地味だけど一生稼げる!? 会社員×副業社労士を選んだワケ
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1994年の創業以来、EC事業を中心に躍進しきたAmazon。
現在ではスマートスピーカーの『Amazon Alexa』や、ドローンを利用した配達の開発をするなど、技術革新をリードする企業にもなりました。オンラインストアという枠を超えて、私たちの生活に変革をもたらす世界的企業です。
今回はそんなAmazonの顔である、ロゴの意味と歴史を振り返ってみましょう。
1994年、ジェフ・ベゾス氏によって会社が設立された当時、社名はAmazonではなくCadabraでした。しかし死体を指す「cadaver」という単語に響きが似ていたことから、わずか数ヶ月で社名をAmazonに変更されましまた。
Amazonは設立時、小さなオンライン書店でしたが、じつは当初から経営はとてもうまくいっていました。最初の数ヶ月だけで、2万ドルもの利益を上げたのです。
ご存じのとおり現在のAmazonでは、書籍だけでなく、食品や日用品、ガジェットなど、あらゆるものが購入できます。また高画質の映画やドラマ、オリジナル番組を視聴できる『Amazon Prime Video』や、電子書籍サービスの『Kindle』なども人気です。Amazonの人気は衰えることを知らず、いまも成長を続けています。
そんな輝かしいAmazonの歴史は、つねにロゴとともにありました。
Amazonのロゴは、会社の成功と切っても切れない存在です。大規模なグローバル企業であるAmazonにとって、ロゴは世界中の顧客がAmazonのことを考えるたびに思い浮かべる存在です。
馴染みのある現在のAmazonのロゴは、小文字で社名が書かれており、aとzが矢印で結ばれているシンプルなデザイン。
ロゴの矢印は、2つの意味を表現しています。ひとつは「アルファベットのAからZまで、あらゆる商品を網羅している」という意味。そしてもうひとつは「笑顔」のモチーフです。
Amazonは、黒で「権威」「優雅さ」を、オレンジで「幸福」「誇り」をあらわしているそうです。
オレンジと黒という色の組み合わせの効果力もあり、消費者の記憶に残るデザインに仕上がっています。
世界中で愛されるAmazonのロゴですが、サービス開始時はまったく違うデザインでした。
現在のロゴになるまでどのような変化があったのでしょうか。Amazonのロゴの歴史をご紹介します。
1994年のロゴは、川の流れのモチーフとAmazonの頭文字「A」を組み合わせたデザイン。いまとまったく違いますね。
ロゴの下には「Earth’s biggest bookstore(地球最大の書店)」と書かれており、当時は本のみを販売していたことが、ロゴからもわかります。
ロゴ全体を水のイメージで覆ったのは、「Amazonと他社を引き離す」という意味が込められていたようです。
このロゴは創業者のベゾス氏の依頼により、ターナー・ダックワース氏がデザインしました。
1998年にロゴのデザインが大幅に変更され、現在のロゴにグッと近づきます。
唯一の違いは、文字の下に引かれた線のデザインです。
またロゴの上部に「BOOKS, MUSIC & MORE」というキャッチフレーズが挿入されることもあったようです。
ロゴに矢印が登場したのは2000年のこと。文字の下全体に引かれていた線が短縮されて、aとzを繋いでいます。
いまも使われ続けているこのロゴは、世界でもっとも人気があるロゴのひとつです。
2002年以降は、ロゴの下に「and you’re done(Amazonだけですべてが事足りる)」というスローガンが加わることもあります。
Amazonが書籍が音楽だけではなく、あらゆる領域に進出していることを象徴していますね。
ロゴをデザインする際に重要なのは、ブランドの理念を反映させること。Amazonは、まさにこれを実行しています。またAmazonのようにスローガンをロゴに入れれば、会社が提供する価値を効果的に消費者へ伝えられますね。
Amazonは、商品購入代金の一部を慈善団体に寄付する『AmazonSmile』というサービスが存在します。もちろん、ロゴとの繋がりを意識したものでしょう。こうした工夫も、マーケティングに効果的です。
Amazonのロゴの魅力は、なんといってもそのシンプルさ。ロゴがシンプルだと、人々は自然にロゴを覚えて、会社と結びつけて記憶してくれます。
この先どのようにAmazonのロゴが変化するのかは未知数ですが、きっとこのシンプルさは保たれるはず。お手本にしたいデザインです。
執筆:Design your way
翻訳:Nakajima Asuka
編集:はつこ
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