【2023年】Workship MAGAZINE人気記事ランキングBEST10

みなさんこんにちは、Workship MAGAZINE編集部です。

2023年もあと少しで終わり、新しい年を迎えようとしています。日本最大級のフリーランス・副業メディア『Workship MAGAZINE』は、今年432本の記事を配信しました。

コロナの5類移行に伴い、コロナ禍以前の賑わいが戻ってきましたが、フリーランスにとっては「ChatGPT」をはじめとする急激な生成AIブームや「インボイス制度」の施行など、トレンドの動きが激しい1年でした。当メディアに関しても、今年は編集長の交代があるなど、やはり大きな変化があった1年です。

今回は、2023年のWorkship MAGAZINE人気記事ベスト10と、編集部メンバーが選んだおすすめ記事をご紹介します。

【人気記事ランキング 選定ルール】

• 2022年12月21日～2023年12月18日に新規公開された記事が対象
• 各SNSの反響を考慮し、独自の重み付けをして集計
• 連載記事はもっとも反響のあった1回のみ対象

それでは、人気記事ランキングを見ていきましょう！

人気記事ランキングベスト10

第10位：フリーランス「自分に合った仕事」はどう探す？ 自己理解の第一人者・八木仁平さんに聞いてみた

「自己理解」の第一人者として知られる株式会社ジコリカイ代表・八木仁平さんのインタビュー記事。

自己理解にはさまざまな活用法がありますが、フリーランスの場合は「自分に合った仕事」や「自分の強み」を探すために欠かせない要素です。八木さんは自己理解のために「嫉妬する人を見つける」「短所を克服しない」など、独自の考え方を次々に教えてくれました。

第9位：フリーランス「40歳の壁」に立ち向かうリスキリングの旅 〜ダ・ヴィンチ 編集ライター講座編〜

世間でもよく聞くようになった「リスキリング」という言葉。会社員はもちろん、フリーランスの場合は「40歳の壁」という言葉も有名で、40歳を超えてもフリーランスとして第一線で活躍するためには、リスキリングも重要になってきそうです。

そんなフリーランスのお手本として、フリーライターの北村有さんが実際に「リスキリング」に挑戦。有名なカルチャー雑誌『ダ・ヴィンチ』が運営する「編集ライター講座」を受講し、編集技術やライターとしての心構えを学びます。

第8位：個人事業主は年収を聞かれたらどう答える？【フリーランス23名にアンケート調査】

フリーランスが会社員以上に聞かれて困る「年収いくらなの？」という質問。答え方はいくつか考えられそうですが、そもそもフリーランスの年収とはどう定義されるのでしょうか？

記事では、ライターの少年Bさんがフリーランスの年収の定義やローンなどの申し込みに必要な情報を解説。また、世間のフリーランスが実際にどう答えているか、フリーランス経験者23名にアンケートを実施。皆さんの答え方と、そう答える理由を教えてもらいました。

第7位：仕事が欲しいので電車の広告をジャックしてみた

ライターの少年Bさんが「自分の仕事募集ポスターで電車をジャックした」という衝撃の記事がランクイン！

個人で中吊り広告の出稿はそもそもできるのか、電車でよく見る中吊り広告は出稿するのにいくらかかるのか、中吊りポスターはどうやって制作すればよいのか……など、フリーランスの皆さんの役に立つ（？）情報が満載です。

個人の顔写真でジャックされた電車の風景を、ぜひその目でご覧ください！

第6位：初心者がやってはいけない「デザインの言語化」3つのタブー

2年以上にわたり更新されていた大人気連載『デザインの言語化ってなんだろう？』の最終回です。

「デザインの言語化」に関する情報発信を続けてきたデザイナーのこげちゃ丸さんですが、最終回では誰よりもデザインの言語化にこだわってきた立場から、あえて「ダメなデザインの言語化」をまとめてくれました。

なお、本連載は2023年に書籍化も行われ、おかげさまで重版・3刷を記録。編集部にとっても思い出深い連載となっています。

第5位：インボイス制度の登録申請はどうやる？ 必要書類や申請期限もFPが解説【実際に申請してみた】

2023年に全フリーランスを震撼させた「インボイス制度」関連の記事がランクイン！

インボイス制度の概要を説明する記事は多かったのですが、意外と「実際に申請してみた」という声は少なかったのも実情です。そこで、FP兼フリーライターの齊藤颯人さんが、実際に申請した体験記をまとめてくれました。

第4位：ロゴ作成って自分で出来る？ 前田高志さんにコツを聞きながらデザインしてみた

デザイン素人の北村有さんが、アドビ社の無料オンラインデザインツール『Adobe Express』を使って「ロゴデザイン」にチャレンジした記事です。

数多くの実績を残す有名デザイナー・前田高志さんのアドバイスをもとにデザイン知識を学んでいきますが、果たしてオシャレなロゴを自分でデザインすることはできたのでしょうか……？ その答えは記事にて！

第3位：AIで作ったイラストの著作権は誰のもの？【弁護士解説】

生成AIの急激な普及で業務効率が一変した方もいるかもしれませんが、「AIに作らせたイラストや画像の著作権は、いったい誰のもの？」という疑問に答えるのは難しいかもしれません。

素朴に考えると「AIに出力させた人なんじゃないの？」ということになりそうですが、事はそう単純ではないようで……。

2023年に話題となった「AIと著作権」の問題を、この分野を専門とする出井甫弁護士に解説いただきました。

第2位：Notion AIでできることとは？ まるで“資料作成が得意な秘書”がいるかのような体験【テンプレート・動画解説付】

第2位には、Notionサポーターとしても活動するライター・猫宮しろさんの「Notion AI解説記事」がランクイン！

一見するとNotion AIの一般的な解説記事ですが、記事内にはすぐに活用できるテンプレート集やデモ動画など、しろさんこだわりのコンテンツが盛りだくさん！

同じくしろさん作成の「Notionでタスク管理をする方法」「Notionの活用事例集」と合わせてチェックすれば、あなたもすぐにNotionマスターになれるかも？

第1位：【漫画】フリーランスのギャラ交渉で「2つの書類」を出してはいけない理由

堂々の第1位に君臨したのは、大人気連載「高田ゲンキのフリーランス・ファイル」から、ギャラ交渉をテーマにした記事でした。

普通のフリーランスであれば、ギャラ交渉の際にまず見せがちな「見積書」と「料金表」。しかし、2つの書類を「出さない」ことでギャラ交渉を優位に運べる面もあり……。

ベテランフリーランスとして活躍するイラストレーターの高田ゲンキさんに、わかりやすく教えてもらいました。

編集部メンバーが選んだおすすめ記事

惜しくもランクインを逃した記事のなかにも、読んでほしい記事はたくさんあります。ぜひ、Workship MAGAZINE編集部メンバーがおすすめする記事も紹介させてください！

齊藤颯人 推薦：現役マーケターのAI活用法とは？ 仕事はAIに「奪わせていい」と語るワケ

コメント：
感覚的に、今よりAIに関する情報発信が盛り上がっていた時期に取材した記憶があるのですが、すでに「世間はAIに“幻滅”しつつある」と語っていたのがたいへん印象的でした。

実際、その後も「全国民がAIを活用する」といった時代にはなっておらず、AIを活用する人とそうでない人がハッキリ分かれている印象があります。記事内で川手遼一さんに示していただいた「ハイプ・サイクル」のように、今後は啓発期に入って安定化していくのか、2024年も注目したいトピックです。

じきるう 推薦：催眠術師の仕事とは？ 失敗が許されない「究極の一発勝負」に勝つ方法

コメント：
催眠術師さんへのインタビュー自体、そもそも見たことあります？？ 表側は華やかな世界のイメージがありますが、その裏ではめちゃめちゃ人間臭いキャリア形成があり印象に残っています。自分のお子さんの学習障害を治すために催眠を覚えたなんて……。

ちなみに自分も取材同行しましたが、ライター＆編集ともに催眠がっつりかかっちゃって笑いました。催眠術、一度受けてみることをおすすめします。

少年B 推薦：ベテランデザイナーが一番大事にする、クライアントからの依頼で「勝つ」ためのポイント【前田高志×こげちゃ丸 著者対談】

コメント：
自分の書いた記事で恐縮ですが、「デザインの物差しをつくる」「短くて明確な言葉でコンセプトを伝える」といった、前田高志さんとこげちゃ丸さんのデザインの神髄がたっぷり詰まっています。

対談の場に同席していたとき、これは絶対いい記事になるなぁと思いました。

北村有 推薦：スキルはあるのに稼げない…稼げるフリーランスに必要な”制作スキル以外の能力”とは？

コメント：
フリーランスとして一定以上のキャリアを積んできた人が一度はぶつかりがちな「これ以上稼ぐにはどうしたら？」という壁について、頭打ち感を打破するための具体的な心構えについて聞いたインタビュー記事です。

私自身も一フリーランスとして活動するうえで、他人事ではないですし、襟を正さねば……と思いながら繰り返し読んでいます。これからも定期的に読み返すと思います。

2024年もよろしくお願いします

2023年に発表された人気記事ランキングベスト10、ならびに編集部おすすめ記事を紹介しました。

今年もたくさんのことがありました。心躍る出来事、すこし落ち込んでしまうニュース。立場や世代によっても、その捉え方はさまざまだろうと想像します。そんななかWorkship MAGAZINEは、ライターさんや読者のみなさまのおかげで、来年もフリーランス・副業者にとって役立ち、刺激になるコンテンツをお届けできる予定です。

2024年もより良いメディアを目指して精進してまいります。どうぞよろしくお願いいたします！

（執筆＆編集：Workship MAGAZINE編集部）