エンジニアの副業は週1からでも可能?副業の例や探し方も解説
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アップセル、ナーチャリング、SEM……。
マーケティングの世界では、業界特有の言葉が数多く存在します。仕事を円滑に進めるためにも、ある程度の業界用語を知っておくことは大切です。
今回は、マーケティング業界でよく使われる用語を67個ご紹介します。これまで何となく使っていた用語や、聞いたことはあるけど意味をよく知らない用語を振り返るのにぜひご活用ください!
アップセルとは、顧客単価を向上させるための手法のひとつで、商品やサービスの購買時や買い替え時に、より高額なグレード・プランを購入してもらうことです。
一般的に、売上を向上させる際の施策は「新規顧客の獲得」と「顧客単価の向上」の2つ。アップセルは、より高額の商品を購入してもらうことで顧客単価を向上させ、売上の増加に繋げられます。とくに新規顧客を獲得するのに大きなコストがかかってしまう際には、アップセルによって売上の向上が期待できるでしょう。
アドフラウドとは、主にWeb広告での広告詐欺を指します。不正に表示回数やクリック回数を増やして広告費用を請求するなどさまざまな手法があります。
多くのWeb広告では、クリック数やインプレッション数に応じた単価による入札で広告が出稿されます。アドフラウドの主な手法はこのクリック数やインプレッション数を不正に生み出して広告費を請求するものです。
アフィリエイトとは成果報酬型のWeb広告です。Webサイト経由で商品が購入された際に、Webサイトの所有者に報酬が入る仕組みです。
アフィリエイトではどのサイトから購入したかを追跡するURLを発行し、商品の購入が完了された場合に報酬を計算して、Webサイトの所有者に報酬が支払われます。
インデックスとは、検索エンジンがWebページを保存しているデータベースです。またWebページがデータベースに保存されることを「インデックスされる」といいます。Webサイトはインデックスされることで、検索結果に表示されるようになります。
インフルエンサーとは、社会や世間に対して影響力の強い人物のことです。タレントや歌手などのような著名人や、SNSでファンを獲得している人物などがインフルエンサーにあたります。
従来、インフルエンサーはテレビや雑誌などでの露出が多いタレントや歌手などの著名人のみでしたが、InstagramやTwitter、YoutubeなどのSNSの普及によって一般人がインフルエンサーとなるケースが増えました。
インフルエンサーマーケティングとは、インフルエンサーの影響力を活用して、商品やサービスを宣伝するマーケティング手法です。
従来、企業が行うマーケティングは、企業が消費者に向けてメッセージを直接発信する形が主でした。テレビCMや新聞広告、Web広告を中心に企業が商品のメリットやアピールポイントを訴求するものです。
一方、インフルエンサーマーケティングでは、インフルエンサーが消費者の視点で商品を紹介することで、消費者の共感を得やすい訴求が可能となります。
>>「インフルエンサーマーケティング」について詳しくはこちら
EFOとは「Entry Form Optimization」の略語で、フォームの最適化を指します。EFOを実施することでフォームの入力完遂率を上げて離脱を防ぎ、CVなどの成果に繋げやすくなります。
Webサイト上には資料請求・問い合わせの際にリード情報を獲得するためのフォームや、商品の発送に必要な項目等を記入するフォームが設置されています。こうしたフォームの入力がしづらかったり、項目数が多かったりする場合、訪問者はフォームの入力をやめてサイトを離脱してしまう可能性があります。
EFOを実施することでこのような離脱を防ぎ、サイトの成果を最大化できます。
impはWeb広告やSNSの投稿など、Web上のコンテンツがユーザーに表示された回数を指します。
Web広告におけるimpは実際にブラウザ上でユーザーに広告が表示された回数を指します。
このimpとクリック数を用いてCTRを計測したり、CPM課金型広告の単価が計算されたりといった形で活用される指標です。
SNSにおけるimpは投稿が表示された回数を指します。
Web Vitals(うぇぶばいたる)とはGoogleが定めた、優れたユーザー体験を提供するために必要なWebサイトの指標です。
Web Vitalsのなかでも、とくに重要な以下の3つの指標はCore Web Vitalsと呼ばれています。
Webマーケティングとは、WebサイトやWebサービスを通じて認知拡大や顧客の獲得、顧客単価の向上などを目的に実施するマーケティング活動です。
ABテストとは、主にWebマーケティングにおいてサービスサイトや広告バナー、LPなどの成果を最適化する際に用いられる検証方法。デザインやページそのものを複数パターン用意し、それを不規則に表示し、どのパターンにより多く反応したか試験する技術や行為を指します。
エゴサーチとは、自分や所属する企業などの名前を検索エンジンやSNSで検索し、評判や意見を確認する行為です。
エゴサーチをすることで、自分や所属する企業、その商品、サービスに対する評判や意見、知名度などを分析できます。
とくに匿名のSNSでは、アンケート等で集めることが難しいような消費者の本音の意見を集められるため、企業のマーケティング活動においても活用されています。
SEMは「Serch Engine Marketing」の略称で、SEOとリスティング広告など検索エンジンを活用したマーケティングの総称です。
一般的に検索キーワードにはユーザーのニーズが表れます。そのため、検索エンジンを活用したSEMではよりユーザーにニーズに合ったコンテンツを提供することで高い効果を得られます。
SEOは「Serch Engine Optimization」の略称で、Webサイトが検索結果で上位に表示されるように、コンテンツを制作したり、サイトの構造を最適化したりする一連の取り組みを指します。
具体的なSEOへの取り組みは、大きく内部対策と外部対策の2つに分けられます。
内部対策は検索エンジンがきちんとサイトのコンテンツを理解するためにサイトを最適化することです。一方の外部対策は他のサイトから被リンクを受けるための施策です。
SNSマーケティングとは、TwitterやInstagram、FacebookなどのSNSを利用して企業の売上や成長につなげるマーケティング活動です。
SNSは、ユーザーによる口コミが掲載され、その投稿が拡散される特徴を持っています。こうした特徴に加えて、多くの人がSNSを日常的に利用するようになったことで消費者の購買モデルも「AISAS」や「ULSAS」と呼ばれるモデルへと変化が進み、SNSをタッチポイントとするSNSをマーケティングが広く取り入れられるようになりました。
SNS運用とは、マーケティングやブランディングのためにSNSアカウントを作成して、投稿やアクセス解析などの活動を行うことです。
SNS運用では通常の投稿以外にもキャンペーンを実施したり、ユーザーとコミュニケーションを取ったりと、SNSならではの活用法が可能です。
SNS広告とは、SNSプラットフォーム上に出稿する広告を指します。TwitterやFacebook、Instagramなど様々なSNSに広告出稿できます。
SNS広告はユーザーのアカウント情報をもとに年齢や性別、職業、趣味といったデータをもとに詳細なターゲティングができるため、ターゲットに的確に広告をリーチさせることが可能です。
LPOは「Landing Page Optimization」の略称でLPの最適化を意味します。とくにWeb広告などで利用されるLPの効果を最大化するためにの改善を指します。
LPOにおける代表的な指標は以下です。
LTVは「Life Time Value」の略称で顧客生涯価値と訳されます。ある顧客が生涯を通じて企業にもたらす利益を指す値です。
LTVが重視されるようになった背景には、市場のコモディティ化や企業の収益モデルの変化が挙げられます。端的に言えば「新規顧客を獲得する施策よりも、既存顧客との関係を築いて繰り返しサービスを利用・購入してもらう施策のほうが収益に繋がりやすい」という考えが主流になりました。
LTVは以下の式で求められます。
LTV=購買単価×購買頻度×契約継続期間
エンゲージメントは「約束」「繋がり」と訳され、マーケティングにおいては企業や商品、ブランドなどに対してユーザーが「愛着を持っている」状態を指します。SNSにおいては「いいね」や「シェア」などのユーザーの反応を示します。また人事領域では従業員の企業に対する結びつきの度合いを意味します。
オウンドメディアとは、企業が所有するメディアの総称です。ホームページやブログ、SNSアカウント、Webサイト、紙媒体のパンフレットなどを指します。
マーケティングにおけるオウンドメディアは、トリプルメディアと呼ばれる概念のもと、SNSや広告とは異なるメディアとして定義されています。トリプルメディアとは、マーケティングにおけるメディアの役割を以下の3つに区分したものです。
OKRは「Objectives and Key Result」の略称で目標設定・管理方法の1つです。日本語では「目標とその主要な成果指標」と訳されます。
OKRではまず目標(Objectives)を設定し、その達成に必要な要素を成果指標(Key Result)として設定します。実際に企業で設定する際は、まず会社全体の目標と成果指標を設定します。そのOKRをチーム、個人へとそれぞれ目標と成果指標に落とし込むことで、会社の目標とチーム・個人の目標が結びついた形での目標設定・管理が可能となります。
音声検索とはスマートフォンやスマートスピーカーなどのオンラインアシスタントサービスの音声認識をして検索エンジンで検索することです。
スマートフォンやスマートスピーカーが普及し、AppleのSiriやAmazonのAlexaのようなオンラインアシスタントサービスが利用できるようになり、テキスト入力よりも簡単に検索できる音声検索を利用するユーザーも増えました。
SEOにおけるキーワードとは、検索エンジンで検索のために入力される言葉を指します。
キーワードには、ユーザーが知りたい情報が言語化されています。そのためSEOではキーワードを元にユーザーのニーズを推測して、必要な情報を提供する必要があります。
既存顧客とはすでに取引のある顧客のことです。対義語は新規顧客となります。
一般的に企業の売上は新規顧客からの売上と既存顧客からの売上で構成されるため、売上向上のためには新規顧客の獲得と既存顧客の維持のどちらもが必要となります。
とくにサブスクションモデルのビジネスでは、既存顧客の契約期間を向上させることでLTVが伸長し、売上の向上が見込まれます。
キャンペーンとは、特定の訴求内容で特定の期間行う販促活動の施策を指します。
Webサイトの管理者・運用者はキャンペーンの実施状況を把握した上で、その効果を検証するためにWebサイトの流入などを切り分けて計測できるようにしておくことが求められます。
クローラーとは、検索エンジンがインターネット上のWebサイトや画像情報を収集し、検索データベースに保存するプログラムです。
Googleなど主な検索エンジンでは、クローラーがインターネット上の以下のような情報を認識し、収集しています。
これらの情報はデータベース化され、ランク付けされます。検索結果ではこのランク順にWebサイトの情報が表示されています。
GoogleアナリティクスはGoogleが無料で提供しているWebサイトのアクセス解析サービスです。
Googleアナリティクスは、設定したサイト上での訪問者の動きが数値として計測可能です。
以下のような指標を計測できます。
検索エンジンとはGoogleやYahoo!のようなインターネット上の情報を検索できるサービスを指します。
検索エンジンはクローラーと呼ばれるインターネット上を巡回するプログラムがのWebサイトや画像情報を収集しています。この情報を収集し、データベースに登録されることをインデックスと言います。これらの情報はデータベース化され、ランク付けされます。検索結果ではこのランク順にWebサイトの情報が表示されています。
KGIは「Key Goal Indicators」の略称で、重要目標達成指標と訳されます。売上などの達成したい最終目標が達成されているかを定量的に指す指標がKGIです。
KGIは企業全体の戦略的な目標として定める指標です。そのため全社での売上やシェア率など、全社に影響を与える指標を定めることがほとんどです。
KPIは「Key Performance Indicators」の略称で、重要業績評価指標と訳されます。売上などの最終目標を達成するための、過程を計測する中間目標指標です。
KPIはKGI(重要目標達成指標)を達成するための指標です。そのためKGI達成に必要な過程を洗い出し、過程でどのくらいの数値が求められるかを分析し導きます。
コンテンツとは、「内容」「中身」と訳され、Webサイトや本、CD、DVDなどのメディア媒体の中身の情報を指します。
主にIT業界や娯楽業界において、コンテンツは情報の中身、商品価値を持つ情報のことを指します。映画や小説、ニュース、ゲーム、音楽などあらゆる意味を持つ情報がコンテンツです。
コンテンツマーケティングとは、読者に価値ある提供をコンテンツとして提供することで、見込み顧客を獲得、関係性を維持し、最終的に売上向上をめざすマーケティング手法です。
コンテンツマーケティングには、ブログ記事やホワイトペーパー、eメール、動画などのオンライン上のものから、カタログやイベントなどオフラインのものまで、あらゆるコンテンツが用いられています。
CV(コンバージョン)は「転換」と訳され、マーケティングにおいては、問い合わせや資料請求、購入など、Webサイト上の目標となる行動を訪問者が起こした状態。つまり、サイトの訪問者(見込み顧客)がサイト上のコンテンツに接触し、行動を起こして顧客へと転換したことを指します。
CVRとは「Conversion Rate」の略語で顧客転換率と訳されます。
資料請求や問い合わせなどのCVとして設定した行動を、訪問者がどれくらいの割合で起こしたかを示す指標です。
CVRは以下の計算式で求められます。
CVR(%)=CV数÷訪問者数×100
Serch Console(サーチコンソール)はGoogleが提供する分析ツールです。Google 検索結果でのサイトの掲載順位を監視、管理、改善するのに役立ちます。
Serch Consoleでは、以下のような指標を計測できます。
SERPs(サープ、サープス)は「Serche Engine Result Pages」の略称で検索エンジンの検索結果を表示するページを指します。
SERPsには、検索キーワードに関連するページのタイトルとディスクリプションが関連度順に上から表示されています。一般的にこのSERPsの上位に表示されているページは下位のページに比べてCTRが高い特徴を持っています。
サイテーションとは、「引用」「言及」と訳され、Webマーケティングにおいては「リンクではない形でのほかページの参照」を意味する言葉です。URLやサイト名をテキストとして記述されることなどを指します。
多くの検索エンジンではページを評価する際に「どれだけ他のサイトにリンクされているか、どのようなサイトにリンクされているか」を評価指標の1つとしています。特定のページにさまざまなサイトからリンクが貼られていれば、多くの人から評価されていると判断されます。
サブスクリプションとは「定期購読」などと和訳される言葉で、商品やサービスを月や年単位などの決まった期間で利用できる権利を売るビジネスモデルです。
サブスクリプションモデルは一度の支払いが低価格となるため、消費者の利用ハードルを下げ、新規顧客を獲得しやすいのが特徴です。
CPAとは「Cost Per Acquisition」の略称で、顧客獲得単価を意味します。Web広告等の効果を検証・判断する際に用いられる指標の1つです。
一般的にCPAが低ければ低いほど、広告の効果が高いと判断されます。
CPAは以下の計算式で求められます。
CPA=費用÷獲得顧客数
CPCとは「Cost Per Click」の略称で、クリック単価(広告1クリックあたりの平均費用)を意味します。
Web広告の効果を検証・判断する際に用いられる指標の1つであり、クリック課金型の広告への出稿時に設定する基準単価にもなります。
CPCは以下の計算式で求められます。
CPC=広告費÷獲得クリック数
CTAとは「Call To Action」の略称で、「行動喚起」と訳されます。
Webサイト上で問い合わせや資料請求などの行動を喚起させるためのボタンやリンクを指します。
Webサイトを活用したマーケティングでは、サイトの訪問者に資料請求や問い合わせ、購買などの行動を起こしてもらうことで、リードの獲得や購買に繋げます。
CTAは、このような「訪問者にとってもらいたい行動」をボタンやリンクで喚起して案内することで、訪問者に行動を促す役割があります。
CTRとは「Ckick Through Rate」の略称で、クリック率を意味します。
広告やCTAなど、Web上のコンテンツがユーザーに表示された回数に対し、何回クリックされたかを示す数値です。
CTRは以下の計算式で求められます。
CTR(%)=クリック数÷インプレッション数(表示回数)×100
潜在顧客とは、まだ自信の課題を解決する商品やサービスを知らないが、その商品やサービスを知ることで、見込み客となる可能性がある顧客を指します。
潜在顧客は自分のニーズについて正しく認識できていないケースも多くあります。企業はそのニーズを正しく認識してもらい、その解決法として商品やサービスを知ってもらうための働きかけを行います。
ディープリンクとは、スマートフォンアプリの特定のコンテンツに直接遷移するリンクです。
以前はディープリンクはWebサイトのトップページ以外のページへのリンクを指していましたが、スマートフォンの普及に伴い、アプリへ遷移するリンクの意味で使われるようになりました。
デジタルマーケティングとはWebサイトやSNS、Eメール、アプリなどのデジタルテクノロジーを活用したマーケティングのことです。
デジタルマーケティングはデジタルテクノロジー全般を活用したマーケティング活動を指します。WebサイトやSNSでのマーケティング活動以外にも、位置情報サービスを用いた行動履歴やIoT商品の利用履歴などユーザーのデジタル上の行動データを活用したマーケティング活動なども含みます。
動画マーケティングとは、映像作品や広告を活用したWebマーケティング手法です。
動画は静止画の5,000倍の情報量を持ち、1分の動画で180万字の情報を伝えられると言われています。動画マーケティングではプラットフォームで配信したり、自社サイトに掲載したりと目的に応じた手段で配信することで、テキストや静止画では伝えられなかった情報を伝えることが可能になります。
動画を利用した広告を動画広告といいます。YouTubeの動画再生中やWebサイトの広告欄に流れるCMのような動画を指します。動画広告は主に以下の3つの種類に区分されます。
ナーチャリングは「育成」と訳され、マーケティングにおいては見込み顧客の興味・関心を高める施策を指します。
インターネットの普及に伴って顧客が自ら情報収集するようになり、従来のプッシュ型のアプローチではなく、プル型のアプローチが好まれるようになりました。そして、顧客のタイミングに応じた適切な情報を提供することで、顧客の興味・関心を高めていくナーチャリングが注目されるようになりました。
ヒートマップとはWebマーケティングにおいて特定のページで訪問者がどのような行動をとったかを色付けして表現し、可視化する方法です。
一般的にヒートマップとはエリアごとにデータの数字の大小を強弱で色分けしたグラフを指します。
PPCは「Pay Per Click」の略称で、クリック数に応じて費用が発生する仕組みを指します。クリック課金型広告を指す言葉としても使われます。
PPCで発生する費用は、以下の式で求められます。
広告費=クリック数×クリック単価
PVはWebサイトのページが何回見られたかを示す数値です。同一訪問者が再度ページに訪問した場合やページを再読み込みした場合にも、あらたにPVとしてカウントされます。
被リンクとは外部サイトから自分のサイトへ向けられたリンクです。
Googleは「Googleが掲げる10の真実」のなかで、ページ間のリンクを「投票」としてみなし、良質な被リンクを多く獲得しているページをユーザーにとって有益なページであると判断しています。この被リンクによるGoogleの評価はページランクと呼ばれています。
ブランディングとは、ある商品やサービス、企業の価値をユーザーに識別させるブランドとして形成するための活動です。
ブランディングによってブランドが確立されると「〇〇といえばあの商品」といった第一想起を獲得できたり、「〇〇だから安心」といった品質が保証出来たりするメリットがあります。
フリーミアムとは、フリーとプレミアムをかけ合わせた造語で、無料でサービスを利用でき、追加の料金を支払うことで継続利用やオプション機能の利用ができるビジネスモデルです。
フリーミアムは、無料でサービスを使い始められるため、ユーザーが利用するハードルを下げられます。また、営業やマーケティングのコストを削減できるため、顧客獲得単価を下げられます。こうした理由から、フリーミアムは簡単に利用者を増やせるビジネスモデルとして普及しました。
ページスピードとは、Webページの読み込み速度を指します。表示速度とも呼ばれます。
ページスピードが遅いWebサイトでは、ユーザーが表示されるまでの時間でストレスを感じてUXを悪化させてしまいます。UXが悪いサイトでは、ユーザーが離脱したり、CVが減少したりとWebマーケティングにおいて悪影響をもたらします。
また、Googleはページスピードが検索順位に影響すると公表しているため、多くのサイトではページスピードを高速化するための取り組みを行っています。
ペルソナとは、商品やサービスのユーザー像を詳細に描いたユーザー像です。
ペルソナに似た概念に「ターゲット」があります。ターゲットは「30代のOL」など実在するセグメント化した消費者の集団を指すのに対し、ペルソナでは以下のようなプロフィールを詳細に設定した架空の人物を指します。
MAUは「Monthly Active Users」の略称で月あたりのアクティブユーザー数を指します。ソーシャルメディアやアプリなどがどれくらいの人に利用されているのかを示す指標として用いられます。
ソーシャルメディアやアプリなどでは、会員登録やアプリをダウンロードしたユーザー数と実際にサービスを利用しているユーザー数が異なります。
課金型のソーシャルメディアやアプリは、会員登録やダウンロードだけでは売上には繋がりません。そこで、実質的にどれくらいのユーザーに利用されているのかを計る指標がこのアクティブユーザーです。
メールマーケティングとはメールを活用したマーケティング活動です。
メールマーケティングでは主にナーチャリングを目的に活用されています。メールアドレスを登録した見込み顧客に対し、商品やサービス情報をメールで発信するなど能動的なコミュニケーションが図れるマーケティング手法です。
メディアとは新聞や雑誌、テレビのような情報を媒体するものを指します。
メディアは情報をユーザーに届ける機能を持つ媒体を指します。そのメディアが届ける情報の中身をコンテンツと呼びます。たとえばメディアが新聞であれば、コンテンツは記事であり、メディアがテレビであればコンテンツは番組となります。
マーケティングにおいては、企業はこれらのメディアからコンテンツを発信することで、消費者の認知拡大、ブランディングを行っています。
MFIは「Mobile First Index」の略称で、Googleが発表した、モバイル向けサイトのコンテンツを優先してインデックス登録と評価を行うとする検索アルゴリズムの指針の1つです。
Googleは2016年にMFIの導入を発表し、2018年の3月から一部サイトにMFIの適用が始まりました。2019年7月1日以降は、すべての新規のWebサイトでMFIが有効化されています。
>>「MFI/モバイルファーストインデックス」について詳しくはこちら
UXライターとは、Webサイトやアプリ内のCTAやボタンなどのUI・UXにまつわるコピーライティングを行うライターのことです。
そもそもUXとは「User Experience」のことで、Webサイトやアプリ、サービスなどを通じたユーザーの体験の総称のこと。このUXを、文章を通じて向上させるための職種がUXライターです。
USPとは「Unique Selling Proposition」の略称で商品やサービスの持っている独自の強みを意味する言葉です。
USPは1960年代にアメリカのコピーライターであるロッサー・リーブス氏によって提唱された概念で、価格や品質、特徴的なサービスなど、自社の商品やサービスだけが提供できる強みをUSPとして明らかにすることで、より訴求力の高いキャッチコピーが作成できるというもの。現在では、コピーライティングだけでなく、多くのマーケティング活動に活かされています。
UGCとは「User Generated Contents」の略称で、一般ユーザーによって作成されたSNS・ブログの投稿や写真、動画、口コミなどのコンテンツを指します。
インターネットの普及によりユーザーが目にする情報量が日増しに増えている中で、ユーザーがSNSや口コミ掲示板などで目にするUGCは企業ではない一般ユーザーの声であるため、信頼されやすいコンテンツとなっています。
LPとは広義ではWebサイトの中で、訪問者が最初にアクセスしたページを指します。Web広告の分野では訪問者に行動を起こさせるために特化したページをLPと呼ぶこともあります。
広義のLPはサイトの訪問者の行動や流入チャネルなどと合わせて分析することで、訪問者の特性を把握するのに役立ちます。
Web広告でのLPは、主に広告の遷移先や資料請求用のページなどに用いられます。
リード顧客とは、将来的に取引が発生する見込みのある見込み顧客を指します。
インターネットの普及に伴って顧客が自ら情報収集するようになり、従来のプッシュ型のアプローチではなく、プル型のアプローチが好まれるようになりました。こうしたプル型のアプローチではなるべく早い段階から顧客と接点を持ち、関係を持続させる必要があります。
そうして徐々にリード顧客を獲得し、ナーチャリングによって案件化につなげていく流れが生まれました。このリード顧客を獲得する活動をリードジェネレーションと呼びます。
リスティング広告とは検索エンジンの検索結果画面に検索キーワードやユーザーの属性に合わせて表示される広告のことです。検索連動型広告とも呼ばれる場合もあります。
リスティング広告はユーザーが検索するキーワードに合わせて広告が表示されます。検索キーワードにはユーザーの顕在化したニーズが反映されていることが多いため、そのニーズに合わせた広告を出稿することで高い効果を得られる広告です。
(執筆&編集:Workship MAGAZINE編集部 協力:山本脩太郎)