【エンジニア必見】土日・平日夜にできる副業と成功するコツ

【エンジニア必見】土日・平日夜にできる副業と成功するコツ

エンジニアとして働く人の中には、「平日は本業で忙しいけれど、土日や夜の時間を有効活用して副収入を得たい」と考えている方も多いのではないでしょうか?

この記事では、エンジニアが土日や平日夜に無理なく取り組める副業の種類と、成功するための効率的な方法をご紹介します。

私自身がエンジニアとして副業で時間管理を工夫してきた経験を活かし、実践的なコツも交えて、初めての副業に役立つ情報をお届けします。

水無瀬あずさ
水無瀬あずさ

現役エンジニア兼フリーランスライター。PHPで社内開発を行う傍ら、オウンドメディアコンテンツを執筆。得意ジャンルはIT・転職・教育。個人ゲーム開発に興味があり、Unity(C#)×生成AIで「おでんのコンニャクが主役のゲーム」を計画中だが、忙しくて遅々として進まないのが悩みのタネ。(note: @azasaz_a

土日にできるエンジニアにおすすめの副業5選

平日の収入に物足りなさを感じていたり、スキルアップやキャリアアップのために新たな分野へ挑戦したいと考えていたりする方には、土日や平日夜を活用した副業がおすすめです。空いた時間を有効活用することで、本業に支障をきたすことなく副収入を得られ、生活にゆとりと安心感が生まれます。

ここでは、特にエンジニアに向けた土日に取り組めるおすすめの副業を紹介します。

プログラミング案件:週10時間からでも始められる

プログラミング案件は、エンジニアに特におすすめの副業です。週10時間程度の稼働から始められる案件が多く、限られた時間を有効活用できます。

具体的には、次のような案件が挙げられます。

  • 既存のWebサイトの軽微な修正やコンテンツの追加
  • 簡単なWebアプリケーション開発
  • デバッグ・テスト業務
  • スクレイピングスクリプトの作成
  • 外部サービスAPIを利用した機能追加やデータ連携の実装

エンジニア業界は慢性的な人手不足が続いており、現役エンジニアのスキルは副業市場でも高く評価されています。AI技術の進化で一部の作業が自動化されつつあるとはいえ、実際にはAIだけで完結する仕事は少なく、経験を活かした実践的なスキルが依然として求められています。

こうした背景から、現役エンジニアとしての強みを活かした副業をすることで、キャリアアップだけでなく、安定した副収入も手に入れることが可能です。

インフラエンジニア向け案件:土日限定のバイトも可能

インフラエンジニア向け案件もおすすめです。近年はクラウド環境を扱えるインフラエンジニアの需要が急速に高まっており、副業エンジニアの活躍に大きな期待が寄せられています。

具体的な案件としては、次のような例が挙げられます。

  • AWSやAzure、Google Cloudなどの環境構築や初期設定
  • オフィスや小規模企業向けのネットワーク設計や最適化
  • サーバーのメンテナンスやトラブルシューティング
  • システム移行サポート
  • 運用マニュアルの作成

土日限定や短時間稼働で対応できる案件も多く、効率よく収入を得られるのが特徴です。インフラエンジニア専門のマッチングサービスを利用すれば、多様な案件に出会え、副業を通じたスキルアップやキャリアアップにつながるでしょう。

コンサルティング業務:スキルを活かして短時間で高収入

エンジニアとして培った専門知識を活かせる副業として、コンサルティング業務もおすすめです。

具体的な案件例として、次のようなものがあります。

  • システム設計のアドバイス
  • クラウドサービスの選定や導入計画のサポート
  • セキュリティ対策の提案
  • 業務効率化のツール提案
  • 技術選定のアドバイス

仕事内容はオンライン会議やメールで完結するケースが多いため、土日や平日夜に取り組みやすいのが特徴です。さまざまなコンサルティング経験は本業でも役立つスキルとなり、キャリアアップにもつながります。

コンテンツ作成や技術記事執筆:スキルアップにつながる

エンジニアとしての専門知識を活かしたコンテンツ作成や技術記事の執筆も、副業としてのスキルアップにつながる選択肢の一つです。

具体的には、次のような案件例があります。

  • 技術ブログの記事執筆
  • 技術書の執筆・編集協力
  • エンジニア向けニュースレターやコラムの作成
  • オンライン講座や教材の作成
  • 技術フォーラムやコミュニティ向け記事の作成

現役エンジニアだからこそ、実務に基づいた具体的かつ中身の濃いコンテンツを作れる点が強みです。記事執筆を通じてアウトプット力が向上することで、本業のプレゼンやチーム内での情報共有能力も高められます。

オンライン講師:経験をシェアして収入を得る

オンライン講師として技術や経験をシェアすれば、副業として収入を得ながら、他者の成長もサポートできます。

案件の具体例としては、次のようなものが挙げられます。

  • プログラミング入門講座の提供
  • クラウド技術の解説講座
  • Webアプリケーション開発の実践講座
  • 開発環境のセットアップサポート
  • コードレビューの実践講座

オンライン講座の形態は多岐にわたり、ライブ授業や録画講座、個別指導など、自分のペースや得意分野に合わせて選べるのが魅力です。UdemyやYouTube、独自プラットフォームを活用して講座を展開すれば、収入の幅もさらに広がります。

土日に副業をするための準備

ここでは、土日に副業をするための具体的な準備について見ていきましょう。

会社の就業規則を確認する

土日に副業を始める前に、必ず会社の就業規則を確認しましょう。一部の企業では副業を禁止している場合があり、許可されている場合でも「競業避止義務」が課されていることがあります。

競業避止義務とは、勤務先と競合する企業やサービスへの関与を制限するもので、違反すると会社との信頼関係を損ない、最悪の場合には懲戒処分を受ける可能性があります。(参考:競業避止義務の明確化について|内閣府

競業避止義務に違反して副業を行うと、発覚した際に部署や常駐先などをも巻き込む大きなトラブルに発展する可能性があります。本人だけでなく周囲にも多大な迷惑をかけることになるため、就業規則や契約内容を正確に把握し、慎重に行動することを心がけましょう。

時間管理をするツールを入れる

土日に副業を効率よく行うための自己管理として、時間管理をするツールを入れましょう。副業に使える時間は限られているので、どれだけ効果的にタスクを進められるかが重要なポイントとなります。

おすすめの時間管理ツールとして、次のようなものが挙げられます。

ツール名 説明
Googleカレンダー スケジュール管理やリマインダー設定が可能なカレンダーサービス
Trello ボード形式でタスクを視覚的に管理できるプロジェクト管理ツール
Todoist シンプルで使いやすいタスク管理アプリ
Clockify 作業時間をトラッキングし、どのタスクにどれだけ時間を費やしたかを分析できるアプリ
Notion プロジェクトやタスク、アイデアを一元管理できるオールインワンのワークスペース

このようなツールを活用して、効果的な時間管理とタスク管理を行い、副業と本業のバランスを保ちましょう。

作業場所を確保する

副業を始める準備として、作業場所を確保しましょう。リビングや日常生活の延長線上で作業を行うことも可能ですが、専用の作業スペースを用意することで、オンオフの切り替えがしやすくなります。

特に自宅での副業では、「ここにいるときは仕事モード」といった意識を持つことが、集中力を高めるために効果的です。家族やパートナーがいる場合、作業場所を分けることで「この空間にいるときは仕事中」と明確に伝わり、理解を得やすくなるでしょう。

自宅に適した場所がない場合は、近隣のコワーキングスペースやカフェを活用するのも一つの方法です。

作業機器と通信環境の準備・確認をする

副業を始める準備の一環で、作業機器と通信環境の準備と確認を行いましょう。エンジニアやコンテンツ作成のようなオンラインでの作業では、高性能なパソコンや安定したインターネット環境が仕事の効率に直結します。

作業機器や通信環境で確認の必要があるものを次の表にまとめました。

準備・確認するもの 確認するポイント
パソコン 処理速度やストレージ容量が十分か
(必要に応じて外付けストレージやモニターを追加)
インターネット環境 高速で安定した回線を使用しているか
(Wi-Fiが不安定な場合は中継器や有線接続を検討)
周辺機器(イヤホン、マイクなど) 音声や画質がクリアで、オンライン会議や録音に支障がないか
Webカメラ 解像度が十分か
(必要に応じて外付けカメラを用意)
ソフトウェア・ツール 必要な開発環境(IDEやエディタ)、タスク管理ツール、
コミュニケーションツールがインストール済みか
バックアップ体制 作業データを定期的にバックアップできる環境
(クラウドストレージや外付けHDDなど)が整っているか

この表を参考に準備・確認すべき項目を一つずつチェックし、快適な作業環境を整え、副業をスムーズに始めましょう。

営業する準備を進める

環境が整ったら、いよいよ営業の準備を進めましょう。自分のスキルやサービスを効果的にアピールできるように、次のようなポイントを整理しておくことが大切です。

項目 説明
自分のスキルや実績の棚卸 提供できるサービスやこれまでの成果を整理し、
自分の強みやアピールポイントを明確化する
ポートフォリオ作成 実績やスキルを視覚的に伝える資料やWebサイトを作成する
クライアントに具体的な成果を示すためのツールとして活用する
プロフィールの充実 副業向けプラットフォームやSNSで信頼感を与えるプロフィールを作成する
写真や自己紹介文を丁寧に作り込み、魅力的な内容にする
自己紹介やサービス説明の準備 初対面のクライアントやオンライン会議で使える簡潔で分かりやすい自己紹介、
サービス内容の説明などを用意する
副業向けプラットフォームへの登録 クラウドソーシングや副業マッチングサイトに登録し、
案件を探しやすい環境を整える

この表を参考に、営業準備の各項目を一つずつ進めましょう。効率的に自分のスキルやサービスをアピールし、仕事を獲得しやすくなる環境を整えることが大切です。

エンジニアが土日の副業を探す方法6選

ここでは、エンジニアが土日の副業を探す方法について具体的に見ていきましょう。

方法1:マッチングサービス

エンジニアが土日の副業を探す際、最も効率的な方法の一つが、マッチングサービスの活用です。マッチングサービスは自分のスキルや働き方に合った案件を見つけやすく、スムーズにクライアントとつながることができます。

例えば、Workshipはフリーランスや副業エンジニア向けの案件を多数掲載しており、柔軟な働き方を重視した案件が特徴です。またクロスネットワークはインフラエンジニアやネットワーク系の専門職に特化しており、土日限定や短時間で対応可能な案件を見つけられます。

多くのマッチングサービスは案件情報だけでなく契約や報酬管理も一元化されているため、初心者でも安心して利用できるのが魅力です。自分に合った副業を効率よく探しつつ、仕事の負担を軽減できるでしょう。

方法2:エージェント

エンジニアが土日の副業を探す一つの方法として、エージェントの利用があります。エージェントはクライアントとエンジニアをマッチングする専門サービスで、自分のスキルや細かな希望条件をエージェントに伝えるだけで、最適な案件を提案してくれます。

エージェントを活用する最大のメリットは、案件探しの手間を大幅に省ける点です。エージェント側が案件の内容を精査し、スキルや経験に合った案件だけを紹介してくれるため、自分で膨大な案件情報を探す必要がありません。

また報酬交渉や契約手続きのサポートをしてくれる場合もあり、初心者でも安心して副業をスタートできます。

方法3:ビジネスSNS

ビジネスSNSを活用するのも、エンジニアが土日の副業を探す効果的な方法の一つです。例えばWantedlyやLinkedInなどのビジネスSNSでは、企業やクライアントが求人情報やプロジェクト募集を掲載しており、スキルを持ったエンジニアを求める投稿が多数あります。

ビジネスSNSを活用するメリットは、自分のプロフィールや実績を公開し、興味を持った企業から直接オファーを受けられる点です。また、フォローやコメントを通じて企業やクライアントとカジュアルにコミュニケーションを取り、スムーズに仕事の依頼につなげられます。

方法4:SNS

SNSを活用することも、エンジニアが土日の副業を探す効果的な方法です。TwitterやInstagram、Facebookなどのプラットフォームで「#副業」「#エンジニア募集」などのハッシュタグを使って案件検索することで、興味のある仕事を見つけやすくなります。

また、自身のSNSアカウントを育てておくことも重要です。専門分野に関する情報発信や実績のシェアを行うことで、フォロワーや業界内での認知度が高まり、仕事の依頼が舞い込む可能性が高まります。

方法5:紹介

信頼できる人からの紹介を活用するのも、エンジニアが土日の副業を探す有力な方法です。同僚や友人、業界内の知り合いに自分のスキルや副業への意欲を伝えておけば、条件に合う案件を紹介してもらえる可能性があります。

案件を紹介してもらうためには、普段から自身のネットワークを広げ、業界内のイベントや勉強会などで積極的に交流を深めることが重要です。副業探しだけでなくキャリア形成やスキルアップにもつながるため、本業でもプライベートでも、いろいろな人とのつながりを大切にしておきたいですね。

方法6:勉強会

勉強会への参加は、副業を探すエンジニアにとって有効な方法です。同じ技術や分野に興味を持つ人々と直接つながることで、新たな仕事のチャンスや人脈を築くきっかけを得られます。

勉強会を効率的に探すには、「connpass」などのIT勉強会支援プラットフォームを活用するのがおすすめです。connpassでは、さまざまな技術分野の勉強会やイベント情報が一覧で確認でき、自分のスケジュールや興味に合ったイベントを簡単に見つけられます。

▼他にもエンジニア副業案件が探せるサービスを知りたい方はこちら!

エンジニアが副業を始める時によくある3つの質問

最後に、エンジニアが副業を始めるときによくある質問についても見ていきましょう。

質問1:エンジニアが副業するメリットは何があるの?

一部ネットなどでは「副業なんてやめとけ」という意見も見られますが、エンジニアが副業をすることにはさまざまなメリットがあります。

具体的なメリットとして、次のような点が挙げられます。

  • 新しい技術やツールに触れる機会が増え、本業にも役立つスキルを磨ける
  • 異なる分野や業界での経験を通じて、将来的なキャリアパスの選択肢が増える
  • 副業を通じて安定的な追加収入を得られることで、経済的な余裕が生まれる
  • 副業先やプロジェクトでの活動を通じて、新しいつながりを築ける

副業をやってみた結果、人脈や未経験の分野の知見が得られたという声も多く、自己成長の大きなきっかけとなります。興味を持った分野から無理なく始めて、充実した副業ライフを目指しましょう。

質問2:エンジニアは副業すると確定申告が必要になるの?

エンジニアが副業を行う場合、収入に応じて確定申告が必要になるケースがあります。具体的には、副業の所得(収入から必要経費を差し引いた金額)が年間20万円を超えた場合、確定申告をしなければなりません。住民税にも影響するため、申告漏れがないよう注意が必要です。

確定申告では、収入や経費を正確に計算し、必要な書類を準備しましょう。副業にかかった経費(パソコンや通信費、勉強会参加費など)をきちんと記録しておくことで、税額を適切に計算できます。

なお、「freee」「マネーフォワード」「弥生会計」のような会計ソフトを利用すれば、確定申告も自身で簡単に行えます。有料プランでもその費用を経費として計上できるため、こうしたサービスの活用もぜひ検討してみましょう。

確定申告が初めてで不安な方は、以下の記事を参考にすると具体的な流れやポイントが分かりやすく解説されています。こちらもぜひチェックしてみてください。

質問3:週1から始められるエンジニア案件はあるの?

エンジニアの副業案件には、週1日や土日のみの稼働で対応可能な案件も多数存在します。特に中小企業やスタートアップでは、限られた時間で専門知識を活かしてサポートしてほしいというニーズが高まっているためです。

具体的には、以下のような案件があります。

  • Webサイトの修正・更新
  • プログラミングのサポート業務
  • クラウド環境の設定・保守

週1から始められるエンジニア案件について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。副業初心者でも始めやすい案件の特徴や探し方が解説されています。

副業を通じてエンジニアとしての可能性を広げよう

エンジニアが土日や平日夜に副業を始めることで、収入アップやスキル向上、キャリアの幅を広げることができます。本業との両立を意識した時間管理や、信頼できるツールの活用が成功のカギです。さらに、Workshipやクロスネットワークを利用することで、効率的に案件を探せるため、初めての副業でも安心して取り組めるでしょう。

Workship

▲出典:Workship

最後に、より多く稼ぎたいフリーランスのために『Workship』をご紹介します。Workshipは、フリーランス・副業向けの案件検索プラットフォームです。

公開案件の80%以上がリモートOKと働く場所を選ばず、エンジニア、デザイナー、マーケター、ディレクター、編集者、ライター、セールス、人事広報など、さまざまな職種の案件が紹介されています。

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(執筆:水無瀬あずさ 編集:夏野かおる)

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