マーケターが知るべきThreadsの特徴7選

Meta社が発表したSNS『Threads』は、X（Twitter）の競合として大きな注目を集めています。こうした流れからも、今後Threadsをマーケティングに活用したいという需要が急速に膨らむのは、まず間違いないでしょう。

本記事では、マーケターが知るべきThreadsの特徴を7つ紹介します。

1. Instagramと連携されている

ThreadsはInstagramと連携されているので、他のSNSと比較してブランドのイメージをキープしやすいというメリットがあります。多くの人が注目している今のうちにThreadsの利用を開始し、フォロワーを獲得しましょう。

Netflix、PrettyLittleThing、Salomonなどのブランドは、すでにアカウントをもっています。

2. リンクが投稿できる

Instagramにはなかった特徴として、リンクが投稿できるという点が挙げられます。X（Twitter）とInstagramをあわせたようなデザインです。

3. リポストや引用リポストができる

TwitterやLinkedInのようにリポストや引用リポストができます。リポストがないことが理由でInstagramをマーケティングに活用していなかったなら、Threadsは活用できるはずです。

4. Instagramとの切り替えが簡単

ThreadsとInstagramは連携されているため、上部のロゴから簡単に切り替えできます。

5. 検索やフィルターは限定的

フィードの検索やフィルターは限定的です。アルゴリズムに基づいて、人気がある投稿や関連性がある投稿、そしてフォローしている人の投稿が表示されます。

6. Fediverseの一部になると言われている

Meta社は、ThreadsとFediverseについて以下のように発表しています。

「私たちは、ThreadsをFediverseの一部にすることを計画しています。Fediverseとは、サードパーティによって運営されるさまざまなサーバが接続され、相互に通信できるソーシャルネットワークです。Fediverse上の各サーバは独自に動作しますが、同じプロトコルで動作するFediverse上の他のサーバと話すことができます。ThreadsはActivityPubと呼ばれるプロトコルを使い、プロトコルをサポートする他のサーバと会話することを計画しています」

7. 広告はない

今後、Meta経由で簡単に広告が設置できるようになることが予想されますが、現在のところ広告はありません。

おわりに

Threadsはまだ発表されたばかりなので、今後改善や変更が予想されます。InstagramとTwitterのいいとこ取りのようなThreadsですが、アカウントを作ってみると課題も見えてきます。ユーザーの声を反映して、今後さらに使いやすく進化していくはずです。

（執筆：Dave Chaffey　翻訳：Asuka Nakajima　編集：少年B　提供：Smart Insights）