エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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マーケターや経営者など、業界最新情報をリサーチするビジネスマンに「カオスマップ」と呼ばれる業界地図が近年注目されています。
目まぐるしく変わる業界情勢を網羅的に理解できるカオスマップは、常に最新のものをチェックしておきたいところです。
そこで今回は、国内で発表された最新カオスマップを、注目業界を中心にピックアップしました。ぜひ業界の最新動向チェックにお役立てください。
目次
カオスマップは、さまざまなサービスや企業が乱立している業界を見渡せる「地図」といえます。
たとえるなら「小学校の先生が、教室にいる40人の生徒の関係性をまとめた学級地図のようなもの」
ピアノができる生徒はケンタ君にマリコちゃん、算数が得意なのはヒロコちゃんに吉田君、といったように、ひとつのまとまった枠組みの中で「誰が何をできるのか」ということを一目で見られる図がカオスマップです。
日本国内のさまざまな産業・業種別のカオスマップを見ることで、以下のようなメリットがあります。
業界の概要をザッと把握し現状分析したいときに、カオスマップは大いに役立つでしょう。
なにかとカタカナ英語が多い昨今。カオスマップに関して調べてみると「インダストリーが……」「プレイヤーのバリューが……」など、テクニカルなワードが並びます。
ここではカオスマップに関連して登場するいくつかのキーワードを日本語で表現してみました。ぜひご参考にしてください。
インダストリー | 産業、業界 |
プレイヤー | 企業 |
○○テック | 新しい技術で○○業界の業務支援を行うこと 「不動産テック」など |
また、以下でご紹介するカオスマップは4カテゴリーに分類しています。気になるカテゴリーから是非チェックしてみてください。
名称 | コンサルティング業界カオスマップ2023 |
発表元 | リブ・コンサルティング |
概要 | コンサルティング業界をファーム別にまとめたカオスマップ |
発表時期 | 2023年8月 |
企業の経営戦略やビジネスエグゼキューション支援を行う株式会社リブ・コンサルティングが作成した、コンサル業界のカオスマップです。
コンサルティング業界は、IT化におけるITコンサル領域の拡大や、事業承継問題を主とした中小M&A/FAS領域の拡大、日系企業の進出が進んでいるため、全体として市場規模が右肩上がりとなっており近年注目されています。
上のカオスマップでは「IT」「AI」「中小」など最新トレンドも押さえつつ、近年の業界全体を把握できます。
カテゴリー別に詳細な企業の位置付けが示されているため、転職を考えている方や業界研究をしたい方におすすめです。
名称 | 2023年度 SEO業界カオスマップ |
発表元 | ニュートラルワークス |
概要 | SEO対策に関連するサービス・ツールをまとめたカオスマップ |
発表時期 | 2023年9月 |
「SEO」と一言で言っても、さまざまなジャンルに分かれるSEO業界。
このカオスマップは、SEO業界全体の把握や戦略の方向性を理解し、自社の抱える課題に対して最適なサービスやツールの選択に活用できるカオスマップです。
各カテゴリには、実績や特色のある企業やツールが78社掲載されており、SEO戦略における指針として活用することができるでしょう。
名称 | MaaSカオスマップ2021年度版 |
発表元 | ボールドライト |
概要 | MaaS事業における事業者同士の関係性や分野を示したカオスマップ |
発表時期 | 2021年9月 |
観光DXプラットフォーム「プラチナマップ」を運営するボールドライトが2021年9月に公開したMaaS業界を把握できるカオスマップです。
Uberのようなタクシー配車サービスから、近年広がりを見せているシェアサービス、またJRなどの公共交通機関までの自家用車以外の移動手段と呼ばれるものに関連するサービスが一度に把握できます。
名称 | 自動運転カオスマップ 2022年版 |
発表元 | リブ・コンサルティング |
概要 | 車の自動運転に関する技術、企業をまとめたカオスマップ |
発表時期 | 2022年12月 |
自動車の自動運転といえば少し前までファンタジーの話でしたが、ここ10年ほどで急速に技術が発達し、自動運転関連の企業やサービスが増加傾向にあります。
そんな自動運転に関する業界勢力図や、各ブランドの強みをまとめたカオスマップが、リブ・コンサルティングの提供する自動運転マップです。このマップには自動運転技術の進展具合や、活用事例がまとめられており、自動運転業界という大きなカテゴリーを俯瞰して眺められます。
名称 | クラウドファンディング業界カオスマップ2020 |
発表元 | ネクストライフ |
概要 | クラウドファンディング業界をまとめたカオスマップ |
発表時期 | 2020年12月 |
昨今、個人消費の中でも特にその存在を大きくしつつあるのがクラウドファンディング。今までの資金調達の方法とは異なり、インターネットを通じた不特定多数からの支援を受けとれることを可能とし、多くの人に利用されるようになっています。
日本では特に、サービスや商品を支援者に購入してもらうタイプのクラウドファンディングサービスが流行しています。
名称 | スマホゲーム業界マーケティングカオスマップ |
発表元 | ONNE |
概要 | スマホゲーム業界のマーケティングサービスをまとめたカオスマップ |
発表時期 | 2022年3月 |
モバイルマーケティングスタジオ・ONNEは、スマホゲーム業界のマーケティングにおける240個のサービスやソリューションを、ゲームのライフサイクルに合わせて「スマホゲーム業界マーケティングカオスマップ」を作成しました。
アプリのマーケティング手法の多様化によって情報収集が困難になったスマホゲーム業界ですが、上記のカオスマップを利用すれば効率的にマーケティング施策が打てるでしょう。
名称 | 音声・ボイス業界カオスマップ |
発表元 | Voicy |
概要 | 音声配信サービス業界を14領域に分類したカオスマップ |
発表時期 | 2020年8月 |
現在、動画メディアと同様に注目されている音声メディアをまとめたカオスマップです。
Podcast配信サービスや音声配信サービス、スマートスピーカーなど、各ジャンルごとに14領域に分類しています。2021年に「Clubhouse」が大流行したことは記憶に新しく、今後も音声メディアのさらなる発展が予期されます。
名称 | 国内ウェブトゥーン業界カオスマップ |
発表元 | コミチ |
概要 | 国内ウェブトゥーン業界のカオスマップ |
発表時期 | 2023年6月 |
近年盛り上がりを見せている、縦スクロールで読む漫画・ウェブトゥーン。
「集英社・ジャンプTOON」などの出版社や「Amazon:FlipToon」「Apple」などの大手プラットフォームが多く参入して賑わっており、業界も変化を続けています。2023年6月時点で、77レーベルが掲載されていますが、レーベル新規参入は落ち着きを見せているそうです。
名称 | IT・DX人材サービスカオスマップ |
発表元 | GIG |
概要 | IT・DX人材のサービスをまとめたマップ |
発表時期 | 2023年4月 |
あらゆる業界でデジタル化・オンライン化が叫ばれるなか、IT・DX戦略において欠かすことのできないのが、エンジニア、デザイナー、マーケター、編集者などのスキルホルダーです。
フリーランス・副業向けマッチングサービス『Workship』は、2023年4月にIT/DX人材サービスカオスマップを発表しました。上記の「採用形態別カオスマップ」のほか、「職種別カオスマップ」もダウンロードできます。
「採用職種別カオスマップ」では、エンジニアやデザイナーなど、職種別で人材サービスが探せるように分類。「サービススタイル別カオスマップ」では、エージェント型やスカウト型など、採用スタイル別に人材サービスが探せるように分類されています。
どちらも「正社員」か「フリーランス・副業・業務委託」の採用形態に分けられたうえで示されており、条件に合う人材サービスを見つけやすいのが特徴です。
名称 | BtoB企業向け CMSカオスマップ |
発表元 | GIG |
概要 | BtoB企業向けのCMSをまとめたマップ |
発表時期 | 2022年8月 |
従来、オウンドメディアといえばBtoC企業の運営するイメージが強かったものの、近年はBtoB企業がオウンドメディアを運営することも当たり前になりました。
株式会社GIGの提供するリード獲得特化型CMS『LeadGrid』は、2022年8月にBtoB企業向けのCMSをまとめたカオスマップを発表しました。
こちらのカオスマップでは、CMSを「コーポレートサイト向け」「サービスサイト向け」「オウンドメディア向け」「ECサイト向け」と4つのカテゴリに分類。各CMSの特徴が一目でわかるカオスマップとなっています。
CMSは市場に出回るサービスの数も多く、サービスサイトを見ただけではなかなか比較が難しいもの。CMSごとの特性をざっくりと把握することで、自社のビジネスに最適なCMSを絞り込み、じっくりと比較できます。
名称 | BtoBマーケティングカオスマップ【2023年版】 |
発表元 | アジタス |
概要 | BtoBマーケティングサービスをカテゴリごとにまとめたカオスマップ |
発表時期 | 2023年3月 |
BtoBマーケティングに関する情報を発信するメディア「BeMARKE(ビーマーケ)」を運営する『株式会社アジタス』が公開したBtoBマーケティングサービスのカオスマップです。
近年増加しているBtoBマーケのサービスを、企業の職種ごとの業務プロセスに沿って分類し、さらにプロセス別に51カテゴリで区分けがされています。
BtoBビジネスはIT技術の発達によって、効率化を進める動きがあります。それに伴って多様化しているBtoB マーケティングサービスにも注目です。
名称 | 新卒向けサービス・カオスマップ 2023年版 |
発表元 | futurelabo |
概要 | 新卒学生向けの就活関連サービスをまとめたマップ |
発表時期 | 2023年3月 |
学生のための「インターンシップガイド」を運営する『futurelabo』が公開した、新卒学生向けの就活関連サービスのカオスマップです。
非常に幅広いサービスがある中で、カテゴリーは「就職エージェント」「ダイレクトリクルーティング」「求人ナビ」「インターンシップ」「合説イベント」「口コミ・就活情報」「OB・OG訪問」「その他」の8種類に分類。
サービスを利用したい学生も、採用ツールを導入したい企業側も参考になる、カオスマップです。
名称 | 副業系サービスカオスマップ2023 |
発表元 | シューマツワーカー |
概要 | 職種及び業務内容別の副業サービスカオスマップ |
発表時期 | 2023年2月 |
近年はクラウドソーシングやシェアリングエコノミー型のサービスなどが多くリリースされています。消費する側はよりお得にサービスや商品を購入でき、副業としてサービスを出品する側は新たな収入の柱を得られる様になりました。
これらの副業系サービスを種類や業種、提供するサービス内容ごとに分類したのがこちらの「副業カオスマップ2023」です。
「副業に手を出したいが、どのような分野へ進出したら良いか分からない」という方はまずこちらのカオスマップを確認してみましょう。
名称 | フリーランス・副業向けサービス カオスマップ2022年完全版 |
発表元 | CAMELORS |
概要 | 職種及び業務内容別の副業サービスカオスマップ |
発表時期 | 2022年12月 |
近年はクラウドソーシングやシェアリングエコノミー型のサービスなどが多くリリースされています。消費する側はよりお得にサービスや商品を購入でき、副業としてサービスを出品する側は新たな収入の柱を得られる様になりました。
これらの副業系サービスを種類や業種、提供するサービス内容ごとに分類したのがこちらの「フリーランス・副業向けサービス カオスマップ2022年完全版」です。
「副業に手を出したいが、どのような分野へ進出したら良いか分からない」という方はまずこちらのカオスマップを確認してみましょう。
名称 | EC業界カオスマップ2023- ECモール&プラットフォーム編 |
発表元 | ECCLab/日本ネット経済新聞 |
概要 | 既存のECモールおよびプラットフォームのカオスマップ |
発表時期 | 2023年1月 |
AmazonやYahoo!ショッピングをはじめとしたECモールだけでなく、「ライブコマース」といった新しいキーワードも登場するようになったEC業界。個人消費を俯瞰する際に、EC業界の動向は欠かせません。
従来のBtoC系ECサービスや、近年話題のフリマアプリやハンドメイド販売といったCtoC系ECプラットフォームを紹介しているのがこのカオスマップです。
ECや広告などに関わる幅広いビジネスパーソンに役立つカオスマップとなっています。
名称 | 【2023年最新版】恋活婚活マッチングアプリ カオスマップ |
発表元 | バチェラーデート |
概要 | マッチングアプリをまとめたカオスマップ |
発表時期 | 2023年7月 |
AI恋活婚活アプリ「バチェラーデート」を運営する株式会社『バチェラーデート』が公開した、恋活・婚活マッチングアプリをまとめたカオスマップです。
新型コロナウイルスの影響で、リアルでの恋愛の場が少なくなったことで、恋活・婚活マッチングアプリの勢いはさらに増しました。また、AIの活用やルッキズムの脱却(内面重視)のサービスなど、その特徴や機能にも変化が起きています。
名称 | 2023年版ライブコマース・サービス・カオスマップ |
発表元 | Moffly |
概要 | ライブコマース・サービスをまとめたカオスマップ |
発表時期 | 2023年4月 |
クラウド型ライブコマースサービス「TAGsAPI」を展開する『株式会社Moffly』が公開した、ライブコマースサービスをまとめたカオスマップです。
ライブコマースとは、ECとライブ動画を組み合わせた新しい商品の販売手法で、中国を中心に世界各国で広がりを見せています。SNSや動画コンテンツの盛り上がりによって、ライブコマース市場は今後更に拡大していくことが予測されており、注目すべき業界です。
名称 | 国内キャッシュレス決済カオスマップ (2022年1月版) |
発表元 | クラウドキャスト |
概要 | 国内キャッシュレス決済の現状を4つの分類に分けたカオスマップ |
発表時期 | 2022年1月 |
最近はKyashにVプリカ、PayPayといったキャッシュレス関連サービスが日本国内で爆発的に増加し、飽和状態です。
キャッシュレス社会への移行を促進するような決済サービスは現在非常に多岐にわたっており、2022年1月に『クラウドキャスト』がこれらをまとめた「 国内キャッシュレス決済カオスマップ(2022年1月版)」を制作しました。
このカオスマップには電子マネー系サービスやQR/コード決済、BNPL(後払い決済)、クレジットカードなどがまとめられています。
名称 | ホテル業界マップ2023 |
発表元 | HotelBank |
概要 | 国内のホテル・旅行関連業界を俯瞰可能なカオスマップ |
発表時期 | 2022年5月 |
宿泊事業者や旅行代理店向けのBtoBサービスや、旅する人に向けたBtoCサービス、国内ホテルチェーントップ20などを網羅したのがこちらのカオスマップです。
個人消費の額で見ると、比較的単価が高い傾向にある旅行・ホテル業界。 そんな業界に関連する企業やブランドの情報を、網羅的確認できるこのマップは、「旅」という個人消費に携わる全てのビジネスパーソン必携のカオスマップです。
名称 | HRテックカオスマップ【2023年最新版】 |
発表元 | HRテックガイド |
概要 | 国内のホテル・旅行関連業界を俯瞰可能なカオスマップ |
発表時期 | 2023年2月 |
HR Tech情報メディア「HRテックガイド」を運営する『株式会社Lifeplay』が公開した、HRテックのカオスマップです。
HRテックとは、会社の人事業務にAIやビッグデータなどのテクノロジーを導入し、業務効率化や人材の適切な配置や分析等を行うテクノロジーのこと。
労務管理や採用、育成管理やタレントマネジメントなど、最新HRテックの全体像を把握できる、人事必見のカオスマップです。
名称 | リモートテック カオスマップ2022年度版 |
発表元 | CAMELORS |
概要 | リモートワークを支えるリモートテックをまとめたカオスマップ |
発表時期 | 2022年3月 |
2020年のコロナ禍による外出自粛要請を受け、リモートワークの概念は急速に普及しました。こうした国内のリモートワークを支えるリモートテック系サービスをまとめたのが、「企業向けリモートテック カオスマップ」です。
全74カテゴリー、657サービスを紹介する大規模なカオスマップで、これを見ればリモートテック業界の動向が一目でわかります。リモートワークの導入や効率化を検討している方におすすめのカオスマップです。
名称 | チャットbotカオスマップ最新版 |
発表元 | AISmiley |
概要 | チャットボットに関連するサービスをまとめたマップ |
発表時期 | 2023年1月 |
AIに関連するニュースや情報を扱うWebメディア『AISmiley』が提供している最新のチャットボットに関するカオスマップです。
2023年1月に発表された最新のカオスマップで、現時点でサービスインしているチャットボットやAIによる自動応答機能を提供している各種Webサービスやブランドを網羅しています。
ユーザーからの問い合わせに自動で応答をしてくれるチャットボットですが、「業務効率化」「収益アップ」「顧客満足度・UX」など大きく3つに分類され、利用場面ごとに細分化されています。
プロジェクトの目的や実装したい機能によって利用すべきチャットボットサービスは異なります。上記のカオスマップで現在のプロジェクトにフィットするチャットボットを探し出すのも良いでしょう。チャットボット関連サービスへの参入を考えている方は、カオスマップを見て自分がどの領域で挑むのか考えてみてください。
名称 | 企業の契約法務のDXを後押しするリーガルテックカオスマップ 2023 |
発表元 | GVA TECH |
概要 | 企業法務部向けのリーガルテックサービスをまとめたカオスマップ |
発表時期 | 2022年12月 |
AI契約書レビュー支援クラウド「AI-CON Pro」を提供するGVA TECH株式会社が作成した「リーガルテック カオスマップ」。
自社に合ったサービスを法務担当者が選定できるように、契約法務の7つのプロセス(受付・リサーチ・翻訳・作成・レビュー・電子契約・契約管理)に分類し、それぞれの場面で利用できるサービスがまとまっています。
リモートワークでも、法務業務をスムーズに行いたい方におすすめのカオスマップです。
名称 | 不動産テックカオスマップ最新版(第9版) |
発表元 | 不動産テック協会 |
概要 | 不動産テック関連のサービスを紹介しているカオスマップ |
発表時期 | 2023年8月 |
不動産テック協会が発表しているのが「不動産テックカオスマップ」です。
不動産テックとは、従来の不動産関係の手続きやビジネススキームに新たな風を吹き込む、テクノロジーを駆使した取り組みです。物件情報を提供する新型メディアはもちろんのこと、オンラインでの内見ができるサービスなども不動産テックのひとつです。
こちらのカオスマップでは、不動産の仲介業務支援を行うプレイヤーや物件情報の提供を行うWebメディア各社、ならびに管理業務を支援するサービスなど、不動産テックに関わるさまざまなプレイヤーを俯瞰できます。
名称 | Agritech(アグリテック)カオスマップ【2021年版】 |
発表元 | X-Tech部会(クロステック部会) |
概要 | 農業にドローンやビックデータなどの最新テクノロジーを用いて、従来の農業の課題を解決するサービス企業をまとめたマップ |
発表時期 | 2021年2月 |
起業・経営支援サイト「ドリームゲート」に登録している認定専門家のコミュニティ「X-Tech部会」が作成したカオスマップです。
近年は農業就業者の減少や高齢化により、ロボット技術やICTの活用で効率化や高い安全性を実現する「IT農業」いわゆる「AgriTech(アグリテック)」が注目されています。
最新のITサービスが生産、販売、経営、出荷などの基本業務の他にも、就農サポートやメディアなど農業に関わる幅広いジャンルで分類されているため、目的に合ったサービスが見つけやすいです。
名称 | 観光テックカオスマップ2023版 |
発表元 | AOSデータ社 |
概要 | 観光テック分野の32業界クラスターを網羅したカオスマップ |
発表時期 | 2023年8月 |
クラウドデータやAIデータなどのデータアセットマネジメント事業を展開する『AOSデータ株式会社』が、観光テック分野の32業界クラスターをまとめたカオスマップです。
ChatGPTを使って、観光テックの各領域を8つのメインカテゴリと4つのサブカテゴリ、合わせて32業界クラスターに分類しており、各クラスター毎に代表的な日本の企業をピックアップしてマップが作成されています。
デジタル体験やサステナビリティ観光、スマート交通など、新たな観光の形が出てきている今、注目すべきマップです。
名称 | 2023年版スポーツテックカオスマップ |
発表元 | 株式会社Aesta |
概要 | スポーツテックのサービスをまとめたカオスマップ |
発表時期 | 2023年8月 |
「ウェルネスで、世界をつなぐ」をビジョンに設⽴された『株式会社Aesta』が株式会社NTTデータ経営研究所と協力して作成した、国内外スポーツテック領域の200サービスをまとめたカオスマップ。
資⾦調達の動き、独⾃性、ユーザー数の多さなどを基準に独⾃⽬線で選出しており、200サービスを全15カテゴリに分類しています。
カオスマップに掲載されているサービスをレポートで1つずつ丁寧に解説した資料もあるため、気になる方は見てみてはいかがでしょうか。
名称 | 議事録作成AIカオスマップ2023 |
発表元 | 株式会社アイスマイリー |
概要 | 議事録作成AIをまとめたカオスマップ |
発表時期 | 2023年8月 |
DXを推進するAIポータルメディア「AIsmiley」を運営する『株式会社アイスマイリー』が公開した、議事録作成AIのカオスマップです。
2023年に入り、爆発的な普及を見せているAI。「議事録作成AI」は、会議中の音声をAIが自動でテキスト化し、議事録を作ってくれるもので、ビジネスシーンを変えるAIとして多くの企業から注目されています。
カオスマップでは、多言語対応やリアルタイムなどのカテゴリに分け、AI提供ベンダーがマッピングされています。
名称 | 画像認識AIカオスマップ2023 |
発表元 | 株式会社アイスマイリー |
概要 | 画像認識AIをまとめたカオスマップ |
発表時期 | 2023年9月 |
上記同様、『株式会社アイスマイリー』が公開した、製造現場の検品作業や外観検査、監視カメラの異常検知などに活用される「画像認識AI」をまとめたカオスマップです。その技術は業界を問わず多くの企業で導入が進んでおり、ディープラーニングによって飛躍的な発展を遂げています。
近年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、非接触での検温やマスク着用での本人確認といった顔認証の技術が注目を集めており、時代のニーズに応えた製品が日々登場。今後も注目の業界です。
名称 | 【2023年7月版】メタバースカオスマップ |
発表元 | 株式会社Urth |
概要 | メタバース市場をまとめたカオスマップ |
発表時期 | 2023年7月 |
新しい働き方を支えるメタバース空間オフィスV-airなどのサービスを提供する『株式会社Urth』が公開した、2023年のメタバース市場のカオスマップ。
メタバースとは、アバターを使って他ユーザーとの交流やゲームなどを楽しめる仮想世界やサービスのことで、米・Meta社(旧Facebook)の注力などにより近年注目を集め続けています。
2023年の変化としては「Web系」「ゲーム系」サービスの新規参入が目立ったと言います。メタバースでクリエイターが収益を得る環境も増えており、今後さらなる飛躍が期待される業界です。
ひとつの業界に数多くの企業やブランドが乱立している昨今、俯瞰的に業界の情勢やサービスを確認できるカオスマップはビジネスパーソンにとってなくてはならない存在です。
またサービスを利用する側もこれらのマップを利用することで、より自分に合ったサービスを発見できるでしょう。
(執筆:特急太郎 編集:はつこ、泉知樹、北村有、上塚千恵子、水落陽介、齊藤颯人)
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