エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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Statistaの調査によれば、2018年には推定12億人が毎月Facebook Messengerを使用していたとされています。さらにFlurryAnalyticsの報告によると、2016年にソーシャルメディアやメッセージングアプリケーションに費やされた時間は前年比で約400%増加しているそうです。
そのような状況の中、企業は既存のプラットフォームを介して、ユーザーと接点を持つ重要性を認識し始めています。
この記事で取り上げたいのは、Facebook Messengerというプラットフォーム。チャットを通じて顧客獲得を促進し、潜在顧客が慣れ親しんだプラットフォーム上でシームレスなショッピング体験を提供できるFacebook Messengerを、「広告」という観点からご紹介します。
目次
誘導広告を使えば、セールストークなしに顧客を引き付けることが可能です。
誘導広告はニュースフィードに表示され、主にブランドの知名度と認知度を高めるのに効果的。ブランドを認知していない潜在顧客に対しても、マーケティング活動が自然に実施できます。
カスタマイズしたメッセージを購読者に送信したい場合は、広告メッセージが最適です。 広告メッセージはFacebook Messengerの受信ボックスに表示され、これまでにメッセージをやり取りしたことのある人に再エンゲージメントを促すために使用されます。
以下は、Jasper’s Marketによる広告メッセージの例です。
ホームセクション広告は、Messengerのダッシュボードに直接表示されます。 リアルタイムで会話ができ、そこでのやり取りを元に個別体験を提供します。
潜在顧客は質問に対する素早い応答を期待しています。Facebook Messenger広告は即時応答を可能にし、コンバージョンの可能性を高められるのです。
Harvard Business Reviewの調査によれば、潜在顧客からのメッセージに対して5分以内に応答しなかった場合、彼らが見込み客に変わる可能性は400%低下するとのこと。企業の応答時間がコンバージョンに大きな影響を与えていることが分かります。
マーケティング担当者はすばやく応答するよう努めているため、応答時間は減少し続けています。これが、ソーシャルネットワークのメッセージアプリが急速に広告で利用されるようになった理由のひとつです。また53%の人々が直接メッセージを送ることのできるブランドから買い物をすることを好むと言われます。
Facebook Messenger広告はまさに、スムーズなコミュニケーションによってより早く顧客にリーチし、潜在顧客を見込み客に変えるチャンスです。
製品やサービスに興味を示している相手向けにカスタマイズしたコンテンツを送りたいのであれば、Facebook Messenger広告がもっともおすすめです。過去に対話したことのある相手に対してそれぞれにパーソナライズされたメッセージを用意し、効果的にリーチできます。
ローカライズされたブランドの認知度を高めたい場合は、Facebook Messengerの「地域認知度」機能を試してみてください。これにより、特定の地域にいるユーザーのみに広告を配信できます。
ターゲットの都市と対象者を選択したら、潜在・見込み顧客がその場所で使用できるオファーを送信します。 多くのマーケティング担当者にとって特定地域のアクセス数を増やすことは難しい課題ですが、Facebook Messenger広告なら対策も簡単です。
Facebook Messenger広告を作成するには、まずFacebookビジネスマネージャのアカウントを作る必要があります。
Facebook Messengerで検討できるのは次の3種類です。好みに応じてマーケティング目標を選択し、新しい広告アカウントを作成しましょう。
次に、コンバージョンのセクションでMessengerを選択してください。
このオプションを選択することで、ユーザーが広告をクリックするとチャットが開始されるようになります。
次のステップでは、目的に合わせて広告の配置を変更できます。
上のスクリーンショットのように、「Messenger」が選択されていることを確認してください。
この手順が完了したら、広告を掲載する準備が整います。必要な詳細をすべて入力して実行画面に進みましょう。実行内容には「Send Message(メッセージを送る)」と表示されているはずです。
実行内容を確認したら、メッセージを選択します。
Facebook Messenger広告では、例えばオンラインストアの広告にアクセスした見込み客にクーポンコードを送る、というようなキャンペーンを設定できます。
メッセンジャー広告のすべてのフィールドは、シンプルなテキストメッセージ、テキスト付きの画像、テキスト付きのビデオなどから好みに合わせてカスタマイズが可能です。購読者とのより強い関係を築くために、ウェルカムメッセージに興味を引き出す見出しをつけて送信してもよいでしょう。
また、ユーザーをホームページに誘導したい場合のために、「ホームページを訪れる」などのCTAボタンを追加できます。
Jasper’s Marketは、以前やり取りしたことのあるすべてのユーザーに広告メッセージを送信しています。魅力的な文章、画像、そして 「注文する(Start My Order)」という実用的なCTAボタンが、注文を促します。
Daily CutenessのMessengerボットは、関連記事を共有することによって基本的な顧客の質問に答えます。多くの企業は、すべてのユーザーと直接チャットできるようなカスタマーサポートチームを持っていないはずです。そこでボットが役に立ちます。
自動応答の文章が不自然だとユーザーが離れてしまう可能性があるため、作成するテキストには気を配りましょう。
Pura Vida Braceletsは一歩先を進み、Facebookのニュースフィードにカルーセル広告を表示。ユーザーがいずれかの画像をクリックするたびに同じメッセージを送信することで、そのブランドのことや、なぜその広告をクリックしたのかを思い出させます。
Facebook Messengerは、人々が多くの時間を費やすプラットフォーム上で注意を引く、安定した広告プラットフォームです。
Facebook Messenger広告のような、ソーシャル、モバイル、インスタントメッセージの組み合わせは、2019年以降のマーケティングを引っ張る存在になるかもしれません。
(原文:Umair Mohammed 翻訳:Okuda Yumiko)
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