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VPNを自宅に構築する4つの方法。VPNでできること/できないことも解説

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在宅勤務をする場合は、セキュリティ対策をしっかり行わないと会社の重要な情報が漏洩する危険がでてきます。

自宅でも安心して作業ができるよう、通信セキュリティの強化に利用されるのがVPN(バーチャル・プライベート・ネットワーク:仮想専用線)です。

この記事では、VPNを自宅に構築する方法を4つご紹介します。VPNでできること/できないことも解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

VPNを自宅に構築する4つの方法

方法1. VPNプロバイダーを使う

VPNを自宅に構築するのにもっとも簡単な方法として、VPNプロバイダーの利用が挙げられます。とくに難しい設定はなく、契約するだけではじめられる点が魅力です。プロバイダーによって、同時に接続できる台数や料金が異なるので、自身の利用方法にあったものを選択しましょう。

VPNプロバイダーには、NordVPNがおすすめ

VPN 自宅

NordVPN』を利用すれば、オンライン活動を安全かつプライベートに保つことが可能です。NordVPNは、高度暗号化標準(AES-256)を採用しており、この暗号化は世界中の政府機関のデータを保護するのにも使用されています。

またセキュリティが向上したからといって速度が落ちるということもありません。どこにいてもコンテンツに素早くアクセスでき、ISPスロットリングを回避できます。

NordVPNが提供しているプランは以下の3つです。(30日間の返金保証あり)

1年プラン 705円/月
6ヶ月プラン 964円/月
1ヶ月プラン 1,280円/月

また上記のプランには、以下のようなオプションを追加することも可能です。

  • NordPass:安全にパスワードを管理・保管し、どこからでもパスワードにアクセスできる
  • NordLocker:暗号化されたクラウド上で500GBのデータを管理できる

どちらも500円以下で追加できるお得なオプションなので、ぜひ利用してみてくださいね。

NordVPN

方法2. VPNルーターを使う

現在利用中のルーターを、VPNルーターに切り替える方法もあります。

VPNルーターを購入したら、Web上でサーバーのセットアップをして使用を開始しましょう。VPNルーターは事前に調査をして、自分の環境に合ったものを選んでください。

方法3. 別のPCをVPNサーバーにする

ご家庭にある使っていないPCを、VPNソフトウェアを載せるサーバーとして使用する方法もあります。

しかし、VPNサーバーとするコンピューターは、24時間常に電源をつけておく必要があります。

またMacもWindowsもVPN用の設定がありますが、VPNをホストできるというだけで、最適化されているわけではありません。くわえてMacやWindowsセッティングは少し難しいので、この方法はやや上級者向けです。

自宅のPCを簡単にVPNサーバーにする方法はないの?

オープンVPN』をインストールすれば、難易度を多少落とすことが可能です。オープンVPNは、オープンソースのVPNプラットフォームで、Windows/Linux/Android/MacOSに対応しています。ルーターからVPNサーバーとして利用する端末までの正しいポート番号を特定し、転送すれば利用できます。

もしくは、マイコンモジュールのような端末をVPNとして使うのも有効です。たとえばRaspberry Pi上にオープンVPNソフトウェアをインストールすると、強力で軽量なVPNサーバーを実現できます。複数導入して、目的別にサーバーを立てることも可能です。

方法4. ハイブリッドVPNを構築する

難易度は高めですが、自作のVPNと既存のVPNを組み合わせるのもひとつの手です。

ハイブリットVPNを構築したい方は、VPNサーバーをホストするためのVPNサービスを購入しましょう。ホストするためにサーバーを買っているだけなので、プレミアムサービスを購入するよりは安く済む可能性があります。

VPNでできること

できること1. トラフィックを暗号化できる

VPNを有効にした瞬間から、全てのインターネットトラフィックは、VPNによって暗号化された安全なトンネルを経由することになります。すなわち、ルーターからVPNサーバーまでのトラフィックが暗号化されるのです。ISPですらそのトラフィックを閲覧できません。ただし、httpsを用いてないサイトは暗号化されないので注意が必要です。

できること2. IPアドレスが外部に漏れない

またトラフィックはVPNから来ているように見えるので、本当のIPアドレスが外部に漏れることもありません。もし利用しているVPNサーバーが別の国にあるなら、まるでその国からアクセスしているように見えるのです。

VPNでできないこと

できないこと1. すべてのオンライントラフィックを匿名にできない

すべてのオンライントラフィックを匿名にしたい場合は、Tor(トーア)を利用する必要があります。

Torを利用すると、IPアドレスを相手に知られることなくインターネットに接続したり、メールを送信したりすることが可能です。

できないこと2. ウイルスやマルウェアからの攻撃を防げない

VPNでは、ウイルスやマルウェアからの攻撃を防げません。

これらの攻撃を防ぐには、マルウェア防御やウイルス対策ソフトウェアを入れるのがよいでしょう。

おわりに

今回は自宅にVPNを構築する方法を4つお伝えしてきました。

ご自身に合う方法をみつけて、安心な通信環境を築いてみてください。

(原文:Amy Lee 翻訳:Yui Shimizu 編集:Sato Mizuki)

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