フリーランスの職種は非常に多岐に渡ります。そのため「どんな仕事があるのか分からない」「フリーランスになるためにはどんなスキルを身につければいいのだろうか」などの悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

そこで今回はフリーランス向けメディア『Workship MAGAZINE』編集部が、いまフリーランスに人気の職種を13個ご紹介します。

フリーランスになろうか悩んでいる方や、新たなスキルを身につけたい方はぜひご覧ください!

フリーランスの実態

フリーランスが急増している理由

副業解禁やリモートワークの流行などの影響を受け、5年連続で1,000万人を超えているフリーランス人口。2019年に比べ経済規模は減少しているものの、まだまだ勢いのある市場です。

ではなぜフリーランス人口はこれほど増加したのでしょうか? その理由として、フリーランスになるメリットが以下のように挙げられます。

  • 収入増加が見込める
  • 時間や場所にとらわれず自由に働ける
  • 自己実現ができる
  • スキル向上に繋がる

フリーランスになることによって、自分の性格に合わせた自由な働き方が設計できるのです。

4タイプあるフリーランスの働き方

ひとことにフリーランスと言っても、その働き方には大きく分けて4種類あります。

  • 副業系すきまワーカー:
    会社員として雇用されながら、土日などの空いた時間で副業をするフリーランス
  • 複業系パラレルワーカー:
    副業とは異なり、2つ以上の企業と契約ベースで仕事をしているフリーランス
  • 自由業系フリーワーカー:
    企業との雇用関係がなく、独立して仕事をするフリーランス
  • 自営業系独立オーナー:
    個人事業主や1人で法人を経営しているフリーランス

副業系フリーランスは本業の空き時間でしか仕事ができないため、平均年収が63万円と比較的低い傾向にあります。一方の自営業系フリーランスは、全体の37%が年収400万円を超えています。

働き方によって、こなせる仕事の規模、求められるスキル、得られる収入などが異なるため、フリーランスになる前にどんな働き方をするのか確認しておく必要があります。

2020年人気のフリーランスの職種13選

次に、Workship MAGAZINE編集部がおすすめする、人気のフリーランスの職種をご紹介します。

1. ITエンジニア

エンジニアの写真

フリーランスの職種の代表格である「ITエンジニア」。IT化が進む昨今において、ITエンジニアの需要はますます増加しています。

フリーランスと企業をつなげるお仕事紹介スキルシェアサービス『Workship』のデータでは、企業とマッチングしたフリーランスのうち、約40%がITエンジニアというほど需要の高い職種です。

Workshipのグラフ

平均年収は約490万円。リモートワークの案件も多く、働き方を比較的選びやすい職種といえます。

ただし、ITエンジニアになるためには、プログラミングに関する専門的なスキルや知識が必須です。ITエンジニアには大きく3つの専門分野があり、それぞれで必要なスキルが異なるため、注意が必要です。

  1. フロントエンドエンジニア
  2. バックエンドエンジニア
  3. インフラエンジニア

①フロントエンドエンジニアの仕事は、Web開発において「ユーザーから見える部分の機能の実装」に携わることです。デザインを忠実に再現して、UIを高める能力が必要になります。

具体的に必要なスキルは以下をご覧ください。

制作・開発  HTML/CSS/JavaScript
デバック業務  HTTP/Google Chorome・Internet Explorer 11/IDE
に関する知識

②バックエンドエンジニアの仕事は「ユーザーから見えないデータの処理や保存に関するシステム開発」に携わることです。サービスの運営上、頻繁に発生するエラーのデバッグ業務に対応する能力が必要になります。

バックエンドエンジニアの代表的なスキルは以下をご参照ください。

アプリケーション開発  Ruby/PHP/Pythonなど(サーバーサイドの言語)
Django/Laravel/Ruby on Railsなど(フレームワーク)
HTMLなど(フロントエンドに関わる言語)
デバッグ業務  HTTP/IDE/Webサーバー/各種データベース
に関する知識

③インフラエンジニアの仕事は、「システム、アプリケーション開発におけるサーバー環境の整備」に携わることです。Web上の安全な開発にはインフラエンジニアのスキルが不可欠であり、高度なスキルが求められます。

インフラエンジニアに必要なスキル/知識は以下をご覧ください。

サーバー構築・保守  サーバーOSに関する知識
Webサーバーの知識
データベースの管理に関する知識
プログラミング言語の豊富な知識
ロードバランサに関するスキル
ネットワーク・保守  ファイアウォール/HTTP/ TCP・IP

各エンジニア業種の詳しい説明は下記の記事をご参照ください。

次に、代表的なプログラミング言語ごとの仕事内容や平均収入をご紹介します。

Javaエンジニア

汎用性が高く、大規模なシステム開発やAndroidアプリ開発に使用される「Java」。

さまざまな開発でメイン言語に選ばれているJavaの需要は大きく、将来性がある言語です。しかし、大規模な案件が多いJavaは高度な連携が求められるため、リモートワークには向かないという欠点もあります。

平均年収  約550万円(参照:みんなのスタンバイ
案件単価  30万円〜100万円
求められるスキル  Javaのスキル
オブジェクト指向プログラミング
拡張性の高いコードを書くスキル

Rubyエンジニア

スタートアップベンチャー企業に好まれ、スピード感のある開発を可能にする「Ruby on Rails」。Webアプリの開発に用いられることが多いです。

日本人によって開発された言語であるため、国内人気が高く、教材なども豊富であるためフリーランスになりたい未経験エンジニアにはおすすめです。また、新しい価値観を積極的に取り入れるベンチャー企業による使用が多いため、リモートワークの案件が多い傾向にあります。

平均年収  約560万円(参照:みんなのスタンバイ
案件単価  30万円〜80万円
求められるスキル  Rubyを使用したWebアプリ開発のスキル
HTML/CSS/JavaScriptなどのフロントエンドの知識
Gitを用いたチーム開発のスキル

Unityエンジニア

主にスマホゲームの開発に使用される「Unity」。スマホゲームのフロントエンド開発からサーバサイド開発まで幅広く活用できます。ゲームに対してのこだわりが強い方や熱意がある方におすすめの言語です。

平均年収  約520万円
案件単価  30万円~90万円
求められるスキル  Unityのスキル
C♯の知識

AWSエンジニア

さまざなプロジェクトのインフラとして活用されるクラウドコンピューティングの代表格「AWS」。専門性が高くAWSエンジニアの数も少ないため、需要が非常に高く、案件単価も比較的高いことが特徴です。

その専門性の高さからAWSの資格も用意されています。より高次の資格を取得すると高単価の案件を受注できるため、AWSエンジニアを目指す方は資格の取得に挑戦してみてください。

一方で、AWSエンジニアはさまざまなクラウドサービスの扱いに長けている必要があるため、エンジニア未経験の人が挑戦するには向いてません。他の言語を習得してからAWSに手を出すのがおすすめです。

平均年収  約650万円
案件単価  50万円〜100万円
求められるスキル  AWSのスキル
ITインフラ全般の知識
データベースの知識

PHPエンジニア

古くからエンジニアに利用されているため、Web開発案件数の多い「PHP」。

多くのエンジニアに使用されてきた言語であるため、未経験からでもフリーランスのPHPエンジニアとして活躍することが可能です。フリーランスの案件数も多いため、数をこなしてスキルを高めたい方におすすめの言語です。

平均年収  約520万円(参照:みんなのスタンバイ
案件単価  45万円
求められるスキル  PHPのスキル
HTML/CSS/JavaScriptなどのフロントエンドのスキル
WordPressのスキル

Pythonエンジニア

機械学習や深層学習を用いたAI開発などに用いられることで、人気が高まっている「Python」。

AI分野の需要が拡大し続けている現在、Pythonを使用できるフリーランスエンジニアの需要は極めて高いです。AI分野だけでなく、Web開発の分野でも他言語に代わってPythonが採用されているため、将来性も高く、使いこなせればフリーランスエンジニアとしての人材価値が格段に上がります。

またリモートワークの案件も多く、フリーランスの強みを生かした働き方ができる言語です。

平均年収  約600万円(参照:みんなのスタンバイ
案件単価  50万円〜100万円
求められるスキル  Pythonのスキル
Web開発のスキル
機械学習・深層学習を用いたAI分野のスキル

2. Webデザイナー

Webデザイナーの写真

業務委託や受託制作が多いため、フリーランスとしやす職種「Webデザイナー」。

スキルや実績によっては高単価な案件を受注でき、年収1000万円以上も目指せる職種です。

主な仕事内容としては以下のようなものが挙げられます。

  • UIデザイン:
    Webサイトを利用するユーザーが心地よく操作できるようにユーザー目線の設計をすること
  • UXデザイン:
    「ヘルプコンテンツが充実していて使いやすい」「探している情報がすぐに見つかる」などユーザーがWebサイト上で得る体験を設計すること。UXデザイナーはデザイナーの中でも比較的平均年収が高い
  • コーディング:
    HTML/CSS/JavaScriptなどを用いて、デザインをWebサイト上に反映させること
  • ビジュアルデザインの制作:
    UI/UXデザインを決めた後、視覚的にWebサイト上に表現するための「見た目」を設計すること
平均年収  約350万円(参照:平均年収.JP
案件単価  20万円〜100万円
(スキルや実績により大きな差異あり)
求められるスキル  デザインの知識
デザインツールの操作(Photoshop/Illustrator/Adobe XD等)
プログラミングの知識(HTML/CSS/JavaScript)
WordPressの知識

3. Webライター/編集者

Webライター/編集者の写真

Web上で文章を書いたり、編集したりする「Webライター/編集者」。

誰もがなれる可能性がある一方で、SEOやSNSなどのマーケティングスキルが必要になる場合もあります。

主な仕事内容としては以下のものが挙げられます。

  • Webライティング:
    Webサイトに掲載するコンテンツ記事、商品の説明文、ネット広告の文章、インタビュー取材などの執筆/編集
  • ブログやウェブメディアの運営
    記事の執筆、編集、アクセス解析、集客施策、マネタイズ施策
平均年収 約350万円(参照:doda
案件単価 1,000円〜40万円
(1文字単価:1円〜100円前後)
(スキルや実績により大きな差異あり)
求められるスキル さまざまな分野に関する豊富な知識
SEOに関する知識
オリジナリティのある文章を書く力
サイト運営のスキル

4. Webマーケター

マーケターの写真

Web上の商品を売るためにさまざまな施策を打つ職種「Webマーケター」。

その業務内容は多岐に渡るため、つねに新しい知識を吸収しつづける向上心が必要になります。

主な仕事内容としては以下のものが挙げられます。

  • SEO(SEM):
    コンテンツを検索エンジン上位に表示し、より多くの集客を見込む
  • リスティング広告運用:
    検索エンジン等の広告枠に出稿し、集客する
  • ディスプレイ広告運用:
    Webサイトやアプリ上の広告運用
  • SNS広告運用:
    YouTube、Facebook、InstagramなどのSNS上の広告運用
  • メディア運用:
    WebメディアやECサイト、SNSアカウント等に集客するための施策実行

検索エンジンやSNS文化の発展により、Webマーケターの需要は高まっています。将来性のある職種です。

平均年収  約510万円(参照:doda
案件単価  2,000円〜4,000円/時間
求められるスキル  SEOの知識
広告の出稿/分析
サイトのアクセス解析
SNS運用のマーケティングスキル
仮説検証能力

5. Webディレクター

Webディレクター/プランナーの写真

Web制作の全体を管理する責任者「Webディレクター」。

プログラマーやWebデザイナー、ライターを指揮して、質の高い成果物を目指すプロフェッショナルです。

主な仕事は以下のものが挙げられます。

  • プロジェクト全体の進捗管理
  • Webコンテンツの品質管理
  • クライアント/スタッフとのコミュニケーション
  • 制作スタッフへの指示/管理

フリーランスのWebディレクターは専門性の高いスキルというより、全体を俯瞰する力が必要になります。

平均年収  約470万円(参照:平均年収.JP
案件単価(月) 60万円〜80万円
求められるスキル  コミュニケーション能力
情報の整理能力
スケジュール管理能力
営業/プレゼン能力
WebマーケティングなどのIT基礎知識

6. コンサルタント

コンサルタントの写真

企業の課題解決や事業拡大を支援する職種「コンサルタント」。実力や実績のあるコンサルタントがフリーランスとして独立をすると、高い年収を見込める場合があります。

フリーランスコンサルタントの主な仕事内容は、経営戦略や事業戦略などを第三者視点から調査し助言すること。企業勤務のコンサルタントと仕事内容がほとんど変わらないため、実力がある程度ついたコンサルタントはフリーランスとして活動するのも1つの手ですね。

平均年収  約610万円(参照:doda
案件単価 70万円〜120万円
求められるスキル  分析能力
コミュニケーション能力
セルフマネジメント能力

7. プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャーの写真

システム開発プロジェクトの責任者として、プロジェクトに必要な準備や調達などのマネジメントを行う「プロジェクトマネージャー(PM)」。Webディレクターがこれを担うケースもあります。

豊富な知識や実績、スキルなどが総合的に求められる職種であるため、収入が高い傾向にあります。

フリーランスプロジェクトマネージャーの主な仕事は、以下の内容になります。

  • システム開発プロジェクトの企画
  • 人員や設備の調達/管理
  • プロジェクトの進捗管理
  • クライアント/スタッフとのコミュニケーション
平均年収 約670万円(参照:doda
案件単価 60万円〜90万円
求められるスキル  スケジュール管理能力
コミュニケーション能力
プログラミングなどのIT基礎スキルや知識
要件定義/基本設計の経験

8. セールス

セールスの写真

一般的な営業職と異なり、さまざまな会社から商材をあずかり営業する、フリーランスの「セールス」。自分で扱う商材や働く時間などを組み立てられるため、自由度の高い職種です。

フリーランスのセールスは歩合制が多いため、実力次第でいくらでも稼げます。相手の求めているものをしっかりヒアリングして、最適な商材をプレゼンする能力を鍛えていけば年収1000万円以上も夢ではありません。

また、営業力は自分で仕事を取ってくる必要のあるフリーランスにとって重要なスキルであるため、どの職種でも身につけておいて損はありません。

平均年収 約440万円(参照:doda
案件単価 2,000円〜3,000円/時間
歩合制
求められるスキル コミュニケーション能力
情報収集力
資料作成能力

9. フォトグラファー

フォトグラファーの写真

世界を美しく映し出す職種「フォトグラファー」。

フリーランスとして活躍するためには自分で機材を揃えたり、仕事を獲得するための営業力が必要になります。

その年収は実力によって、200万円〜1000万円と大きな幅があります。自分の得意分野を持ち、専門性を高めていくことが実力をあげる上で必要になってきます。

平均年収 440万円(参照:平均年収.jp
案件単価 5,000円〜20万円
(スキルや実績により大きな差異あり)
求められるスキル カメラや映像に関する詳しい知識/スキル
営業力
コミュニケーション能力

また自身の作品をまとめたポートフォリオを作成すると、どんな写真を得意としているのかが伝わりやすく、仕事獲得に繋がります。おすすめのポートフォリオサイトは以下の記事をご参照ください。

10. イラストレーター

イラストレーターの写真

Webサイト上に掲載するロゴやキャラクターなどのイラストを描く職種「イラストレーター」。

フォトグラファーと同様に、フリーランスとして活躍するためにはイラストレーターとしてのスキルだけでなく、営業力も必要です。

平均年収  約288万円(参照:平均年収.JP
案件単価 モノクロ:3,000円〜5,000円
カラー:5,000円〜10,000円
求められるスキル  Illustrator/Photoshopなどのツールを使いこなすスキル

11. ブロガー/アフィリエイター

ブロガー/アフィリエイターの写真

ブログやメルマガを運営し、情報を発信することで広告収入を得たり、アフィリエイト商品を売ったりする職種「ブロガー/アフィリエイター」。

ブロガー/アフィリエイターは質の高いコンテンツを定期的に更新しなければならないので、Webライターとしてのスキルも必須です。

ユーザーが求めている情報を分析したり、ブログの検索順位を上げるためのSEO知識も身につけたりする必要があるため、誰でも始められる職種ではあるものの、安定した収益を得るのは簡単ではありません。

しかし中には年収1000万円を超えるブロガー/アフィリエイターもいるような、夢のある職種です。

平均年収
案件単価 0.3円〜0.5円/PV
求められるスキル ライティングスキル
Webマーケティングスキル
論理的思考力
Wordpress/プログラミングの知識

12. インフルエンサー

インフルエンサーの写真

SNSの発展により、注目度が増した職種「インフルエンサー」。

TwitterやInstagram、Facebookなどの各種SNSにおいて多くのファンを抱える、影響力のある人物のことを指します。インフルエンサーのマネタイズはさまざまですが、例えば企業からの商品/イベントの紹介案件をこなすことで収入を得られます。

自分の興味関心があることや得意なこと、性格を分析することで、セルフブランディングを確立させて、知名度を上げていきましょう。

平均年収
案件単価 1〜3円 × フォロワー数 など
求められるスキル オリジナリティ
発信力
継続力
SNSに関する知識

13. YouTuber

youtuberの写真

YouTube上で動画を投稿することによって広告収入を得る職種「YouTuber」。

登録者が10万人を超えてくると、企業から商品紹介の案件がくることもあり、さらなる収入が見込めます。

中高生をターゲットにして動画を作成するエンタメ系YouTuberよりも、利益に直結する情報を得られるビジネス系YouTuberほうが広告収入が高い傾向にあり、フリーランスとして収入を得たいのであればビジネス系YouTuberがおすすめです。

なおYouTubeにコンテンツを上げるためには動画制作のスキルが必要ですが、それをもとに動画制作のお仕事を引き受けることもできるでしょう。

平均年収
案件単価 3円〜20円/1回再生
求められるスキル オリジナリティ
発想力
動画編集スキル

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(執筆:Shinohara Kyohei  編集:Sato Mizuki)

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