エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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日常生活に欠かせないものとなったSNS。
近年はビジネスとしてSNSを運用し、新規顧客を獲得している企業も多くあります。
今回は企業がSNSを運用するメリット / デメリットと、SNS運用をしている企業の成功事例をご紹介します。
商品やサービスなどの宣伝を行うには、通常お金を払って広告を打つ必要があります。
一方、自社でSNSのアカウントを上手く運用できれば、広告費をかけずに無料で自社商品やサービスを宣伝できます。
Facebookなら「シェア」、Twitterなら「リツイート」など、SNSには情報を他者と共有する機能が備わっています。
ユーザーに「これは良い」「周りの人にも知ってほしい」と思われた商品や情報は、他のユーザーに拡散され、新たな顧客を獲得できるでしょう。新たなファン獲得は企業や商品のブランディングに繋がります。
SNSの特徴は個人のユーザーと直接やりとりができることです。SNSを通じて企業と個人が直接かかわることで、ユーザーの意見を吸い上げるチャンスがあります。
従来のマスメディアでは不可能だった個人へのアプローチが、SNSだと比較的手軽に行えます。
SNSは企業側からユーザーに直接アプローチできるため、ユーザーへ気軽にアクションできます。いいね!やRT、フォローなど、企業の方から個人にアクションすることで、ユーザーは「あの企業が私にアクションしてくれた!」と喜びを感じ、ファン化に繋がりやすい傾向にあります。
広告には出せない人間らしさを、SNSで表現しましょう。
SNSは拡散性が高い一方で、「従業員の不適切な発言」「担当者の誤操作」などで思わぬ情報がユーザーに拡散されてしまうこともあります。
またリアルタイムで情報が拡散されていくため、ネガティブな情報が多くのユーザーの目にさらされて炎上につながる可能性も。SNSの運用ポリシーを明文化し、炎上を防ぎましょう。
SNSマーケティングは、単にアカウントを作って情報発信するだけでは大きな効果を期待できません。ユーザーにとって有益なコンテンツ・共感してもらえるコンテンツを発信することで、はじめて拡散につながります。
常にユーザー目線を意識し、魅力的な内容になるよう工夫しましょう。
Googleなどの検索エンジンでは、検索順位で上位を獲得できれば、一定期間継続して流入を獲得できます(これを”SEM”と呼びます)。一方でSNSに発信したコンテンツは、一つひとつは極めて短期的にしかユーザーに触れられず、また過去に発信したコンテンツから流入が発生することもあまりありません。
単一コンテンツでの継続的な顧客獲得が難しい以上、日頃から積極的にコンテンツを発信する必要があります。
SNS運用は、誰しもフォロー/フォロワーともにゼロからスタートします。もちろん最初から効果が出るはずがありません。
質の高いコンテンツを作り続けて少しずつフォロワーを獲得し、中長期的な目線で運用を考える必要があるでしょう。
多くのSNSを使いこなすマルチプレーヤーとしてはローソンが有名です。ローソンのコーポレートサイトには「Official SNS」のアイコンがたくさん並んでいます。複数のSNSを運用することで顧客との接点を増やせるだけでなく、各SNSから得られる顧客属性情報や、顧客からの生の声も集められるでしょう。
また企業によっては自社キャラクターを使用したり、専任の運用担当者を設ける例もありますが、ローソンのばあいは企業目線の冷静な投稿に統一されており、「中の人」が変化しても違和感の少ない運用が行われています。数多くのSNSを運用するための、ひとつの手法といえるでしょう。
プラットフォームに合わせたコンテンツ企画力で成功しているのがユニクロです。
ユニクロは三大SNS(Facebook,Twitter,Instagtam)において、それぞれのユーザー属性、年齢層に合わせて、最適化された独自のコンテンツを配信しています。たとえばサブカルチャー好きな人が多いTwitterではアーティストとコラボした企画を実施し、ファッションとの親和性が高いInstagramでは海外のモデルを起用してオシャレ重視の投稿をするなど、SNSの特性に合わせたコンテンツ配信がされています。
活発にSNSを運用することで成功しているのがSHARPのTwitterアカウントです。SHARPは毎日(RTも含めて)40〜50回つぶやいており、これは一般的なTwitterアカウントと比べて非常に多い傾向にあります。また「いただいたリプにはできるだけ反応します。」と宣言しており、コメントへの返信率が高いこともファンを惹きつける要因になっています。
SNSに割ける時間や労力には限りがあると思うので、必ずしもコメントに返信できない企業も多いでしょう。しかしSHARPのように活発な運用をすることでお客さまの声をうまくキャッチアップし、また企業のファン化・ブランディングに繋げられる可能性があります。
複数のSNSで存在感を発揮し、顧客獲得を最大化できるならそれに越したことはありません。しかし始めから複数のSNSを同時運用するのは困難です。各SNSにはそれぞれ特徴があり、使っているユーザー層もそれぞれ異なります。どのSNSが自社と最も相性がいいかを見極めましょう。
ここでは三大SNSであるFacebook、Twitter、Instagramの特徴をご紹介します。
ビジネスユーザーが多いFacebook。主に30代から50代の実購買層にアプローチしやすいです。
【Facebookの特徴】
- 友達の投稿に加え、友達が「いいね!コメント・シェア」した情報がよく流れてくる
- 実際の友達だけでなく、仕事関係の人とも繋がっているユーザーが多い
- 比較的マジメな投稿が多い
- 朝または夜に見ている人が多い
- 投稿数を増やしても、リーチやエンゲージメントは比例しにくいため、クオリティの高いコンテンツを厳選して投稿する方が効果的
- テキストのみの投稿より、画像や動画などの投稿のほうがリーチが伸びやすい
近年ユーザーが急激に増加しているInstagram。アクティブに利用しているのは20代から30代の女性です。ファッション、美容、グルメ、旅行など、ライフスタイル系の情報への関心が高い層へのアプローチに向いています。
【Instagramの特徴】
- 画像や動画をベースにしたSNS
- おしゃれな写真投稿が多い
- ハッシュタグが多い
- 仲の良い人とだけ繋がるユーザーが多い
- シェア機能に乏しい一方で、ハッシュタグを辿ってコミュニケーションを起こすユーザーが多い
- 一部ユーザーを除き、投稿にURLを載せることができない
幅広い年齢層の人が登録している一方で、アクティブユーザーは若年層が中心。特に10代や学生へのアプローチに有効です。
【Twitterの特徴】
- 投稿が時系列に並ぶ(※Twitterの設定による)
- シェア機能(RT:リツイート)が充実しており、不特定多数に情報が届きやすい
- おもしろ系ツイートや共感する投稿にいいね!やRTがつきやすい
多くのSNSは、PCよりもスマートフォンからアクセスが多くなっています。SNSでシェアしたURLがPC専用ページだと、がっかりしてしまいますよね。
離脱を防ぐために、Webページのレスポンシブ対応はしておきましょう。
SNSでコンテンツを発信する際に見落としがちなのが、画像・動画の最適化です。
多くのSNSでは画像や動画コンテンツを発信するとインプレッションが増えやすい傾向にありますが、一方で見切れた画像や低クオリティな動画を発信してしまうと企業イメージの低下にも繋がります。
発信するコンテンツは各SNSに合わせて最適化を行いましょう。『Enhance』など、各種SNSに最適化した画像に編集するアプリもありますので、よろしければご活用ください。
ICT総研によると、2018年末における日本のSNS普及率は75%!
企業がSNSを使うことは、消費者と繋がる上で不可欠になりました。まだSNSを活用できていないマーケティング担当者は、この機会にぜひSNS運用を始めてみてください。
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