副業でフリーランスとして働くメリットは?おすすめのサービス7選

副業フリーランスとは、本業とは別に独立した仕事をもつ人を指します。会社員として働きながら収入を増やせるだけではなく、独立・起業の基盤を作るなど、将来につながるスキルを磨くことも可能です。ただし、会社員が副業をするときはいくつか確認してほしいこともあります。

この記事では、副業フリーランスとして働くメリットや案件獲得におすすめのサービスを7つご紹介します。副業フリーランスに関心のある方はぜひ読んでみてください。

副業フリーランスとは?

会社員など、本業のある人が収入を増やすために「副業」が注目を浴びています。副業にはさまざまな働き方がありますが、なかでも個人事業主として独立した仕事をもつ人を「副業フリーランス」と呼びます。

フリーランスは企業に属さず、業務委託などで仕事を請け負う働き方のことです。広義では自営業にあたるわけですが、コロナ禍をきっかけに注目を浴びて急増したものの、2023年現在は減少傾向にあります。

一方で「フリーランスが増えすぎている」という声も聞かれます。下記は近年のデータをもとに、フリーランスの増加に関する記事となっていますので、ぜひご覧ください。

副業でフリーランスとして働く4つのメリット

副業フリーランスとして働くことは、以下のような4つのメリットがあります。

  1. 収入を増やせる
  2. スキルアップにつながる
  3. 所得税の節税効果がある
  4. 独立・起業の基盤を作れる

1. 収入を増やせる

副業フリーランスとして働くことで、本業の収入にくわえて新たな収入源を確保できます。フリーランスはおもに業務委託として仕事を請け負うため、本業のように労働時間が決まっていません。つまり、働いた分だけ報酬を得られるため、がんばり次第で収入アップを期待できます。

2. スキルアップにつながる

副業は自分で仕事を選ぶことができます。本業では身につけられないスキルも副業なら、自由に挑戦できるわけです。もし、本業と関係のある副業を選べば、相乗効果も期待できます。

3. 所得税の節税効果がある

副業のために購入したパソコンなどの備品は、経費として計上できます。副業収入よりも経費が上回っている場合、本業の所得からも差し引くことができるため、節税効果が期待できるでしょう。しかし、節税のための副業はおすすめできません。

4. 独立・起業の準備に役立つ

将来的に独立・起業を考えている場合、副業フリーランスとして働くことで必要な知識を身につけることが可能です。独立準備を真剣に考えている方は、以下の診断テストに取り組んでみてください。

副業向けフリーランス案件獲得におすすめのサービス7選

副業フリーランスの案件獲得におすすめのサービスを7つご紹介します。

1. Workship

副業フリーランスにおすすめのWorkship

▲出典:Workship

  • 報酬の前払い制度がある
  • トラブルの相談窓口がある
  • 賠償責任保険が無料で付与されている

Workship』は、フリーランス・副業人材向けのマッチングプラットフォームです。デザイナーやエンジニア、マーケター、編集者、人事、広報など幅広い職種から、条件にあった案件を探せます。フルリモートワークに対応した案件も豊富です。

エージェントサービスもあり、希望条件にあった企業を紹介してもらうこともできます。仲介手数料もかからないため、稼働した時間がしっかり収入として反映されるのも魅力です。

サービス名 Workship
こんな人におすすめ ・週2日からできる案件を探している人
・副業に取り組む時間が決まっている人
・契約や取引についてサポートを受けたい人
職種 デザイナー、エンジニア、マーケター、編集者、人事、広報など

2. クラウドワークス

  • 国内最大級のクラウドソーシングサービス
  • 250種類の仕事から好きな案件を選べる
  • オンライン完結型で出社は不要

クラウドワークス』は、登録ユーザー数480万人の国内最大級のクラウドソーシングサービスです。デザインやWebサイト制作、ライティング、システム開発など250種類の仕事があり、多様な案件が掲載されています。

受注から納品、報酬の振り込みまですべてオンライン上で完結するため、本業に支障をきたすことなく自分のペースで活動が可能です。

サービス名 クラウドワークス
こんな人におすすめ ・未経験の仕事にも挑戦してみたい人
・オンラインのやり取りに慣れている人
職種・ジャンル デザイナー、ライター、クリエイティブ、インフルエンサー、Web制作、ITエンジニアなど

3. ココナラ

副業フリーランスにおすすめのココナラ

▲出典:ココナラ

  • スキルや経験をいかして稼げる
  • すべての取引がオンラインで完結
  • 365日運営のサポートが受けられる

ココナラ』は個人の知識やスキルを売買できるサービスとして、2021年にスタートしました。多様な仕事がありますが、なかでも人気が高いのがイラスト・漫画やデザインなどクリエイティブな職種です。これまでの経験や培ったスキルをいかして稼ぎたい人におすすめです。

サービス名 ココナラ
こんな人におすすめ ・イラストやデザインが得意な人
・オンライン上でも安全に取引したい人
職種・ジャンル イラスト・漫画、デザイン、Webサイト制作・Webデザイン、動画・アニメーション・撮影など

4. ランサーズ

副業フリーランスにおすすめのランサーズ

▲出典:ランサーズ

  • 自分にあった働き方を選べる
  • 未経験向けの案件もある
  • 運営サポートや福利厚生が充実している

ランサーズ』は国内で初めてのクラウドソーシングサービスです。個人の希望する働き方を実現するため、受発注の仕組みにおいてアップデートを重ねています。クリエイティブ職やビジネス専門職まで、350以上のカテゴリーがあります。現状のスキルをいかせる副業案件を探したい人や、スキルアップを目指したい人におすすめです。

サービス名 ランサーズ
こんな人におすすめ ・信頼できるサービスを利用したい人
・未経験でも挑戦できる案件を探している人
職種・ジャンル システム開発・運用、Web制作・Webデザイン、デザイン制作、ライティング・ネーミングなど

5.シューマツワーカー

  • 経歴にあった案件を紹介してもらえる
  • 運営側の手厚いサポートを受けられる
  • 週10時間~すき間時間を活用できる

シューマツワーカー』は、プロフェッショナルを対象とした副業・フリーランス人材のマッチングサービスです。エンジニアやデザイナー、マーケター、ディレクター、バックオフィスなどの案件が掲載されています。

マッチングディレクターやコンシェルジュによるサポート体制があり、安心してお仕事に取り組める環境が魅力です。案件に取り組む時間は決まっていないため、本業がお休みの日や深夜、早朝など好きな時間に作業できます。

サービス名 シューマツワーカー
こんな人におすすめ ・フルリモートワークの案件を探している人
・すき間時間で稼ぎたい人
・営業活動をする時間がない人
職種・ジャンル フロントエンジニア、バックエンドエンジニア、セールス、マーケティング、デザイナーなど

6. Saleshub(セールスハブ)

副業フリーランスにおすすめのSaleshub

▲出典:Saleshub

  • 商談アポイントの設定で稼げる
  • 人脈をいかして企業の役に立てる
  • すき間時間に稼げる

Saleshub』は、知り合いと企業をつなぐサポーターとして商談アポイントをセッティングするサービスです。企業からの依頼で心当たりがある知り合いとの商談アポイントをセッティングすることで、企業よりお礼として協力金をもらえます。作業などがないため、本業のすき間時間にできる副業です。

これまで培った人脈をいかせるお仕事ですが、本業の勤務先の不利益につながるようなケースは就業規則で禁じられていることが多くあります。ご利用の前に必ず就業規則を確認してください。

サービス名 Saleshub
こんな人におすすめ ・人とのつながりが豊富な人
・誰かの役に立ちたい人
・時間に縛られず稼ぎたい人
職種・ジャンル

7. HiPro Direct(ハイプロダイレクト)

副業フリーランスにおすすめのHiProDirect

▲出典:HiPro Direct

  • 登録者の70%以上が現役の会社員
  • 90%以上がリモート案件
  • 新規事業開発に携われる

HiPro Direct』は、パーソルキャリア株式会社が運営する業界初のプロフェッショナル人材の総合活用支援サービスです。「新規事業開発/事業企画」、「営業/販路拡大/営業企画」などの案件が掲載されています。

現役の会社員が多く登録しており、掲載企業の約40%以上が従業員1,000名以上の準大手企業です。ほとんどリモート案件のため、本業と両立しやすい案件を見つけることができます。

サービス名 HiPro Direct
こんな人におすすめ ・本業と両立できる副業を探している人
・リモートワークで働きたい人
・高単価の副業案件を探している人
職種・ジャンル ITエンジニア、デザイナー、マーケターなど

副業でフリーランスとして働く5ステップ

副業でフリーランスとして働くための5つのステップは以下のとおりです。

  1. 本業で副業が禁止されていないか確認をする
  2. 目的と副業内容を決める
  3. 本業を優先しつつ副業時間を確保する
  4. 副業に関する法律・税制を理解する
  5. 確定申告をする

それぞれかんたんに解説します。

ステップ1. 本業で副業が禁止されていないか確認する

経団連が実施した「副業・兼業に関するアンケート調査」によると、副業を認める企業は増加傾向にあるものの、認めていない企業も少なくありません。副業フリーランスとして活動を考えている人は、まず本業の勤務先で副業が認められているか確認が必要です。

とくに公務員は副業が禁止されているイメージが強いですが、じつは公務員でもできる副業はいくつかあります。

また、就業規則で禁止されていても、副業によっては認められるケースもあります。

ステップ2. 目的と副業内容を決める

副業フリーランスとして、どのような仕事をするのか目的と仕事内容を決めることが大切です。自分の得意分野やもっているスキルをいかした副業なら、収入につながりやすいでしょう。

ステップ3. 本業を優先しつつ副業時間を確保する

会社員として働きながら副業の時間を確保するには、いくつか方法があります。本業で残業や休日出勤があり、副業をする時間を確保するのがむずかしい……という方もいると思います。本業に支障をきたさないように、副業をする時間を捻出するには現状の時間の使い方を見直すことが大切です。

また、土日など決まった休みがある人は時間を確保しやすいでしょう。ただし、副業に力を入れすぎてプライベートがおろそかになるのはよくありません。働きすぎにならないように気をつけてください。

ステップ4. 副業に関する法律・税制を理解する

副業でフリーランスとして働き続けるなら、法律や税制度に関する知識も深めておかなければなりません。たとえば2023年10月からインボイス制度が始まりました。課税事業者はインボイスがなければ仕入税額控除を受けられないため、インボイスに対応していない副業フリーランスは取引条件が不利になる可能性があります。

こうした法律や税制度についても理解しておくことが大切です。

ステップ5. 確定申告をする

副業で得た所得は確定申告が必要です。所得20万円を超えていなければ確定申告は不要と聞いたことがある人もいると思いますが、源泉徴収されているなら所得20万円以下でも確定申告により、所得税の還付を受けられます。

副業の所得20万円ルールについてくわしく知りたい方は、こちらの記事をお役立てください。

確定申告には「白色申告」と「青色申告」があり、事業所得として認められる「青色申告」なら最大65万円の特別控除を受けられます。ただし、会社員の副業が事業所得と認められるには、本業の収入よりも10%以上の収入があるなど、要件を満たさなければなりません。

もし、要件をクリアしていれば「開業届」と「所得税の青色申告承認申請書」を出すことで青色申告特別控除を受けられます。

フリーランスとして副業に取り組むことでキャリアの選択肢が広がる

副業フリーランスとして活動することで、収入アップだけではなく、スキルアップも目指せます。会社員として安定した収入を得ながら、実務経験を積めるため、将来のキャリアの選択肢を広げることが可能です。

フリーランス・副業向けマッチングサービスの『Workship』なら、本業と両立しやすい副業案件が多く掲載されています。フルリモートの案件もあるため、すき間時間を活用して稼ぎたい方におすすめです。サポート体制も手厚く、業務委託契約が初めての方でも安心して働けます。

Workship

公開案件の80%以上がリモートOKと働く場所を選ばず、エンジニア、デザイナー、マーケター、ディレクター、編集者、ライター、セールス、人事広報など、さまざまな職種の案件が紹介されています。

さらに、トラブル相談窓口や会員制優待サービスの無料付帯など、安心して働ける仕組みがあるのも嬉しいポイント。時給1,500円〜10,000円の高単価な案件のみ掲載しているため、手厚いサポートを受けながら、良質な案件を受けたい方におすすめです。

(執筆:吉永 ゆくら 編集:少年B)

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