動画編集の副業は未経験でもできるって本当? 始め方やおすすめソフトを紹介

動画編集 副業 未経験
  • 未経験・初心者でも始めやすい
  • 動画市場が伸びている
  • 月5万円くらいなら稼ぎやすい

このような評判を耳にして、動画編集の副業が気になっている方はいるでしょう。

本記事では、「動画編集の副業を始めてみたい!」という方に向けて、動画編集の具体的な仕事内容、どれくらい稼げるか、おすすめの編集ソフトを紹介します。

初心者が案件を獲得するまでの3ステップも紹介するので、ぜひ最後まで読んでください。

※本記事は、株式会社ワンダーシェアジャパンの提供でお送りします

動画編集の副業とは? 仕事内容や案件の種類

動画編集を副業で行う場合、仕事内容としては次のようなものがあります。

  • テロップ挿入
  • BGM・効果音挿入
  • サムネイル作成
  • 動画のカットと繋ぎ合わせ
  • 動画撮影補助

これらの仕事のうち、全てを依頼される場合もあれば、「テロップ挿入のみ」など部分的に仕事を依頼される場合もあります。

案件もさまざまです。具体的な案件としては、次のようなものがあります。

  • TikTok、Instagramなどのショート動画編集
  • YouTubeの動画編集
  • 企業広告編集
  • ウェディングムービー編集

それぞれの案件で難易度も異なり、SNS用のショート動画など初心者向けのものから、企業広告編集やウェディングムービー編集など上級者向けのものまであります。

もっとも需要のある案件が、YouTube動画の編集です。解説系の動画やアニメーション動画など、さまざまなジャンルの動画編集は安定して募集されています。

動画編集の副業はどれくらい稼げる?

結論から述べると、動画編集で月5万円以上稼ぐことは可能です。合同会社ケーエスが2022年3月に実施した調査によると、全体の25%が5万円以上の月収を動画編集で得ています。

ちなみに、副業として人気のあるブログの場合、3万円以上の月収を得ているのは全体の3.8%だけというデータもあります。このようにほかの副業と比較しても、動画編集は稼ぎやすいと言えるでしょう。

動画編集の月収が高い理由は、案件の報酬の高さにあります。各案件による、おおよその報酬は次のとおりです。

  • TikTokの動画編集:1,000円/本
  • YouTubeの動画編集:5,000円/本
  • 企業広告編集:10,000〜50,000円/本
  • ウェディングムービー作成:10,000〜50,000円/本
  • YouTubeなどのディレクション:100,000円〜/月

難易度が高い企業広告やウェディングムービー、動画全体の編集であるディレクションだと1本あたりの報酬も高くなります。

初心者で始める場合、おすすめの案件はYouTubeの動画編集です。YouTubeは案件の数も多く、仕事内容としてもテロップ挿入やカットなど、動画編集における基本的なものが多いため、始めやすくなっています。

さらに案件も1本あたり5,000円前後と、初心者から始める副業としては報酬が高い点も魅力です。

動画編集の副業がおすすめな理由

動画編集の副業が初心者でもおすすめの理由は、全部で3つあります。

理由1. 動画市場が伸びているから

動画市場 右肩上がり データ

▲出典:Cyber Agent

株式会社サイバーエージェントの調査によると、動画広告市場は2025年まで右肩上がりと予想されています。

動画広告市場が伸びている理由として、スマートフォンの普及、インターネットの高速化、コロナウイルスによる在宅期間の増加が挙げられます。

伸びている市場では、案件数が多くなり、報酬も安定して稼ぎやすいメリットがあります。また、動画編集の需要拡大に対し編集者の供給がまだ追いついていないこともあり、いまからスキルを身につけても、案件を獲得しやすい点も魅力です。

せっかく副業を始めるのであれば、案件獲得に苦戦することはなるべく避けたいもの。市場が伸びていれば案件が減るリスクは低いため、積極的に参入できる副業といえるでしょう。

理由2. 場所や時間に縛られないから

副業を始めるときに、「いずれは独立をして、場所や時間に縛られず自由に働きたい」と考える人も多いのではないでしょうか。このような夢を抱いている方にとって、動画編集は最適です。

動画編集に必要なものは、編集ソフトが入ったPCのみ。そのためカフェや旅行先で、自由に作業をすることもできます。また早朝や深夜であっても、自分の好きな時間に作業することも可能です。

場所や時間に縛られることなく、自由に仕事ができる点は、動画編集の副業の魅力と言えるでしょう。

理由3. 短期で稼げるスキルが身につくから

Webデザインやプログラミングなどのスキルに比べ、動画編集のスキルは比較的身に着けやすいです。

たとえばブログでは、月1万円稼げるようになるまで、最低でも半年〜1年程度かかるというデータがあります。

一方、動画編集の副業では初心者であっても、学習から1〜3ヶ月で案件獲得に至ったケースが多く見られています。事実として、学習期間を1〜3ヶ月と置いている動画編集スクールは多く、スクール卒業後に動画編集案件を紹介している場合もあります。

稼ぐまでに時間がかかる副業が多いなか、動画編集は比較的短期で稼げるようになりやすい副業と言えるでしょう。

動画編集で必要になるカットやテロップの挿入が初心者でも習得しやすいことが、短期で稼げる理由となっています。

動画編集の副業で必要なスキルは?

動画編集を副業で行いたい場合、最低限必要なスキルは次の5つです。

スキル名 内容
カット 動画の不要な部分を削除する。
テロップ挿入 動画のタイトルや字幕を挿入する作業。
効果音/BGMの挿入 動画の流れにあわせて、適切な効果音やBGMを挿入する作業。
カラーグレーディング 動画の色彩や色調を補正する作業。
ノイズ除去 動画の音声がクリアになるように、外部音などのノイズを除去する作業。

「こんなに身につけないといけないの……?」と心配になる方もいると思いますが、基本操作はどれも難しくはないので、未経験であっても数ヶ月以内に習得できます。

またこれらのスキルに加えて、アニメーション作成サムネイル作成のスキルを身につけると、案件の報酬が高くなる傾向にあります。

動画編集でおすすめのPCは?

動画編集でクライアントに満足してもらうような作品を納品するためには、PC選びが重要になります。

PCはスペック不足だと、動画編集自体がカクついて支障が出るため、挫折の原因となってしまいます。

PCを選ぶときに確認すべき点は、CPU、メモリ、ストレージ、GPUです。それぞれの機能や必要になるスペックは、次のとおりです。

名称 詳細 必要スペック
CPU PCの頭脳にあたる部分。
PCのパフォーマンスを大きく左右する要素になる。
Core i7以上
メモリ PCの作業スペースになる部分。
メモリが大きいと、複数作業が快適になる。
16GB以上
ストレージ データを保存する場所。
HDDが主流だが、SSDのほうが書き込み速度が速く、快適に編集作業ができる。SSDはHDDに比べ高価なため、併用もおすすめ。
SSD256GB以上
※別途保存用にHDDを用意するのもおすすめ
GPU 映像処理を行う場所。
必須ではないが、搭載されていると、快適に作業できる場合が多い。
4GB以上

動画編集は負荷のかかる作業のため、上記のような比較的高スペックなPCが必要になります。価格も最低10万円以上を想定しておきましょう。

また「MacかWindowsのどちらが良いの?」と悩む方もいらっしゃいますが、どちらを選んでも問題ありません。「副業のために機材を揃えたいけど初期投資はコンパクトにしたい!」など、コストを抑えたいのであればWindowsがおすすめです。

動画編集で副業を始める3ステップ

未経験の状態から動画編集で副業で案件を獲得する場合、次の3ステップで進めましょう。

ステップ1. 動画を作ってみる

最短で案件を獲得したい場合、まずは編集ソフトをインストールして、動画作成をしてみましょう。

最初から本や動画を使って、編集方法を学ぶ方法はおすすめしません。実際に手を動かして、わからない箇所があったらその都度学ぶほうが効率が良いからです。

動画を作成する際は、案件獲得のためのポートフォリオ(作品例)を作る想定で行いましょう。ポートフォリオの動画は、自己紹介動画や、獲得したい案件に近い動画を作成することをおすすめします。

未経験から動画編集を始める方におすすめの編集ソフトとしてFilmoraがあります。Filmoraは無料版でも十分な機能が試せるほか、有料版もほかの編集ソフトより価格が抑えられています。(年額9,979円〜)

「動画編集が自分に合わなかったらどうしよう……」と不安な場合は、ぜひ一度無料版をお試し下さい。

ステップ2. 学習して補う

動画作成をしていてわからない箇所が出てきたら、本や動画で方法を学ぶようにしましょう。

Filmoraを使って動画編集をする場合、公式サイト公式YouTubeに動画編集の学習教材がまとめられています。動画編集の基礎から、YouTubeやInstagram、TikTokなど、案件で多い動画ごとに編集方法も掲載されているため、自分の目的にあわせて効率的に学ぶことが可能です。

Filmora YouTubeチャンネル 学ぶ

▲出典:YouTube

もちろんFilmoraを使わない場合でも、YouTubeで「結婚式 動画 作り方」などと検索すれば、たくさんの解説動画がヒットします。動画編集を学びたいときは、YouTubeやGoogleで検索すれば大抵のことは無料で学ぶことが可能です。

ステップ3. 動画を元に案件を獲得する

ある程度の作品例を用意できたら、案件獲得に動いていきましょう。案件を獲得する方法はおおむね以下のとおりです。

未経験の場合、もっともおすすめな案件獲得方法がクラウドソーシングになります。クラウドソーシングは、未経験可の案件も多く受注しやすくなっています。

初案件獲得のために注意すべきことは、「単価にこだわりすぎないこと」「マニュアルありの案件にすること」です。

いきなり高単価の案件に応募しても、断られてしまう恐れがあります。まずは実績を得るためにも、単価にこだわらず、応募するようにしましょう。

また未経験の場合は、マニュアルが用意されている案件に応募すると動画の作り方がわかるため安心です。誰でも動画編集ができるように整備している案件は、積極的に稼働してくれる人材を多く確保したいと考えていることが多いため、初心者でも案件を獲得しやすい傾向にあります。

クラウドソーシングで実績を積むことができたら、その後はスキルシェアサービスやマッチングサービス、知人からの紹介、SNSの活用もおすすめです。マッチングサービスは長期案件や時給報酬のものも多く、安定して報酬を得やすいです。

また知人からの紹介やSNSは、安心できる間柄であればトラブルも起こりにくく、仲介がない分手取り額が高いためおすすめです。

初心者が動画編集で副業を始めるときの注意点

ここまで動画編集の副業がおすすめであると紹介してきましたが、初心者が始める際には3つ注意点があります。

動画編集を始めてから後悔しないように、確認しておきましょう。

注意点1. 初期費用がかかりやすい

先述したとおり、動画編集を始めるためには比較的高スペックなPCが必要になります。

現在持っているPCのスペックが十分な場合は問題ありませんが、スペック不足の場合はPCの買い換えに10万円以上かかることを想定しておかなければいけません。

さらにPCだけではなく、編集ソフトや動画編集スキルを身につけるためにスクール等を利用する場合は、数万〜数十万円の費用が発生します。

動画編集は案件の報酬が高いため、継続的に案件を獲得して報酬を得ることができれば初期費用を回収できますが、続けられるか不安な場合は編集ソフトや学習代を抑えるようにしましょう。

注意点2. 納期前はシビアな稼働になることもある

クライアントによっては、納期が短かったり急な対応を迫られたり、シビアな稼働になることがあります。

そのため副業で動画編集に取り組む場合は、本業後に夜遅くまで対応しなければならないケースも考えられます。

しかしこのようなケースは動画編集に限らず、クライアントワーク全般に言えることです。
納期に余裕を持たせてくれる良心的なクライアントもたくさんいるため、適宜案件を変えて、良いクライアントに出会うようにすれば問題ありません。

注意点3. 動画編集が合わないこともある

人によっては、動画編集が自分に合わないこともあります。

一般的に動画編集が向いている人は、次のとおりです。

  • 作業をコツコツやることが好き
  • YouTubeなど動画コンテンツが好き
  • 動画作成や写真編集を趣味でやっていた
  • チャットツールを使ったコミュニケーションが苦ではない
  • 締め切りを守ることができる

しかしこれは一例にすぎません。どの副業でもそうですが、やってみなければ自分に合っているかどうかはわからないものです。

そのため、まずは動画編集を始めてみることをおすすめします。

「向いていないと思ったけど、やってみたら自分に合っていた」「初報酬をもらえてから楽しくなった」など、ある程度続けることで適性があることを実感するケースも多いです。

動画編集で副業を始めるなら『Filmora』がおすすめな理由

Filmora

ここまで記事を読んで「動画編集を副業でやってみたい!」と思ったら、編集ソフトはFilmoraがおすすめです。理由は、3つあります。

理由1. 価格が安い

先述したとおり、動画編集を行う場合は初期費用が高くなる傾向にあります。そのためゼロから動画編集を始める際に「自分に動画編集が合っていなくて、費用だけかかったらどうしよう……」と不安に感じる方もいるかもしれません。

そのような不安を抱いている方こそ、Filmoraはおすすめです。Filmoraは、動画編集の副業で必要な機能を、無料でほとんど使うことができます。

また有料版にした場合も、年額9,979円(税込)と、他の編集ソフトよりも価格が抑えられているため、初心者が編集を始めるハードルも低くなっています。

さらに1年プラン以外にも、買い切り型の永続ライセンスが11,979円(税込)で用意されています。買い切り型は、購入後はそれ以上費用が発生せず、ずっと使える点が魅力です。

理由2. 使いやすい

『Filmora』は、初心者でも直感的でわかりやすい操作性なこともおすすめの理由です。

動画編集ソフトのなかには、機能が充実しすぎているあまり、操作難易度が高いものもあります。副業のために編集ソフトを買ったはずが、使い方が難解で挫折する方も一定数いらっしゃいます。

Filmoraの編集画面には、「音楽」「タイトル」「エフェクト」などわかりやすいタイトル付けがされているため、直感的に操作することができます。

筆者自身、マニュアルを読まなくても30分ほどで動画を作成することができました。

Filmora 動画編集

▲実際に筆者が作った動画の編集画面

理由3. 機能が豊富

「ほかの編集ソフトよりも価格が安いなら、機能も少ないんじゃないか」と心配になる方もいると思いますが、Filmoraは動画編集の副業に必要十分の機能があります。

副業で必要なテロップ挿入やカットはもちろんのこと、900種類以上の無料ビデオエフェクトやAIポートレート機能を使用可能です。

副業で始めた動画編集を本格的にやりたくなったときも、別のソフトに変えることなく、操作になれたFilmoraを使うことができます。

まとめ

本記事では、動画編集の副業について魅力や案件の獲得方法を解説しました。

動画編集はスキル習得までの期間が最短で1ヶ月以内と短く、報酬も比較的高いためおすすめです。

また今後も動画市場が伸びていくことが予想されているため、案件も獲得しやすい傾向にあります。

これから副業を始めたいなら、ぜひ動画編集を検討してみてください。

Filmora 紹介

初心者で動画編集を始める場合は、Filmoraがおすすめです。

Filmoraは直感的な操作で動画編集ができるため、初心者でも簡単に高クオリティな動画を制作できます。エフェクトや素材も豊富に揃っているため、クライアントの要望に沿った動画を納品することが可能です。

さらに無料でほとんどの機能を使うことができるため、「動画編集が自分に合わず編集ソフト代がムダになってしまった……」ということを防ぐことができます。また有料版にアップデートしたい場合も、他の編集ソフトに比べて価格が抑えられている点も魅力です。一度買ってしまえばずっと使える買い切り版も用意されています。

Windows版/Mac版、それぞれ無料版から用意されているため、ぜひ一度Filmoraをお試しください!

(執筆:コヤ 編集:くろぎ、じきるう)

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