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ECサイトにとって、商品ページは非常に重要です。ユーザーのためだけでなく、SEOのためにも商品ページを最適化しておく必要があります。
本記事では、商品ページの改善に役立つ5つのSEO対策を解説します。
目次
ECサイトの商品ページも、ページであることに変わりはありません。コンテンツページで重要なSEO対策は、商品ページでも同様に重要です。まずはSEO対策の基礎をおさえましょう。
まずは商品名に焦点を当ててみましょう。メーカー名を入れたり、機械の部品などを取り扱っている場合はSKU(最小の単位)を入れるのも有効です。
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製品の製造元と同じ説明を繰り返すのではなく、オリジナルの説明文を考えましょう。重複コンテンツは、Googleにクオリティが低いと判断されてしまいます。
商品ページには通常、商品のサイズや利用規約など、たくさんの情報が記載されています。Googleが無関係なテキストをメタディスクリプションに使用することを避けるため、商品ページにはメタディスクリプションを追加しておきましょう。
商品ページのメタディスクリプションは、コンテンツページよりも重要です。商品名を変えれば使いまわせるテンプレートを使うのは簡単ですが、独自のテキストを商品ごとに考えるのが理想です。
URLには商品名を使いましょう。読みやすい、シンプルなURLがおすすめです。
少なくとも、メインの商品画像については代替テキストに商品名を入れましょう。画像検索で有利になります。また、動画も同様です。
商品ページは、ユーザーフレンドリーでなくてはいけません。SEOという観点から考えても、商品ページのUXはとても重要です。
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リッチリザルトに必要な構造化データは、最新のSEO対策には欠かせません。たとえば「Product」構造化データを使えばWebサイトの視認性が高くなり、CTRも改善できます。
Google、Bing、Yahoo、Yandexがマークアップの導入に合意しており、商品の特徴などの情報を簡単に識別できるようになっています。マークアップによって商品ページを理解させられれば、以下のようなリッチスニペットが表示されます。
「Review」の構造化データは、検索エンジンに顧客のレビュー結果を伝えます。このデータを使って顧客のレビューを検索結果に表示させることで、Webサイトの信頼度も高くなるはずです。
「Product」の構造化データは、検索エンジンに製品の情報を伝えます。商品の説明、メーカー、ブランド、名前、大きさ、色、SKUなどがその情報にあたります。
「Offer」の構造化データに含まれるのは、通貨や在庫などの情報です。価格や在庫を前もって把握できる構造は、顧客体験の向上にもつながります。
また、価格が期間限定であることを知らせるために、「priceValidUntil」という項目を使うこともできます。
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サイト構造を伝える方法にはさまざまな選択肢がありますが、検索エンジンがサポートしているプロパティは限られています。Googleの商品ページの構造化データに関する記事からは、Googleがなにを期待しており、なにができるのかがわかるため、参考になるはずです。
消費者の95%がオンラインでの買い物の前にレビューをチェックするというデータからもわかるとおり、レビューはとても重要です。
ローカルな企業にとって、会社や製品を知ってもらえるオンラインレビューはさらに重要です。
顧客にレビューを促し、商品ページに表示しましょう。否定的なレビューが届いたら、レビューを書いた消費者に連絡をとり、問題について調査することも忘れずに。
場合によっては、否定的なレビューを肯定的なレビューに変えられるかもしれません。また、SEO対策という観点からは「Review」と「Rating」構造化データが役に立つはずです。
商品レビュー・口コミの影響力に関する調査結果
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モバイル端末が多用されている現代において、読み込み速度が遅いのは致命的です。商品ページに見込み顧客を誘導するために多くの時間とエネルギーを費やしているからこそ、読み込み速度が理由で離脱させるのは避けましょう。
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Google アナリティクスやサーチコンソールなどの分析ツールで数値をモニターすれば、ユーザーがどのように商品ページと関わっているのかが見えてきます。数値の分析だけでなく、ユーザーテストも実施することで、さらに理解を深めましょう。
テスターは、機能していないギャラリーを含めた不要な画像、在庫切れの商品の不適切な表示、不正確な配送情報や返品情報など、信頼を損ねる可能性がある問題を発見してくれます。
「平均的なWebサイトの商品ページには構造的なUX上の問題が24個あり、欧米の売上60位までのECサイトのうち商品ページが『よい』または『許容できる』のはわずか18%である」というBaymard Instituteの調査からもわかるように、一見問題がなさそうなWebサイトにも課題が隠されています。
外部の調査結果と比較するだけでなく、独自のユーザーテストを実施することで、盲点になっていた改善点が見つけられるかもしれません。
上の画像は、商品ページに必要な要素をまとめたもの。以下が内容のリストです。
これらの要素を網羅できているか、もう一度チェックしてみましょう。
ECサイトで商品を購入してもらうためには、信頼を獲得しなければいけません。Googleも信頼という要素を重視しており、オンラインレビューなどから信頼性や専門性を評価しようとしています。
会社概要やカスタマーサービスのページを充実させ、連絡先、返品や配送に関する情報、支払い情報、プライバシーに関する情報などを簡単に見つけられるようにしておきましょう。こうした細かな気配りが、信頼の獲得につながります。
(執筆:Edwin Toonen 翻訳:Asuka Nakajima 編集:少年B 提供元:Yoast)
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