エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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多くの企業がマーケティングに活用しているTwitter、Instagram、Facebook。これら3つのSNSがもつ影響力を最大限に活用するためには、それぞれの特徴を把握する必要があります。
この記事ではSocial Insiderのデータをもとに、各SNSを使い分けて効果的にエンゲージメント率を向上させる3つのポイントをご紹介します。
Twitter、Instagram、Facebookにはそれぞれ独自のスタイルがあり、ユーザーは特定のタイプの投稿に反応します。
しかし残念ながら多くの企業は、3つのSNSで同じ投稿を使いまわしています。それではユーザーの反応を最大限に引き出せません。投稿に微調整を加えて、それぞれのSNSに対応させることが大切です。
ここからは、各SNSごとに詳細を掘り下げていきましょう。
Twitterは、企業がもっとも活発にユーザーと交流しているSNSです。各SNSの1ヶ月の平均投稿数を比較すると、Instagramが約25件、Facebookが約60件、そしてTwitterが約195件と、Twitterの投稿数が群を抜いているのが分かります。
Twitterの最大の特徴は、文字数の制限でしょう。一つの投稿に使用できる文字数は全角140文字(半角280字)で固定されているため、投稿に苦戦することもあるはずです。
そのためTwitterでの投稿は短く、簡潔でなくてはいけません。一つの投稿のなかで複数のトピックを取り上げるのはやめましょう。リンクを貼る場合はリンクの文字数も考慮して、本文の長さを調整する必要があります。
またTwitterにはタグ付け機能があり、一つの投稿に10人までタグ付けができます。無作為にタグ付けするのはNGですが、ビジネスパートナーや良好な関係を築いている顧客などをタグ付けすることで、その人たちにいいねやRTをしてもらえる可能性があります。
ハッシュタグを本文に取り入れるもOKです。ただし、他のSNSに比べてハッシュタグの使用は控えめにするのが望ましいです。Twitterは文字数が制限されているため、不自然/不必要なハッシュタグはユーザーの気をそらしてしまいます。ハッシュタグは1つ〜2つがおすすめです。
Instagramは、1投稿あたりのエンゲージメント率が高いのが特徴のSNSです。
1投稿あたりの平均エンゲージメント率は2.26%で、Facebookの10倍以上、Twitterの30倍以上と驚異的な数字がでています。
単純にエンゲージメント率を追うのであれば、TwitterよりもInstagramのほうが魅力的に見えるかもしれません。しかしInstagramは画像や動画の制作が必須のため、コストを考慮すると割りに合わないケースもあります。また投稿に任意のリンクを組み込めないことも考慮しなければなりません。
Instagramは画像や動画などのビジュアルコンテンツに特化したSNSですが、じつは文章を書き込むキャプションも重要です。情報をより取り入れやすくするために、キャプションは短くするか、読みやすく分割しましょう。
ハッシュタグを多用するのもおすすめです。ひとつの投稿に最大30個のハッシュタグが使える上、他のSNSに比べてハッシュタグを多く使用する文化があります。違和感のない限り、複数のハッシュタグを活用しましょう。ハッシュタグ検索からの流入も見込めます。
Facebookはアルゴリズムが頻繁に変更されるため、テストを継続的におこなうことが重要です。
一方で普遍的なFacebookの投稿のポイントとしては、以下をおさえておきましょう。
Twitterでは単独の動画、InstagramとFacebookでは複数の写真や動画をまとめて投稿するのがおすすめです。
Twitterは投稿数が多く、またモバイル端末から多くの人がアクセスするSNSです。
Twitterの人気コンテンツは、ワンクリックで見られる動画。Social Insiderの調査によると、動画付きの投稿は写真付きのものと比べて6倍、GIF付きのものと比べて3倍RTされています。
Twitterに投稿される動画は、違うサイトやSNSに飛ばされることなく、Twitter上で楽しめる点においても消費者から評価されています。ライブ配信機能を活用して消費者とコミュニケーションをとったり、イベントをストリーミング配信するのもおすすめです。
またすべての投稿タイプにおいて、短いキャプションと長いキャプションのエンゲージメントが高いことにも注目したいです。中程度のキャプションはエンゲージメント率が低い傾向にあります。
FacebookやInstagramは、一度に複数の動画や写真を投稿するのが最適です。
なかでもおすすめなのが、複数のビジュアルコンテンツに短いキャプションをつけたもの。Social Insiderの調査によると、キャプションが短い方が高いエンゲージメント率を獲得できています。
Facebookでビジュアルコンテンツを投稿する際は、画像が1枚だけ投稿するなら長いキャプションを、画像を複数投稿するなら短いキャプションをつけるようにしましょう。
クリスマスについての投稿をするなら、Facebookがおすすめです。一方でTwitterは、クリスマス関連の投稿にあまり向いていないようです。
Facebookの投稿を390万件以上、Instagramの投稿を80万件以上、Twitterの投稿を100万件以上調査したSocial Insiderは、クリスマスの投稿にどのような内容が含まれているのか分析しました。するとクリスマスツリーの絵文字を含む投稿が、高いエンゲージメント率を獲得していたようです。
クリスマスシーズンにおける、各SNSごとの人気の絵文字は以下のとおり。
上記のように、すべてのSNSに共通してぜひ取り入れたいのが「絵文字」です。
Social Insiderの調査によると、Twitter、Instagram、Facebookにおいて、絵文字を多用することでエンゲージメント率が向上することが明らかになっています。
たとえ同じ人であっても、Twitter、Instagram、Facebookで閲覧したいコンテンツはそれぞれ異なります。各SNSの長所や短所を理解して、投稿内容、メディア、キャプション、投稿する時間帯なども考えてみてください。
そして何より、アルゴリズムの変化や流行の移り変わりに対応するには、テストを繰り返すことが肝心です。基本的なノウハウを取り入れながらも、変化に対して柔軟に対応するよう心がけましょう。
(執筆:Teodora Lozan 翻訳:Nakajima Asuka 編集:イズミカズキ 提供元:Smart Insights)
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