フリーランスの職種まとめ一覧・25選【年収/仕事内容/スキル徹底比較】

フリーランスの職種は非常に多岐に渡ります。そのため「どんな仕事があるのか分からない」「フリーランスになるためにはどんなスキルを身につければいいのだろうか」などの悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

そこで今回はフリーランス向けメディア『Workship MAGAZINE』編集部が、フリーランスの職種例を25個ご紹介します。

現在フリーランスになろうか悩んでいる方や、新たなスキルを身につけたい方はぜひご覧ください!

フリーランスの実態

フリーランスが急増している理由

副業解禁やリモートワークの流行などの影響を受け、2021年10月には1,577万人を記録している日本のフリーランス人口。コロナ禍の影響でさらにフリーランス人口・経済規模は増加しており、労働人口の約22.8%がフリーランスとなっています。

ではなぜフリーランス人口はこれほど増加したのでしょうか? その理由として、以下のようなフリーランスのメリットが挙げられるでしょう。

  • 収入増加が見込める
  • 時間や場所にとらわれず自由に働ける
  • 自己実現ができる
  • スキル向上に繋がる

フリーランスになることによって、自分の性格に合わせた自由な働き方が設計できるのです。

4タイプあるフリーランスの働き方

ひとことにフリーランスと言っても、その働き方には大きく分けて4種類あります。

  • 副業系すきまワーカー:
    会社員として雇用されながら、土日などの空いた時間で副業をするフリーランス
  • 複業系パラレルワーカー:
    副業とは異なり、2つ以上の企業と契約ベースで仕事をしているフリーランス
  • 自由業系フリーワーカー:
    企業との雇用関係がなく、独立して仕事をするフリーランス
  • 自営業系独立オーナー:
    個人事業主や1人で法人を経営しているフリーランス

コロナ禍の影響で、「自由業系フリーワーカー」「自営業系独立オーナー」の数が特に増加しています。

また、副業系フリーランスは本業の空き時間でしか仕事ができないため、平均年収が62.3万円と比較的低い傾向にありますが、一方の自営業系フリーランスの平均年収は、297.5万円となっています。

働き方によって、こなせる仕事の規模、求められるスキル、得られる収入などが異なるため、フリーランスになる前にどんな働き方をするのか確認しておく必要があります。

【IT・Web系】フリーランスの職種例一覧

次に、フリーランスの職種まとめを一覧でご紹介します。それぞれ年収や必要なスキルもまとめているので、自分にぴったりのお仕事を見つけられると幸いです。

最初にご紹介するのは、IT・Web系の職種です。

1. ITエンジニア

フリーランスの職種の代表格である「ITエンジニア」。IT化が進む昨今において、ITエンジニアの需要はますます増加しています。

フリーランスと企業をつなげるお仕事紹介スキルシェアサービス『Workship』のデータでは、企業とマッチングしたフリーランスのうち、約40%がITエンジニアというほど需要の高い職種です。

Workshipのグラフ

▲出典:Workship

経済産業省の「IT人材に関する各国比較調査結果報告書」によると、ITエンジニアの平均年収は約544万円。リモートワークの案件も多く、働き方を比較的選びやすい職種といえます。

ただし、ITエンジニアになるためには、プログラミングに関する専門的なスキルや知識が必須です。ITエンジニアには大きく3つの専門分野があり、それぞれで必要なスキルが異なるため、注意が必要です。

  1. フロントエンドエンジニア
  2. バックエンドエンジニア
  3. インフラエンジニア

①フロントエンドエンジニアの仕事は、Web開発において「ユーザーから見える部分の機能の実装」に携わることです。デザインを忠実に再現して、UIを高める能力が必要になります。

具体的に必要なスキルは以下をご覧ください。

制作・開発  HTML/CSS/JavaScript
デバック業務  HTTP/Google Chorome・Internet Explorer 11/IDE
に関する知識

②バックエンドエンジニアの仕事は「ユーザーから見えないデータの処理や保存に関するシステム開発」に携わることです。サービスの運営上、頻繁に発生するエラーのデバッグ業務に対応する能力が必要になります。

バックエンドエンジニアの代表的なスキルは以下をご参照ください。

アプリケーション開発  Ruby/PHP/Pythonなど(サーバーサイドの言語)
Django/Laravel/Ruby on Railsなど(フレームワーク)
HTMLなど(フロントエンドに関わる言語)
デバッグ業務  HTTP/IDE/Webサーバー/各種データベース
に関する知識

③インフラエンジニアの仕事は、「システム、アプリケーション開発におけるサーバー環境の整備」に携わることです。Web上の安全な開発にはインフラエンジニアのスキルが不可欠であり、高度なスキルが求められます。

インフラエンジニアに必要なスキル/知識は以下をご覧ください。

サーバー構築・保守  サーバーOSに関する知識
Webサーバーの知識
データベースの管理に関する知識
プログラミング言語の豊富な知識
ロードバランサに関するスキル
ネットワーク・保守  ファイアウォール/HTTP/ TCP・IP

各エンジニア業種の詳しい説明は下記の記事をご参照ください。

▲出典:Paiza

また、専門分野ごとに使用するプログラミング言語は様々。Paiza株式会社が行った「プログラミング言語に関する調査(2022年版)」によると、2022年で平均年収が一番高いプログラミング言語は「Scala」となっています。以下に、代表的なプログラミング言語の仕事内容や平均収入例をご紹介します。

Javaエンジニア

汎用性が高く、大規模なシステム開発やAndroidアプリ開発に使用される「Java」。

さまざまな開発でメイン言語に選ばれているJavaの需要は大きく、将来性がある言語です。しかし、大規模な案件が多いJavaは高度な連携が求められるため、リモートワークには向かないという欠点もあります。

平均年収  約589.8万円
案件単価  30万円〜100万円
求められるスキル  Javaのスキル
オブジェクト指向プログラミング
拡張性の高いコードを書くスキル

Rubyエンジニア

スタートアップベンチャー企業に好まれ、スピード感のある開発を可能にする「Ruby on Rails」。Webアプリの開発に用いられることが多いです。

日本人によって開発された言語であるため、国内人気が高く、教材なども豊富であるためフリーランスになりたい未経験エンジニアにはおすすめです。また、新しい価値観を積極的に取り入れるベンチャー企業による使用が多いため、リモートワークの案件が多い傾向にあります。

平均年収  約638.3万円
案件単価  30万円〜80万円
求められるスキル  Rubyを使用したWebアプリ開発のスキル
HTML/CSS/JavaScriptなどのフロントエンドの知識
Gitを用いたチーム開発のスキル

PHPエンジニア

古くからエンジニアに利用されているため、Web開発案件数の多い「PHP」。

多くのエンジニアに使用されてきた言語であるため、未経験からでもフリーランスのPHPエンジニアとして活躍することが可能です。フリーランスの案件数も多いため、数をこなしてスキルを高めたい方におすすめの言語です。

平均年収  約580.4万円
案件単価  45万円
求められるスキル  PHPのスキル
HTML/CSS/JavaScriptなどのフロントエンドのスキル
WordPressのスキル

Pythonエンジニア

機械学習や深層学習を用いたAI開発などに用いられることで、人気が高まっている「Python」。

AI分野の需要が拡大し続けている現在、Pythonを使用できるフリーランスエンジニアの需要は極めて高いです。AI分野だけでなく、Web開発の分野でも他言語に代わってPythonが採用されているため、将来性も高く、使いこなせればフリーランスエンジニアとしての人材価値が格段に上がります。

またリモートワークの案件も多く、フリーランスの強みを生かした働き方ができる言語です。

平均年収  約644.7万円(Python3)
案件単価  50万円〜100万円
求められるスキル  Pythonのスキル
Web開発のスキル
機械学習・深層学習を用いたAI分野のスキル

2. Webデザイナー

業務委託や受託制作が多いため、フリーランスとして活躍しやすい職種「Webデザイナー」。

スキルや実績によっては高単価な案件を受注でき、年収1000万円以上も目指せる職種です。

主な仕事内容としては以下のようなものが挙げられます。

  • UIデザイン:
    Webサイトを利用するユーザーが心地よく操作できるようにユーザー目線の設計をすること
  • UXデザイン:
    「ヘルプコンテンツが充実していて使いやすい」「探している情報がすぐに見つかる」などユーザーがWebサイト上で得る体験を設計すること。UXデザイナーはデザイナーの中でも比較的平均年収が高い
  • コーディング:
    HTML/CSS/JavaScriptなどを用いて、デザインをWebサイト上に反映させること
  • ビジュアルデザインの制作:
    UI/UXデザインを決めた後、視覚的にWebサイト上に表現するための「見た目」を設計すること
平均年収  約480.6万円(参照:厚生労働省「jobtag」)
案件単価  20万円〜100万円
(スキルや実績により大きな差異あり)
求められるスキル  デザインの知識
デザインツールの操作(Photoshop/Illustrator/Adobe XD等)
プログラミングの知識(HTML/CSS/JavaScript)
WordPressの知識

3. Webライター/編集者

Web上で文章を書いたり、編集したりする「Webライター/編集者」。

誰もがなれる可能性がある一方で、SEOやSNSなどのマーケティングスキルが必要になる場合もあります。

主な仕事内容としては以下のものが挙げられます。

  • Webライティング:
    Webサイトに掲載するコンテンツ記事、商品の説明文、ネット広告の文章、インタビュー取材などの執筆/編集
  • ブログやウェブメディアの運営
    記事の執筆、編集、アクセス解析、集客施策、マネタイズ施策
平均年収 約415万円(参照:マイナビAgent)
案件単価 1,000円〜40万円
(1文字単価:0.1円〜100円前後 ※スキルや実績により大きな差異あり)
求められるスキル さまざまな分野に関する豊富な知識
SEOに関する知識
オリジナリティのある文章を書く力
サイト運営のスキル

4. Webディレクター

Web制作の全体を管理する責任者「Webディレクター」。

プログラマーやWebデザイナー、ライターを指揮して、質の高い成果物を目指すプロフェッショナルです。

主な仕事は以下のものが挙げられます。

  • プロジェクト全体の進捗管理
  • Webコンテンツの品質管理
  • クライアント/スタッフとのコミュニケーション
  • 制作スタッフへの指示/管理

フリーランスのWebディレクターは専門性の高いスキルというより、全体を俯瞰する力が必要になります。

平均年収  約579.8万円(参照:厚生労働省「jobtag」)
案件単価(月) 60万円〜80万円
求められるスキル  コミュニケーション能力
情報の整理能力
スケジュール管理能力
営業/プレゼン能力
WebマーケティングなどのIT基礎知識

5. プロジェクトマネージャー

システム開発プロジェクトの責任者として、プロジェクトに必要な準備や調達などのマネジメントを行う「プロジェクトマネージャー(PM)」。Webディレクターがこれを担うケースもあります。

豊富な知識や実績、スキルなどが総合的に求められる職種であるため、収入が高い傾向にあります。

フリーランスプロジェクトマネージャーの主な仕事は、以下の内容になります。

  • システム開発プロジェクトの企画
  • 人員や設備の調達/管理
  • プロジェクトの進捗管理
  • クライアント/スタッフとのコミュニケーション
平均年収 約660.4万円(参照:厚生労働省「jobtag」)
案件単価 60万円〜90万円
求められるスキル  スケジュール管理能力
コミュニケーション能力
プログラミングなどのIT基礎スキルや知識
要件定義/基本設計の経験

6.データサイエンティスト

ビッグデータの分析を行い、結果の整理や法則の発見、さらにはデータをもとに解決に向けたビジネス戦略の立案なども行う「データサイエンティスト」。

企業活動で収集したビッグデータを経営戦略に活用しようとデータサイエンティストを採用する企業は増えてきており、AI活用が進む今も、需要は高いと言えます。

専門知識やスキルが必要なため、未経験者の挑戦は難しいですが、エンジニア職での経験を活かしてフリーランスのデータサイエンティストとなるケースが多くあります。

平均年収  約557.5万円(参照:厚生労働省「jobtag」)
案件単価(月) 50万円〜150万円
求められるスキル 数学、統計学
機械学習、ディープラーニング
Hadoop、MapReduce
プログラミングスキル

【マーケター・ビジネス系】フリーランスの職種例一覧

7. Webマーケター

Web上の商品を売るためにさまざまな施策を打つ職種「Webマーケター」。

その業務内容は多岐に渡るため、つねに新しい知識を吸収しつづける向上心が必要になります。

主な仕事内容としては以下のものが挙げられます。

  • SEO(SEM):
    コンテンツを検索エンジン上位に表示し、より多くの集客を見込む
  • リスティング広告運用:
    検索エンジン等の広告枠に出稿し、集客する
  • ディスプレイ広告運用:
    Webサイトやアプリ上の広告運用
  • SNS広告運用:
    YouTube、Facebook、InstagramなどのSNS上の広告運用
  • メディア運用:
    WebメディアやECサイト、SNSアカウント等に集客するための施策実行

検索エンジンやSNS文化の発展により、Webマーケターの需要は高まっており、将来性のある職種です。

平均年収  約630.3万円(参照:厚生労働省「jobtag」)
案件単価  2,000円〜4,000円/時間
求められるスキル  SEOの知識
広告の出稿/分析
サイトのアクセス解析
SNS運用のマーケティングスキル
仮説検証能力

8. コンサルタント

企業の課題解決や事業拡大を支援する職種「コンサルタント」。実力や実績のあるコンサルタントがフリーランスとして独立をすると、高い年収を見込める場合があります。

フリーランスコンサルタントの主な仕事内容は、経営戦略や事業戦略などを第三者視点から調査し助言すること企業勤務のコンサルタントと仕事内容がほとんど変わらないため、実力がある程度ついたコンサルタントはフリーランスとして活動するのも1つの手ですね。

平均年収  約660.4万円(参照:厚生労働省「jobtag」ITコンサルタント)
案件単価 70万円〜120万円
求められるスキル  分析能力
コミュニケーション能力
セルフマネジメント能力

9. 広報

企業や団体の活動を広くPRする窓口として活躍する「広報」。

ベンチャー企業や中小企業では、人事や広報を兼務で行う担当者が多いですが、それだと優先順位が低くなってしまいがち。費用を抑えるためにも、フリーランスを活用し、広報業務をアウトソーシングする企業も増えてきています。

戦略設計からプレスリリースの作成、メディア・SNS・メールマガジンの運用、イベント運営など業務内容は様々なので、自分の強みを見つけると、活躍できる案件が見つかりやすくなるでしょう。

平均年収 約490.7万円(参照:厚生労働省「jobtag」)
案件単価 10万円〜30万円
求められるスキル 情報収集スキル
コミュニケーション力
ライティング
企画力

10.セールス(営業)

一般的な営業職と異なり、さまざまな会社から商材をあずかり営業する、フリーランスの「セールス」。自分で扱う商材や働く時間などを組み立てられるため、自由度の高い職種です。

フリーランスのセールスは歩合制が多いため、実力次第でいくらでも稼げると言えます。相手の求めているものをしっかりヒアリングして、最適な商材をプレゼンする能力を鍛えていけば年収1000万円以上も夢ではありません。

また、営業力は自分で仕事を取ってくる必要のあるフリーランスにとって重要なスキルであるため、どの職種でも身につけておいて損はありません。

平均年収 約440万円(参照:doda
案件単価 2,000円〜/時間
(歩合制のため大きな差異あり)
求められるスキル コミュニケーション能力
情報収集力
資料作成能力

11. ブロガー/アフィリエイター

ブログやメルマガを運営し、情報を発信することで広告収入を得たり、アフィリエイト商品を売ったりする職種「ブロガー/アフィリエイター」。

質の高いコンテンツを定期的に更新しなければならないので、Webライターとしてのスキルも必須です。

ユーザーが求めている情報を分析したり、ブログの検索順位を上げるためのSEO知識も身につけたりする必要があるため、誰でも始められる職種ではあるものの、安定した収益を得るのは簡単ではありません。

しかし中には年収1000万円を超えるブロガー/アフィリエイターもいるような、夢のある職種です。

平均年収
案件単価 0.3円〜0.5円/PV
求められるスキル ライティングスキル
Webマーケティングスキル
論理的思考力
Wordpress/プログラミングの知識

【クリエイティブ系】フリーランスの職種例一覧

12. フォトグラファー

写真に世界を美しく映し出す職種「フォトグラファー」。

フリーランスとして活躍するためには自分で機材を揃えたり、仕事を獲得するための営業力が必要になります。

その年収は実力によって、200万円〜1000万円と大きな幅があります。自分の得意分野を持ち、専門性を高めていくことが実力をあげる上で必要になってきます。

平均年収 約466.7万円(参照:厚生労働省「jobtag」)
案件単価 5,000円〜20万円
※スキルや実績により大きな差異あり
求められるスキル カメラや映像に関する詳しい知識/スキル
営業力
コミュニケーション能力

また自身の作品をまとめたポートフォリオを作成すると、どんな写真を得意としているのかが伝わりやすく、仕事獲得に繋がります。おすすめのポートフォリオサイトは以下の記事をご参照ください。

13. イラストレーター

Webサイト上に掲載するロゴやキャラクターなどのイラストを描く職種「イラストレーター」。

フォトグラファーと同様に、フリーランスとして活躍するためにはイラストレーターとしてのスキルだけでなく、営業力も必要です。

平均年収  約466.7万円(参照:厚生労働省「jobtag」)
案件単価 モノクロ:3,000円〜5,000円
カラー:5,000円〜10,000円
求められるスキル  Illustrator/Photoshopなどのツールを使いこなすスキル

14. 動画編集

映像素材を組み合わせて、テロップ(字幕)や背景音などを加えて、動画を作成する「動画編集」の仕事。

YoutubeやTiktokなどの盛り上がりにより、非常に需要が高まっている職種です。編集ソフトが扱えればとくに資格は不要なため、副業として始めてからフリーランスに転身する人も多くいます。

フリーランスとして案件を獲得するために、自身のスキルが伝わるポートフォリオを作成しましょう。

平均年収  約404万円(参照:「求人ボックス」
案件単価 1本3,000円〜20万円
※スキルや実績により大きな差異あり
求められるスキル 編集ソフトを扱うスキル
CG&音声編集スキル
構成力

15.翻訳者・通訳者

外国語を、話し言葉や書き言葉の日本語に訳す「翻訳者・通訳者」。

未経験でも参入は十分可能ですが、当然高い語学力が必須になるため、TOBIS(ビジネス通訳検定)などの資格を取得してスキルを証明するのがおすすめです。

また、翻訳・通訳の際には外国語だけでなく正しい日本語を使用することが求められます。さらに映像翻訳や文学翻訳などでは、文化的背景に関する知識も必要になるため、勉強が必要な職種といえます。

平均年収  約697.6万円(参照:厚生労働省「jobtag」翻訳者)
案件単価 3万円〜
※スキルや実績により大きな差異あり
求められるスキル 語学力
コミュニケーションスキル
ライティングスキル
リサーチ力

16.漫画家・作家・アーティスト

自分の持つ世界を漫画や文章、音楽にして表現する「漫画家・作家・アーティスト」。

売れるまでは難しい道のりが続くかもしれませんが、有名になると、年収が大幅にアップするのに加えて人気者になれる、大変夢のある仕事です。

平均年収  約406万円(参照:アミューズメントメディア総合学院「漫画業界情報局」漫画家)
案件単価 1ページ4千円〜(漫画家の場合)
※スキルや実績により大きな差異あり
求められるスキル 企画力
発想力
表現力
リサーチスキル

【インフルエンサー系】フリーランスの職種例一覧

17. インフルエンサー

SNSの発展により、注目度が増している「インフルエンサー」。

TwitterやInstagram、Facebookなどの各種SNSにおいて多くのファンを抱える、影響力のある人物のことを指します。インフルエンサーのマネタイズはさまざまですが、例えば企業からの商品/イベントの紹介案件をこなすことで収入を得られます。

自分の興味関心があることや得意なこと、性格を分析することで、セルフブランディングを確立させて、知名度を上げていきましょう。

平均年収
案件単価 1〜3円 × フォロワー数 など
求められるスキル オリジナリティ
発信力
継続力
SNSに関する知識

18. YouTuber

YouTube上で動画を投稿することによって広告収入を得る職種「YouTuber」。

一定の条件をクリアすると広告収入を得られるのに加え、登録者が10万人ほどを超えてくると、企業から商品紹介の案件がくることもあり、さらなる収入が見込めます。

エンタメ系YouTuberよりも、利益に直結する情報を得られるビジネス系YouTuberのほうが広告収入が高い傾向にあり、フリーランスとして収入を得たいのであればビジネス系YouTuberがおすすめです。

平均年収
案件単価 3円〜20円/1回再生
求められるスキル オリジナリティ
発想力
動画編集スキル

19.ライブ配信者

ライブ配信アプリで生放送を行い、リスナーと交流をする「ライブ配信者」の仕事。

主にアプリの投げ銭システムでお金を稼ぎます。中には月100万円以上売り上げる、売れっ子の配信者も。

アプリで人気になるためには、自分だけの特徴や魅力を出してコアなファンを獲得することが必要です。近頃は、Vtuberも人気を博してきており、必ずしも顔出しをしなくてはいけないわけではないため、気になる人は挑戦してみてはいかがでしょうか。

平均年収
案件単価
求められるスキル オリジナリティ
発想力
コミュニケーションスキル
トーク力

【接客系】フリーランスの職種例一覧

20. スポーツインストラクター

ジムトレーナーやヨガ講師、ダイビングインストラクターなど、生徒さんに運動の指導を行う「スポーツインストラクター」の仕事。

指導の対象となるのは、プロスポーツ選手から健康促進のためにスポーツをしている一般の人までさまざまです。

フリーランスとしての働き方は主に業務委託型と派遣型の2つがあり、スポーツクラブやフィットネスクラブで実務経験を積んだのちに、どちらかを選択して独立します。

平均年収 約383.8万円(参照:厚生労働省「jobtag」)
案件単価 1セッション4千円〜
※スキルや実績により大きな差異あり
求められるスキル 専門のスポーツに関する専門知識
救急法やスポーツ医学に関する知識
コミュニケーションスキル
集客スキル

21. 美容師

お客さまの髪にカットやカラー、トリートメント、セットなどを施し、ヘアスタイルを整える「美容師」。

フリーランスとしての働き方には、美容室の一部を借りて個人で面貸しで営業を行うケースと、美容室と業務委託契約を行い歩合制や時給制で働くケース、さらにはフリーランス美容師向けの”シェアサロン”で営業するケースがあります。

フリーランス美容師として活躍するためには、スキルを磨き、口コミやSNSを活用して積極的に集客することが必要になるでしょう。

平均年収 約330.1万円(参照:厚生労働省「jobtag」)
案件単価 カット3千円〜
※スキルや実績により大きな差異あり
求められるスキル 美容師免許
管理美容師の資格
美的センス
コミュニケーションスキル
集客スキル

22.ネイリスト

甘皮処理や装飾などのネイルケアを施し、お客さまの指先を美しく整える「ネイリスト」。

店舗型や自宅型のネイルサロンを運営する働き方や、美容師と同様に業務委託や面貸しで営業をする働き方があります。

お客様の指名をもらいフリーランスとして活躍するためには、高い技術と接客スキル、またトレンドを追うことが求められます。

平均年収 約322.8万円(参照:厚生労働省「jobtag」)
案件単価 1件3千円〜
求められるスキル ネイルに関する知識や技術
美的センス
コミュニケーションスキル
集客スキル

23. 占い師

人々の悩みを聞いて、タロットや四柱推命などのツールを活用し、相談に乗ったりアドバイスを行う「占い師」。

「ココナラ」や「MIROR(ミラー) 」など様々なプラットフォームの発展により、最近は対面ではなくオンラインでセッションを行うことも増えており、自宅から働くことができるのも魅力です。

人の決断や行動を左右する仕事であるため、しっかりと知識や経験を身に付けてから始める方が良いでしょう。人の話を聞いて寄り添うことが得意な人には向いている仕事だと言えます。

平均年収
案件単価 1セッション千円〜
求められるスキル 占いに関する知識
スピリチュアル能力
コミュニケーションスキル
集客スキル

【その他】フリーランスの職種例一覧

24. 税理士、司法書士などの士業系

専門知識が必要な士業系の職種でも、フリーランスとして活動することができます。

例えば日本税理士会連合会の「税理士登録者・税理士法人届出数」のデータによると、税理士登録者数80,692人の内、55,847人は開業税理士となっており、約7割の税理士は独立開業していることがわかります(2023年9月現在)。

独立することで収入アップが見込めるケースが多く、事務所に入り実務経験を積んだ後、フリーランスとして活躍することが多くあります。

平均年収 約744万円(参照:PR TIMES「【調査レポート】 税理士の年収を詳細分析 【2022年8月】」)−税理士の場合
案件単価 2万円〜50万円−税理士の場合
※スキルや実績により大きな差異あり
求められるスキル (税理士の場合)
税理士試験への合格
税理士としての実務経験
コミニュケーションスキル

25. 配達員

食事や荷物を注文者の家まで運ぶ「配達員」。

宅配サービスやフードデリバリーサービスは、全国で利用者が急速に拡大しており、需要が高い職種です。

UberEats』や『出前館』『Wolt』など配達員を広く募集している有名サービスも多く、未経験でも比較的挑戦しやすい職種と言えるでしょう。

平均年収 約384.4万円(参照:厚生労働省「jobtag」フードデリバリー)
案件単価 1件350円〜
求められるスキル 運転スキル
体力
段取り力

まとめ

今回は、フリーランス職種例の一覧をご紹介しました。将来像やスキル、働き方の理想を考えて、自分にぴったりのお仕事を見つけてくださいね。

フリーランスとして活躍するなら、自分にあった案件を探せる『Workship』の利用がおすすめです!

Workship

▲出典:Workship

Workshipは、フリーランスと企業をつなぐ、お仕事マッチングプラットフォーム。「リモートワーク案件」や「週1〜3から参加可能な案件」も豊富に掲載されています。

今回ご紹介したような、エンジニア、デザイナー、マーケター、ディレクター、編集者、ライター、セールス、人事広報など、さまざまな職種の案件が紹介されているので、案件獲得のための営業に困っている方は是非利用してみてくださいね。トラブル相談窓口や会員制優待サービスの無料付帯など、嬉しいサービスも充実しています!

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(執筆:Shinohara Kyohei  編集:Sato Mizuki、野風 真雪)

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