれます。
「tele」(離れたところ)と「work」(働く)を組み合わせた造語で、1973年にジャック・ニールズによって作られたと言われています。
一般社団法人 日本テレワーク協会によると、テレワークは「情報通信技術(ICT = Information and Communication Technology)を活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方のこと」と定義されています。
インターネット環境の整備が進み、自宅、カフェ、コワーキングスペースなど、企業のオフィス以外で働くことが容易になったことから、福利厚生の一環として導入する企業が増えています。
部分的にテレワークを認めている場合と、完全なテレワークの場合があります。
労働者側にとってテレワークのメリットは多く、通勤時間が削減できる、家族と接する時間が増える、労働環境を自分の好みに合わせられる、などの利点が挙げられます。
特に介護や育児など、自宅にいなければならない用事のある人にとっては、テレワークを認めているかどうかが職場選びの観点でも重要になります。
また、企業側から見ても、採用できる人材の幅が広がる、離職率が下がる、オフィスなどの固定費を削減できる、などのメリットがあります。
一方で、対面で話す機会が減ることによりコミュニケーションが取りづらくなったり、社員教育が難しくなるなど、デメリットもあります。
また、規定どおりに勤務しているか、情報漏えいリスクはないか、などの監視・管理に関する懸念もあり、特に機密性の高い職種や業務などでは導入しづらいという側面もあります。