エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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「フリーランスエンジニアの年収相場はどれくらい?」
「フリーランスエンジニアが年収を上げるにはどうすればいい?」
「フリーランスになって年収は上がったとしても、手取りは下がるのでは?」
フリーランスエンジニアであれば、自分の年収が平均と比べて低いのか高いのか、気になる方も多いと思います。
フリーランスエンジニアの年収は個人差があり、年収1000万円の人もいれば、年収300万円の人などさまざまです。
そこで本記事では、フリーランスエンジニアの平均年収をご紹介し、年収を上げるためのコツや、手取りを減らさないコツをご紹介します。
「自分は年収700万円のフリーランスエンジニアだけど、それってどうなの?」
このように、自分の年収は平均と比べて低いのか高いのか、気になることも多いですよね。
フリーランスエンジニアの年収は、スキルや受注する案件に左右されます。そのため平均はあくまで目安です。
フリーランスエンジニアの平均年収は600万円〜720万円です。思ったよりも低い印象ではないでしょうか?
しかし、この金額は「平均」です。スキルや案件によって大きく収入が異なります。実際には年収1000万円以上の人もいれば年収300万円の人もいますので、あくまで平均だと思ってください。
では、年齢やスキルなどの条件によって、年収にどのような違いがあらわれるのかを見てみましょう。
以後のグラフは、SE HACKの調査をもとに作成したものです。
これは年齢別のフリーランスエンジニアの年収推移の特徴です。
会社員であれば、年齢が上がるにつれて年収は右肩上がりに増えていきますが、フリーランスエンジニアの場合は、年齢はあまり関係ありません。
フリーランスエンジニアは完全実力主義の世界なので、スキルさえ高ければ年齢が低くても高い年収を得られます。
ただし年齢を重ねると体力が低下し、フリーランスとして高収入を維持し続けるのが難しくなってきます。50歳以降の平均年収が下がっている以下グラフをみると、そういった要因があるのは明らかです。
次にスキル別にフリーランスエンジニアの平均年収の推移をみてみましょう。
こちらのグラフでは、『SAP』と呼ばれる、業務を効率化させるソフトウェアのスキルを持っているフリーランスの平均年収がもっとも高いことが分かります。
プログラミング言語では、Google社が開発したGoや、AIなどの開発ができるPython、iOSのアプリが開発できるSwiftなどのスキルを持つフリーランスエンジニアが比較的高い平均年収です。
最後にフリーランスエンジニアと会社員のエンジニアの平均年収を比較してみましょう。
会社員エンジニアは年収550万円が36%で、もっとも多い割合です。
フリーランスエンジニアは660万円が29%で、もっとも多い割合となっています。
では年収500万円以上の割合は、会社員とフリーランスでそれぞれどれくらいいるのでしょうか。
このように、フリーランスエンジニアのほとんどが年収500万円を超えていることが分かります。
つまり会社員とフリーランスエンジニアを比較すると、フリーランスのほうが平均年収が高くなる傾向があるのです。
「自分は年収が400万円だけど、どうすれば上げられるの?」
フリーランスエンジニアの平均年収をご紹介しましたが、平均年収よりも年収が低いフリーランスエンジニアの方は、このように悩まれると思います。
フリーランスエンジニアの年収を上げたい場合は、以下2つのことを実践してみましょう。
- スキルを磨いて商品価値を高める
- 高単価な案件を受注する
まず年収が低いフリーランスエンジニアの方は、そもそもスキルのレベルが低い場合や、持っているスキルの需要が低い可能性があります。
エンジニアとしてのスキルを高めるためには、以下の方法があります。
<エンジニアとしてのスキルを高める方法>
- 企業で実務経験を1年〜2年積む
- 需要の高いプログラミング言語を習得する(GoやPythonなど)
- フルスタックエンジニアを目指す
- インフラなどの周辺スキルも習得する
このように、ひとつのことしかできないエンジニアよりも、多くのスキルを持っているほうが市場価値は高くなります。年収を上げたいなら、複数のスキルを習得するとよいでしょう。
順序としては、いきなり専門分野を磨くよりも、似た領域の言語・スキルを攻めていき、最終的に得意分野を確立するほうが自分の商品価値が上がります。
またフリーランスエンジニアとして年収を上げるには、同時にフリーランス的スキルも上げる必要があります。
フリーランス的スキルとは、以下のようなものがあります。
<年収を上げるためのフリーランス的スキル>
- 仕事を得るための営業力
- 経理業務などの事務処理能力
- スケジュールを管理する自己管理能力
このフリーランス的スキルについては、こちらの記事をご覧ください!
フリーランスエンジニアに必要なスキルとは?職種別にご紹介!
Workship MAGAZINE
年収が低いフリーランスエンジニアの方は、そもそも単価の低い案件を受注している可能性があります。
案件ごとの単価が収入に直接影響するため、年収を上げるには単価を引き上げることが重要です。
フリーランスはなんでも案件を受注するのではなく、単価交渉をする、または案件の相場観を知った上で割りに合わない単価であれば引き受けないことも大切です。
高単価な案件を受注するためには以下の方法があります。
- 自分の市場価値を高くする
- 低単価の案件を引き受けない
- 単価交渉する
フリーランスエンジニアが高単価な案件を獲得する具体的な方法については、こちらの記事をご覧ください!
フリーランスエンジニアが高単価案件を獲得する方法|会社員より稼げる
Workship MAGAZINE
高単価な案件の例として、需要が年々高まっているSwiftやNode.js、Pythonなどの言語が必要となる案件を狙うのがおすすめです。
まだ経験の浅い方は積極的にPHPやRubyの学習から進め、獲得できる案件の幅を広げておきましょう。
「フリーランスエンジニアでも年収が下がる可能性はあるの?」
「現在年収はよいが、いつか年収が下がるのではないか?」
このように心配されるフリーランスエンジニアの方もいると思います。
確かにフリーランスエンジニアの年収は不安定です。前年の年収よりも翌年の年収が低くなる可能性は十分にあります。
その大きな理由は、フリーランスエンジニアは安定した案件獲得ができない可能性があるからです。
フリーランスエンジニアの最大のデメリットとして、毎月安定して案件を受注できない場合があることが挙げられます。
フリーランスは案件を自分で取りに行かなければならないため、安定して案件が獲得できなければ、年収の低下に繋がります。
会社員であれば、会社が倒産しない限りは仕事が与えられ、必ず決まった給料が毎月振り込まれるでしょう。しかしフリーランスはすべて自分次第。収入が不安定になりやすいのです。
では安定して案件を受注するには、どうすればいいのでしょうか?
フリーランスエンジニアが安定して案件を受注するには以下の方法があります。
<フリーランスが案件を安定して獲得する方法>
- 前職からの紹介
- セミナーやコミュニティで営業
- メールで営業
フリーランスエンジニアが安定して案件を受注するには、受注ルートを増やしておくことが重要です。
知り合いなどに営業するひとつのルートだけでなく、さまざまな受注ルートを自ら増やしていきましょう。
フリーランスが案件を安定して獲得する具体的な方法は、こちらの記事をご覧ください!
フリーランスエンジニアが苦労する営業の突破方法【営業なしで案件獲得する】
Workship MAGAZINE
上記のように自ら営業する方法とは別に、エージェントなどのサービスを利用して案件を受注する方法もあります。
多様な働き方ができるスキルシェアサービス『Workship』では、自分のスキルや希望の働き方など条件に合わせて案件を探せます。
希望者には担当エージェントがヒアリングした上で、希望するプロジェクトに代行営業してくれるため、とても便利です。
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このようなサービスを利用すると、常に案件がある環境に身を置くことができるため、仕事がない状態を回避しやすいのがメリットです。
「フリーランスで年収1000万稼いでも、手取りは少なくなるってよく聞くけど、実際どうなの?」
フリーランスエンジニアはスキル次第で年収を上げられるのが魅力ではありますが、諸経費や税金によって、手取りは実際の年収より下がってしまいます。
実際にフリーランスエンジニアの年収別手取り額を見てみましょう。
フリーランスエンジニアの年収と手取りの関係は以下のようになっています。
年収(円) | 6,000,000 | 7,000,000 | 9,000,000 | 10,000,000 |
---|---|---|---|---|
経費 | 600,000 | 600,000 | 600,000 | 600,000 |
所得税額 | 329,888 | 512,457 | 877,608 | 1,061,667 |
住民税額 | 388,694 | 479,979 | 662,554 | 748,116 |
国保 | 380,792 | 467,878 | 642,055 | 723,681 |
国民年金 | 196,000 | 196,000 | 196,000 | 196,000 |
消費税 | 0 | 0 | 0 | 0 |
手取り年収 | 4,104,626 | 4,743,687 | 6,021,783 | 6,270,536 |
▲出典:エミリーエンジニア
こちらの表は、「都内在住の30代独身、年間の経費は60万円」の場合を想定して作成されています。実際の税金や保険額などは扶養の有無など個人差があります。
会社員でも、厚生年金や社会保険料が引かれた額が手取りになりますが、フリーランスの場合は各種税金や保険、国民年金などを支払うため、手取りの年収は上記のようになります。
目安としては、手取り額は年収の約6割〜7割くらいと考えるとよいでしょう。
フリーランスエンジニアの年収と手取り額の関係をご覧いただきました。きっと多くの方が「もっと手取り額を増やしたい!」と感じているでしょう。
フリーランスエンジニアが手取り額を増やす方法として以下の2つがあります。
<手取りを増やす2つのコツ>
- 事業に関わるものを経費に計上する
- 個人事業主としての控除を利用する
まずはじめに、フリーランスエンジニアはPCや電気代など業務に必要なものであれば経費として計上できるため、節税対策ができます。
日本は累進課税制度により、所得が上がると所得税も上がる仕組みになっているため、経費を多くして所得を減らすことで、所得税の税率を抑えられます。
また、フリーランスエンジニアは開業届を提出して個人事業主になることで、青色申告ができるように。青色申告をすると、最高65万円の特別控除を受けることができるため節税になり、結果的に手取りを増やせます。
フリーランスエンジニアの税金や経費についてはこちらの記事をご覧ください!
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(執筆:HikoPro 編集:Workship MAGAZINE編集部 アイキャッチデザイン:T)
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