エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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こんにちは。リモートワークを始めて8年目の会社員、さくらいみかです。
コロナ禍以降にリモートワークを始めた人たちをながめて、「最初のころってそうだよね。あー分かる分かる」と心の中で先輩面しまくってる今日この頃。
今年3月リモートワークに関するアンケートを実施したのですが、リモートワークにも慣れてきたであろう5月末にまた「みなさん、どんな様子で続けてるんだろう?」と、会社員50人に再度アンケートを行いました。
今回はそのアンケート結果をもとに、リモートワークの向き・不向きを判定する「リモートワーク診断チャート」を作ってみました。
目次
まずはスクロールする指を止めて、以下のリモートワーク診断チャートを試してみてください。
リモートワーク診断の結果は、いかがでしたか?
これらはコロナ禍以降にリモートワークを始めた会社員50人のアンケート結果をもとに作成しました。以下でその詳細をお話しします。
回答してもらったのは、IT・WEB系、デザイン系、ライター・編集、制作業、広告、企画、マーケティング、営業、事務職など。
そのなかで「リモートワークを今後あまり続けたくない」と答えた人の職種に注目してみると、(このアンケートでは)営業職や事務職の人がほとんどでした……!
営業職でもテレアポ専門の人は比較的リモートワークしやすかったようですが、それは対面で人と会わなくて済むフォーマットがすでに存在していたため。テレアポ専門の方は、以前から電話ひとつで営業を行なっており、リモートに以降したからといってさほど変化がなかったのでしょう。
一方でこれまで訪問営業をしていた人は、リモートワークにストレスを感じているようです。商談相手のネットリテラシーに気を遣ったり、非対面でも伝わるコミュニケーション方法を考えたりと、リモートワークによって新たにやることが増えてしまったためだと考えられます。
また、これまで紙ベースのお仕事をしていた方は「リモートワークでは仕事にならない!」という結論になることが多かったようです。ほかには「新人研修でビジネスマナーを教える際に、画面共有だけで指導を進めるのは限界があった」という声もありました。
やはり、これまで対面ベースで進めてきた職種の方はリモートワーク用の準備を新たにする必要があるため、やりづらさを感じているでしょう。
一方で、リモートワークで進めるためのノウハウをあらかじめ持っていた職種(エンジニア、デザイナー、ライター、マーケターなど)は、「リモートワークを続けたい」という意見が多く見られました。
つぎに、リモートワークのメリット/デメリットを聞いてみました。
アンケートを集計してみて気付いたのは、「見るポイントは同じでも、人によって感想が大きく異なる」ということ。
たとえば……
<通勤が必要なくなって……>
時間の無駄がなくなって良い。ほかのことをする時間にまわせる!
このままだと運動不足になる……。通勤は気分転換になってたんだなーと実感した。
<リモートワークで雑談は……>
ビデオチャットのお陰で雑談の機会が増えて、チームの雰囲気がよくなった!
リモートなので雑談が減り、チーム感が薄くなった。刺激が減った。
<時間の使い方は……>
平日に役所や病院などに行きやすくなった!
終わりがないのでオーバーワークになりがち……。
<ビデオチャットでのコミュニケーションは……>
余計な気を使わなくて済むので、ストレスが減った。
表情が読み辛いので不安がある。
<会社の人とのビデオチャットはと……>
家に居ながら人と話せて気晴らしになる!
「家でもきちんと仕事してますよ」というアピールをするのが疲れる……。
<ビデオチャットで仕事を催促されると……>
早く終わらせなければ……という思いから仕事がはかどるようになった!
もっと自分のペースで進めたいのに、ストレスになる。
<チャットベースでの仕事だと……>
仕事内容を何度も見返せるのが良い。間違いが少なくなる。
感情が読み取りづらいので、対面で話したい!
<まわりの人の目が減ったことで……>
上司からのプレッシャーがないので、ストレスが減った!
ひとりで仕事をしていると、つい怠けてしまう……。
<誰にも会わない一人だけの作業は……>
作業する場所が変わっただけなので、特に問題はない。
日中話さないで作業をするため、孤独感がある……。
「リモートワークのやりやすさ/やりづらさ」って、その人の感じ方によって「向き/不向き」がかなり顕著に分かれるものなのでは。
ただし、リモートワーク歴8年の私からすると、数か月で「リモートワークは合わない!!」と判断するのは早すぎるかなと思います。私の場合は、1, 2年やってみたのちに改善策を探りつつ周りと相談し、少しずつ良くなっていきました。
詳しくは以下の記事を読んでいただければと思います。
会社員として遠距離リモートワークを3年間やって辿り着いた、仕事と生活を快適に過ごす5つの方法
Workship MAGAZINE
6回に渡ってお送りした連載「リモートワークって実際どうなの?」。ひとまず今回で終わりとなります。
2019年の秋ごろ、このシリーズの取材のために「会社員でリモートワークしてる人知らない?」と人づてに探したものですが、まさか半年後にはそんな人が世に溢れることになろうとは……。
聞き込みをしているうちに、「職種」や「感じ方」によってリモートワークの向き/不向きは差が出るものなのだとよく分かりました。
これまでの記事が、自分に合ったリモートワークの方法を見つけ出す手掛かりになればと思います。
(執筆:さくらいみか 編集:Kimura Yuumi、Uchida Kazuyoshi)
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