エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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2022年の流行色/トレンドカラーとして選ばれたのは、次の2つ。
この記事では、2022年のトレンドカラーに上記の2色が選ばれた理由をご紹介します。
2022年に向け新商品やサービスを開始する際は、ぜひ今回ご紹介するトレンドカラーをご活用ください!
流行色は、主に以下の2つの組織によって決められています。
それぞれの組織に関して、詳しく見ていきましょう。
PANTONEは、世界的な色見本帳を出している企業です。アパレルをはじめ、美容、インテリア、工業デザイン等、あらゆる業界をサポート。PANTONEの色見本帳は、製品の色を決定する際のヒントとして、あらゆる業界で使われています。
また、ペーパーやコットン、ナイロンなど素材に応じて色の質感が異なることから、素材ごとに色見本帳を提供しています。PANTONEの、色に対する真摯な姿勢を感じます。
JAFCA(一般社団法人 日本流行色協会)は、カラートレンドの研究や発信、色に携わるコンサルティングなど、「色」にまつわる事業を行っている協会です。「色で新しい価値を創造する(COLOR Makes Value)」というビジョンを掲げ、1953年の創立以来、産業界の「色」をリードしてきました。
翌年の流行色だけでなく、レディスウェアやメンズウェアの「カラートレンド」も発信。季節ごとにトレンドカラーを出しています。JAFCAが実施するマーケット調査とインターカラー(国際流行色委員会)の情報をもとにカラーを選出しているため、信頼性が高いのもポイントです。
新商品の発売・発表時期やターゲットが決まっている場合は、カラートレンドもぜひ参考にしてみてください。
PANTONEが2022年の流行色(カラー・オブ・ザ・イヤー2022)として選んだのは、新色の「ベリーペリ」。少し紫がかった淡いブルーの色です。
ベリーペリは、「誠実さと不変性を持つブルー」と、「エネルギーと興奮を象徴するレッド」を合わせて作られました。
ベリーペリのカラーコードは以下のとおりです(PANTONE公式表より、カラーを抽出)。
カラーコード:#6667AB
RGB値:102,103,171
HSV値:239,40,67
CMYK:40,39,0,32
PANTONEのカラー・オブ・ザ・イヤーのために新色が作られたのは、実は初めてのこと。ヴァイスプレジデントのローリー・プレスマン氏は「新色を作ることは、世界的な革新と変革が起こっていることを反映しています」と述べています。
PANTONE公式ホームページでは、ベリーペリを次のように表しています。
- グローバルな時代精神と変遷の象徴
- 孤立していた厳しい時代からの脱出
- 探究的で興味をそそる
- 新たなビジョンへと導いてくれる
- 元気を与える新しさの素
- 感謝の気持ちを呼び起こす
- 未来を新たな光で照らす
PANTONEは、公式ホームページで、ベリーペリを使ったカラーパレットを紹介しています。
Webデザインやグラフィックデザインをするうえで、相性のいい配色がまとめられているので、ぜひ参考にしてみてください。
JAFCAは「ジョリーコーラル」を、2022年の色として選びました。
オレンジをベースとした、優しい蛍光色カラーです。
公式サイトでは、ジョリーコーラルを 「2020年、2021年と暗く長いトンネルを歩いてきた私たちを導き、心身を労わってくれるかのよう」と表現しています。
ジョリーコーラルのカラーコードは以下のとおり(JAFCA公式ホームページより、カラーを抽出)。
カラーコード:#F18D5F
RGB値:241,141,95
HSV値:19,61,95
CMYK:0,41,60,5
マンセル値:10R8.7/11.6
社会の情勢や人々のムードを反映した色をトレンドカラーに選出しているJAFCA。2022年の色にジョリーコーラルを選んだ背景には、以下3つのキーワードがあるといいます。
2021年は、新型コロナウイルスやそれによって制限された生活に不安を感じていた年でした。
しかしJAFCAは、コロナ禍以前の社会にも、差別や環境破壊の問題があったことを指摘。コロナ禍は、自分自身や社会のあり方を見直すきっかけになったと評価しています。
2022年の色として選ばれた優しく発光するオレンジ「ジョリーコーラル」には、先行きの見えない社会で生きる私たちを労り、前へと導いてくれるような色という意味が込められています。
2021年のカラー「ゼロホワイト」の次の色として選ばれた、ジョリーコーラル。「ゼロから始まる」を象徴したゼロホワイトにはじめて重ねる色として、そのオレンジはこれからの時代を鮮やかに彩ります。
優しいジョリーコーラルの色は、私たちに希望を与えてくれるでしょう。
オレンジは、「ポジティブ」「活動的」「コミュニケーション」を表す色。
新型コロナウイルスの影響により、人との交流は減ってしまいました。しかし、オンラインを活用したコミュニケーションはより活発に。そんな2021年は、新たな楽しみを発見したり、人と関わる楽しさを再確認できるようになったりした年でした。
2022年はさらに「楽しさ」を見出せるようになるだろう、という期待が込められているのでしょう。
昨年のトレンドカラーには、次の3つが選出されていました。
2021年のトレンドカラーには、「誠実」や「安定」を意識した、比較的シンプルな色が選ばれていました。一方、2022年は「前へ導く」といった未来への期待を込め、力強く鮮やかな色が選ばれています。
2022年は、明るく私たちを照らしてくれる「ジョリーコーラル」や「ベリーペリ」をぜひ活用してみてください。
2021年の流行色/トレンドカラーは3色!選出理由や組み合わせ方法も
Workship MAGAZINE
今回は、2022年の流行色/トレンドカラーとして、以下の2つをご紹介しました。
新たな製品やサービスを開始する時、2022年のトレンドカラーをぜひ取り入れてみてください。
(執筆:mozuku 編集:泉)