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今年2月に行われたバルセロナ・モバイル・ワールド・カンファレンス(MWC18)で、UIフレームワークである『Flutter(フラッター)について、ビッグニュースが発表されました。
2017年5月に公開された『Flutter』が、アルファ版からベータ版に進化したというものです。『Flutter』とは、AndroidとiOSのアプリケーションを共通のコードで開発できるオープンソースのフレームワークで、Dart(ダートまたはダーツ)という言語で書かれています。
新しくなった『Flutter』の追加機能や精度について、説明していきます!
アルファ版からベータ版へと進化した『Flutter』は、以下の機能がパワーアップまたは追加されました。主に、Android Studio、Visual Studio Code、iOS 11のサポートを実装。さらにGoogleはキラー機能として、ステートフルホットリロードを改善しました。
『Flutter』はなぜ、2つの異なるプラットフォーム上で動作できるのでしょうか? 『Flutter』は、レンダリングエンジンとFlutter Frameworkによって実行されます。レンダリングエンジンとフレームワークは、すべてのアプリケーションにバンドルされています。ライブラリはそれぞれのプラットフォームに応じて、プラットフォーム固有のパッケージを提供します。
しかし、誰も肥大したコードを好む人など誰もいません。Androidの場合はさらに6.7MBが追加されますが、Googleは、『Flutter』で得られるスピードの方が価値があると主張しています。GoogleのAdWordsアプリをチェックしてみてください。確かにスピーディーではあります。また、『Flutter』で構築された別の人気アプリ、Hamiltonもあるので、そちらも検討して見てはいかがでしょうか。
では、AndroidとiOSの2つの異なるデザイン言語についてはどうでしょう?『Flutter』の組み込みUIウィジェット「Material Design」と「Cupertino」は、両方のプラットフォームでネイティブに見えるアプリケーションを提供しています。 『Flutter』は、ボタン、アニメーション、スライダ、スイッチ、ダイアログボックス、スピンのローディング等のアプリケーションを、実行するプラットフォームに合わせて変更します。
React Nativeは素晴らしいフレームワークです が、Reactとは異なり、『Flutter』はGPUで高速化されたグラフィックスとレンダリングエンジンを使用しているため、webviewに頼る代わりに、デザイナーと開発者は実際のプロトタイプを一貫したワークフローで処理することができます。
お次はステートフルホットリロード。本機能は、開発者が開発プロセスをスピードアップするのに役立ちます。コード変更をアプリにプッシュすると、組み込みの開発用コンパイラの作用で、すぐに変更内容がライブエミュレータに表示されます。完成したパッケージはAhead of Timeでコンパイルされますが、開発にはJust in Timeコンパイラがあります。
現在、Googleは最新のOS、FuchsiaをFlutterで開発しています。さらに、Flutterは、Android Studio、Visual Studio Code、IntelliJ、XCodeなどの一般的なIDEやFirebaseやFacebook Connectなどの1,000以上のパッケージでうまく動作します。
今年のGoogle I/Oカンファレンスを控えています。いますぐ登録しましょう!詳しくは、Getting Startedガイドをご覧ください。ダウンロードして試すことができるFlutter用のコミュニティ構築テーマもあります。また、開発者はGitHubページとissueトラッカーの両方も見ておきましょう。
※既に『flutter』がインストールされている場合、こちらからベータ版チャンネルに切り替え可能です。