会社員よりも自由で複雑!? ADHDフリーランスの自己管理術

ADHDフリーランスの自己管理術

こんにちは、フリーライターのゆぴです。2019年に会社を辞めて独立し、現在はフリーランスとして働いています。

突然ですが、フリーランスに求められる一番大切な能力は何でしょうか。わたしは「自分を管理する能力」だと思います。

フリーランスになった瞬間、「自由だ!」と「困った!」という2つの思いが同時に押し寄せたことを今でも覚えています。

「月曜日から金曜日まで、10時までには出社して仕事をする」という、「決められた曜日」に「決められた時間」に「決められた場所」で「決められたこと」をやるルーティンが、いきなりなくなったのです。

今日はいつどこに行って、何をすればいいのか。誰から指示されることなく、自分ですべて決めながら動いていくというのが、これほどまでに大変なこととは思っていませんでした……。

今回はとっても「自己管理」が苦手なADHDのわたしが、この3年間で編み出した自己管理術についてお話していきたいと思います。

ゆぴ
ゆぴ

永遠の17歳のフリーライター。強度のADHDなのに家族も親友もADHDだったので、診断されるまでは「ちょっとヤバいドジっ子」程度だと思っていた。(Twitter:@milkprincess17

デジタルデバイスをフル活用する

fitbit

わたしの1日は、手首につけたスマートウォッチが朝を告げるところから始まります。

あらかじめアプリで設定しておけば、毎日目覚まし時計をかけることなく、決められた時間に強制的に叩き起こされることができるのです。(画期的!)

それに加えて、9時になると遮光カーテンがシャーッと自動的に開くという、プチスマートホーム化も施しているので、最悪アラームが使い物にならなかったとしても、朝の光が追い討ちをかけてくれるという仕組みになっております。

予定はすべて1時間前にGoogleカレンダーが通知してくれるし、ZoomのURLも取材場所も、すべてGoogleカレンダーに突っ込んで管理をしています。「今日何やるんだっけ……」と迷子になってしまっても、やるべきことはすべてGoogleカレンダーが教えてくれる。なくてはならない存在です。

さらに、力強い味方として『ルーチンタイマー』という全国のADHD御用達のアプリも使っています。

ルーチンタイマー

▲ルーチンタイマー(出典:App Store

ADHDは「目の前にあることに衝動的に取り組んでしまう」という特徴があります。

しかしこのアプリは、あらかじめやるべきことを設定しておくと、「次は、着替えをしてください」と音声で指示をしてくれるので、たとえ目の前に大量の汚れた食器があろうと、「違う違う、わたしが今やるべきことは着替えだ!」と現実に引き戻してくれます。超便利です。

わたしは社会人3年目まで実家から会社に1時間半かけて通っていたのですが、どうしてあのころは早起きができていたんだろう……。考えると、そこには偉大なる母の存在があったんですね。

「起きなさい!」「ちゃっちゃとごはん食べなさい!」「着替えてからゆっくりしなさい!」

そうやって毎日のように母がヒステリックに叫びまくってくれていたおかげで、わたしはかろうじて会社に関しては無遅刻無欠席の日々を送れていたわけなんですね……。

そう、デジタルデバイスとは、いわば母の代わりとなってわたしたちを管理してくれるありがたい存在なのです。だからこそ、デジタルデバイスには惜しまず課金して!

わたしイチオシのスマートウォッチ『Fitbit Alta HR』は、Apple Watchよりも細くて軽いので付け心地が抜群なのはもちろん、バッテリーが1週間以上持つので充電を忘れがちなズボラの民にもオススメです。

まわりの人を巻き込む

わたしがフリーランスとして独立してから、なんとか軌道に乗せられたのはまわりの友人の存在が大きいです。独立当時はよく、会社員として働く友人と朝活をしていたため、8時ごろには渋谷にやって来て作業をする日々を送っていました。

わたしはスイッチが入らないとなかなか仕事に着手できないタイプなのですが、裏を返せば、一度外に出てしまえば黙々と仕事ができるタイプの人間でもあります。

あの「朝活」がなければ、今ごろどうなっていたことやら……! ゾッとしますね。

今でも納期がピンチの仕事があるときは、積極的に友人に声がけをして、「今マジでやばい仕事があるから、一緒に作業会してくれない!?」と懇願しています。一時期はモーニングコールをお願いしていたことも……。

「自分は自己管理能力が低い」と感じるのであれば、ガンガンまわりの人を頼りましょう。人に頼るのは申し訳ないことのように感じるし、「自分ってひとりじゃ何もできないんだな……」と自己肯定感が下がることもあるかもしれません。

しかし、「自分ってひとりじゃ何もできない」は事実なのです。むしろ、周りのフリーランスを見ていると、人に頼るのが苦手な人ほど自滅していきます。本当にあった怖い話……。

また、業務を誰かに丸投げするというのもひとつの手です。わたしはお金の管理が非常に苦手なので、請求書の作成から、記帳、確定申告まで、すべて友人に依頼してやってもらっています。

おかげで確定申告の時期になっても、慌てている人たちを横目に涼しい顔をして仕事に打ち込めます。友人には足を向けて寝られません。

ADHDって、得意なこともあれば不得意なことが本当に多い。だったらなおさら、「誰かに頼る」ということを覚えて、自分の仕事に集中できる環境を整えておくべきです。もちろん、誰かを頼ったらきちんと対価を払って、感謝の気持ちを伝えるのを忘れずに!

タスクツールを一元化する

自己管理

今って本当にいろんなタスク管理ツールがあるんですよね。Trello、Notion、Googleタスク……挙げればキリがないですが、わたしはシンプルにGoogleスプレッドシートで管理するようにしています。

仕事の依頼が来たら、ここに書き込んで、ステータスを変えていくだけ。請求金額や請求先を一緒に書いておけば、請求書作成のときも楽チンです。わたしの場合はこのスプレッドシートを、月末にそのまま請求担当の友人に共有しています。

以前、きっちりとタスク管理をする人に憧れて、いろんなタスク管理ツールに手を出してみたのですが、「タスク管理をすること」自体が仕事になってしまって、いろんなアプリを横断するのが億劫になってしまったんですよね……。

これはタスク管理ツールに限らず、メモアプリなどもそうです。Evernoteも全然続かなかったなぁ……(遠い目)。今ではすべてのメモが、Apple純正メモアプリに収まっています。

自己管理に自信がないのなら、複数のツールを使うよりも、毎日開くのが億劫じゃないようなシンプルなものにするのがオススメです。

マイルールをつくる

フリーランスは会社員のように決められたルールがないので、自分でマイルールを作っていくのも必要です。

わたしの友人のなかには、「午前中は自分の仕事をして、取材やアポなどの外に出かける予定は14:00以降にする」と決めてスケジュールを組んでいる人がいました。

フリーランスになると、クライアントワークのほかに自分の事業(自己発信を含む)なども進めていくことが大事なので、このスケジューリング方法は理に叶ってるなぁと感じます。

そんなマイルールのなかでも、「休日を作る」というのはとても重要。

フリーランスは平日に休みを取れるのがひとつのメリットではあるのですが、一方で仕事を詰め込みすぎて「休みがない」という状態に陥ることもあります。

そこで、休む日はきちんと休む、仕事をする日はガッツリ仕事をする、とあらかじめ決めてしまうことでメリハリを作るのです。もちろん、それは固定の曜日でなくても構いません。

わたしは完全週休2日制と設定して、仕事やプライベートの予定を調整するようにしています。「休みがなくても全然大丈夫!」という方もいますが、病んでからは遅いのです……。私のまわりには多くの「ひとりブラック企業フリーランス」が発生しています。

「休み」って今の自分というよりも、未来の自分のために取るようなものだと思っています。未来の自分が健やかに心地よく毎日を過ごせるよう、休むことも仕事のうちだと思って「休日」を設けてください!

まとめ:自分を一切信用してはいけない

ここまで散々自己管理術を書いてきましたが、一貫して言えるのは「自分を一切信用してはいけない」ということ。社会人としてどうなの!?とは思いますが、人って予想以上に怠けがちな生き物なんですよ……。

高校時代までは部活に勉強に文武両道に生きてきた人だって、ひとたび受験がおわれば怠惰なキャンパスライフを送りはじめる人が多々います。

わたしたちの「勤勉さ」というのは、ある意味厳粛な「規律」のもとに存在していたといっても過言ではないのです!

結局、フリーランスになっても会社員のようなスケジュールで動いている人もいます。それがその人たちにとっては心地良いお仕事スタイルだったというわけで、それは各々が見つけていくもの。

自分のことは信頼せず、デジタルデバイスやまわりの人を全力で頼りつつ、自分の生活スタイルを確立していってほしいな、と思います。

(執筆&イラスト:ゆぴ 編集:少年B)

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