エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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フリーランスとしてこれから活動する方は、どんなサービスに登録するべきなのか、どんなサイトで案件を受注すればよいのかなど、悩まれることが多いかと思います。
近年はフリーランス向けのサービスが急増中。うまく活用することで、効率よく仕事ができ、収入が安定するようになるはずです。
そこで本記事では、フリーランスが登録すべきおすすめサイト&サービスをご紹介します!
<本記事を読むとわかること>
- フリーランスがお仕事獲得するためのサイト情報
- 契約や経理管理に役立つサービス情報
- 仕事や業務を効率化させるサービス情報
- フリーランスが便利なサービスに登録すると得られるメリット
目次
まずは、フリーランスになったときに必要な登録・手続きを7つ紹介します。
新たに個人事業を開始するときには、税務署に「開業届(個人事業の開業・廃業等届出書)」を提出する必要があります。
開業届は、事業開始から1か月以内に提出することを推奨されています。
未提出時の罰則はないため、届け出ずに事業を行うことも可能ですが、確定申告の際に開業届を提出していると税金的なメリットが大きいため、可能なら提出することをおすすめします。
フリーランスの開業届の書き方とは? 提出のメリットなども解説!
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開業届の提出に続いて重要なのが、青色申告承認申請書の提出です。青色申告承認申請書を提出することで、青色申告を行う資格を得ることができます。
青色申告を行うことで最大65万円の青色申告特別控除を受けられるため、早めに登録しておきたいところです。
青色申告承認申請書は、原則として事業開始から2ヶ月以内に提出する必要があります。例えば、1月1日に事業を開始した場合、3月1日までに提出しなければなりません。
なお、青色申告承認申請書の提出は難しくありません。必要事項を記入し、最寄りの税務署に提出するだけです。オンラインでの提出も可能です。
フリーランスとして活動を始める際に、忘れてはならない手続きの一つが印鑑登録です。印鑑登録とは、自分の印鑑を役所に登録し、印鑑の印影が記載された印鑑証明書を発行してもらうことを指します。
フリーランスにとって印鑑登録が必要な理由は、主に以下の2点です。
フリーランスとして仕事を受注する際、クライアントとの契約書にサインや捺印を求められることがあります。この際、印鑑登録された実印を使用することで、書類の信頼性が高まります。
また、フリーランスとして報酬を受け取るために、個人事業主用の銀行口座を開設する必要があります。口座開設の際、多くの銀行では印鑑証明書の提出が求められます。
印鑑登録の手続きは、以下の手順で行います。
フリーランスとして円滑に活動するために、印鑑登録は必ず済ませておきましょう。
フリーランスとして活動する上で、事業用の銀行口座を開設することは非常に重要です。個人の口座とは別に事業用の口座を作ることで、収入と支出を明確に分けることができ、経理処理がスムーズになります。
事業用口座を開設するメリットは以下の通りです。
事業用の口座を作ることで、仕事に関する収入と支出を一括管理できます。これにより、経理処理が簡単になり、確定申告の際も必要な情報を素早く取り出せます。
また事業用の口座から支払った経費は、経費として計上しやすくなります。個人の口座からの支払いだと、経費としての認定を受けにくい場合もあるので注意が必要です。
フリーランスを始める際は、事業用の口座開設を検討しましょう。
2023年10月1日より施行された「インボイス制度」ですが、フリーランスには「対応する」「対応しない」という2つの選択肢があります。
しかし企業からの案件を受けやすくするためには、toB(企業相手)のビジネスを行っている人は、登録すべきと言えるでしょう。
インボイス制度に登録する場合は、国税庁の電子申告用ソフト『e-Tax』を活用するのがおすすめです。
インボイス制度の登録申請はどうやる? 必要書類や申請期限もFPが解説【実際に申請してみた】
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フリーランスになったら、今まで会社で加入していた健康保険から、国民健康保険/組合保険に切り替える必要があります。
健康保険の加入資格は退職日の翌日になくなってしまうため、退職日の翌日から14日以内にお住まいの市区町村役場で手続きを行う必要があります。
リンク先のURLを設定してください会社員の場合、厚生年金に加入していますが、フリーランスは自分で国民年金に加入するのが原則です。
厚生年金の脱退手続きは会社がやってくれるので、役所で国民年金への加入手続きをすることがが必要です。
【FP監修】フリーランスが知るべき国民年金の基礎知識
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次に、フリーランスが案件を継続的に獲得するためにおすすめのサイトを4つ紹介します。
はじめにおすすめしたい、フリーランスにおすすめの案件獲得サイトは『Workship』です。『Workship』はフリーランス・副業向けのマッチングサービス。
高単価の案件やリモートOKの案件が充実しており、エンジニア、デザイナー、マーケター、ディレクター、編集者、ライター、セールス、人事広報など、さまざまな職種の案件が紹介されています。
なおWorkshipでは、案件を受注する度にお祝い金として1万円がプレゼントされるのも魅力。
さらに、トラブル相談窓口や会員制優待サービスの無料付帯など、安心して働ける仕組みがあるのも嬉しいポイントです。
フリーランスになりたてで、まだ実績が少ないという人には『CrowdWorks(クラウドワークス)』がおすすめです。
CrowdWorksは、フリーランスや副業ワーカー(受注者)とクライアント(発注者)がオンライン上で仕事を受注/発注できるサービス。
案件数/ユーザー数ともに国内最大級の規模で、完全フルリモートで完結できる案件が豊富なので、副業感覚でも案件を受注できます。
フリーランス初心者の方におすすめしたい案件獲得サイトが『ココナラ』です。ココナラの最大の特徴は、自分でサービスを作成し、クライアントに購入してもらう「待ちの営業」ができる点です。
サービスは価格を自由に設定できるため、自分の技術力やスキルに見合った価格で案件を受注できます。営業活動に費やす時間と労力を大幅に削減できるのが魅力です。
フリーランス初心者の方は、ココナラを活用して効率的に案件を獲得してみてください。
フリーランスの方におすすめしたい案件獲得サイトが『Midworks(ミッドワークス)』です。Midworksでは、フリーランスエンジニアに特化したエージェントサービスを提供しています。
Midworksの魅力は、専任のエージェントがあなたの希望に合った案件を紹介してくれる点です。エージェントがあなたのスキルや経験、希望条件を丁寧にヒアリングし、最適な案件とマッチングしてくれます。案件探しに費やす手間と時間を大幅に削減できるでしょう。
また、Midworksではフリーランスエンジニア向けのセミナーやイベントも開催しています。情報交換や交流の場として活用できるのも魅力の一つです。
フリーランスエンジニアの方は、Midworksに登録して専任エージェントのサポートを受けてみてはいかがでしょうか。きっとあなたに合った案件が見つかるはずです。
次にフリーランスが、登録すべき電子契約サービスを3つ紹介します。
フリーランスが登録すべき電子契約サービスの1つ目は『クラウドサイン』です。クラウドサインは電子署名法に準拠したクラウド型の電子契約サービスで、フリーランスの方に特におすすめです。
クラウドサインの最大の魅力は、契約書の作成から締結、保管までをオンラインで完結できる点です。印紙代や郵送代、出力コストなどが不要になるため、大幅なコスト削減が可能です。
セキュリティ面でも、データセンターでの厳重な管理に加え、ISO27001などの国際認証を取得しているため安心して利用できます。導入実績250万社以上、利用社数No.1の信頼と実績あるサービスなので、フリーランスの方はぜひ登録してみてください。
電子契約サービスを提供する『GMOサイン』は、フリーランスの方におすすめの電子契約サービスです。
GMOサインの特長は以下の3点です。
GMOサインは国内の電子契約サービスでシェアNo.1を誇ります。これまでに350万社以上の事業者に利用されており、信頼と実績があります。
押印ワークフローや権限設定、契約書の保管・検索など、GMOサインには契約業務に必要な機能が豊富に搭載されているのが特徴です。煩雑な契約業務の効率化を実現できます。
GMOサインはSOC2やISO27017など、国際的なセキュリティ基準の認証を取得。セキュアな環境で安心して電子契約を締結できます。
フリーランスとして契約業務を効率化したい方は、GMOサインの利用を検討してみてください。初期費用・月額料金無料のフリープランもあるので、まずは気軽に使ってみるのがおすすめです。
フリーランスの方におすすめしたい電子契約サービスが『freeeサイン』です。freeeサインの最大の特徴は、電子契約の送信・締結機能だけでなく、契約書作成から管理までをトータルでサポートできる点です。
特に、AIによる契約書のレビュー機能や契約書のひな形作成支援機能は、契約に不慣れなフリーランスの方にとって心強い味方となります。また、freee会計やfreee人事労務などの他のfreeeサービスとの連携もスムーズで、業務効率を大幅に向上できます。
月額980円(年間一括払い)からと比較的リーズナブルな料金設定で、電子サインは月10通まで無料で利用可能。サポート体制も充実しており、電話での問い合わせ対応は30分以内の解決率が90%を超えています。
フリーランスの方はfreeeサインの活用を検討してみてください。
次に、フリーランスが登録すべき会計ソフトを3つ紹介します。
『freee会計』は、会計初心者のフリーランスの方に特におすすめの会計ソフトです。最大の特徴は、会計の知識がなくても直感的に操作できる点です。
通常の会計ソフトでは「貸方」「借方」といった専門用語が多用されますが、freee会計ではそうした難しい用語を使わず、まるで家計簿をつけるような感覚で記帳ができます。
また、確定申告時には質問に〇×で答えていくだけで申告書が完成する便利な機能も搭載。控除額の自動計算機能も充実しており「会計が一切わからなくても青色申告がしたい」という方に最適なソフトといえます。
『やよいの青色申告オンライン』は、40年以上の歴史を持つ会計ソフトの老舗・弥生が提供するクラウド会計ソフトです。「会計ソフトといえば弥生」と言われるほどの圧倒的なブランド力を持ち、長年の実績から生まれる信頼性は他の追随を許しません。
最大の特徴は、驚きの料金設定です。電話やチャットサポートのない「セルフプラン」であれば、利用開始から1年間は全機能を無料で使用可能です。2年目以降も年額10,300円(税別)からと、他社と比べてもリーズナブルな価格設定となっています。
一方で、freeeやマネーフォワードと比較すると、自動仕訳などの自動化機能は若干劣る部分があります。その代わり会計処理の自由度は高く、企業での経理経験者からは「使い勝手が良い」という評価を得ています。
特に「経理の知識があり、自分で正確な会計処理をしたい」というフリーランスの方には、コストパフォーマンスの高さと相まって、魅力的な選択肢となるのではないでしょうか。
フリーランスに高い支持を得ているのが『マネーフォワード クラウド確定申告』です。従来の会計ソフトの使い勝手を踏襲しながら、クラウドならではの便利機能も搭載した実力派ツールです。
最大の特徴は、銀行やクレジットカードの明細を自動で取り込める点です。さらに、処理速度が速く、他社と比べて料金も安価に設定されているため、コストパフォーマンスに優れています。
ただし、freeeなどの競合他社と比べると初心者向けの機能は若干控えめです。その分、会計の専門用語や仕組みをしっかりと理解できる設計になっており「会計ソフトが何をしているのか」を学べる教育的な側面も持ち合わせています。
「クラウドの便利機能は使いたいけれど、ある程度は会計の知識も身につけたい」というフリーランスの方におすすめです。
他にも会計ソフトはいろいろあります。比較検討して導入を進めたい方は、以下の記事が参考となります。
個人事業主におすすめのクラウド会計ソフト14選比較【FP監修】
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次に、フリーランスデビューする人が登録しておくことで安心できたり、更なる案件獲得に繋がったりするであろう便利なサービスを5つご紹介します。
フリーランスは個人事業主として活動しています。そのため、何かトラブルが起きたときはすべて自分で責任を負わなければいけません。
たとえば業務中の事故や納品物の遅延は、フリーランスには起こり得ること。もし起こってしまうと損害賠償問題に繋がりかねません。
そんなリスクをなくすためにもおすすめなのが、フリーランス向けの保険とお金のサービス『FREENANCE』です。
『FREENANCE』には、仕事中の事故や納品物の欠陥を原因とする事故の補償(最高5000万円)をしてくれる、あんしん補償というサービスがあります。
また、フリーランス専用の口座を無料で開設することも可能。請求書の買い取りと請求書に書かれている報酬を即日に振り込んでくれるサービスもあります。
FREENANCEに登録しておくだけで、もしものお金にまつわるトラブルに備えられるのが魅力です。
フリーナンス(FREENANCE)の評判は?“お金と保険”のサービスを解説
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『フリーランス協会』も、フリーランスのための福利厚生や保険制度を提供している、おすすめサービスです。
たとえばケガや病気をして働けなくなった場合、喪失する所得を保険金として受け取れる『所得補償制度』や、損害賠償請求をされた際の『フリーランス賠償責任補償』があります。
また、福利厚生『WELBOX』を使えば、大手企業でも導入されている健康診断や人間ドッグを会員価格で受けられるサービスも。本人だけでなく二親等以内の親族も利用可能なのが嬉しいポイントです。
フリーランスが所属しておくべきコミュニティ11選
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フリーランスとして活動するには、実績やスキルを示す履歴書代わりのポートフォリオが必要です。
ライターやデザイナー等のクリエイターにおすすめなのが『forrio(フォリオ)』です。手間をかけず、携わった作品を見やすく並べることができます。
エンジニアの場合は、開発者のためのプラットフォーム『GitHub』の利用がおすすめ。
作成したポートフォリオサイトを無料で公開できる機能もあります。GitHubを使うと、自身でコーディングしたファイルをアップロードして、全世界の人と共有もできます。
フリーランスのポートフォリオ作成方法。事例やおすすめの制作ツールも解説
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SNSが普及した今、同業者との繋がり形成や実績の発信、また自己ブランディングなどのためにSNSを活用するフリーランスも多くいます。
フリーランスの仕事獲得において、SNSが必須というわけではありませんが、SNSはリアルな情報収集にも大いに活用できます。
フリーランスになりたての人は、まずはXなどのSNSに登録しておくのがおすすめです。
【漫画】フリーランスはどうSNSと向き合うべき?
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フリーランスエンジニアの場合、「開発のときにバグが起きてしまい、なかなか解決できない……!」なんてことが、あるかもしれません。
そんなときに活躍するのが、『Qiita(キータ)』等のエンジニアリングに関する情報共有サイト。登録さえしておけば、同じようなエラーにはまって解決した人の解決フローを見られます。
また自分自身で解決したときも、この情報共有サイトに投稿さえしておけばメモのように見返すことも可能。結果的にそれが人のためになることもあります。
同じようなフリーランスエンジニアと繋がれたり、自身が情報を共有することで信頼を得ることにも繋がるでしょう。
上で紹介したサイト&サービスに登録して得られる共通のメリットとして、以下のことが挙げられます。
- 仕事の効率を上げられる
- 収入源を増やせる
まずはじめに、エージェントサイトや保険のサービスなどに登録することで、仕事の効率が上げられます。
たとえばエージェントサイトに登録すれば、営業に時間を割く必要もなければ、自分がどんな案件に向いているのか悩む必要もありません。
フリーランスは自分のスキルを最大限に発揮できる環境で仕事をしたほうが単価が上がっていきます。無駄なことは早々に省くのがおすすめです。
次にエージェントサイトだけでなく、スキルシェアサービスやクラウドソーシングサイトなどに登録しておけば、収入源を増やせるため、安定した収入が得られます。
フリーランスがひとつの取引先に依存するのは非常に危うく、いつ契約が解除になるか分からないリスクと常に隣り合わせの状態です。
最近ではフリーランス向けの求人サイトがたくさんあるため、最低でも3つのサイトには登録をしておき、収入源を増やすことをおすすめします。
フリーランスが登録すべきサイトと、その理由についてご紹介しました。ぜひ自分に合ったサイトを見つけるきっかけにしてください。
<本記事のまとめ>
- 収入や仕事を安定させるためにもサイトへの登録は必須
- どのサイトも基本無料
- 求人サイトだけでなく、補償サービスや情報サイトにも登録!
(執筆:HikoPro 編集:Workship MAGAZINE編集部)