アイコンデザインの最新トレンド10選【アイコン事例付き】
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「副業を始めたいけれど、どのように始めていいかわからない」と悩んでいるデザイナーは少なくないでしょう。
この記事ではデザイナーの仕事をしながら副業も始めたい方へ、デザイナーが副業を行うメリットや最適な仕事の見つけ方などをご紹介します。
「副業をすれば収入が増える」というメリットは言わずもがな。それ以外にも、デザイナーとしてのキャリアや精神面においていくつかのメリットがあります。
副業をすると、所属会社以外のクライアントと接する機会が生み出せます。
そのクライアントと信頼関係を構築できれば、新たな仕事の可能性も出てくるでしょう。
とくに将来フリーランスとして独立を考えている人にとっては、仕事を獲得するうえで広い人脈が大きなメリットになります。
企業に所属してデザイナー業務に携わる場合、クライアントとのやり取りは営業部が行うことがほとんどです。
しかし、フリーランスとして副業をする場合、仕事の獲得から報酬の交渉といった、通常デザイナーがしない仕事も自分でする必要があります。
営業やマーケティングといった周辺領域のスキル向上は、自身のキャリア形成に役立つでしょう。
金銭的な理由で副業を始めるのであれば、金銭的な余裕は精神的余裕にもつながります。
ただし、副業のためには余暇時間を削る必要があります。時間的余裕のなさが、かえってストレスを増やすようであれば逆効果です。
自分が何のために副業したいのか、しっかり考えてから始めましょう。
本業以外に副業の時間を確保することによって、必然的に作業効率が上がっていきます。
副業は、本業を終えた平日夜、もしくは休日に行うことが増えるでしょう。そうすると、なるべく本業では残業をしないようになり、副業に割ける時間を工面するようになります。
また空いた時間でPhotoshopやIllustrator、Figmaなどのデザインツールについて勉強することも増えるでしょう。副業を行うことでビジネススキルが身に付くメリットについては前述しましたが、同じようにデザインスキルも伸ばすことができます。
副業を行うことで、本業から派生した新しい仕事を受注するきっかけに繋がることもあります。
専門学校やオンラインセミナーなどでデザインについて教える講師の依頼が来たり、デザインについてのコラムを執筆する案件が来たりと、デザイン業に関連した別の仕事に携われる機会が増えるのです。
人生100年時代、学び直し(リスキリング)の風潮も高まっています。仕事の幅を広げておけば、いざというときに役立つかもしれません。
副業で一番大事なのが、仕事を取ってくること。デザイナーとしての才能があっても、発揮できる機会がなければ意味がありません。
副業を始めるとき、もっとも一般的なのがクラウドソーシング。
クラウドソーシングとは、企業から不特定多数の個人に、公募の形で案件を外注する仕組みです。代表的なプラットフォームに『ランサーズ』や『クラウドワークス』があります。
気軽に始められ、自分のタイミングで好きな仕事を選べるメリットがあります。しかし一方で、低単価な案件が多いのがデメリットです。
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クラウドソーシングと並んで一般的なのは、友人・知人から仕事の紹介を受ける方法です。
このとき気をつけたいのは、友人だからといって安請け合いしてしまうこと。単価交渉しづらいかもしれませんが、仕事として引き受ける以上、線引きはしっかりしておきましょう。お互いの仕事にリスペクトのある関係を構築できていれば、クラウドソーシングよりも高単価の案件を効率よく獲得できるかもしれません。
また近年では、Facebookの友だちやTwitterのフォロワーなど、SNSでのつながりから仕事に発展するケースも増えています。SNSで「○○のスキルが活かせる副業案件を募集しています」といった投稿をしてみるのもよいでしょう。
以下はTwitterでの転職活動が話題になったときの記事です。投稿文のノウハウは副業探しにも生かせます。
Twitterを使って転職活動を始めよう!Twitter転職テクニックまとめ
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これからデザイナーを目指す方の場合、デザインスクールに通い、そこで相談するのも手です。
多くのスクールがキャリアカウンセリングや就職・転職のサポートを行なっており、企業とのコネクションを持っているため、副業やフリーランス向けの案件も紹介できる可能性があります。
受講料は安くありませんが、スキルアップと仕事探しを両立できる唯一無二の存在です。
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近年では、『シューマツワーカー』や『Workship』のような、フリーランス・パラレルワーカーや副業向けの案件を集めたエージェントやビジネスマッチングサービスも登場しています。
本業以外の時間をやりくりする自信がついてきたら、これらのサービスでより高単価な案件にチャレンジするのもよいでしょう。
フリーランス向けお仕事マッチングサービス10選【フリーランス専門メディアが厳選】
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ブログは誰でも簡単に始められるうえに、納期もなく自分のペースで更新できます。デザイナーとしての経験をネタにすれば、書く話題については困ることはありません。
ブログでデザイナーとしてのスキルや考え方を発信していれば、それを目にしたクライアントから仕事の提案があるかも。またアクセス数が増えてくれば、ブログの広告収入自体が副業として十分な額になる可能性もあります。
ブログへのアクセス数を増やすにはSEO(検索エンジン最適化)のようなマーケティング知識も必要になってきますが、スキルとして持っていて損はないでしょう。
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イチからサイトを立ち上げるだけの技術や知識はなくても、『makeshop』や『STORES.jp』などのサービスを使えば、誰でも簡単にネットショップを開設できるようになりました。
さらには『BASE』や『SUZURI』のように、Tシャツやマグカップ、ステッカーなどのオリジナルアイテムを製作し、販売までできるサービスも。自分の好きなものを商品として販売してみてはいかがでしょうか。
ネットショップ立ち上げに便利なサービス20選。ネットショップ開店のコツは?
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『タイムチケット』や『ストアカ』などのサービスを使うと、リアルでもオンラインでも気軽に自分の教室を開設できます。
自分が持っているデザインの知識を他人にも教えることで、自分のなかでも体系的に整理でき、デザインスキルの底上げにつながります。
デザインコンペに参加して賞金をもらうのも立派な副業のひとつです。優勝すれば高額の賞金が見込めるうえに知名度も上がり、次の仕事へもつながるでしょう。
もちろん、多くの応募者が参加するコンペで勝ち抜くだけの実力が必要です。デザイナーとしての自信がついたら挑戦してみてはいかがでしょうか。
コンペやコンテストを探すときには、『登竜門』がおすすめです。ロゴやグラフィックのデザインだけでなく、写真やイラスト、プロダクトデザイン、俳句・川柳など、さまざまなコンペが探せます。
中級〜上級者でも少々ハードルの高い方法ですが、デザイナーを募集していそうな企業に直接、メールや電話などで営業をする方法もあります。
さまざまな企業の公式Webサイトを見ているなかで、「もっとここをこうしたら見やすくなるのに……」と思うデザインに出会うこともあるでしょう。具体的なデザイン案や、デザインを変更したうえでどんなメリットにつながるかなど、簡単な企画書とともに提案すれば、目に留めてくれる企業もあるかもしれません。
ビジネスマッチング・クラウドソーシング・スキルシェアのそれぞれの分野で、仕事を取ってくる際に便利なサービスを以下にまとめました。
これまでに紹介したサービスも含めて詳しく解説していきます。
▲出典:Workship
『Workship』は、フリーランス・副業向けマッチングサービスです。
デザイナー、エンジニア、マーケター、ディレクター、編集者、ライター、セールス、人事広報など、さまざまな職種の案件が紹介されています。週1〜OK、土日OK、公開案件の半数以上がリモートOKなど、副業でも働きやすいお仕事を多数掲載中です。
さらに、トラブル相談窓口や優待サービスの無料付帯など、安心して働ける仕組みがあるのも嬉しいポイント。時給1,500円〜10,000円の高単価な案件のみ掲載しているため、手厚いサポートを受けながら、良質な案件を受けたい方におすすめです。
サービス名 | Workship |
運営会社 | 株式会社GIG |
登録料・利用料 | 無料 |
使うべき人 | ・高単価な案件を獲得したい人 ・リモート案件を獲得したい人 |
Workshipの登録方法&使い方を公式が解説! フリーランス・副業向けマッチングサービス
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▲出典:Yenta(イェンタ)
『Yenta』は、完全審査制のビジネス用マッチングアプリです。2018年12月には「GooglePlayベストオブ2018 Top5」に選ばれました。
登録時の審査情報をもとに、既存ユーザーのなかからマッチングしそうな人をAIが案内してくれます。
毎日12時になると10人の候補者が届き、「興味あり」「興味なし」の二択で判断していきます。20時にマッチング結果を通知し、マッチングした人とのメッセージのやりとりが可能になる仕組みです。
基本無料ですが、有料サービスでより多くの人と会うための「ブースト機能」や、出会う人の的を絞る「フィルタ機能」が利用できます。ビジネスでの人脈を増やすのにおすすめです。
サービス名 | Yenta |
運営会社 | 株式会社アトラエ |
登録料・利用料 | 登録料:無料 アクティブプラン:1,000円 プロフェッショナルプラン:5,000円 |
使うべき人 | ・ビジネスチャンスを広げたい人 ・同業種で副業を始めている人と繋がりたい人 |
▲出典:シューマツワーカー
『シューマツワーカー』は、空いている時間に副業したいデザイナーやエンジニアをターゲットにしたビジネスマッチングサービスです。
案件契約時にクライアントと交渉してくれたり、仕事の悩みをサポートしてくれたりする手厚いサービスも受けることができます。また紹介している案件の99%以上がリモート案件なため、柔軟な働き方をしたい方におすすめです。
サービス名 | シューマツワーカー |
運営会社 | 株式会社シューマツワーカー |
登録料・利用料 | 無料 |
使うべき人 | ・副業で週10時間以上働きたい人 ・リモート案件で働きたい人 |
▲出典:ランサーズ
『Lancers』は、日本最大級のクラウドソーシングサービスです。
デザイン系の仕事はWeb制作やグラフィックデザイン制作など、幅広い案件があります。
仕事形式は、タスク、プロジェクト、コンペの3種類。タスクは単価が安いですが、高度なスキルを必要としない案件が多いため初心者におすすめです。少し慣れてきたらプロジェクトやコンペ形式に挑戦していきましょう。
実績を上げている人には「認定ランサー」の称号が付き、案件を獲得しやすくなります。手数料は、報酬額に応じて5%〜20%が自動的に引かれます。
サービス名 | Lancers |
運営会社 | ランサーズ株式会社 |
登録料・利用料 | 登録無料 報酬の5%〜20% |
使うべき人 | ・副業を始めたばかりの人 ・いろいろな案件を経験してみたい人 |
Lancers(ランサーズ)の評判ってどう?受発注歴3年のライターが実態を徹底解説
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▲出典:CrowdWorks
『CrowdWorks』は、ランサーズと並ぶ日本最大級のクラウドソーシングサービスです。案件の種類が多く、Web制作、デザイン制作、UIデザインなど内容も充実。「認定クライアント」制度が導入されており、信頼度の高いクライアントがわかるのも魅力的なポイントでしょう。
ランサーズにはない案件が掲載されている場合があるので、ランサーズと併用して利用することをおすすめします。
サービス名 | CrowdWorks |
運営会社 | 株式会社クラウドワークス |
登録料・利用料 | 登録無料 システム利用料:タスク形式 20% 〜10万円 20% 10〜20万円 10% 20万円〜 5% |
使うべき人 | ・副業を始めたばかりの人 |
【評判調査】クラウドワークスって実際どうなの?口コミや特徴を徹底分析!
Workship MAGAZINE
▲出典:ココナラ
『coconala』とは、「知識、スキル、経験」を売買できるサービスです。自分の得意なことをネット上で販売できます。
自分でサービスを提供して、そのサービスを誰かに購入してもらうと仕事成立です。仕事獲得から支払いまで全ての流れをインターネット上で行えます。
デザイナーも自分の得意な分野で活躍できること間違いなしのインターネットサービスです。
販売総額によって10%〜25%の手数料がかかります。
サービス名 | coconala |
運営会社 | 株式会社ココナラ |
登録料・利用料 | 登録・出品無料 手数料:22% |
使うべき人 | ・スキルを掛け合わせて、仕事を提供できる人 ・自由に仕事を提案したい人 |
ココナラは稼げないとの評判!? 実際に利用してわかった抑えるべき3つのポイント
Workship MAGAZINE
▲出典:ストアカ
『ストアカ』は、教えたい個人や団体と学びたい個人をつなぐサービスです。
サイトの登録が無料なため、手軽に始められます。授業の形式も、月額制や単発レッスンなど自由に選択できるので、自分自身のライフスタイルや本職との兼ね合いもうまく調整することができるでしょう。
本格的にデザインを教えたい人におすすめのサービスです。
サービス名 | ストアカ |
運営会社 | ストリートアカデミー株式会社 |
登録料・利用料 | 登録無料 利用料:講座開催時に10%〜30% |
使うべき人 | ・オンライン講座を開講したい人 ・定期的に講座を続けたい人 |
▲出典:TIME TICKET
『TIME TICKET』は、個人のスキルを売買できるサービスです。自分の時間を簡単にチケットとして売れるので、先ほど説明したデザインを教えるときに便利です。30分単位で自分の時間を売れるので、スキマ時間を有効活用できます。
実際に会わずにスカイプやLINE通話での対応もできるため、気軽に利用できるのが嬉しいポイントです。
サービス名 | TIME TICKET |
運営会社 | Time Ticket, inc |
登録料・利用料 | チケットの販売額やカテゴリに応じて変動 〜5万円:販売価格の25%+税 5万円〜10万円:販売価格の20%+税 10万円〜:販売価格の15%+税 |
使うべき人 | スキマ時間を活用したい人 デザインに関する個人レッスンを開講したい人 |
(執筆:kosuke 編集:Workship MAGAZINE編集部)