20代でフリーランスは危険?安全に独立するための3つのポイント

「20代でフリーランスになれるの?」
「社会人経験も浅いし、信頼もないから仕事があるか不安……」

近年、政府と企業が一体となって進める働き方改革により、フリーランスという働き方に注目が集まっています。しかし、フリーといってもただ自由で楽なわけではなく、対策しなければならない課題が多いのも実情です。

20代のフリーランス活動を成功させるには「仕事を獲得するツールを使いこなす」「スキルを磨き続ける」「セーフティネットを用意する」という3点が大切です。

この記事では、20代でフリーランスになるメリット・デメリットから、活躍するためのノウハウまでご紹介します。

20代フリーランスのリアル

20代のフリーランスについて、まずは平均年収を見てみましょう。「小規模事業者の事業活動の実態把握調査〜フリーランス事業者調査編」(2016)によると、20代で年収300万円以上の割合は、全体の4割にも達していないことがわかります。

▲出典:小規模事業者の事業活動の実態把握調査〜フリーランス事業者調査編

6割近くが年収300万円以下という結果です。コロナ禍前の調査であることを考えると、2023年現在も劇的に上がっているとは考えにくいでしょう。

また同調査によると、フリーランスになるまでの就業年数は5年未満が約2割です。

▲出典:小規模事業者の事業活動の実態把握調査〜フリーランス事業者調査編

フリーランスになるまでの過程は千差万別ですが、20代のうちに5年ほど企業で働いてフリーランスになる割合が2割近くという数字は、決して多くはありません。フリーランスのほとんどは、十分な経験を積んだあと30代以上で独立していると考えられます。

それでは、20代でフリーランスになるには、どんなメリットとデメリットがあるのでしょうか。

20代でフリーランスになるメリット

20代でフリーランスになると、どんな影響があるのか見ておきましょう。

メリット1. 収入が上がりやすい

フリーランスの場合、収入は年齢や役職ではなくスキルや労働量に比例します。スキルの高さや労働量がそのまま収入に直結するため、努力の分だけ収入があがりやすい傾向があります。

また雇用側からするとフリーランスは「福利厚生や育成のコストがかからない存在」という側面もあります。コストがかからない分、報酬に上乗せされるため、同世代の会社員と比べて報酬が高くなる傾向にあるのです。

メリット2. 失敗してもリスクが少ない

独立にはリスクがつきもの。とくに家庭があるなかでの独立は、万が一収入が安定しなかった場合のリスクが大きく、挑戦しにくいのが実際です。

その点、20代での独立は比較的背負うべき責任が少なく、リカバリーも簡単なことが多いです。万が一収入が不安定であったり、働き方が向いていなかったりした場合には再就職という道も選べます。

年をとるほど再就職が困難になるため、20代だからこその特権と言えるでしょう。くわえて独身であれば、自分ひとり養うお金さえ稼げればいいため、独立のハードルが低いという考え方もあります。

副業を始めやすいのも、自由な時間の多い20代の特権かもしれません。副業でのフリーランス活動はノーリスクで行えるため、おすすめです。

メリット3. キャリアの幅が広がる

20代社会人のキャリアパターン

フリーランスは、仕事の進め方や労働時間をある程度自分で決められるため、結婚や留学などの自分のライフイベントに仕事を適応させやすい働き方だと言えます。

たとえば、専門的なスキルの高いスペシャリストを目指す場合。上図のように会社でスキルを磨きつつ、副業としてフリーランス業を行うことで、より短期間でスペシャリストへ成長できるでしょう。

副業で増えた収入で、スキルアップのための留学などにも挑戦することも。フリーランスであれば、時間や場所が指定されない案件も多いため、留学中も案件をこなし生活費を稼げます。

このように、自分の目的や目標に合わせて働き方を柔軟に変えられるのがフリーランスの特徴です。

メリット4. 会社とは関係ない人脈をつくれる

20代でフリーランスになると考えると、一見「十分な人脈やツテがないまま仕事を探さなければいけない……」と思えてしまうかもしれません。

しかし発想を転換させれば、会社にいた頃の繋がりとは関係のない交流を広げられる、と考えられます。

会社に在籍していると、どうしても「上司や先輩から紹介してもらったクライアントを優先しなければ」「長い付き合いのクライアントとは丁寧にミーティングを組まなければ」といった事情が発生しがちです。

フリーランスであれば、会社の都合とは関係なく、純粋に自分が長く仕事をしていきたい相手を選べます。まったく繋がりのなかった交流会や勉強会から、思いもよらないご縁が繋がるかもしれません。

メリット5. 人間関係のストレスを減らせる

「会社とは関係ない人脈をつくれる」のと同様、フリーランスには通勤や出社がないため、人間関係にまつわる数多のストレスを軽減できます。毎朝の電車通勤がなくなる、または週2ほどに減らせるだけでも大きなメリットではないでしょうか。

また仕事を進めるうえでのストレスも緩和される傾向にあります。「上司や先輩の承認を得てからじゃないと、仕事を先に進められない」といったこともゼロ、または最低限になるため、より自分のペースで仕事内容を調整できるようになるのです。

20代でフリーランスになるデメリット

20代でフリーランスになる際に考慮すべき、3つのデメリットを把握し対策しましょう。

デメリット1. ベテランと比較しスキルや人脈が少ないため、仕事を得にくい

20代でフリーランスになることの懸念として、「人脈やスキルが少ないこと」がよく挙げられます。

人脈があったほうが仕事を得やすく、ITスキルが高いほど単価の高い案件を獲得できます。フリーランス白書2020の調査によると、直近1年間で仕事獲得に繋がったことのあるものとして「人脈(知人の紹介含む)」が73.8%、「過去・現在の取引先」が52.3%と、上位2つを占めています。

ある程度企業で働いてから独立し、本業フリーランスとして仕事するのであれば、前職からのツテで仕事をもらえる可能性は高いです。若いうちから独立してしまうと、お仕事をもらうツテが少ないことも。

しかし人脈が無くとも、フリーランスエージェントやスキルシェアサービスを利用するなど仕事を獲得する方法は多くあります。スキルに自信がない場合は、副業から始めたり、スクールに通ったりするなど小さく始めるのがおすすめです。

デメリット2. 失業や出産時のセーフティーネットを自分で用意しなければならない

フリーランスになる大きなリスクのひとつに、受けられる社会保障の少なさがあります。

一般的に会社員は、「健康保険」「厚生年金」「雇用保険」「労災保険」の4つの保険に加入しています。失業や出産の際には保障が受けられるため、収入が途絶えるリスクが抑えられます。加えてこれらの保険料の半額もしくは全額を、会社が負担してくれるのです。

それに対しフリーランスは原則「国民健康保険」「国民年金」にしか入る義務がなく、保険料は全額自己負担です。会社員のような補償がないため、働けなくなった場合は収入が途絶えてしまう可能性があります。

そのため、休業のリスクへの備えは必須です。たとえば職場の健康保険の任意継続制度を利用したり、国保組合や民間の保険サービスに加入したりする方法があります。料金は全額自己負担ですが、方法や条件によっては、比較的安価に入れます。

デメリット3.  キャリアプランを自分で考えなければならない

キャリアプランを自由に立てられるフリーランス。それは、言い換えれば「全て自分で考える必要がある」ということです。

会社員の場合、会社がキャリア形成をサポートしてくれます。しかし、フリーランスは自分の力でキャリア形成をしていく必要があり、成長するための努力を維持し続けないと、市場価値が下がってしまう可能性があります。

デメリット4. 最初は収入が安定しづらい

20代でフリーランスになると、どうしても収入を安定させづらい傾向にあります。

仕事に繋がりやすい実績やスキルがすでにあるのなら、その限りではありません。しかし、就業年数や経験、人脈も不十分なままフリーランスになってしまうと、案件数や入金サイクルによっては、収入が安定するまでに時間がかかることも。

いざというときのために、最初の数ヶ月は収入が安定せずとも大丈夫なよう、ある程度の貯蓄をしておくことをおすすめします。

デメリット5. スキルアップの機会が限られる

会社に所属していれば、勤続年数に応じたセミナーや研修、社内外勉強会に行く機会があります。20代という、仕事をしながら同時に学べる貴重な時期にフリーランスになると、スキルアップの機会も自分でつくっていかなければなりません。

自ら積極的に交流会や勉強会に参加したり、コミュニティに入って先輩フリーランスに相談したりできる環境を整えましょう。フリーランスにおすすめのコミュニティについては後述します。

20代フリーランスに向いている人の特徴

特徴1. 得意分野やスキルがある

20代でも、すでに得意分野や、案件に直結するスキルがある場合は、フリーランスに向いています。

たとえば学生時代からアフィリエイトブログを運営して収入を得ていたり、プログラミングを学んで開発実績があったりする場合は、たとえ就業年数が短くても案件を得られる可能性が高いはずです。

特徴2. 好奇心と行動力がある

フリーランスは、積極的にスキルを磨き、永続的に行動し続けなければいけません。どんな職種であっても、時代によって求められる知識やスキルは移り変わっていきます。トレンドの影響を受けやすいエンジニア、プログラマー、デザイナーなどはとくに、学び続ける姿勢が必要不可欠です。

自ら進んで行動し、次のキャリアステップに進むにはどんなスキルが必要か? を見通せる、好奇心と行動力がある人がフリーランスに向いています。

特徴3. 明確なキャリアプランがある

20代の時点で、明確なキャリアプランがある場合も、フリーランス向きです。

たとえばライターや編集職の場合、20代のうちに記事執筆や企画立案など基礎スキルを身につけておき、30代で編集やディレクションにまつわる経験を積み、40代以降でスクール経営やマネジメント側に移るなど。年代によって「こうなっていたい」といったプランがある場合は、フリーランスになっても安心して実績を積んでいけるでしょう。

20代でのフリーランスを成功させる3つのポイント

フリーランス活動する上で大切な3つのポイント、案件獲得・スキルアップ・セーフティーネットに関するノウハウをご紹介します。

ポイント1. 仕事を獲得するツールを使いこなす

仕事を獲得するためのおすすめのツールは以下の3点です。活動基盤を整えることで、安定した収入を得られます。

  • 案件紹介サービス
  • 交流会やコミュニティー
  • SNS

案件紹介サービス

案件を紹介してくれるサービスには、エージェントやクラウドソーシングなどがあります。

この2つは、案件獲得のためのサービスという点で大きな違いはありませんが、エージェントの方がより高単価な案件が豊富です。しかし、その分高いスキルが必要とされる上、クライアント先へ出向くなど場所や時間が指定される案件も多いのが特徴です。

クラウドソーシングは、全体的に単価相場は低めです。その分、在宅の案件が豊富にあり、未経験者が副業にチャレンジする際や、就業形態などの制約に縛られずに働きたい場合に活用できます。

自分に合ったサービスを利用して、案件を獲得できるよう工夫しましょう。

Workship(ワークシップ)』では、自分のスキルや希望の働き方など条件に合わせて案件を探せます。希望をすればあなたの担当エージェントがヒアリングした上で、希望するプロジェクトに代行営業してくれます。営業する時間がない方や、営業が不得手な方にもおすすめのサービスです。

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交流会やコミュニティ

さまざまな職種や役職の人物とのつながれる交流会やコミュニティーに参加するのもおすすめです。

このときお仕事を獲得するポイントは、丁寧な信頼関係を築くこと。多くの人と闇雲に話すのではなく、自分が一緒にお仕事をしたいと思う人と丁寧に交流するのが大切です。

SNS

SNSからお仕事につながることも多くあります。人柄を知れる安心感や気軽に相談できるハードルの低さから、SNSで採用活動を行っている企業もあるため、積極的に利用しましょう。

実績や興味関心を発信し、ポートフォリオのように活用するのも得策です。フォロワーが増えれば、仕事を獲得できる可能性も高まります。

ポイント2. スキルを磨き続ける

フリーランスは、常にスキルアップを意識しなければなりません。いまの時代に価値のあるスキルも、数年後には使われなくなっているケースも少なくありません。とくにエンジニアの場合、言語やフレームワークのトレンドは常に更新されるため、学ぶ意欲を持ち続ける必要があります。

モチベーションを保つために大切なのが、失敗に対する許容力を身につけること。意欲が下がってしまう原因の一つが、失敗による自信の喪失です。しかし、失敗は誰もが経験しますし、必ず成長の糧になります。程よい緊張感を持ちつつも、気楽に取り組んでみてください。

また、ゲーム感覚を取り入れて楽しむのもおすすめです。戦略を立て、課題を次々とクリアする達成感を感じつつ、報酬も受け取れるゲームだと考えれば、少し気持ちも楽になるはず。

ポイント3. セーフティネットを用意する

現在、フリーランスは受けられる社会保障が多くありません。セーフティネットを自分で用意する必要があります。

フリーランスが利用できる制度や保険を確認しておきましょう。

国民健康保険

一般的に、フリーランスは国民健康保険に入る義務があります。

国民健康保険のメリットは、所得が基準値を下回る場合、保険料が自動的に減額される点です。独立1年目など、収入が安定しない場合に嬉しいポイント。デメリットはその逆で、所得が上がれば保険料が上がることです。

また扶養家族がいる場合、その分の保険料が高くなります。扶養家族が多ければ多いほど、保険料は高くなります。

国民健康保険は居住区によって保険料が変動します。フリーランスのなかには、保険料の安い地区に引っ越す方もいます。

任意継続制度

以前働いていた職場の健康保険を継続して利用できる制度です。これは退社してから2年間有効です。

メリットは、所得によって保険料が変化しないことです。独立直後の収入が会社員時代よりも多くなる場合、任意継続制度を利用すれば保険料を抑えられる可能性があります。

デメリットは、保険料が全額負担となること。所得が少なくとも保険料は変わりません。くわえて一度でも保険料の滞納をしてしまうと失効してしまうため、注意が必要です。

国保組合

国保組合とは、同種同業の従事者で組織された、国民健康保険法に基づいて設立された医療保険者です。国保組合のメリットは、所得によって保険料が変化しないことです。人間ドックなどを割引で受けられるケースも。

デメリットは、所得が小さすぎる場合、逆に保険料が高くなってしまうことです。また住民票上同一世帯の方は同時加入となるため、人数が増えるほど保険料は高くなります。(2021年3月現在、文芸美術国民健康保険組合の場合、一人あたり1万300円)

20代フリーランスに向いている働き方

1. パラレルワーカー

経験やスキルに少々不安がある場合、パラレルワークから始めることをおすすめします。

パラレルワークとは、2社以上の企業と同時並行で業務委託契約を結び、仕事を進めていく働き方のこと。たとえば一社ではライターとして契約し、もう一社とはWebデザイナーとして契約して双方でキャリアを築いていく働き方を指します。

パラレルワークであれば、仮に一社との契約が終了してしまっても、収入源がゼロになることはありません。稼働時間を調整しながら、自分に合った働き方ができます。ボランティア、NPO活動などの非営利活動と並行させることも、パラレルワークの範疇です。

2. 副業ワーカー

パラレルワークと同様、本業を続けながら、まずは副業として始めてみるのも王道です。

会社員としてしっかり実績をつくりつつ、スキルや人脈を構築し、空いた時間で副業を進めます。少しずつ副業の割合を増やしていき、副業から得た収入だけでも生活できるようになったら、独立のタイミングです。

本業で培った人脈から案件を得ることもできます。パラレルワーク、もしくは専業フリーランスに転向するなど、その後のキャリアも柔軟に決められるのもメリットです。

副業ワーカーのメリットについては、こちらの記事も合わせてご参照ください。

3. 専業フリーランス

どの企業とも業務委託契約を結ばず、自身の制作物のみで収入を得る専業フリーランスの道もあります。

動画投稿や編集などで、主に広告収入を得るYouTuberや、企画立案から取材、記事執筆をするライター、デザイナーやイラストレーターなどWeb制作・クリエイティブ職などが含まれます。ある程度、自分の名前を看板にして働くインフルエンサー的要素が求められることも。パラレルワークや副業ワーカーと比べると難易度は高めの傾向です。

4. 独立オーナー

高度なスキルや経験を生かし、収入が安定してきたら、法人化して独立オーナーになる手もあります。収入が上がってきたら、ある程度のタイミングで法人化したほうが節税効果もあるため、専業フリーランスから法人成りする場合も多いです。

いわゆる「ひとり社長」の働き方について、詳しくはこちらの記事も合わせてご参照ください。

20代フリーランスに向いている職種

1. Webデザイナー

独立しやすい職種として、まずはWebデザイナーが挙げられます。

デザイナーといえば、クリエイティブ職のなかでも難度が高く、色彩や美的センスも求められるイメージが強いでしょう。しかし、デザイナーといっても仕事内容はさまざまです。Webサイトやバナー、ロゴのデザインをするWebデザイナー、アプリのUI/UXをデザインするUI/UXデザイナーなど、多岐にわたります。

昨今は独学しやすい書籍も豊富で、オンラインで学べるスクールも増えています。おすすめのスクールについては、以下をご参照ください。

2. ライター、編集者

ChatGPTなどの生成AIが台頭してきたことにより、「ライターや編集者の職が奪われてしまうのでは?」と危惧される面もありますが、まだまだ現場では人手不足の傾向にあります。企画をゼロから立案することはAIには難しく、また、人の心に訴えかける情動的な文章は、AIには書けません。

クラウドソーシングサービスを使えば、未経験でもライターとして独立し、将来的に編集者へとステップを進めることも可能です。副業からスタートさせるなら、最初はスマホ一台からでも挑戦できる、ハードルが低い職種でもあります。

3. エンジニア、プログラマー

エンジニア、プログラマーも20代のうちから独立しやすい職種の一つです。副業、パラレルワークとも相性が良く、時代に合わせてスキルを磨き続けていけば、生活に困ることもないでしょう。フリーランス職のうち、比較的、高年収の傾向にあるのも魅力です。

つくりたいアプリや関わりたいプロジェクトによって、どんどんキャリアを広げていけるのも特徴です。交流会や勉強会の数も多く、言語ごとの専門書籍も多いため、スキルを磨きやすい職でもあります。

4. マーケター

企画やデータ分析の実績とスキルがある場合は、フリーランスのマーケターになるのもおすすめです。

SNSやSEO、広告など、マーケティングにまつわる知識やスキルは、往々にして各業界で求められる傾向にあります。マーケティングや企画職の経験がある方で、かつ在宅ワークを希望する場合は、家事や育児とも両立させやすいでしょう。

フリーランスマーケターになる方法について、現役マーケターに聞いたインタビューもあります。

20代フリーランスのよくあるQ&A

Q1. どのタイミングでフリーランスとして独立すべき?

独立は、事前にしっかりと戦略を立ててから行うのが大切。キャリアプランを実現できるスキルが身についたと思うタイミングで独立しましょう。

安全に独立できるタイミングは、副業収入だけで生活できるようになったとき。

職場にスキルアップできる環境がある場合は、最初は副業で小さく始めるのがおすすめです。たとえばフリーランスに求められるスキルであるコミュニケーション能力は、チームや組織で動く企業のほうが効率よく鍛えられます。また仕事を依頼する側の事情を知ることは、フリーランス活動でも必ず役立ちます。

まとめると、独立におすすめのタイミングは以下になります。

  • 副業でフリーランス活動の基盤が築けたとき
  • 会社の業務を通して、十分なスキルを獲得できたと感じたとき

Q2. 女性がフリーランスになるメリットは?

フリーランスは女性にもおすすめできる働き方。労働量や時間を柔軟に調整できるため、たとえば出産前後や子育て中女性のライフプランに合わせやすいのです。

女性は、出産や育児によって仕事に大きな影響を受けてしまいます。育児は家庭内で分担するとしても、出産による負担は女性のほうが大きく、出産前後にフルタイムで働くのは困難です。

そのような背景があるなかで、時間や場所を選ばずに自分のペースで仕事できるフリーランスの働き方は、女性にとって非常に都合がよいもの。キャリアが途切れないため、再就職の際にも有利になると考えられます。

まとめ

20代でフリーランスになることで、働き方や生活の自由度が高まります。ただしリスクも高いため、しっかりと準備することが大切です。

フリーランス活動で大切なのが「つねに先を考えること」。成功するための3つのポイントを意識して、目標を実現させましょう。

(執筆:上塚千映子 編集:泉)

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