エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
- ITエンジニア
- 副業
という方へ。
今回は2019年の流行色/トレンドカラーをご紹介します。
色の組み合わせ方やスウォッチ素材のダウンロードの仕方もまとめたので、是非参考にしてください!
その年の流行色は、実際に世の中で流行っている色が当てはめられるわけではありません。
流行色は、以下の2つの方法で決定されています。
世界的な色見本帳の製造ブランドPANTONEから「カラー・オブ・ザ・イヤー」として毎年12月に翌年の流行色が発表されています。
またPANTONEの他にも、日本流行色協会(JAFCA)が毎年11月16日に「今年の色、来年の色」を発表しています。ファッションなどの特定の分野に向けたものではなく、その年のムードを象徴するさまざまなキーワードを包含した「テーマカラー」と言えるものです。
PANTONEから発表された2019年の流行色「カラー・オブ・ザ・イヤー2019」は、リビングコーラルです。
柔らかさと活気をもたらす活き活きとしたサンゴの色で、生まれながら人間が持っている楽観主義的な、楽しさを追求する考え方の必要性を象徴しています。
ソーシャルメディアなどの間接的な関わりが増えている現代で、人々は実体験に基づいた直接的な関わり合いを求めています。それらを歓迎し促進するカラーとして、このリビングコーラルが今年の流行色に選ばれました。
リビングコーラルのカラーシステムは以下のとおりです。
PANTONE公式サイトに、リビングコーラルを含めた5つのカラーパレットが載っています。
デザインをする上で相性のいい色組み合わせがまとめられているので、ぜひ参考にしてみてください。
またPANTONE公式サイトのページ下部にある「Get The Living Coral Palettes」というリンクから、Adobeのアプリケーションで使えるカラースウォッチをダウンロードできます。
日本流行色協会(JAFCA)が発表している色は、厳密には流行色・トレンドカラーではありません。毎年11月16日(良い色の日)に、その年の社会的なムードや人々の意識と関連深い色が「来年の色」として発表されています。
2019年の色には「アウェイクニングオレンジ」が選ばれました。
Awakeningは「覚醒、気づき」という意味を持つ言葉です。元号が変わる2019年、「気づき」をもって新しい時代に向かいたいという想いとともに、鮮やかなオレンジ色が選ばれました。データの改ざんやパワハラなど、社会の正すべき部分が次々に明るみに出た2018年から、良い未来に進むために。また東京オリンピック・パラリンピックを翌年に控えた2019年を、生き生きとした生命力で満ち溢れた年にするために。
日本流行色協会(JAFCA)が選ぶ「来年の色」は、PANTONEが発表している流行色と比べて、日本の社会状況に寄り添って選ばれる傾向にあります。
アウェイクニングオレンジのマンセル値は以下のとおりです。
4.7YR6.8/11.4
JAFCA公式サイトに、アウェイクニングオレンジと相性の良いアソートカラーが紹介されています。
アウェイクニングオレンジと一緒に使う色を選ぶ際に参考にしてみてください。
去年PANTONEから発表された色、「カラー・オブ・ザ・イヤー2018」はウルトラバイオレットでした。
紫は、昔から神秘性や独創性というイメージが紐づけられてきた色です。人々の思考や創意工夫を刺激しまだ見ぬ世界を広げていくという、未来へ向けた意味を込めてこの色が選ばれました。
2019年のリビングコーラルに比べる、と寒色系で落ち着いた色です。
JAFCAが発表した「2018年の色」はビジョナリーミントです。
文書改ざんなどのさまざまな不祥事が明るみになり、混迷を極める世の中で行き先を示す一筋の光を象徴しています。心身ともにリフレッシュしたいという人々の思いを反映した色として、ビジョナリーミントが選ばれました。
2018年にPANTONEから発表されたウルトラバイオレットと同じく、2018年の色は寒色系です。こちらもPANTONEと同じように、2019年の色はより活発な印象を与える暖色系のアウェイクニングオレンジに変わりました。
今回は2019年の象徴となる流行色/トレンドカラーを紹介しました。
2019年の色は、去年のウルトラバイオレット・ビジョナリーミントと比べると、どちらも暖色で活発な印象を与える色になりました。
2019年を象徴する色を、あなたの作るデザインにも取り入れてみてはいかがでしょうか。
(執筆:fumi 編集:じきるう)