フリーランス、どうやって人脈を広げればいいの?〜コミュ障でもコネは作れる〜

こんにちは、フリーライターのゆぴです。2019年に会社を辞めて独立し、現在はフリーランスとして働いています。

さて、フリーランスは「人脈がすべて」といっても過言ではないぐらい、人との繋がりがめちゃくちゃ大事です。

世の中のあらゆる「仕事」はすべて「人間関係」で成り立っています。裏を返せば、人と繋がるだけでも仕事のチャンスは舞い込んで来るのです。

では、そんな人との繋がりはどうやって作っていけば良いのか。大してコミュニケーションが得意でもない……いや、むしろ苦手なわたしが実践したのは下記の3つです。

  • イベントや勉強会に参加する
  • オンラインサロンやスクールに入る
  • SNSで発信する

ひとつずつ、詳しく説明していきたいと思います!

ゆぴ
ゆぴ

永遠の17歳のフリーライター。強度のADHDなのに家族も親友もADHDだったので、診断されるまでは「ちょっとヤバいドジっ子」程度だと思っていた

イベントや勉強会に参加する

イベント参加は、もっともシンプルな人と繋がる方法のひとつです。

最近ではオンラインでの勉強会やイベントも活発に開かれており、イベント後に懇親会が行われることも。「こんな仕事をやっています!」とアピールしてSNSを交換するだけでも、簡単に繋がることができます。

また、イベントの内容をTwitterで実況することで、イベント参加者と繋がれる可能性も。私もイベントに参加した際は積極的にツイートをして、運営さんの目に留まるようにしていました。そこから実際に仕事をいただいたこともあります。

人と話すのが苦手、という人は定番で使える自己紹介をあらかじめ用意しておいたり、キャッチーな名刺を作って小道具的に使ったりするのもアリです。

Facebookのイベントページやイベントプラットフォーム『Peatix』などを覗いてみると、さまざまなイベントが毎日のように開催されています。

ただ、なかには勧誘目的の怪しいイベントがあったり、別の意味での“出会い目的”の人が潜んでいる可能性も否めないので、イベント選びは慎重に!

オンラインサロンやスクールに入る

次に、オンラインサロンやスクールに入ることも繋がりを作るのに有効な手段です。

サロンやスクールは同じ志や目的を持っている人が集まっているうえ、イベントなどと違って審査があったりするので、誰でも参加できるわけではありません。ということは、ある程度メンバーの質が担保されており、より自分の目的にあった繋がりを作ることができます。

私もいくつかオンラインサロンに入っていたのですが、一緒にプロジェクトを進行したり、部活のような小さなグループで活動していくことで、密度濃くいろんな人と知り合うことができました。

社会人になると、社外で誰かと繋がる機会はかなり減るので、職場や学校とも違う、サードプレイスのような居場所は純粋に楽しくもあります。普段の生活のなかでは絶対に巡り会わないような職業の方と話せるのも新鮮です。

また、オンラインサロンでは必ずと言っていいほど「仕事」が発生します。多いのは、そのオンラインサロンをより盛り上げていくための広報活動。たとえばSNSを運用したり、イベントを運営したり、イベントレポートを書いたりすることが多いです。

私がはじめて会社外で請け負った仕事は、オンラインサロンでのイベントレポートでした。現在いただいている仕事も、オンラインサロンを通じて知り合った人たちから発注してもらっているものが多いです。

そして、オンラインサロンの一番の魅力は、そこで得た学びをサロンのフィルターを通じて発信することができること。

たとえば、自分自身がまったくの無名ライターであっても、サロンのイベントレポートであれば少なくともサロンメンバーには読んでもらえる保証がありますし、サロン内で「この人は文章が書ける人なんだ!」と認知してもらえます。

サロン名を付けて発信することで、個人の発信よりも多くの目の人に止まる可能性がグッと上がるので、使わない手はないですね。

最近ではオンラインサロンに限らず、オンラインスクールも小さなコミュニティのようになっているところもあり、交流を深めやすいと思います。

わたしのオススメは『SHElikes(シーライクス)』。現役生・OGを含めてメンバー間での交流が活発で、勉強会をひらいたり、さまざまなイベントを開催したりしていて、「楽しそうだなぁ〜」と思いながら見ています。

オンラインサロンだと無償で働くこともありますが、スクールの場合はスキルを磨きながら直接お仕事を斡旋してもらえることが多いです。

濃ゆい繋がりを作りたいのなら、サロンやスクールは本当にオススメ! お金を払うからには、ぜひ使い倒してみてください。

SNSで発信をする

正直、これがもっとも簡単で確実。だけど根気のいるやり方だと思っています。

TwitterでもInstagramでも、使いやすいもので大丈夫。とにかく、自分を売り込む資料を作るような気持ちでSNSで毎日発信をすること。

SNSをあまりやっていない人には信じがたいかもしれませんが、SNSをやっているだけで、本当に営業しなくても仕事が舞い込んでくるようになります。

自分のWebサイトを作って、問い合わせページに連絡が来るのを待っているだけでは、なかなか人と繋がれません。一方で、SNSであれば自分から誰かにリプライを送ったり、やり取りをすることで自然と知り合いが増えていきます。

私もTwitterで知り合った人たちと作業会を開いて一緒に仕事をすることもありますし、会ったことはないけれど、Twitter上でずっと仲良くしている人もいます。

SNS上ではみんなが平等に誰もにメッセージを送ることができるので、普段はとてもじゃないけど話す機会がないような大物と繋がれることも!

また、SNSにはその人の人間性が現れる場でもあります。普段やっていること、性格、大切にしている価値観など。だからこそ、自分に権威性があるような肩書きがなくても、仕事の実績がない段階でも、価値観に共感してくれる人と出会えることもあります。

フォロワーさんに支持してもらうにはさまざまな方法があると思いますが、わたしはいくらフォロワー数を増やしたところで、本当に支持をしてもらわなければ発信は届かない、と思っているので、フォロワーさんとの交流を大切にしながら発信してみてください。

こちらの記事も参考にしてみてください!

まとめ:コミュ障でもコネは作れる!

「コネ」という言うと、あまりよろしくないイメージかもしれませんが、いかに人と繋がり、いかに人に信用されるかは仕事をするうえでとても大切な要素。コネも実力のうちなのです。

今はイベントもスクールもすべてオンライン化しているので、人見知りでも、喋るのが得意じゃなくても、テキストコミュニケーションさえできればたくさんの人と繋がることができます。

また、新しい出会いに限らず、大学時代や前職からの繋がりから仕事をもらうこともあります。Facebookに近況を投稿したら、5年ぶりに連絡が来て仕事に繋がった、なんてことも……!

ぜひこれまでの繋がりも大切にしながら、楽しく繋がりを広げていってみてください!

(執筆&イラスト:ゆぴ 編集:少年B)

【連載】健康で文化的なADHDフリーランスのお仕事ハック

フリーランス3年目による、フリーランスのリアル

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