何をやっているか
松尾研の教育プラットフォームチームは、研究室発の先端の知を講座として届け、優秀なAI人材を輩出し、それらの人材が企業との共同研究や自ら起業する中で受け取った社会のニーズや得た資金を再び研究に還元する
――そのエコシステムの中で中核となるAI人材育成を担う存在です。
現在教育プラットフォームチームでは、2026年には年間受講者20万人へのAI・データサイエンスリテラシー教育を提供することを目指し、次世代を担う優秀人材の輩出に向けた講座提供体制づくりに取り組んでいます。
本ポジションを担っていただく方には、学校・教育機関向けの講座の企画・提案・推進を通じて、社会全体のAIリテラシー向上と産業界への知の還元を推進いただきます。
<参考記事>
シリコンバレーに並ぶエコシステムの実現に向けて 代表松尾豊インタビュー(前編)
https://weblab.t.u-tokyo.ac.jp/laboratoryheadinterview_20220901-1/
これまで松尾研では大学生を対象とした講座提供を中心に行ってきましたが、今後は幅広い世代への教育を本格展開していきます。
学校現場におけるAI教育の普及・実装を担う役割をお任せします。
AI・データサイエンスを次世代の“基礎教養”として根づかせるため、学習指導要領に基づいた教育プログラムの開発、教材設計、授業検証、関係者との調整をリードいただくといった一連のプロジェクトマネジメントをお願いいたします。
単なる教材作成や調整ではなく、日本のAI教育の新しいスタンダードをつくる社会的プロジェクトの推進を担うポジションです。
具体的な教育プログラム
▼グローバル消費インテリジェンス寄附講座
https://gci2.t.u-tokyo.ac.jp/
▼松尾研講座一覧
https://weblab.t.u-tokyo.ac.jp/lecture/course-list/
お願いしたいこと
【業務内容詳細】
・AIリテラシー教育プログラムの設計・開発・改善
・教育機関・外部関係者との調整、合意形成、進行管理・模擬授業を実際にするためのドラフト等作成、高校を中心に模擬授業・授業実施後の効果検証、フィードバック回収・改善提案
・教材開発・授業導入のプロジェクトマネジメント
・学習指導要領・教育政策の動向を踏まえたカリキュラム方針検討
【このポジションに期待する役割】
AIを「教養」として次世代に届ける教育モデルを構想し、教育現場で実現する。
そのための仕組みとプロセスを、自ら設計し推進できる方を求めています。
プログラム設計・教材開発・現場実装をつなぐハブとして、教育関係者や研究者、運営チームと協働しながら、
“学びの現場から社会を変える”プロジェクトを推進していただきます。
※PMは別にいます
データサイエンスの基礎知識(Python、機械学習等)があり、模擬授業を実際にするためのドラフト等作成できる方、教材の中身を知りながら教材開発をされた経験がある方を募集します。
【本ポジションの魅力】
■ 日本のAI教育の「標準」を創るフェーズに携われる
AI・データサイエンスを“特別な知識”ではなく“誰もが学ぶ基礎教養”にしていく。
そのための教育カリキュラムや教材を、学校現場とともに形にしていくプロジェクトです。
AI教育の社会実装が加速するいま、日本の教育の方向性を根本から変えていく実践に関わることができます。
■ 教育現場と研究者をつなぐハブとして、社会的インパクトを生み出す
松尾研究室で培われた最先端の知を、教育現場へと橋渡しするポジションです。
多様な関係者と協働しながら、現場に根づく形でAI教育を実装していくハブとしての役割を担います。
■ 教材開発から授業検証まで、全工程をリードできる
メインはプロジェクトマネジメントを担っていただきますが、ご興味やこれまでのご経験次第では教材のドラフト作成や開発など、
上流の設計から下流まで教育プログラム開発の全体像を俯瞰できます。
「自ら構想した学びの場が、実際に教室で動く」経験を得られる希少な環境です。
■ 社会的意義の高い取り組み
学習指導要領に基づいたAIリテラシー教育という公共性の高いテーマに携わります。
教育政策や産学連携と接続するため、社会的なインパクトの大きい領域でキャリアを築くことができます。
■ 教育・テクノロジー・社会を横断するキャリア形成
AI教育という未踏の領域において、「教育×テクノロジー×社会実装」を横断的に推進する経験を積んでいただくことができる業務です。
働く環境・業務に使うツール
工数:0.5人月〜フルタイム希望 ※要相談
時間帯:当面は平日日中に柔軟に打ち合わせ等対応できる方が優遇となります。
ティーチングアシスタントと連携しながら動くイメージです。
開始時期:要相談
働き方:基本フルリモートで、文科省への打ち合わせや高校への訪問(基本は都内)が月に数回発生の可能性あり。交通費は経費対応。
面接:1回
どういうレベル感の教材なのかを面接で擦り合わせさせていただきます。
募集詳細情報
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