エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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こんにちは、フリーライターのゆぴです。2019年に会社を辞めて独立し、現在はフリーランスとして働いています。
フリーランスになってみると、「こんな些細なきっかけが仕事に繋がるんだなぁ」ということが多々あります。一方で、片っ端からいろんな案件に応募してみたり、がむしゃらに名刺配りをするような仕事の見つけ方は、私にとってはとても消耗すること。
そこで今回は、「消耗しない仕事の探し方」をテーマにお話します!
永遠の17歳のフリーライター。強度のADHDなのに家族も親友もADHDだったので、診断されるまでは「ちょっとヤバいドジっ子」程度だと思っていた。(Twitter:@milkprincess17)
わたしはライターなので基本的には「書く」ことがお仕事ですが、そのなかには、業務委託として入っているところ、定常で請け負っているところ、そして自分で勝手にやっているものの3種類があります。
現在やっている主なお仕事はこちら!
◆業務委託(毎月20〜30時間)
・Workship MAGAZINE編集部:取材・コラム執筆
・マーケティング会社 : 広報 / コンテンツ制作◆定常の仕事(毎月2〜3本)
・広告代理店A:採用インタビュー記事執筆
・広告代理店B : SNS投稿文作成
・地方創生系メディア:編集長
・サウナ系メディア : サウナ取材記事執筆◆自分の仕事(不定期)
・書籍執筆 / PR(登壇・note執筆・イベント登壇)
・コミュニティ運営◆その他(単発)
・取材記事執筆
・グラフィックレコーディング
・ナレーション
こうして並べてみると、本当にさまざまな仕事をしていますね……。業務委託や定常でいただいているお仕事に加えて、「おもしろそう!」と思ったらどんな仕事でも飛びつくタイプです。
では、これらのお仕事をどのようにしていただいたのかというと、5つの方法があります。
フリーランスで意外と多いのが前職での繋がりからお仕事をいただいているパターン。退職時に対面やSNSで「フリーランスになります!」と宣言しておくと、必要なときに思い出してもらえて、お声がけいただけることもあります。
わたしの場合は、前職の同じ部署の人が会社を立ち上げたときに、インタビューコンテンツの制作を任せてもらえました。その人とは一緒に仕事をしたことはなかったんですが、飲み会でたまに話していたんですよね。
何が起こるかわからないので、前職の繋がりは大切にしておこう……!
サウナ取材で知り合ったアウフギーサーのいっちーとスカイスパへ。タイミング良くシアターサウナ、女性サウナどっちもアウフグースに当たり幸福度が高すぎる🧖♀️それにしてもスカイスパは湿気がすごいよね。体感温度100度。
いっちー6月5日にアウフするそうなので皆さまぜひ〜https://t.co/E5Z0m3UkiS pic.twitter.com/5pnQSee7NT
— いしかわゆき(ゆぴ) #ADHDフリーランス 予約受付中! (@milkprincess17) May 31, 2022
これは取材ライターならではかもしれませんが、取材した方と仲良くなったり、取材先にいたメディアの方と話をしたりして、次の仕事に繋がるというパターンもあります。
たとえば、わたしは「ふたり広報」というフリーランスチームで取材やグラフィックレコーディングのお仕事をしています。仲良くなったきっかけは、Workship MAGAZINEの以下の取材でした。
フリーランス広報のなり方3ステップ。現役広報に必要なスキルと報酬相場を聞いてみた
Workship MAGAZINE
また、このサウナのお仕事は、別のサウナ取材で知り合った方がきっかけとなりました。
そのほかにも、知人の飲み会や、イベントなどで知り合って仕事に繋がる……というのは珍しい話ではありません。
いきなり仕事をもらうというよりも、まずは友だちになる。そのぐらいの意識で繋がりを増やしていくといいと思います。
わたしはフリーランスになる前、さまざまなコミュニティに所属していました。
朝活コミュニティ『朝渋』で朝活をしたり、キャリアスクール『SHElikes』で好きなライターさんのお話を聞いたり……。
そこでの繋がりがいまも活きていて、メディアの立ち上げを手伝ったり、編集をしたり、イベントに登壇したりしています。コミュニティの絆、強し。
いまはライターマガジンが主宰する『ライターマガジンコミュニティ』に所属していますが、コミュニティ内でたまにライターのお仕事を募っているので、そこで手を挙げて書かせてもらうこともあります。
「セルフプロデュースができれば、待っているだけで仕事が来るんじゃね!?」と、考えた編集部。そこで今回の特集は「セルフプロデュース最前線」!
セルフプロデュースの達人安藤美冬氏、いしかわゆき氏に、自分ブランディングのコツや苦労する点などを聞いてみました!#ライターマガジン pic.twitter.com/uy06Do0Lws
— ライターマガジン (@writer_magazine) March 4, 2022
コミュニティやスクールはお金がかかるものだけど、それ以上のものが得られる場所だと思っています。
これもややライター寄りかもしれませんが……。わたしが書籍を出版したきっかけは、たまたまnoteを読んでくださった編集さんから声をかけられたことでした。
1冊目は書くことについてまとめた「“書く”が好きになる文章マガジン」から、2冊目は毎日つらつら書いていた「ゆぴの10分日記」からです。
書籍のほかにも、note経由で取材執筆の仕事をいただくこともあります。編集さんはnoteを通じてライターを探していることが多いそうなので、書くことを仕事にしたいのであれば、noteを書くことはマストだと思っています!
そういえば、いま書いているこのWorkship MAGAZINEでの業務委託のお仕事はどのようにして始まったんだっけ……と記憶を掘り返してみると、SNSで自分から声をかけたことがきっかけでした。
編集長がインターンを募集しているツイートを見て、「やりたいです」とDMを送り、面談を経て採用していただいたのでした。そうやって自分から声をかけるパターンもあれば、逆に声をかけてもらえるパターンもあります。
とはいえ、手当たり次第コミュニティに入ったり、適当にSNSを運用したり、誰かれ構わず「仕事をください!」とアタックするのは、自分が消耗するだけであまりお仕事に繋がらない、というのがわたしの所感です。
焦る気持ちもめちゃくちゃわかりますが、行動する前に下記の3つのポイントを意識してみてほしいです!
たとえ「仕事をください!」と言われても、相手がどれだけ仕事ができるのか、どれだけの価値を与えてくれるのかがわからないと、仕事を頼みにくい……というのが発注サイドの想い。
普段から第三者に見せられるようなポートフォリオをまとめておき、必要になったときにサッと出せるようにしておいたり、自分ならではの強みをアピールできるようにしておくといいと思います。
「自分に頼むとこんなにも良いことがある」というのが第三者に伝わるようにする。
わたしの場合は、「難しいことをポップに伝えられる」「数多くの取材執筆をこなしている」「SEOと取材を絡められる」「多少の拡散力がある」などがアピールポイントになります。
ほかにも、駆け出しの場合は「短い期間で納品できる」「即レス・即対応ができる」「特定の分野に詳しい」なども立派なアピールポイント!
ただし、口頭ではいくらでも言えてしまうので、根拠となるポートフォリオとセットで明示することが必要です。ポートフォリオを作れるほど仕事をしていない……という場合は、自分でnoteを書いてポートフォリオにしてしまいましょう!
Workship MAGAZINE編集部が考える「いいライターの条件」とは
Workship MAGAZINE
不思議なもので、仕事というのは忘れたころにやってきます。
実際にわたしは「フリーランスになります!」という退職エントリを投稿してから1年後に仕事をいただいたこともありますし、随分前に参加した飲み会にいた人から声をかけていただいたこともあります。
要するに、どこで何が仕事に繋がるかわからないんですよね。
だからこそ、日ごろから地道な「種まき」活動が必要。わたしは、会話が弾むようなかわいい名刺を持ち歩いていたり、連絡先を交換したら、あとでお礼とともにポートフォリオを送ったり、記名や実績を出せる仕事を受けたりしています。
連絡先は基本的にTwitterで交換することが多いので、Twitterは日常的に整備するようにしております。プロフィールや固定ツイートなどを整えて、「人となりがわかる状態を作っておく」のも種まき活動のひとつ。
ツイ廃が伝える、フリーランスのTwitter運用法。「初心者○○」みたいな肩書き付けちゃってない?
Workship MAGAZINE
ほかにも、自分で定期的にnoteを書くという「プルのコミュニケーション」でも種まきをしています。
フリーランスにオススメのnoteの使い方は、以下の記事を参照してみてください!
フリーランス必読!「仕事につながるnoteの使い方」を、noteの中の人に聞いてみた
Workship MAGAZINE
最後に、仕事は「探す」だけではなく「つくる」ものでもあります。会社員として働いていても、上司から言われてやる仕事と、自分から提案して生まれる仕事がありますよね。
フリーランスも同じように、誰かから声をかけられるのを待つだけじゃなく、自分で仕事を「つくる」ことができます。
たとえば、ライターであればテーマを自分で考えて、企画書を作って編集部に提案することもできますし、自分でコラムを書いて、あとから掲載先を探すこともできますよね。
「フリーランスになったのに、自分の書きたい記事が書けていない」という場合は、自分から仕事を作れていない可能性が高いです。
書きたい記事があるのなら、自分から提案していったほうが早いです。やりたいなら勝手にやっちゃう!
ちなみに、これまでWorkship MAGAZINEで書いてきた記事は、ほとんどがわたしの自主企画です。自分の知りたいことをもとに企画を立てて、自分の聞きたい人に話が聞けるので、お互いにとってwin-winなお仕事ができていると感じます。
「仕事をもらえるように頑張るぞ!」「案件を獲得するぞ!」
……となってしまいがちですが、わたしは仕事というのはお互いが協力してつくりあげていくものだと思っています。関係性はあくまで対等で、win-winであるべき。
そのために、相手に与えられるものをきちんと提示して、お互いにメリットを感じたら一緒にやるのが理想の働き方です。対等な関係性でいられるように、価値提供できるスキルを磨いて、お互いに気持ちよくお仕事がしたいですね!
(執筆&イラスト:ゆぴ 編集:少年B)
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