エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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「副業を始めたいけれど、どのように始めていいかわからない」と悩んでいるデザイナーも多くいるのではないでしょうか。
この記事ではデザイナーの仕事をしながら副業も始めたい方へ、最適な仕事の見つけ方やメリットなどをご紹介します。
副業で一番大事なのが、仕事を取ってくること。デザイナーとしての実力があっても案件を獲得できなければ、実力を発揮できる機会がありません。
ここでは、デザイナーにおすすめの「副業の仕事の取り方9パターン」をご紹介します。
副業を始めるとき、もっとも一般的なのがクラウドソーシングサイトを利用することでしょう。
クラウドソーシングとは、企業から不特定多数の個人に、公募の形で案件を外注する仕組みです。
代表的なプラットフォームに『クラウドワークス』や『ランサーズ』があります。
また副業を始めたばかりで、まだ経験が浅いうちは、他社にアピールできる実績を増やす意味でも役立ちます。
気軽に始められて、自分のタイミングで好きな仕事を選べるのがメリット。しかし一方で、低単価な案件も多くあるのはデメリットです。
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クラウドソーシングと並んで一般的なのは、友人・知人から仕事の紹介を受ける方法です。
このとき気をつけたいのは、友人だからといって安請け合いしてしまうこと。仕事として引き受ける以上、線引きはしっかりして料金を受け取るようにしましょう。
また近年では、Facebookの友だちやTwitterのフォロワーなど、SNSでのつながりから仕事に発展するケースも増えています。
SNSで「○○のスキルが活かせる副業案件を募集しています」といった投稿をしてみるのもよいでしょう。
副業をしている仲間が集まる交流会やコミュニティに参加して、案件を紹介してもらう方法もあります。
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これからデザイナーを目指す方の場合、デザインスクールに通い、そこで相談するのも手です。
多くのスクールがキャリアカウンセリングや就職・転職サポートを行なっており、企業とのコネクションを持っているため、副業やフリーランス向けの案件を紹介してくれる場合があります。
受講料は安くありませんが、スキルアップと仕事探しを両立できる唯一無二の存在です。
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近年では、『Workship』や『クロスデザイナー』のような、副業・フリーランス向けの案件を集めたエージェントサービスも登場しています。
本業以外の時間をやりくりする自信がついてきたら、クラウドソーシングよりも高単価が多い、エージェントの案件に挑戦するのもよいでしょう。
多くのエージェントサービスは登録・利用が無料で、要望を伝えれば自分に合った案件を紹介してもらえます。
営業や単価交渉なども代行してもらえるため、そういった作業が苦手な方にもおすすめです。
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ブログは誰でも簡単に始められるうえに、納期もなく自分のペースで更新できます。
ブログを通してデザイナーとしてのスキルや考え方を発信していれば、それを目にしたクライアントから仕事の提案があるかもしれません。
またアクセス数が増えてくれば、ブログの広告収入自体が副業収入になる可能性もあります。
またブログと並行して、InstagramやTikTokなどのSNSで発信をするのもおすすめです。
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自分がデザインした制作物を商品として販売することで、収入を得られることもあります。
『makeshop』や『STORES.jp』などのサービスを使えば、誰でも簡単にネットショップを開設できます。
さらには『BASE』や『SUZURI』のように、Tシャツやマグカップ、ステッカーなどのオリジナルアイテムを製作し、販売までできるサービスも。
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既に実績が多くある人は、『タイムチケット』や『ストアカ』などのサービスを使って、人にデザインを教える副業ができます。
デザイナーの需要はどんどん高まっており、学生や主婦の方が興味を持って勉強するケースも増えてきています。
自分が持っている知識を、デザイナー初心者の人に教えることで、自分のなかでも体系的に整理でき、デザインスキルの底上げにもつながるでしょう。
デザイナーとしてのスキルアップをしつつ、習得したことを初心者向けにレクチャーすれば、学びつつ教えることで得たことがより定着するループができます。
デザインコンペに参加して、賞金をもらうのも立派な副業のひとつです。
優勝すれば高額の賞金が見込めるうえに知名度も上がり、次の仕事へもつながるでしょう。
コンペやコンテストを探すときには、公募サイト『登竜門』をチェックするのがおすすめです。
ロゴやグラフィックのデザインだけでなく、写真やイラスト、プロダクトデザインなど、さまざまなコンペが探せます。
デザイナーを募集していそうな企業に直接、メールや電話などで営業をする方法もあります。
具体的なデザイン案や、デザインを変更したうえでどんなメリットにつながるかなど、簡単な企画書とともに提案すれば、目に留めてくれる企業もあるかもしれません。
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これまでに紹介した、クラウドソーシング/エージェントサービスなどの分野で、仕事を取ってくる際に便利なサービスを以下にまとめました。それぞれ特徴も詳しく解説していきます。
『Workship(ワークシップ)』は、公開案件の80%以上がリモートOKのフリーランス・副業向けマッチングサービスです。
時給1,500円〜10,000円の高単価な案件のみ掲載しており、週2〜OK・土日OKと、副業でも働きやすいお仕事が多数掲載されています。
さらに、トラブル相談窓口や優待サービスの無料付帯など、安心して働ける仕組みも充実しています。
手厚いサポートを受けながら、良質な案件を受けたいデザイナーにおすすめです。
サービス名 | Workship |
運営会社 | 株式会社GIG |
登録料・利用料 | 無料 |
特徴 | ・週2〜、リモートワークOKなどの案件が豊富 ・高単価案件が充実 ・嬉しい優待サービス付き |
おすすめな人 | ・高単価な案件を獲得したいデザイナー ・運営のサポートが欲しいデザイナー |
『クロスデザイナー』は、7,000人以上が登録するデザイナー専門のエージェントサービスです。
最短即日の紹介が可能で、リモート率は90%以上。フルリモート勤務や週3日など柔軟な働き方の案件や、スタートアップから大手企業の新規事業開発案件まで、チャレンジ出来る案件が掲載されています。
UI/UXデザインやグラフィックデザイン、アートディレクション、アプリデザインなど他サイトには少ないデザイン案件も。
コンサルタントが案件を紹介してくれるため、仕事探しをサポートして欲しい人におすすめです。
サービス名 | クロスデザイナー |
運営会社 | 株式会社GIG |
登録料・利用料 | 無料 |
特徴 | ・最短即日での紹介に対応 ・案件のリモート率は90%以上 ・デザイン系の仕事だけを探せる |
おすすめな人 | ・エージェントに仕事を紹介してもらいたいデザイナー ・既に実績があるデザイナー |
『CrowdWorks(クラウドワークス)』は、日本最大級のクラウドソーシングサービスです。
案件の数が多く、Web制作・バナー制作・UIデザインなど幅広いデザイン案件があり、自分のスキルに合わせて挑戦できます。
コンペ案件もあるため、副業を始めたばかりのデザイナーのスキルアップにも繋がります。
また、クラウドワークス公式のデザイナー育成スクール『みんなのカレッジ』では、完全オンラインでデザイナーに必要なスキルを学べます。
サービス名 | CrowdWorks |
運営会社 | 株式会社クラウドワークス |
登録料・利用料 | ・登録料:無料 ・システム利用料:報酬の5~20% |
特徴 | ・国内最大級のクラウドソーシングサービス ・初心者歓迎の案件も充実 ・「認定クライアント」制度で信頼度の高いクライアントがわかる |
おすすめな人 | ・副業を始めたばかりのデザイナー ・様々な案件に挑戦したいデザイナー |
クラウドワークスの評判は?利用歴5年のユーザーが口コミや特徴を徹底分析!
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『Lancers(ランサーズ)』は、CrowdWorksと並ぶ日本最大級のクラウドソーシングサービスです。
こちらもWeb制作やグラフィックデザイン制作など、幅広いデザイン案件が揃っています。
案件パトロールや低単価案件の撲滅に熱心で、他のクラウドソーシングと比較すると、報酬が若干高い案件が多い傾向にあります。
継続すればDMで案件のオファーが届くこともあるため、長く使うことで継続的な副業収入にもなるでしょう。
サービス名 | Lancers |
運営会社 | ランサーズ株式会社 |
登録料・利用料 | 登録料:無料 手数料:報酬の16.5% |
特徴 | ・国内最大級のクラウドソーシングサービス ・初心者歓迎の案件も充実 ・継続することでDMから仕事のオファーも届く |
おすすめな人 | ・副業を始めたばかりのデザイナー ・業務経験を積んでいきたいデザイナー |
Lancers(ランサーズ)の評判ってどう?受発注歴3年のライターが実態を徹底解説
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『シューマツワーカー』は、週10時間〜働ける副業案件を扱うマッチングサービス。
案件契約時にクライアントと交渉してくれたり、仕事の悩みをサポートしてくれたりするサービスを受けることができます。
また紹介している案件の99%以上がリモート案件なため、本業の合間や夜間、休日など自分の好きな時間帯で作業が可能です。
すでに専門スキルがあり、隙間時間に働ける副業案件を探しているデザイナーに特におすすめのサービスです。
サービス名 | シューマツワーカー |
運営会社 | 株式会社シューマツワーカー |
登録料・利用料 | 無料 |
特徴 | ・99%の案件がリモートワーク ・コンシェルジュがついて副業案件を探せる ・税理士サポートや勉強会も充実 |
おすすめな人 | ・すでに専門スキルがあるデザイナー ・すきま時間に働ける仕事を探しているデザイナー |
『SOKUDAN』は、フリーランス・副業・複業案件が豊富なプラットフォームです。
デザイナー案件はそこまで多くはありませんが、リモートOK、週1日〜など柔軟な働き方ができる案件が揃っているのが特徴です。
登録から最短即日で面談ができるため、今すぐ副業を始めたいというデザイナーにもおすすめです。
サービス名 | SOKUDAN |
運営会社 | CAMELORS株式会社 |
登録料・利用料 | 無料 |
特徴 | ・最短即日でマッチングできる ・週1日〜など柔軟に働きやすい ・フリーランス・副業・複業・業務委託など働き方が豊富 |
おすすめな人 | ・柔軟な働き方をしたいデザイナー ・今すぐ副業を始めたいデザイナー |
『coconala(ココナラ)』は、自分の持つ「知識、スキル、経験」を売買できるサービスです。
基本的には自分が受けられる仕事のページを用意して、誰かに購入してもらうと仕事が成立するという形です。中には、自分から提案ができる公募の案件もあります。
デザイナーとしてのスキルを販売する場合、ロゴや名刺のデザイン、チラシやポスター作成、写真の編集や加工、デザインスキルのレクチャーなどを取引できます。
自分の得意な分野を活かして活躍できるプラットフォームです。
サービス名 | coconala |
運営会社 | 株式会社ココナラ |
登録料・利用料 | ・登録・出品料:無料 ・手数料:販売総額の22% |
特徴 | ・自分の得意なスキルを生かして仕事を獲得しやすい ・自分が興味を持った公募から応募もできる |
おすすめな人 | ・スキルを掛け合わせて、仕事を提供できるデザイナー ・自由に仕事を提案したいデザイナー |
ココナラは稼げないと評判!? 実際に利用してわかった稼ぐためのポイント
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『ストアカ』は、教えたい人と学びたい人をつなぐスキルシェアサービスで、オンライン上でデザイン教室を開講できます。
授業の形式は、月額制や単発レッスンなど自由に選択できるので、自分自身のライフスタイルや本職との兼ね合いもうまく調整することができるでしょう。
実際にサムネイル画像の作成方法や、デザインツール『Canva』の使い方をレクチャーする教室などが開講されています。
デザインを人に教える副業をしたいデザイナーにおすすめのサービスです。
サービス名 | ストアカ |
運営会社 | ストリートアカデミー株式会社 |
登録料・利用料 | ・登録料:無料 ・利用料:講座開催時に10%〜30% |
特徴 | ・知識やスキルを人に教えることで副業になる ・さまざまな開催形式でサービスを販売できる ・サイトの登録は無料 |
おすすめな人 | ・オンライン講座を開講したいデザイナー ・人に教えるのが好きなデザイナー |
「副業をすれば収入が増える」というメリットは言わずもがな。それ以外にも、デザイナーとしてのキャリアや精神面においていくつかのメリットがあります。
副業をすると、所属会社以外のクライアントと接する機会が生み出せます。そのクライアントと信頼関係を構築できれば、新たな仕事の可能性も出てくるでしょう。
とくに将来フリーランスとして独立を考えている人にとっては、仕事を獲得するうえで広い人脈が大きなメリットになります。
人脈がないまま、いきなりフリーランスとして独立してしまうと、仕事につながる人脈が得られず早々に頓挫してしまう可能性も。
また副業仲間を増やしておくことで、仕事を円滑に進めるための情報共有もしやすくなります。
企業に所属してデザイナー業務に携わる場合、クライアントとのやり取りは営業部が行うことがほとんどです。
しかし、フリーランスとして副業をする場合、仕事の獲得から報酬の交渉といった、通常デザイナーがしない仕事も自分でする必要があります。
- 仕事獲得のための営業
- 報酬の単価交渉
- 納期までのスケジュール調整や進捗確認
- 成果物、納品物の修正にまつわる連絡のやり取り
- 請求書の発行などの事務作業 など
営業やマーケティングといった周辺領域のスキル向上は、自身のキャリア形成にも役立つでしょう。
本業以外に副業の時間を確保することによって、必然的に作業効率が上がっていきます。
副業は、本業を終えた平日夜、もしくは休日に行うことが増えるでしょう。そうすると、なるべく本業では残業をしないようになり、副業に割ける時間を工面するようになります。
また空いた時間でPhotoshopやIllustrator、Figmaなどのデザインツールについて勉強することも増えるでしょう。
副業を行うことでビジネススキルが身に付くメリットについては前述しましたが、同じようにデザインスキルも伸ばせます。
作業効率が上がって時間に余裕が生まれ、デザインスキルが増えていくことで、将来的に仕事の幅を広げたり、転職・独立に向けて動く時間を確保したりすることも可能です。
副業を行うことで、本業から派生した新しい仕事を受注するきっかけに繋がることもあります。
専門学校やオンラインセミナーなどでデザインについて教える講師の依頼が来たり、デザインについてのコラムを執筆する案件が来たりと、デザイン業に関連した別の仕事に携われる機会が増えるのです。
人生100年時代、学び直し(リスキリング)の風潮も高まっています。仕事の幅を広げておけば、いざというときに役立つかもしれません。
デザイナーが副業をすることにはメリットも多いですが、注意しておいたほうがいい点もあります。
案件を受注できたとき、まず気をつけたいのが「単価」です。
本業と並行して行うのが副業ですから、充てられる時間は限られているでしょう。
あまりにも膨大な作業量が必要な案件だったり、稼働時間に見合わない報酬単価だったりすると、せっかく副業を始めた意味もメリットも薄れてしまいます。
案件を受ける前に、提示されている単価が相場内に収まっているかを確認することをおすすめします。
「〇〇 単価 相場」などの検索ワードで調べたり、副業仲間がいれば話を聞いてみたりと、事前にリサーチしておきましょう。
副業に限らない話ではありますが、デザイナーとして仕事を進めるうえで、納品物の著作権の取り扱いについて知っておく必要があります。
イラストやバナー広告、Webサイトなど、求められた納品物に既存のデザインを流用することは言語道断です。
またクラウドソーシングサービスなどで案件を受注した場合は、契約内容をしっかり確認しましょう。
また成果物を納品した時点で、その著作権が制作者である自分自身ではなく、案件を発注した企業側に移る契約になっている場合もあります。
昨今では画像生成AIをめぐった議論も展開されています。詳しくは以下の記事も合わせてご参照ください。
AI画像/AIイラストって商用利用してもいいんですか?【弁護士解説】
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(執筆&編集:Workship MAGAZINE編集部)